平地で騎乗するのは難しい
JRAは西谷凜騎手が福島1Rで負担重量に関する注意義務を怠ったため、24日から
裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となったと発表しました。
西谷騎手は過去に30日間の騎乗停止を受けたことがあります。そのうえ保護ベストの
クッションを抜いた状態でレース前計量を行い、0.2kgの超過がありました。
西谷騎手は平地で騎乗し続けたいという意思があるのは理解できます。ただ自身の健康
状態が良好なまま減量すること、騎手の身体を保護するために道具に細工しなければ
騎乗できないのであれば、障害競走に専念したほうが身のためではないでしょうか。
ビジター12連敗していたチームとは思えない勝ち方
ここまでビジター12連敗を喫していた阪神ですが、大山悠輔選手が先制3号2ランを
打てば、7回には佐藤輝明選手がタイムリー二塁打とロハス・ジュニア選手のレフト
ポール直撃の3号3ランが出ました。最後は先発の青柳晃洋投手が1089日ぶりの完封
で締め、6-0でビジターでの連敗を12で止めました。
横浜スタジアムでは逆転負けやサヨナラ負けを喫し、悪い流れで神宮球場に向かい
したが、エースが打たせてとる投球で今年のベストゲームでは、と思える勝ち方を
演じました。
明日の阪神の先発は巨人戦で好投したウィルカーソン投手、ヤクルトは近況思わしく
ない石川雅規投手です。つば九郎とつばみが濃厚接触者になり、休んでいるのが残念
ですが、いい試合になってほしいものです。
18連勝で止まる
京セラドーム大阪のオリックス×福岡ソフトバンクは3-0でソフトバンクが勝利を収め
ました。オリックスの先発・山本由伸投手は8回2失点(自責1)と好投しましたが、
味方の援護に恵まれず、昨年からの連勝が18で止まりました。
ソフトバンクの先発・石川柊太投手は7回4与四球も被安打2に抑えました。オリックス
の中嶋聡監督が談話で触れた紅林弘太郎内野手の送球ミス、そして安達了一内野手の
悪送球も無失点で抑えないと、という意識が働きすぎた結果と見ることもできます。
オリックスのパ・リーグ2連覇達成には山本投手が勝ち星を積み重ねる必要があり
ます。山本投手の状態は相変わらず良好であるだけに、次は打線が奮起してほしい
です。