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編集日誌になれません

2017-03-09

まんがくらぶ2017年4月号

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まんがくらぶ2017年4月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/11140/


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「そのままのオレでいて」 少しも寒くないわ♪

 「怖いのは人間です」 災害時には、初心(単行本1巻のころ)に戻る教師たち。

 「はじけないバブル」 1987年、30年前か。掘り出しに集まるのは42歳だから、そうとう出席率は悪そう。受け取り手のないものを引き取るほうが、効率がいい金儲けかもしれません。レアなゲームソフトとかはあるかも。クソゲーすぎて、ぶん投げたやつ。

 「時を選ばぬ女」 こっちは真剣なのに、目の前で菓子パンの袋をあけられるのは、地味に精神的なダメージがでかそうです。反対に、こちらがやれば、気分はいいのでしょうが、後がこわいです。

 「8年後に会いましょう」 頬の赤みの理由に絶句。料理を始めるのは、ひとり暮らしがきっかけということが多いから、正統的な家庭料理より先に、酒のつまみ系を覚えておくのは、実用的なのかもしれません。実際のところ、現状の沢口の料理レパートリーも、その辺が中心なんだろうし。

 「長年の夢だ!! 桃山」 確かに、トイレは何かを注ぎ足し続ける場所ではある。

 「木なら安全」 「もう人を傷つけたくない」と恰好をつけていますが、おそらくはかすり傷。むしろ、牌を拾い集めるほうが面倒だったのかも。


『鳩子のあやかし郵便屋さん。』 雪子

 くだんのは…


『麻衣の虫ぐらし』 雨がっぱ少女群

 どんなジャンルでも、エロスとタナトス軸足はぶれない作家だなあ。

まんがライフMOMO 2017年4月号

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まんがライフMOMO 2017年4月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/11094/


『ついっとMARCH』 真島悦也

 冒頭でスマホを見ていたのがヒントだったのか。でも、このスマホ、小さい子よりも、さらに小さい。


『宮尾さんは生えている』 TOもえ

 通常のハーレム漫画は、主人公の鈍さにいらつくものですが、百合ハーレム漫画は、主人公の鈍さが微笑ましくて和みます。


『花乙女恋しきもの』 原田繭

 HAWAIIのつづりが間違っているあたりにも、「おとーさんが買う服」感が出ています。


『鋼鉄漫録』 安西信行

 さんざん突っ込まれているでしょうが、『まんがライフオリジナル』ではないです。『まんがくらぶオリジナル』が化けて出そう。

まんがタイムオリジナル2017年4月号

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まんがタイムオリジナル2017年4月号の感想

http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


『ぎんぶら』 安堂友子

 ターボエンジンなり、ジェットなりで、亀を飛ばしたくなるのは、日本の伝統文化でしょうか。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「いちばん近くから」 クリームソーダが、ゆとりの人生を象徴しているようです。

 「恐怖政治」 ヒートアップするかなめと、平熱のゆとり。しかし、より恐ろしいのは、平熱のほうであった。むしろ冷血?

 「理解ある両親」 この1本だけでも、どんな家庭で、どんな価値観で、ゆとりが育ってきたのか、ある程度理解できてしまいます。

 「町のピンチ」 結局、寿司はとった模様。そして、2コマ目のゆとりの意識は、寿司のみに集中。

 「つゆほども疑わず」 ゆとりの寿司桶は早々に空に。

 「この家のやりかた」 かなめにも読み切れない方策を、提示することが可能な一家

 「記憶力クイズなら」 髪をゆわかないゆとりは、一段とゆるいです。

 「最短記録」 フットワークの軽さと設営能力の高さ。

 「ゴシップ町長」 本当にすごいのは、問題と解答を用意したほうなのでは?

 「最高の演出」 読み切れなかった相手に対しても、2回目には読み切る能力を発揮するかなめ。

 「とびきり難しいやつで」 県クイズ大会は、かなめが仕切ったのでしょうか。


『きっと愛され女子になる』 瀬戸口みづき

 静岡県東部のキャバクラにしては、キャストのレベルが高すぎる(偏見)。

まんがライフ2017年4月号

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まんがライフ2017年4月号の感想


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 丼もののくだりで、「エスパー?」と思いましたが、たぶん、心の保ヶ辺さんと心の十越さんが、現実の保ヶ辺さんと十越さんにリンクして起きた現象ですね。


『白衣さんとロボ』 柴

 P69右 二人ぶん働くロボ、二人分怠ける白衣さん。

 P69左 疎外感を感じているのに、二人の語らいのために、一人でお茶を淹れるというロボらしさ。

 P70 二人に増えたキャラが、どちらが学校に行くかでもめるのは定番ですが、とばっちりが、全部第三者に行くのは新機軸。

 P71右 やっぱり意識するのはこれ。白衣さんだらけ。

f:id:milmil01:20170309233618p:image

 画力がないので、白衣さんバージョンは描けませんが、描くとしたら、白衣さんのイメージはこれ。ロボ子さんとロボ。

f:id:milmil01:20170309233617p:image:w200

 こんな感じ。

f:id:milmil01:20170309233616p:image:w250

 P72左 お菓子の袋が残っているので、ロボのみた夢ではないわけですが、白衣さんのみた夢の実体化であった可能性は、若干のこります。白衣さんの夢であれば、お菓子を食い散らかすくらいの所業は、おそらく可能。


『たにんぐらし』 murata

 日常感は素晴らしいですが、料理のシーンと食事のシーンが、ひとコマでもあったら、さらに伝わりやすかったように思います。

 ただ、この設定は、あまり掘り下げると、整合性をとるのが難しそうです。制服を着ているけれど、姉は学校に通っているのか、妹は保育園などに通っているのか、学校などに通える生活圏に住んでいるとしたら、なぜ関西弁なのか、など。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 「待たんかい」 1コマ目と2コマ目、絵だけ見れば爽やかイケメンなのに、実態は「人でなし」と「友もなし」。

ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号の感想

http://big-3.jp/bigoriginal/zoukan/index.html


『まどいのよそじ』 小坂俊史

第20回 おひとりマンション

 後輩たちのモチベーションになる40歳

 小坂俊史先生の漫画では珍しい、恋心の描写と告白シーン。そして、40歳とは思えない下手くそな告白に、同年代とは思えない分かりにくいOK。たぶん、今まであまりしてこなかったであろう、中学生女子のような初々しい上目づかい。

 夫がついてきたというより、座敷童がついてきた、という感じでしょうか。引っ越し荷物が少ないから、引っ越しがし放題で、後に不動産屋を職業に選んだのかも。

 布団への一つ寝も、いろいろなニュアンスを含みながら、「これならスペース取らないね」という説得力も持っています。

まんがライフオリジナル2017年3月号

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まんがライフオリジナル2017年3月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/11019/


『りふじんなふたり』 松田円

 アラフォー漫画からの先入観を裏切る、ゆるふわなパステル色の巻頭カラー

 単行本2巻がすでに発売中ですが、なにか、まだ序盤のような印象があって、本当の物語が、いまだ始まっていないような感覚が続いています。

 しかしながら、「何かが始まりそうなのに、実際は何も始まらない」こと自体が、アラフォーにとってのリアルであり、アラフォーメタファーでもあるのかもしれません。

 4コマ漫画としては珍しく、主人公は傍観者的であり、自分からは渦中に飛び込みません。良くも悪くも人生経験を積んできたからなのでしょう。


のみじょし』 迂闊

 みっちゃんが、ひと晩で使った炭酸水の量が気になります。


『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ

 新連載。

 読み切り時代の物語を、違和感なく埋め込んで、ここから読み始めても問題が無いように配慮されています。今のところ、登場人物は、みっちゃんとアルバートだけですが、追加キャラが出るとしても、アルバートに甘い態度をとる人は、登場しないような気がします。


『よっけ家族』 宇仁田ゆみ

 親戚の子供をみているような、リアルタイム感と、時間の流れは速いな感。


『猫喫茶いぬい』 みずしな孝之

 コマにおいて台詞の占める割合が高いわりには、あまり情報量がないという印象。台詞に写植(正しくはデジタル入力文字になるのでしょうが)を使わないことのメリットとデメリットについて、考えてしまいます。


『願いましては』 碓井尻尾

 軽薄な父に、重厚な娘ができてしまい、父としての距離の詰めかたにうろたえて、方向性を誤っている感じですね。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

18皿目 カレー

 タイトルバック、カレーのごはんの量がおかしいのが、男子の妄想っぽいです。

 さりげない展開に見せて、カレー幻想論 → カレーレシピ論 → カレー料理論 → 食肉文化圏論 → カレー文化圏論と移行をしていくので、なかなか油断がなりません。夫のカレーレシピは、2コマだけなのに完全再現が可能ですね。

 山口県カレーに鶏肉が多いという調査データは、株式会社ドゥ ハウスが、2010年1月28日に公表したものですね。女性254人へのアンケートによるもの。リンクはこちらとなります。

 ホームページ記載の内容には、都道府県分布については掲載していませんが、ダウンロードできるPDFには、参考として分布図の記載があります。

 参考にとどめているのは、サンプル数が254人と少なく、本来であれば、信頼性の高い都道府県分布を作るのが困難であるためです。

 しかし、実際に作成された図は、以下のとおりで、少ない回答数であるにもかかわらず、かなり明確な地域的傾向が示されています。図のうち、黄色が豚、青が牛、赤が鶏です。これは、実際の地域による偏りが、非常に大きいものであることを示唆しています。

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まんがくらぶ2017年3月号

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まんがくらぶ2017年3月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/10928/


『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 4コマ漫画ストーリー漫画とは、全く別のものだと思っていましたが、ワイド4コマの台頭で、一気にその境界があいまいになってきました。

 普通の4コマは縦に読むわけですが、ワイド4コマは、ストーリー漫画と同じように横に読んでいきます。したがって、視線の動きに関しては、ストーリー漫画とワイド4コマに違いはありません。

 さらに、幅が広いコマでは、構図が制約されることがあるため、ワイド4コマでは、コマを縦に分割して、読みやすくしている場合もあります。

 そうなってくると、「4段組みのストーリー漫画と、ワイド4コマとの境界は何か?」「そもそも境界はないのでは?」「境界という概念自体が必要ないのでは?」などと、いろいろ考えてしまいます。

 漫画の内容については、お菓子作りは上手いけれど、一度に作れるだけ作っちゃうのは、ママっぽいというより、男の料理っぽいなと思いました。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「積もり積もったもの」 雪だるまの中には、河田の死体が埋まっています。

 「3バカの名にかけて」 予想外のことをするのも面白い。予想どおりのことをするのも面白い。

 「これはポイント高いよ」 まあ、池田に義理チョコを渡しても、何の御利益もないので、神仏を介して御利益を回収するのは、合理的かも。

 「あー要るよね」 2コマ目の「ダジャレ」と4コマ目の「シャレにならない」がシャレになるという仕組み。

 「協力しよう」 カフェオレを頼む河田より、賞味期限切れのミルクを、半額で売りものにする沢口のほうが悪質。

 「ど根性だ!! 桃山」 吉沢やすみ藤子不二雄ドロンパ)→吉田戦車(ちくちくウニウニ)という豪華リレー。

 「かたりたがり」 和泉は、さらに子供たちに愚痴を語るのか、それとも、現在進行でSNSに書きこんでいるのか。


ぼのぼのs』 いがらしみきお

 イケウサがイケメンすぎる。

 今までの展開を、ここに回収していくのか。さすがとか言いようがない。


『ねーちゃんとオレとときどき先生。』 TOもえ

 標準品の海苔のサイズは、最大のもので19cm×21cm。ゆえに、海苔1枚で作る恵方巻きの長さも、最大で20cm程度となるのが普通です。

 海苔のサイズは、海苔すきの段階で決まるので、特別なサイズの海苔には、たぶん特別な機械が必要になります。昔であれば、海苔を手ですく枠の大きさが、ほぼ20cm四方であったわけですね。このあたりは、映画『この世界の片隅に』の世界にもつながります。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 ひなみの表情の描写は繊細なのに、オーナーの表情の描写は、かなりテキトーなのが面白い。

まんがライフMOMO 2017年3月号

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まんがライフMOMO 2017年3月号の感想

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『ピヨピヨピヨ!』 七花

 四人の先生が、それぞれの個性で、子供たちに愛情を注いでいる感じが微笑ましい。

 打ち上げでの飲みものも、それぞれ大ジョッキ、中ジョッキ、カクテル、クリームソーダと個性的。中ジョッキとカクテルは、面倒くさそうな組み合わせだけど、おつきあいを始めたら、結構スピーディーに進みそうな感じもします。

まんがタイムオリジナル2017年3月号

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まんがタイムオリジナル2017年3月号の感想


らいか・デイズ』 むんこ

 「角」 角(つの)と思わせておいて、実は角(かど)というテクニカルなタイトル。


『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき

 佐東さんが、和服に割烹着という面倒な服装をしていながら、モテを指向していないことに「?」でしたが、母親と同じ格好をしているだけなんですね。スペックは高いけれど、レールを外れる行動力がないわけか。

 一方の塩原さんは、スペックは低そうだけど、やみくもな行動力があるわけで。互いにないものを持っているから、いいコンビになるのかもしれません。バディものっぽい展開も期待できそうです。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「不信MAX」 いしいひさいち先生の堤義明パロディ漫画で、堤氏が同様のことをしていました。そこだけは実業家なみです。

 「むしろよく残った」 てっとり早く人口を2倍にする方法は合併ですが、たぶん人口の遍在化が進んで、過疎の地区はさらに過疎になる。

 「本当によく残った」 むしろ、残ったのは、甘い夢など見ないが、あえて逃げ場は作らない、というシビアな連中なのかもしれないです。

 「ラクしたいんです」 浦野かなめが登場。秘書専業で食べていけるとも思えないので、どんな裏の職業を持っているかも気になります。

 「そうそうそれそれ」 「私はツッコミ役じゃねえ!」とツッコまずにいられない難儀な性格。

 「憧れと現実」 心にない「この町大好きアピールかなー」が出発点。

 「あの人もきっと」 町を俯瞰することの意味。

 「お前もか」 4コマ目、何らかの事情で町に残らざるを得ず、町を出ていく連中をずっと見続けてきた人たちの顔。

 「泥沼の未来」 将来の展望にも飢えているが、なりふり構わぬエンターテインメントにも飢えている。

 「よく同じなどと」 浦野かなめのスペック:的確な分析力

 「敬語使いやがって」 町民は、だいたい同じ高校なんだろうなあ。


『小森さんは断れない』 クール教信者

 段ボールロボットも、センス次第でしょうか。恵那とみうらに教わればよさそう。


『たよスポ』 王嶋環

 最終回。

 単純な言葉を超えるものを伝える人がいて、単純な言葉を超えるものを読み取れる人がいる。そのための言葉を紡ぐのも、記者の仕事なのかもしれません。

まんがライフ2017年3月号

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まんがライフ2017年3月号の感想


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛

 「23.5cm」「マオー降臨」 いずれも3コマ目が男の子の視点。


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 大根おろしと大葉をのっける手間に感服。日常的に料理をしていないと、この量の大根おろしのために、大根1/2本くらいは買わなきゃならないので。パックのもあるけど、安くはないし。


『エッセイまんが不適合者』 渡辺伊織

 渡辺先生の漫画は、総じて、ツッコミ役が優しくソフトな傾向にあって、そこが作家性でもあるのですが、エッセイ漫画を描くうえでは、それがハードルともなっていそうです。

 エッセイ漫画で締まった印象を与えるには、さらにドライでハードなツッコミを織り交ぜることが、より効果的なように思います。

 また、作品世界の骨格を分かりやすく伝えるためには、自分の主観的な視点だけにこだわらず、世界を突き放した客観的な視点も、ときどき入れておくのも有効かもしれません。主人公は自分であっても、必要なのは没入よりも客観視なのかなと。


『白衣さんとロボ』 柴

 P115 機械音声の人間、俺の目を見ろというロボット

 P116左 素早いキックは、言っている段階で、すでに反応が予測できていたためか。

 P117左 手足を失った達磨大師も、まさか頭と胴体をちぎられて、投擲されるとは思っていなかったでしょう。

 P118右 4コマ漫画では雪合戦の達人は大勢います。代表的なのは『らいか・デイズ』のらいか母でしょうか。2コマ目は、翌月のネタの原点なのかも。

 P119右 名称不明のこの巨人、昨年も名前が公開される前に融けていました。

 P120右 1コマ目の夕方が近づいている感が秀逸。

2017-01-13

まんがライフオリジナル2017年2月号

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まんがライフオリジナル2017年2月号の感想

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『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

15皿目 クリームシチュー

 クリームシチューにかかっているのは黒胡椒

 男の一人暮らしだと、カレーは作っても、ほぼ同工程でできるクリームシチューは、自分で作ろうとはあまり思わない感じ。だから勝手なファンタジーを抱くのかもしれません。相変わらず、妻の指摘は正確無比です。

 妻はスーパーの牛肉は買わない主義なので、ビーフシチューの肉も、トリか豚の二択になるわけです。


16皿目 カップ焼きそば

 妻の一平ちゃん派が伏線だとは。

 カップ焼きそばを食うリア充は妬ける。焼きそばだけに。

 麻雀テレビゲーム→罰ゲームという流れは、途中で思考回路がショートしている。ショートケーキ味だけに。

 たぶん、このとき原稿を待っている編集者も、夫と同じ死んだ目をしている。


幼なじみリレイション』 安西理晃

 最終回。

 惜しいところで終わってしまった。未来ちゃんの店について、あまり詳細な描写がなかったので、なにか観念的なところで収束をした印象です。

 どんな職人さん、店員さん、お客さんがいるのか、悪評が広がると何が失われるのか、もう少し具体的な描写があれば、もっと切実に葛藤が描けたのでしょうが、高校生活に主眼をおいた部分までで回数が区切られてしまって、非常にもったいないなと思いました。

まんがくらぶ2017年2月号

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http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/10787/


ゆるめいつ』 saxyun

 「略」 「あけおめ」って、「アルファでありオメガである」っぽいですね。街角から街角に神がいる。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「9時間確保」 3コマ目の明るい窓が、4コマ目の暗い窓の伏線になっています。

 「体は寒いが役に立つ」 将来、子供たちが不快な思いをしないように、という気配りではなく、「えらそうなやつらにえらそうにさせてたまるか」という河田個人の暗い情念を感じます。

 「信じられないお買い物」 入ってきたのが池田でなく、小学生男子か、小学生女子だったら、ドキドキ思春期漫画が始まったのに。

 「おたのしみですね」 ズボンごしに消毒雪玉が効いたのかは、興味のあるところです。

 「ゼロというわけには」 にこやかに笑う沢口だが、ガス代はおそらく学校もちである。

 「干支は大事だ!! 桃山」 トリだけに、行先は鳥取県。飛行方法からして、向かう先は境港でしょう。

 「1月も中旬を超え」 新年会から忘年会へハシゴするタイムトラベラー。

まんがライフMOMO 2017年2月号

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http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/10755/


『ピヨピヨピヨ!』 七花

 卵太郎と鶏子。歳の差夫婦だ。

 二次元恥じずに矢面に立つ。


『わびれもの −酉−』 小坂俊史

 酉年なので酉の市へ。結婚しても、非モテの思考回路は変化せず。

 酉の市説明と、それに背を向ける自分とを、交互に描写する188ページの表現は、酉の市も自分も全否定しないというバランスにつながっています。担当のヤマガミさんも、竹書房には珍しい冷静な人物だ。

 見世物小屋は、20年くらい前に、前を通ったことはあったのですが、入らずに過ごしてしまいました。その後の減少を考えれば、あのとき入っておくべきでした。

 焼き鳥屋の利用目的は、食うことや飲むことのほかに、「飲み会」をすること、というのがあって、焼き鳥をシェアしている人たちは、焼き鳥を食べに来ているのではなく、「飲み会」をしにきているのです。それはもう仕方がない。うまい焼き鳥とうまい酒を、本当に楽しみたければ、一人で行くよ。

 来年は犬でいくとのことですが、なにか慶事があれば、戌でいく可能性もありそうです。

まんがタイムオリジナル2017年2月号

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『ゆとりの町長』 小坂俊史

 新作。アンケートをお願いします!

 「6年の成果」 季節が夏から始まるのは、人生の夏休み感からでしょうか。秋からは、新しい仕事が始まることになりそうなので。

 「落胆が目に浮かぶ」 人口1万人の町にしては、役場の職員数が多い。

 「最優先案件」 玉ねぎのほうがいいですよねえ。

 「ポッと出じゃないぜ」 「町長の息子」って、それほどのステータスではない。

 「向こうが落ちてきた」 「うわー。おいしいわー。」という顔。

 「同じなのは住所だけ」 知り合いにいっぱい会いそうな町の喫茶店。高城とITの組合せには、ハイパーメディアクリエイターの悪夢が。

 「1日1クリック」 政治のシステムへの理解がゼロ、という今後への伏線。

 「影にも野望はある」 そのリボンがバトンになろうとは。

 「あかるい町に」 高揚した主人公とシャッター通りとのコントラスト

 「強い思い」 ストーリー的に盛り上げると思わせて、

 「思い込み」 ギャグで落とす。


『ぎんぶら』 安堂友子

 「セルフ」 果物というのは、自らが生贄として食われることで、果樹としての生存が維持できるという、基本的にせつない存在ではあるわけです。

まんがライフ2017年2月号

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まんがライフ2017年2月号の感想


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 新連載。主人公、面堂露の高橋留美子感および新沢基栄感。

 めんつゆ手抜き料理漫画ですが、夏場における素麺のヘビーローテーションへの誘惑が乗り越えられるか。

 めんつゆ料理といえば、前田敦子がめんつゆ料理を覚える映画『モヒカン故郷に帰る』もおすすめです。


『おじょじょじょ』 クール教信者

 すみません。『ポプテピピック セカンドシーズン』のピピ美のエピソードを思い出しました。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 タコあげと蛸ハゲ。


『白衣さんとロボ』 柴

 108ページ右 2人分だけのおせちは作れないから、近所に配ったりしていそうです。ゆえに年賀状も増えると。

 111ページ 凧をなくすほどの強風であることを、白衣さんの髪の乱れだけで表現するセンスの良さ。

 112ページ左 裃だと思ったら白衣でした。


『眠り姫と起こさない王子』 渋谷一月

 今回は、4コマ漫画での画面構成に、やや苦戦している印象を受けました。4コマ漫画ストーリー漫画では、コマの中での視線誘導の方法論が、かなり異なってきます。そのあたりが把握できると、コマ割りの苦労が多少減ずるのかな、などと思いました。

 これを機会に、僭越ではありますが、4コマ漫画における視線誘導について、自分として考えていることを、以下ですこし整理してみたいと思います。


ストーリー漫画との視線誘導の違い

 当たり前のようですが、下図のように、4コマ漫画ストーリー漫画では、コマを読む方向が違います。

f:id:milmil01:20170113223609p:image


 たったそれだけのことですが、読者の視線の動きには変化が生じます。

 ストーリー漫画では、横方向にスキャンをしていきますので、上下ジグザグに台詞を並べていけば、コマの中の絵をまんべんなく見てもらえます。

 それに対して、4コマ漫画では、読者は縦方向にスキャンをしていきます。そのため、下図に示したように、一回下がった視線は、上へは戻りにくい傾向があります。右上と左下に台詞を配置した場合、左上には視線が上がりにくくなります。そのため、何か手を打たないと、左上が死角になってしまう場合があります。

f:id:milmil01:20170113223812p:image


 『眠り姫と起こさない王子』での例を示します。この2つのコマを横に並べた場合、1コマ目の王と王妃の表情は、自然に目に入ります。構図は自然であり、問題は生じません。

 しかし、これを縦に並べると、1コマ目の王の顔が、目に入りにくい位置になってしまいます。このような配置では、王の表情をよく見ないままに、次のコマへと読者の視線が移ってしまう恐れがあります。

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 4コマ漫画は、ただでさえコマが小さいので、なるべく死角を作らず、1コマで表現できる情報量を確保する技術が必要となります。


4コマ漫画における漫画とのN字型の視線誘導

 そのための代表的なテクニックのひとつが、N字型の視線誘導です。これは、下図のように、視線をA→B→C→Dと移動させていく方法です。

f:id:milmil01:20170113223819p:image


 このようにコマを使えば、コマの全体を、くまなく見てもらえます。また、そのコマで一番見せたい絵を、B→Cの経路の上に配置すれば、読者に強い印象を与えることも可能となります。

 N字型の視線移動のテクニックは、多くの4コマ作家が用いています。このことは、本誌の他の作品を読んでいただければ、ご理解いただけるでしょう。

 ただし、ストーリー漫画においては、全てのコマでこのような視線移動をさせると、くどくてうるさい表現となってしまいます。その意味で、この技術は4コマ漫画特有のものと言えるでしょう。


B点からC点への視線の誘導方法

 このうち、A→BとC→Dの下方向の視線移動は、比較的自然に行えます。しかし、B点まで落ちた視線をC点まで持ち上げるのには技術が必要です。そのための手段の例を以下に示します。どの技術も、広く使われているものです。

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 なお、本誌の作品のなかでは、『白衣さんとロボ』での構図が、とてもきれいなN字型になっていましたので、例として示すことにいたします。

f:id:milmil01:20170113223813p:image:w300


台詞の長さが果たす意味

 B→Cへの視線移動と比較して、A→Bへの視線移動は比較的自然に行えますが、その場合にも注意が必要な点があります。

 左右に大きく台詞を設けた場合、読者の視線は、右の台詞の終りから、左の台詞の始まりまで移動します。そのため、右の台詞の終りの位置をうまくコントロールしないと、狙いどおりの視線移動をしてもらえません。下図のようなことを理解する必要があります。

f:id:milmil01:20170113223817p:image


 台詞の長さや、改行の位置は、物語において重要であるとともに、視線移動のコントロールのうえからも重要な要素となります。台詞はテキストであるとともに、構図を設定するツールでもあるのです。

 以下に、『眠り姫と起こさない王子』での例を示します。同じ構図であっても、台詞が終わる高さが違うだけで、かなり印象は変化します。

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 定石となる技術は、必ずしも使う必要のあるものではありません。ただ、定番の手法を知っておくと、重要でないコマで構図に悩む必要がなくなるので、省エネルギー化には寄与するのかな、と思います。

ビッグコミックオリジナル2017年1月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2017年1月増刊号の感想

http://big-3.jp/bigoriginal/zoukan/index.html


風水ペット』 花輪和一

 ここまで得体の知れない漫画を描く作家もすごいが、掲載する出版社もすごい。


『まどいのよそじ』 小坂俊史

第19回 忘年会

 会社は仕事をするためだけに存在する組織なので、そこでのコミュニケーションも、仕事に必要だから、必要なぶんだけをする、というのが本来の姿。

 飲み屋のサラリーマンで、片方が発散をして、もう片方がうんざりして我慢しているというのは、非常によく見る風景です。もし双方が本音でぶつかってしまうと、リミッターが外れるリスクは意外に高いのかもしれません。

 円卓の風景が、嵐の孤島ミステリのようで、すでにして惨劇の予感。回転テーブル潤滑油を足したら暴走したかたち。

まんがライフオリジナル2017年1月号

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まんがライフオリジナル2017年1月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/10593/


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

14皿目 レシピ漫画

 料理漫画について語る料理漫画というメタ構造。この漫画を読んで、私が同じ料理を作れば、三重の入れ子構造となるわけですが、自分の料理スキルでは無理。

 仕事場にも本棚、居間にも本棚。確かに、友人知人の単行本を並べるだけでも、相当な冊数になりますものね。特に重野なおき先生。

 妻は「作らないし作らせないからね」と釘をさしていますが、『新婚よそじのメシ事情』も、テコ入れで料理デスマッチに巻き込まれる可能性はゼロではない。アンケートを出さないと。

 アングルを比較すると、最終コマのダンナは、妻がいたのと同じ場所で、同じ漫画を読んでいるのですね。


『猫喫茶いぬい』 みずしな孝之

 新連載。

 新連載の1回目では、普通であれば、舞台を紹介し、主人公の性格を描き、人間関係を提示し、と詰め込むものですが、この作品では、そのあたりを思い切って省略し、極めてシンプルかつミニマルな表現にしています。

 主人公が、ほとんど誰ともコミュニケーションをとらない第1回というのは、なかなかのインパクトで、並の作家では怖くてできないこと。さすがキャリアのなせる業だと思います。不射之射の境地というか。


パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘブン』 ハトポポコ

 ゲスト。

 単行本が出ます。口頭で注文されると書店員がまごつくタイトルとして、『パンクティーンエイジガールデスロックンロールヘブン』と『ミッソンインパッセボーゥ』は、双璧かもしれません。


『願いましては』 碓井尻尾

 「上目づかい」 高校生組は、本当に馬鹿が集まってきたなあ。

 「ごほうび」 ゼロに甘えたいけれど、甘えかたがよく分からないシスが、とりあえずねだってみせるという不器用さが愛しい。

 「説得力」 七瀬さんは、意外にコミュニケーション力が高い。苦手意識があることと、能力が低いこととは、別のことですしね。関係ないけど、「ですしね」って、「DEATH死ね」っぽいですね。

まんがくらぶ2017年1月号

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まんがくらぶ2017年1月号の感想

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『せんせいになれません』 小坂俊史

 「追い風参考」 家に帰ろうとすると向かい風ですから、喫茶店あたりで電話したのでしょうか。

 「いるわー こういうのいるわー」 坂巻くんが、久しぶりに好き嫌い王として活躍。河田の人生の半分は、酢豚で出来ています。

 「クリスマスの奇跡」 言っていることは、白衣さん(まんがライフにいる和泉より綺麗なほう)と同じですが、楽園と地獄との差が。

 「あなたならできる」 アイアンマンとハルクというか、レッドマンミラーマンというか。

 「年末ですもの」 掃除機ではどうにもならない事態になったとしても、和泉はきっと何もできない。餅イベントにおける絵に描いた餅。

 「きっと来る!! 桃山」 桃山が存在する世界軸であれば、サンタが存在してもおかしくない気がします。

 「付け焼き刃」 自分に対してもシニカルになれるかどうかが、あだ名先生と河田との差でしょうか。自分に対してシニカルであることが、生きやすさにつながるかはさておき。


ゆるめいつ』 saxyun

 「ゆるめ100%」 鏡の中の自分をみるようで慄然とします。


『ねーちゃんとオレとときどき先生』 TOもえ

 この作品のいいところは、アイくんと瞳先生が結婚して、3人で幸せに暮らす未来と、こころさんと瞳先生が結婚して、3人で幸せに暮らす未来が、両方とも想像できることですね。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 たしかキリストは「じーさん」になる前に死んだはず。

まんがライフMOMO 2017年1月号

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まんがライフMOMO 2017年1月号の感想

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『宮尾さんは生えている』 TOもえ

 青春群像劇において、こう見えているけれど(第一属性)、実際はこういう面もある(第二属性)ということを描くのに、ケモ耳が有効に機能しています。第一属性は耳の形だけで把握できるので、登場人物が多くても、それぞれに多面的な表現をすることができて、読者もこんがらがらない。なかなかの発明だと思います。


『ピ与ピヨピヨ!』 七花

 某映画のネタバレが。

まんがタイムオリジナル2017年1月号

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まんがタイムオリジナル2017年1月号の感想


ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ

 アドベントで待つのは、クリスマスではなく、リユニオンという世代


小森さんは断れない!』 クール教信者

 青春漫画にしては、自分のことを説明しすぎかなとも思いますが、このように冷静に説明ができてなお、何をすべきなのかは必ずしも明確でないというのが、現在における10代のリアルなのかもしれません。


『ぎんぶら』 安堂友子

 蟹工船vsタコ部屋のブラック対決。


『おかん』 小坂俊史

 最終回。単行本化はあきらめません。

 「あわや大惨事」 ラストを読んでから読み直すと、今回のテーマが「帰る」であったことに気づきます。

 「あまり読ませたくなかった」 これを利用して、グロ画像ダイエットとかもできそうだけど、間違いなく健康に悪いので本末転倒。

 「そこそこある」 そういえば、作者も15年ぶりぐらいに、「ただいま」をいう生活になったのでした。上京直後の友人との同居生活以来ですね。

 「複合競技」 家にいないことも多いから、バカ小学生のノリに、真面目につきあうのも母親の役割なのか。それとも彼女が発案者なのか。

 「あの目を思い出す」 地味なエピソードのようですが、「まっすぐ帰る」の新しいバリエーションを生み出したという意味で画期的。

 「ジュンがバタバタやったから」 タイマー式オートロック機能。

 「まだ3時間」 「イヤイヤ働くのがイヤ」という当初の目的には忠実な行動。

 「いつか人並みに」 うがい自体の病気予防効果は期待していませんが、うがいをするときには手も洗うので、そちらの効果は期待できると考えています。

 「いつか達人級に」 漫画の台詞は、右から左に読みます。したがって、いつも向かう方向に歩いている人物は、4コマ漫画では左を向いて描かれます。今回の場合、その逆の右向きにサツキを描くことで、いつもと違うところに行きたい彼女の気持ちを表現しているわけです。

 「帰還」 1コマ目、4コマ目とも、描かないことで描く。

 「旅立ち」 「親のどちらか片方がいなくても、この子らは育つ」という子供たちへの信頼感でしょうか。

まんがライフ2016年1月号

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まんがライフ2016年1月号の感想


『白衣さんとロボ』 柴

 73ページ右 浮かれていても、ドライバーは柄のほうを渡す。

 74ページ左 炎の匂い しーみーついてー むせる。

 77ページ左 ホワイトボードに律儀に板書。サンタ不在の根拠を、あくまで自身の経験に置いたことで、次からの白衣さんとロボの行動に根拠が生じる仕掛け。

 78ページ右 ヤンデレ気味な覚悟で、ロボが白衣さんの部屋に入る前、白衣さんが部屋を出ていったのは、ロボの部屋にプレゼントを置きにいくためでした。サンタはいないけれど、ロボはプレゼントをもらうべき存在だ、と彼女は考えたのでしょう。

 79ページ右 白衣さんの写真を貼ったロボの部屋は押入れ。しかも、もともと入れてあったものは、まだ片付けていない模様。


『となりのエロチカちゃん』 後藤羽矢子

 周囲に溶け込みきれない男の子と女の子が、将来に向けてつながっていく。君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ。風の強い日を選んで走ってきた。

D


『先輩からは逃げられない』 渡辺伊織

 国際興業バス定期券「ばすく〜る365」の今年の広告漫画がこんな感じだったのですが、画像がみつからない。ボーイッシュな先輩が、後輩を合唱部に誘うというストーリーで、藤沢チヒロ先生の作品。

http://5931bus.com/news_details/id=2113


だめっこどうぶつ』 桑田乃梨子

 80年代的な表現だと「美化120%」の回、といったところでしょうか。

2016-11-16

まんがライフオリジナル2016年12月号

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まんがライフオリジナル2016年12月号の感想


『銀子の窓口』 唐草ミチル

 「本能的」 ゆげ屋から、仲居さんたちが出向中。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

13皿目 ケーキ

 わりと夫婦漫才もこなれてきた感じ。4ページ目の冒頭のトリックカットの後、旦那の脇にあるのは、多分牛乳。ケーキには牛乳というのが、彼の生きてきた道。

 そして、その後の旦那の台詞、「思っていることを、無配慮に口に出しては駄目」という、独身時代とは異なる流儀が、いまだに身につかず。未熟者として頭を下げる。

 「…しかし、なんだろう…」のコマの、期待を込めた妻の表情から、ふて寝へと至る展開が自然。


『願いましては』 碓井尻尾

 「同一人物」 三原は、万里やセサミンとは異なるタイプの馬鹿。だんだん馬鹿が集結して、梁山泊みたいになってきました。

まんがくらぶ2016年12月号

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まんがくらぶ2016年12月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/10349/


『春と秋について』 むんこ

 ハルに振り回されて、ときどき険悪になる同士で、お互いの評価が「いい人」と「いい奴」なのが微笑ましい。

 アキトの嫉妬は、須賀さんのことと、芸術的な才能のことと、両方なのでしょうね。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「継続は力なり」 「読書の秋」でも、「物思いの秋」でもいいのでしょうが、そろそろ、いちいち考えているのが面倒になった模様。

 「これにて一件落着」 本質の議論が、手続きの議論にすり替えられ、手続きの検討だけで物事が進んでしまう。そして、大多数の人たちは、そのことを気にもしない。社会ではよくあることなので、勉強になりましたね。だからこそ、無力感は終わりではなく、むしろスタートになるのです。

 「回収しまーす」 勝負に勝ち、掃除をさせて、さらに金を得る人と、勝負に負け、掃除をさせられ、一銭にもならない人との差異。池田は勝負に勝ったら、何をさせるつもりでいたのか。きっと、くだらないことなのだろうなあ。

 「うでならし」 前の1本で、戸棚の下に小銭があったため、ロッカーの下に二匹目の泥鰌を狙い、失敗したのでしょう。

 「小学生地獄絵図」 生徒たち「殺し合いをさせられたほうがマシだ!」

 「12ポンドだ!! 桃山」 ドッジボールというよりも、ドラゴンボールの重りに近い。

 「ベースが違うぜ」 漫画を読まずに落書きをできるのも、才能のうちか。


『なぎさ食堂』 藤沢カミヤ

 最終回。料理をする元気な女の子たちの日常は続いていく。


ゆるめいつ』 saxyun

 食事をする金もない怠惰な(元)女の子たちの日常は続いていく。

 『なぎさ食堂』の直後にこれという並びは、夢のあとの悪夢という感じ。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 先代マスターの姿が明らかに。一哉の父でした(祖父を予想していた)。そして、こちらは予想のとおり、先代マスター時代の深咲さんは、なんだかやさぐれています。

 一哉が、自分のなかに、裏方への適性を見出したのも進歩でしょうか。


『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 3号連続ゲスト最終回。

 おもちさん絡みの伏線が、ここで回収されるとは。舞台が庭先だけのワンシチュエーションコメディなので、長期連載は苦しいかもしれませんが、連載をしてもらって、単行本で読みたいです。


ぼのぼのs』 いがらしみきお

 本編には出てこない種類の明確な悪意。これを描くために、ストーリー漫画形式を選んだのか。

まんがライフ MOMO 2016年12月号

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まんがライフ MOMO 2016年12月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/10320/


『ゴーゴーダイナマイツ』 小池定路

 チアの表現には最大限成功していますが、例えば、これよりもワンランク進歩した演技を、ワンランク上に表現できるかというと、短いページに収めるのは難しそう。2ヶ月くらいかけないと、描ききれないように思います。

 その意味で、最初の大会への出場くらいが、クライマックスになりそうな予感がします。後輩が入ってきたとして、もう1チームというのも変だし、補欠が出るというのも、この漫画らしくないし。

まんがタイムオリジナル2016年12月号

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まんがタイムオリジナル2016年12月号の感想

http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


らいか・デイズ』 むんこ

 アイドルの代名詞が、齊藤京子でないのはともかく、深田恭子長谷川京子ですらなく、小泉今日子というのは、作者の世代なのか、編集者の世代なのか、読者の想定世代なのか。


『ぎんぶら』 安堂友子

 「宇宙人感覚「せっま!」」 六畳が狭いということは、若竹たちの宇宙船は、かなり広い居住スペースがあるでしょうか。

 六畳で暮らすことに不便を感じたことはありませんが、不思議なのは、『神田川』に歌われる時代。三畳一間で同棲が可能というのが、想像できない。家電が無ければ、できるのかな?


『おかん』 小坂俊史

 次回最終回。もちろん単行本化は諦めない方向で。

 「すみませんでした」 ここの4コマ目は、今回の締めでの最終コマと同じポーズ。

 「母スタイル」 「かーちゃんじゃないみたいだ」が「かーちゃんらしいわ」に変化すると、目の輝きも失われる。

 「ふだん使わない言葉」 過労で倒れる寸前には、たぶん「かろう」駄洒落の余裕はない。駄洒落といえば、「かろうじて大丈夫」は「過労死で大往生」に似ている。

 「ひとつひとつ丁寧に」 具体的に納入したスーパーをチェックしたのか、それとも、概念としてのプラスチック容器なのか。

 「結局何もせず」 家に帰るほどでもない時間を、働かないにしても、お金をかけずにつぶすのは、結構な難題ですね。

 「敏腕パートタイマー」 適材適所。

 「のるかそるか」 確率的な事象として、雨乞いを信じぬ雨乞い。

 「破られた聖域」 『まどいのよそじ』アナザーバージョン。

 「意外と子供なのね」 ロアルド・ダールチョコレート工場は秘密』。

 「書くことなんかないけれど」 1コマ目と3コマ目の構図の対比(左と右、中と外)が印象的。

 「6ケタするんだよ」 「ぼんくらくん」の既視感は、『やまいだれ』のこのキャラか?でも、他にもいた気がする。

f:id:milmil01:20161116005435j:image


『たよスポ!』 王嶋環

 菊矢、たより、松広さんの五輪取材ラブコメ(未満)の予感しかしない。

まんがライフ2016年12月号

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まんがライフ2016年12月号


『眠り姫と起こさない王子』 渋谷一月

 新人4コマ杯から、新連載へ。

 連載に向けて、設定を強化。スペックは高いけれど、自信過剰で危なっかしい王子と、ポンコツだけれど、生活力が高くてしたたかな姫とは、よいコンビかも。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 碓井尻尾先生の作品だけに、芋が立ち上がってしゃべりだすんじゃないかと、ヒヤヒヤしました。

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『となりのエロチカちゃん』 後藤羽矢子

 次々回が最終回ということで、別の環境にも対応できること、大事な人を思いやることができること、といった恩納くんの成長を示す回に。70ページの2コマ目は、青春漫画のラストならではの甘酸っぱさ。


『白衣さんとロボ』 柴

 71ページ 字幕芸という新ジャンル

 72ページ右 殴打1回目。前頭部。

 73ページ右 殴打2回目。右頭部。4コマ目、鏡に映る白衣さんが、まんざらでもなさそうなのが可愛い。

 74ページ右 殴打3回目。後頭部。

 74ページ左 マッドサイエンティストに代わって、ご近所づきあいをするロボットロボット使役の新しい形態。

 75ページ左 殴打4回目? 右あご。白衣さんも他人の評判は気にするんだ。基本ラインとして、小学生の間では都市伝説レベルの白衣家。

 76ページ右 笑ってるのは、カボチャの顔なのか、ロボの表情が感じ取れるのか、いずれにしても、なんだか可愛い。

 76ページ左 3コマ目、目が取れてしまっている。これはアカン。

ビッグコミックオリジナル2016年11月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2016年11月増刊号の感想

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『その女、ジルバ』 有間しのぶ

 ブラジルの「勝ち組」によって、塗炭の苦しみをなめた人々のために、知ること、忘れないことの大事さを思います。


『まどいのよそじ』 小坂俊史

第18回 子ばなれ

 ちょっとした勇気と冒険で、「男を養うだけの人生」と「自己実現」を両立させてしまうという痛快さ。一歩を踏み出すことの充実も描くけれど、それまでの人生を決して否定はしない、という作者のスタンスはぶれない。

 しょぼくれた旦那さんが、意外に大人物。彼も彼で、1年間のひとり暮らしを続けたわけですから。年を経るごとに、家族は「1人でもやっていける人たちの集団」になっていくのかもしれません。

まんがライフオリジナル2016年11月号

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まんがライフオリジナル2016年11月号の感想


リコーダーとランドセル』 東屋めめ

 鶴亀算


『だって美代子です』 むんこ

 「調査団」 PSVR


のみじょし』 迂闊

 酒と燻製とくると、連想するのはピート(泥炭)。スコッチウイスキー麦芽を乾燥させるのに、燃やして燻します。調べてみたら、やっぱり燻製用ピートというのも売っていますね。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

12皿目 唐揚げ

 揚げ物って、一人ぶんだけ作るのは効率が悪いし、揚げたてで食べないと、作った意味がないし、一人暮らしではハードルが高いもの。ハードルを越えさせるのは、「食べたい」という思いより、「食べさせたい」という思いなのかもしれません。


13皿目 お買い物

 本作はフィクションですが、同じ配置でスーパーのある駅が現実世界にもありまして、どんなものかと見にいったところ、現実のスーパーAは、比較的小型の店舗でセルフレジは無く、現実のスーパーBは、耐震補強工事でしばらく休業中でした。スーパーBの営業が再開したら、キャベツの食べ比べをしようかと思います。


『願いましては』 碓井尻尾

 七瀬ちゃんも万里ちゃんも、自己評価が低くて、他人の目が気になる。一方は、眼鏡をはずして、自分の視線を遮った美少女になり、一方は、覆面をかぶって、他人の視線を遮った不審者になるけど、根っこの部分は共通しているのかも。

まんがくらぶ2016年11月号

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まんがくらぶ2016年11月号の感想

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『有閑みわさん』 たかの宗美

 確かに「春雨」のように、「秋雨」という食べ物はありません。しかし、「時雨煮」ならある、と主張したい。


森田さんは無口』 佐野妙

 この縦読みは、柱のヒントが無いと分からない。レジを通す順番は、どう調整したのだろうか。ああ、セルフレジを使えばいいのか。


『父とヒゲゴリラと私』 小池定路

 先月号で、印象的だったけれど、いまひとつ効果のつかめなかった階段のシーンは、今月への伏線だったのか。違和感を覚えさせておいて、次号で回収するという高等技術。


『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 ワイド4コマという形式のため、1コマ中に流れる時間が増えており、4コマ漫画9本ですが、きちんと10ページ分の読み応えと情報量があります。

 普通の幅だと、1コマではA→Bで終わる会話が、ワイド幅だとA→B→Aまで納められるわけで、コミュニケーションの妙を描く漫画に対して、この形式を実にうまくつかっているな、と感心しました。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 今回は、わりと実験作的な試みがされています。

 普段の回では、フィクションの世界における、フィクションとしてのリアリティーが確立されているのですが、今回は、そのリアリティーからやや浮遊して、虚構性の高いシュールな味が感じられます。

 フィクションに関するフィクションであるメタフィクションの味と言いましょうか。

 例えば、今回のコマの構図には、数多くの仕掛けがあるのですが、これらは、作品世界内部に向けたものというより、作品外部の「読者」の存在を意識しての仕掛けであると判断されます。

 「信用とは」 論理による純粋なパラドックスそのもの。しかし、3コマ目と4コマ目に向けて拡大していく河田の絵がないと、このパラドックスの面白さは、十分には伝わりません。その意味で、漫画で表現することの必然性が感じられます。

 「THE 本末転倒」 2コマ目と4コマ目で、河田の姿勢と構図が同一になっています。そこに気が付くと、漫画の味が増してきます。また、1コマ目の河田は、次ページの沢口と、同じ構図で向かい合っています。作品内と構図の仕掛けと、作品外の構図の仕掛けが、同時に試みられた、デザイン性の高い仕上がりになっています。

 「脱落者多数」 ひとつの道に固執するもの、しないもの、食欲に負けるもの、金に負けるもの、確かに分岐タイプの人間性テストだ。

 「よくご存じで」 そして、ここでの問診票も、実質的には人間性テストなわけで。

 「わかれよ」 前述のとおり、1コマ目の沢口は、前のページの河田と向かい合っているわけですが、それだけでなく、4コマ目の沢口は、2ページ前の河田と完全に重なっています。紙を1枚めくると、同じ構図で別のキャラになる仕掛け。

 「どこから見ても小だ!! 桃山」 そして、ここの4コマ目の桃山も、前ページの沢口と重なる構図になっており、完全に表裏の関係になっています。トータルすると、2枚の紙で、3人のキャラが重なるかたちに。

 「一目置かれてる」 和泉と藤田先生が、説明台詞キャラに。


ゆるめいつ』 saxyun

 まさか、「秋なので本を食べる」ネタが、『有閑みわさん』とカブるとは。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 めんどくさい人物を描くので、めんどくさい読み口になるのはやむを得ないところ。

 佐藤くんと日下さんは、直接的に深いコミュニケーションを取っているわけではないのに、それぞれに思うところがあって、互いに触発されて変わりはじめる、というのは青春だなあ、と思います。

まんがライフMOMO 2016年11月号

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まんがライフMOMO 2016年11月号の感想

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森田さんは無口』 佐野妙

 ファミリー誌向けエロ漫画の真骨頂。


白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふ

 こういうショップの店長が、サバサバした姐御肌というのは、客を呼ぶのか、離すのか。

 好悪はあっても、同じ表現者同士なので、アンテナが働いて、なにかが理解できてしまうというのは、なかなかに格好良かったです。


カープ優勝記念ミニ特集!!』

 小坂俊史: 十数年前の背番号44は、福地寿樹選手でしょうか。ヤクルトに移籍し、広島市民球場の最後のバッターになった選手です。カープユニを着て、学校机で静かにしているのがシュール

 桑木みき: やっぱりカープファンの家は、Tシャツだらけになるんですね。

まんがタイムオリジナル2016年11月号

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まんがタイムオリジナル2016年11月号


らいか・デイズ』 むんこ

 「忌憚なき母」 1コマ目の「ちまちま」が、4コマ目の「市松人形」の伏線に。

 「そーゆーの好き」 パーカーのフードの中にいらした肝付兼太さんが、まさか亡くなられるとは。


『ねこにまたたび恋ばなし』 松田円

 生きていたら40歳を過ぎている猫、ということは、みっちゃんが亡くなって、20年くらいが経つのでしょうか。普通に生活をしているけれど、どこかで時間が止まっているような部分も感じさせます。


『おかん』 小坂俊史

 「あんたならやれる」 野菜の贈与における最高のステージ。

 「種まく人」1コマ目、座っているサツキの目の位置より低いカメラが新鮮です。中央にあるのは蛇口でしょうか。

 「対面サービス」 イモ、ナス、栗、ナシ、柿、キノコいちじくという秋の食べもの尽くしの趣向において、強引にねじ込まれた秋刀魚ネタ。

 「あなたとは違うんです」 思考が次のステージに進むと、その前の思考のステージでの前提条件を忘れてしまう、というのは、粗忽における基本パターン。

 「8歳にして」 小坂夫妻の梨ブームを反映。好みの変化もあるでしょうけど、美味しい品種の梨が、どんどん出回るようにもなってきています。

 「痛恨の一撃」 鉄砲ではなく、鉄扉が武器となったかたち。

 「都市伝説だと思ってた」 作った料理は食い切るというのは、たまにしか自炊しない独身男性にも共通する生活の習慣。

 「桃ならまだしも」 土地も自分たちの所有ではなさそう。

 「仇で返しまくり」 昔話のように、柿ときたら、次は仇。

 「あてずっぽう」 いちじく、あけび、ザクロと、無料で採取できそうなものばかり。

 「ひたすら配るだけ」 感謝還元売り尽くしセール。


『スズちゃんでしょ!』 辻灯子

 バス旅行、バッグのおやつ、滝、杖という小道具から、沖田修一監督の映画『滝を見にいく』を連想しました。キックされなくて良かったね。

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『たよスポ』 王嶋環

 漫画はフィクション。したがって、このパラレルワールドでは、オリンピック種目に野球があるのが普通なのです。


『まんしゅう』 唯洋一郎

 レトロな絵柄と思われがちですが、その一方で、これだけデジタル化が進んだ漫画も珍しいです。コマの枠線、ふきだしの枠線がコンピュータ作画であるのは基本として、キャラの輪郭や顔のパーツも、しばしば楕円ツールなどで描かれています。

2016-09-21

まんがライフ2016年11月号

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まんがライフ2016年11月号の感想


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛

 「青天の霹靂」 他は鈍感なのに、背中だけは敏感なのは困ったものだ。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 教育者としての資質が心配になるほどのバカですが、正直な人間ではあるので、生徒としては学ぶところもあるのでしょう。


『白衣さんとロボ』 柴

 51ページ右 ここで白衣さんの足の長さをみせておくことが、53ページ左への伏線となるわけですね。

 53ページ左 ちなみに、イモ掘りロボットの理想的なフォームは、以下のとおり。

f:id:milmil01:20160921233615j:image

 55ページ右 月かと思っていたら、太陽だったというオチ。

 56ページ左 紙媒体による外部メモリ。


『竜先生はとてもまっすぐ』 渡辺伊織

 まっすぐだけど不器用というのは、作者自身の資質でもありそうです。


『新フリテンくん植田まさし

 無機物オチ、人外オチの多い回でありました。固定登場人物がいないと、その時々で、思いつきやすいテーマが変化していくのかもしれません。

まんがライフオリジナル2016年10月号

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まんがライフオリジナル2016年10月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/9998/


『願いましては』 碓井尻尾

 犬猿の仲の万里とムサシですが、もし七瀬を傷つけるような存在が現れたら、共闘するのだろうな、と思うと微笑ましいです。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

11皿目 鉄板焼きそば

 気分がハイで、得意満面な状況でも、なぜハイなのか、なぜ得意なのか、といったことを、冷静に論理的に客観的に分析し始めてしまうのは、ロジック4コマ漫画を構成する作者のサガといったところでしょうか。

 基本的に、こういう思考をする人間はモテないのですが、作者の場合、パートナーへの思いやりがあふれているので、なんというか、ごちそうさまです。

 ラストの夫の描写からは、作者が、分析せずにいられない作者自身を、さらに客観視して分析していることが伝わってきます。

まんがくらぶ2016年10月号

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まんがくらぶ2016年10月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/9971/


高尾の天狗と脱・ハイヒール』 氷堂リョージ

 OL漫画に親の視点が入ると、キャラの多面性が見えて、新鮮ですね。『OL進化論』のジュンちゃんを思い出します。


『なぎさ食堂』 藤沢カミヤ

 エビとアボカドが『女性が好きな』と言われがちなのは、男性は「要はタンパク質と脂肪だろ。じゃあトンカツでいいじゃん。」などと、乱暴なことを言いがちだからかもしれません。


『父とヒゲゴリラと私』 小池定路

 多くは語りません。この回は、4コマ漫画の歴史に残ると思います。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「俺をだしに使え」 遅刻カウントダウンは、「もしかしたら来るかも」という緊張感があるから、成立するような気がします。無人ロケットの打ち上げも、「爆発するかも」と思いながら見ていないと退屈ですよね。

 「イヤイヤネーム」 まさに醜名。小学生だけに、勝ち越して改名したら、それはそれで黒歴史になりそうなシコ名をつけるのだろうな。

 「一回だけ売れました」 この商売を女子にみつかったら、蛇蝎のように見られそう。

 「超お気に入り」 最初から手がかりが見えているというミステリー仕立て。

 「違いの分かる小学生」 2コマ目が、サイダースの結成秘話だったりして。しかし、集まっている生徒は、いかにもおっちょこちょいな連中ばかり。ペテンにかけるのは、赤子の手をひねるようなもの。

 「桃一族だ!! 桃山」 なんと 望月ももが起き上がり 何かを欲しそうに こちらを見ている!

 「前提覆す」 道を踏み外すには、道の上を歩く必要がある。社会がめんどくさいからドロップアウトしても、裏社会はもっとめんどくさい。とかくに人の世は住みにくい。


『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 3号連続ゲスト1回目。

 ある意味ファンタジーですが、SF的なオチが待っていそうな予感もします。

まんがライフMOMO 2016年10月号

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まんがライフMOMO 2016年10月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/9940/


『金棘クレミーと王の家』 唯根

 ソロモンの指輪だ。だから「王様」と呼んだんだな。


白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふ

 「白鳥さん」「庄司さん」の組合せだと、庄司薫白鳥の歌なんか聞えない』という青春小説を連想します。

まんがタイムオリジナル2016年10月号

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まんがタイムオリジナル2016年10月号の感想

http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


らいか・デイズ』 むんこ

 絵に描いたような善人と善人。


『おかん』 小坂俊史

 「死活問題」 茶番の応酬、喫茶店♪

 「音量に比例」 漫画における写植サイズの法則。

 「きくみみもたず」 老人の姿勢ではなく、「大根役者が老人のふりをしている」姿勢になっているのはさすが。

 「おりてこい」 パッツンパッツンの服は、どこから借りてきたんだろう。

 「若さのかけらも」 プロでも、自分の年齢よりも上の主人公の話は、なかなか書きにくそうですね。いろいろな作家のデビュー作を思い出してみても、やっぱり主人公は若者だし。

 「人間ドラマ」 1〜3コマ目で「ドキドキして泣けて笑える」のふきだしの位置とサイズを統一しているので、分かりやすい。小坂先生の原稿も、いつも(編集者の)「ドキドキ」が詰まっていそうです。

 「はじめての感覚」 漫画の主人公ならではの悩み。

 「最重要シーン」 路上歌手ならぬ、路上寸劇団。漫画家は、ふだんの作品では、自然な芝居をどう描くかを研究しているだけに、どう描くと不自然な芝居になるのかについても、熟知をしているのでしょう。

 「最重要課題」 やはりスタッフに駆り出される娘。3コマ目の「決めて」がダブルミーニング。クレイジーシアターのフリップが、一瞬「シャッター」のように見えて、商店街のPRとしては、あまり縁起が良くない。

 「まったく興味なし」 ひょっとして、小坂先生は、劇団のチケットを買わざるを得ない場面があったのかな(すっとぼけ)。

 「芝居の魔力」 ふとん屋ふっとんだ。


『ぎんぶら』 安堂友子

 アニメ化されたら、透過光だらけになる回。


北斎のむすめ。』 松坂

 揚巻は、歌舞伎助六に出てくる花魁と同じ名前ですね。助六寿司の名前の由来。


学食花子さん』 風良まり

 新作ゲスト。前作と比べて、一般的なコミュニケーション力が低い主人公に。しかし、それゆえに、独自の人脈(人以外も含む)が広がっていくわけで、総合的なコミュニケーション力としては、かえって高いのかも。


『歌詠みもみじ』 オオトリキノト

 三戸なつめ『前髪切りすぎた』PV 落書き編

D

ヤングアニマル 2016年No.17

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ヤングアニマル 2016年No.17より、『信長の忍び』アニメ化特集の感想


『祝!信長の忍び連載200回アニメ化おめでとうスペシャル』

小坂俊史

 麻雀を例に、重野先生は「持ってる」側という伏線が、後に『信長の忍び』誕生秘話につながってくるという、さすがの構成。13年前の重野先生、若々しいなあ。26歳くらいだから当然か。


あっきう

 この並びも懐かしい。竹書房芳文社よりも、白泉社のほうが、昔の人脈が残っているのかも。佐藤両々先生でしたか、重野先生の髪を1回描くと、ペンが1本ダメになると言っていたのは。そのあたりが納得できる今回のアフロ表現。


みずしな孝之

 そして、もはやアフロではない。みずしな先生が、重野先生と小坂先生(右下のコマの左下)を描くのも、久しぶりに見た気がします。


藤島じゅん

夫のキャラは、さすがに線目にしない模様。

まんがライフ2016年10月号

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まんがライフ2016年10月号の感想


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 この作品のケイちゃんのように、「必要性があるから」ではなく、「なんか面白そうだから」で、こまめに動いて引っ掻き回す人間は、漫画として眺めているぶんには、非常に愉快ですね。現実世界にいるとイライラしそうであり、ゆえに、作品世界の登場人物たちも、ややイライラしているのでしょうが。


『うちの神が毛深い』 イシデ電

 短期連載2回目。考えてみれば、このタイトルも、「ラノベっぽく」と考えたんだろうなあ。

 「文士」「猫」「金(之助)」というキーワードだと、連想するのは夏目漱石ですが、見た目は菊池寛で、名前は諭吉。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E6%B1%A0%E5%AF%9B


『白衣さんとロボ』 柴

 73ページ右 広くない部屋。

 74ページ左 割烹着、たまご酒、リンゴ、次ページの果物かごと、形から入るロボ。

 75ページ右 広い部屋。

 76ページ右 2コマ目の、いちばんエモーショナルな場面に、白衣さんの顔も、ロボの表情も入れない。だけど、確かに伝わります。

 76ページ左 この終わり方には、むんこ先生の作風との親和性を感じます。

ビッグコミックオリジナル2016年9月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2016年9月増刊号の感想

http://big-3.jp/bigoriginal/zoukan/index.html


『まどいのよそじ』 小坂俊史

 第17回 新幹線

 新幹線ハイ。作者の個人的な趣味と経験が色濃い回。

 自分の経験だと、朝9時台の新幹線では、車内の空気は比較的なごやかですが、朝6時台の新幹線では、空気がどんよりと重いですね。また、出張での行きと比べると、帰りの新幹線の解放感は格別です(無理難題を押し付けられて帰る場合を除く)。ゆえに、新大阪駅の551臭問題も発生するわけで。

 飛行機は、鋼じゃなくて、アルミニウム合金ですが、落ちるときには落ちるのは同じ。

 ちなみに、浜松からの新幹線だと、こんな感じのセットがおすすめです。

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まんがライフオリジナル2016年9月号

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http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/9839/


『だから美代子です』 むんこ

 「食ってやる」 3コマ目のお義母さん、「この娘の親でよかった」という顔をしているんだろうな。


『きらきらビームプロダクション』 板倉梓

 「睨み合い」 ここでの「正直者〜」という評価が…

 「控室にご招待」 ここで実感できるわけですね。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

10皿目 肉味噌そぼろ

 日常あるあるな出来事なのに、発端がドラマティックな印象を与えるのは、4コマ漫画の1コマ目で、日常を切り取る技術が生きているからでしょう。

 冷蔵庫の野菜室を開けて正座している嫁が、地味な萌えポイント。

 妻が、先生を経て、隊長になるまで。明らかに、兵卒(夫)の練度が足りていない。

 計算+想定外の展開が、計算+想定外のオチへの伏線ともなっています。


『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ

 絵柄的には、ちょぼらうにゅぽみ先生を思わせますが、表情の付け方や、無表情の感じには、藤子・F・不二雄先生のテイストが。


『願いましては』 碓井尻尾

 まさか兄がレギュラー入りするとは。ここにきて、バカが大量投入されてきました。

 ただ、現在は人生のモチベーションを無くしているムサシ青年が、なんらかの生き方を模索していく過程になるのだろうな、と思うと、今後の展開が楽しみです。


『とーこん家族』 よしもとあきこ

 「今日の予定」 貴重な資料である家の見取り図が明らかに。

 「キャラ弁1」 プレイステーション草創期のCGキャラにいそうな顔。

まんがくらぶ2016年9月号

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まんがくらぶ2016年9月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/9784/


堕天使の事情』 神仙寺瑛

 「ども来客です」 80年代ラブコメっぽい展開。そういえば、サングラスにヒゲというのも80年代っぽい。


白滝高校きぐるみ部』 橘紫夕

 「2人で始めた」ときには、自分がカウントされているが、「4人に増えた」ときには、自分はカウントされていない。教師の立ち位置の変化と、生徒の自立と。


『春と秋について』 むんこ

 大学生の段階で、すでに立ち食いソバ屋のオバちゃんと顔なじみになっている春香ちゃんの常連力の高さ。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「静かに遅れる」 四角に入ったモノローグ的なコマを、あえて3コマ目にして、詩情をかきたてる。漢詩的な味わいがあって、本来の意味での「起承転結」なのでしょう。慣れていない作家だと、1コマ目と4コマ目の時刻や日付の情報を、四角のモノローグに入れたくなるところ。それを避けて、ふきだしとふきだしの間の自然な視線の動きの中に、きっちりと時刻と日付の情報を入れてしまうのは、さすがの技術力。

 「もう人種が違うとしか」 そして、河田先生は漫画家になり、林さんと沼倉くんは編集者になって、しあわせに暮らしたということじゃ。めでたし、めでたし。

 「アフターケア」 職場にプールとベッドがあるのというは、リゾートホテルの従業員もそうですが、そちらには、幸運を謳歌する権利は無いだろうなあ。

 「熱心ですねえ」 ゆとり休暇から、詰め込み休暇へ。

 「クールダウン」 河原に座って素に戻れるか、というのは、人間にとって、かなり重要なこと。そのようなことができなくなった人間は、基本的に信頼できないと思っています。例えば、『ののちゃん』で、いしいひさいち先生が、ワンマンマンをこのシチュエーションに置いたのは、偶然ではないと思うのです。

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 「継続は力だ!! 桃山」 一応、設定上は新任教師なのに、1165日も見られていたという恐怖。

 「グラスは伏せたまま」 研修会の名前で予約を入れるのも、あまりロックじゃない。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 テーマがオレンジなので、カラーページにも、オレンジっぽい色合いを交えて。リアリティ演出のバランスを考えて、色調を自在に調節できるデジタル彩色だから可能になった、面白いアプローチですね。


ゆるめいつ』 saxyn

 息を吐くようにコントが始まる。


『鳩子のあやかし郵便屋さん』 雪子

 京都大将軍商店街のモノノケ市を思わせますが、貧乏神狛犬の組み合わせは、月光町も連想させます。

2016-07-29

まんがライフMOMO 2016年9月号

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まんがライフMOMO 2016年9月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/9725/


 MOMOでは、ストーリー漫画の比重が高くなってきましたね。

 今号では、4コマ漫画のページ数は合計96ページ、ストーリー漫画のページ数は合計60ページでした。全体の4割弱がストーリー漫画という計算となります。4コマ漫画の専業作家にとっては、パイが縮小していく感覚があるかもしれません。


『私設花野女子怪館』 ももせたまみ

 最終回。

 今回のエピソードの過剰なほどの詰め込み感に、急いで話をたたんでしまったのだなあ、という印象を受けました。


白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふ

 月刊漫画誌でのポケモンGOネタでは、最速の部類かもしれません。ただし、英語圏でのポケットモンスターをネタフリに、ちんちんネタにつなぐ流れのなかで、ポケモンGOを登場させることには、高い必然性がありました。

まんがタイムオリジナル2016年9月号

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まんがタイムオリジナル2016年9月号の感想

http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ

 炎天下に2人で3時間も待てるというだけで、すでにしてお熱い。涼を求めるがゆえの、恐ろしいほどに倒錯的な行為。


『放課後すずなり倶楽部!』 みなづき忍

 最終回。

 自分の生き方に自信を持てない若い読者に、希望を与えるような作品であったと思います。『すずなり倶楽部』だから、最後に鈴が鳴るのですね。


『おかん』 小坂俊史

 「スムーズな名称変更」 ファンタジーからリアルへと着地した模様。

 「しびれるようなお泊りを」 2コマ目と4コマ目の構図が同じで、表情が対比的。切り返しが連続するカメラワークを、これと組み合わせることで、会話劇にリズムが生じています。

 「器より中身」 さらに、ここの4コマ目と、前の4コマ目とが、同じ構図。4コマをまたいだリズム感も生む仕掛け。

 「どんだけ浮かれてんだ」 イベントにしおりを用意するのは、サイン会に毎回しおりを描き下ろす小坂先生と共通したところですね。

 「ハイスピード家族」 沸点の低い母に対して、余計なエネルギーを浪費しないように、沸点の高い娘が育ったんだろうなあ。サツキも子供な性格だったら、子供3人で構成される家族になるので、毎日が大変になるでしょう。

 「腹三分目」 いざとなれば、ラーメン20杯はいける母なので、最大値を基準にすると、一人前では腹一分目にも満たないですね。

 「親子ツッコミ」 かわの字。「河」は無理でも、「側」なら5人でいけます。おかんが「貝」の部分。ひとりで7画をとりますが。

 「マニア視線」 ここの3コマ目と、次の3コマ目も同じ構図。リズムを生むとともに、二段ベッドには詳しく、恋愛には疎いという、一人の女子高生の悲しい姿が浮き彫りになります。

 「なまなましい」 母(父と別居中)の恋バナは、かなり見える地雷

 「いちばん浅いところで」 落語『宿屋の仇討ち』における「巴寝」ですね。

 「ごかんべんを」 母を家に招くのは、オバQを家に招くのに近いものがあります。


『ここから風林火山』 柳原満月

 リアリティレベルの設定がここだったのか、という驚き。周りでばんばん人が死んでく中で、ギャグをやるのはシュールだなあ。本当にツッコミで死ぬもんなあ。


『歌詠みもみじ』 オオトリキノト

 「まんがホーム」の掲載分は読んでいないのですが、五七五って「歌」でいいのかな。


『明るい夫婦計画』 井上トモコ

 「埋もれる能力」 個人的に、習い事で一番無理だと思うのが英会話です。日本語でもコミュニケーションがめんどくさい人間には、言語を問わず、目的もないのに会話したいことなんて、そもそも無いです。


『ぎんぶら』 安堂友子

 「楽園の流儀」 3コマ目で空を飛んでいるのは、やっぱりヒカリマルガラスなんですかね。

まんがライフ2016年9月号

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まんがライフ2016年9月号の感想


『うしろのご先祖様』 勇人

 お盆の期間だけは彼岸に行って、それ以外の時期は現世にいる、という解決策を予想します。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 『晴れのちシンデレラ』といい、4コマ漫画の登場人物は、なぜ無駄にスイカ切断能力が高いのか。


『白衣さんとロボ』 柴

 125ページ  氷冷式ロボット

 126ページ左 あまりに即物的な「泣きつく」のイメージ。

 127ページ右 水冷ロボット

 127ページ左 普通はあまりアオリでは描かれない扇風機

 128ページ右 どうせ流しそうめんに使うのに、紫蘇の花をツマに添えるという細やかな気遣い。

まんがライフオリジナル2016年8月号

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まんがライフオリジナル2016年8月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/9650/


幼なじみリレイション』 安西理晃

 中心にいるのが朴念仁だと、周囲の女子は立ち位置の調整が大変ですね。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

8皿目 角煮

 夫はネームを切る ヘイヘイホー ヘイヘイホー

 女房は豚を煮る 豚豚豚 豚豚豚♪


9皿目 牛丼

 幽玄玉吉日記の「うどんうどんでも麺類でないうどんってなーんだ?」「牛丼」というなぞなぞを思い出しました。

 なお、王嶋環先生の『ごほうびおひとり鮨』は、ふんわりジャンプのこちらで連載されています。『おひとり鮨』の取材ですから、ふたりでは行けません。

 『孤独のグルメごっこ』 vs 『おひとり鮨取材』は、『おひとり鮨』の圧勝といったところでしょうか。次は何ヵ月後かな → 月イチでした、の流れも痛快でした。


『今日のノルマさん』 ふかさくえみ

 最終回。

 4コマオブザイヤー2015の新刊部門で2位となった作品で、作品のクオリティは素晴らしいのに、ビジネス的には楽でなかったようなのが残念です。

 4コマ漫画マニアの高齢化購買力の低下で、マニアの買い支えだけでは、単行本の損益分岐点を十分に超えていかないという現実を、我々は受け止める必要があります。単行本の購入を継続するほかに、外部のマーケットへ、情報発信やアピールをしていく工夫も、求められていくでしょう。

 ただし、マニアにしても、家に4コマ単行本が50冊しかない場合と、500冊以上ある場合では、購買意欲が違ってくるのは確かで、長くマニアをやっていると、何かを捨てないと何かを買えないという部屋の状態になってきて、悩ましくはあります。電子書籍という手もあるのですが、紙媒体ならではの良さもあるので。


『願いましては』 碓井尻尾

 コジローくんは、表裏のないあからさまなバカで、なんだか憎めない印象。

 コジローくんの手下(?)二人も、彼が怖いから、一緒にいるのではなく、彼といるとなんだか面白いから、ついてきているという感じがあります。ある種の人徳はありそうです。


『とーこん家族』 よしもとあきこ

 保冷剤入りのうちわって、あってもいいような気がします。

まんがくらぶ2016年8月号

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まんがくらぶ2016年8月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/9614/


『父とヒゲゴリラと私』 小池定路

 勝負服のセンスが絶望的に無いあたりにも、総一さんの草食性が。まるでローソンのユニフォーム。

http://www.lawson.co.jp/company/news/104930/


『トラロッコ』 えのきづ

 最終回。

 TVゲームって「遊びに来る」ものでもあったのですね。たかしさんが、多少まともな服を着て外出できるようになったのは、結果オーライなのかな。


『なぎさ食堂』 藤沢カミヤ

 タコライスって、アメリカ風またはメキシコ風または沖縄風のガパオライスという側面があると思うのですが、ガパオライスには、シーフードガパオも存在するので、タコ入りタコライスがあっても、それほど不思議ではないですね。

 一応、クックパッドには存在していますし。まあ、クックパッドには、大抵のネタメニューは存在しますが。

f:id:milmil01:20160710192845j:image


セーラー服魔法使い』 干支宮ひかる

 途中経過をすっとばして、本当に描きたい部分だけを、抜き出して描けるというのは、同人漫画のいいところです。最初から商業向けに企画していたら、イントロだけで終わっていたかもしれません。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「毎日行くからさあ」 「急がば回れ」ならぬ「飲酒ならば回れ」。

 「最高得点62」 〇と×を完全にランダムに回答した場合、通常の採点と勝ち抜き方式における点数と確率との関係は、下のようになります。二項分布。

f:id:milmil01:20160730014556p:image

 「即目的達成」 学校の怪談「泣きわめく保健室」。

 「ご無沙汰してます」 一万円札に接する機会が、小学生よりも少ない社会人。

 「アニバーサリー女」 最近のコーヒーは、昔よりも、ブラックで飲みやすい味が主流になっている気がします。昭和からやっている喫茶店に行くと、ときどきびっくりするような苦いコーヒーが出ることがあります。たぶんサイフォン式だからでしょう。確実に、砂糖とミルクを前提とした抽出方法。

 「夏だからな!! 桃山」 身長計が縮んでいた可能性も。

 「俺たちの代表として」 全国大会に出る河田よりも、擁護にさえもやる気のない沢口のほうが、大物のような気配がします。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 先月の予想が80%外れました。そうか。そんなに性急には、物語を回収しにこないか。

まんがライフMOMO 2016年8月号

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まんがライフMOMO 2016年8月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/9586/


『奥さまはアイドル』 師走冬子

 本音を引き出して、楽しい時間を生み出す触媒になる、というのは、まさにアイドルにふさわしい役割ですね。


『ゴーゴーダイナマイツ』 小池定路

 大会に出られても1回戦負けするレベルのチームでも、自分でなくちゃ駄目ならば、貫く覚悟はできている。竹レコーズは、指定暴力団っぽい社名なのに、なんだかホワイト。


白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』 ひらふ

 ミミちゃん先生の同人誌のタイトル、『チョモランマで酒地肉林』とありますが、「地」じゃなくて「池」じゃないでしょうか。


『せんせいになれません 広告編』 小坂俊史

 現地までつきあうスズキ編集長の、フットワークの軽さ。そして、4コマ目の風の音は、場違いであるとともに、季違いでもあるのでは?