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2017-06-13

『おおきなのっぽの、』1巻

| 19:48 | 『おおきなのっぽの、』1巻を含むブックマーク 『おおきなのっぽの、』1巻のブックマークコメント

おおきなのっぽの、(1) (ワイドKC 月刊少年シリウス)

おおきなのっぽの、(1) (ワイドKC 月刊少年シリウス)


1.はじめに

 発売から日が経ってしまいましたが、柴先生の4コマ漫画単行本、『おおきなのっぽの、』1巻について、紹介記事を書いてみたいと思います。

 作者の柴先生は、『まんがライフ』の読者であれば、『白衣さんとロボ』でおなじみでしょう。柴先生のもうひとつの作品である『おおきなのっぽの、』は、『少年シリウス』に連載されている4コマ漫画です。

 掲載誌の傾向が異なるので、4コマ漫画誌の読者のアンテナには、もしかしたら引っかかっていないかもしれません。しかし、とても読みやすく、幅広い読者層が楽しめる作品で、4コマ漫画が好きならば、チェックをして損のない単行本です。

 『まんがライフ』の『白衣さんとロボ』は、一軒の家を舞台にした、白衣さんとロボの二人の日常マンガです。ホームドラマでもあって、SF的なのに妙にリアリティーのある描写が味となっています。

 これに対して、『おおきなのっぽの、』は、もっと広い舞台で展開される日常マンガとなっています。小学生の女の子が主人公で、家、学校、町内などが活躍の舞台になります。家族、友達、先生、ご近所さんといった、さまざまな人たちと過ごす日々が、にぎやかに、穏やかに描かれます。


2.キャラクターの魅力について

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 主人公の古戸蛍さんは、小学4年生。見てのとおりの美人で、身長は170cm。4コマ漫画としては、「高身長もの」のジャンルになるのでしょうか。

 蛍さんの魅力は、大人っぽい見た目に反して、普通に無邪気で、普通にやさしくて、普通に元気であること。インパクトの強さを考えると、本来は主人公向きの性格ではないのですが、「普通さ」に「高身長」という属性をプラスすることで、普通の無邪気さ、普通のやさしさ、普通の元気さが、特別なものとして輝いてきます。

 そして、蛍さんの存在は、人が誰しも持っている普通さが、実は、それぞれに特別で、かけがえのないものであることを、気づかせてくれます。

 この電話のシーンで、後ろにいるのはお母さん。こちらも美しい。電話の相手はお父さん。お互いがお互いを大好きなのが伝わってきて、微笑ましい家族です。


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 そして、友達の巴さん、千歳さん、真理さん(左から)。照れて遠慮する蛍さんを、ナチュラルにお雛さま役にして、楽しく笑っている娘たち。


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 男の子は赤井君。千歳さんと赤井君は、広い図書室で、わざわざ隣に座っているくらいの関係性のなかで、どちらが古戸蛍さんを好きかについて言い争っています。基本的に愛しかないです。


3.世界の魅力について

 作品世界のディティールが作りこまれていることも、『おおきなのっぽの、』の魅力のひとつです。

 家、学校、町内の描写に奥行きがあって、作品に描かれていない場所、作品に描かれていない時間についても、想像が広げられます。

 日常系の漫画なのですが、ページを開くと、現実とはまた別の世界がひとつ広がっている感覚があり、そこから流れてくる空気まで感じられる気がします。別世界をひとつ構築するという意味では、ファンタジーとしての要素もあるのかもしれません。

 このような作品世界の作りこみには、むんこ先生の『らいか・デイズ』や、あずまきよひこ先生の『あずまんが大王』、『よつばと!』と通じるものがあります。読んでいての感覚としても、それらと共通した部分が感じられます。

 小道具としては、主人公の自宅の弁当店に、柱時計、黒電話、台秤、スノードームなど、古いアイテムが多いことが印象的です。これらのアイテムは、この弁当店が祖父の代から続いていること、2年前に亡くなった祖父が今でも大切な存在であり続けていることを表現するものです。このようなことを手掛かりに、作品世界の過去にもついても、思いを馳せることができます。

 このように、『おおきなのっぽの、』のページは、どこでもドアの入口にも、タイムマシンの入口にもなっています。


4.おまけ

 ある日のことです。千葉県柏市の『とんQ』で、ロースカツとアジフライを食べておりまして、

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外に出たところ、どこかで見たことのある景色が広がっていました。

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こちらのほうは、なんだか鏡に映したような感じ。

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見下ろすと、商店街がありました。「あさひ」とありますね。

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そして、しばらく歩いていくと、こんな景色もあったりします。

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こんな道を通っていくと

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小学校がありました。

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 柏市のこの辺りは、住宅地ですが、古い住宅と新しい住宅が混在している状態です。商業の中心は国道沿いですが、古くからの商店もいくつか町内に残っています。近くには、大型のマンション群があり、住宅地の発展における歴史が実感できる地域です。


 以下はおまけのおまけです。

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2017-06-04

まんがライフMOMO 2017年7月号

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まんがライフMOMO 2017年7月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/11935/


『晴れのちシンデレラ』 宮成楽

 クイニーアマンは、ジャンルとしては菓子パンで、冷凍しないと日持ちしない(2日程度)らしいので、実際には、あまり悠長には食べられない。


白鳥ちゃん閲覧禁止っ!! 』 ひらふ

 「殴っ」 ルパンジャンプにパンチは、ある世代以上にとっては様式美ですね。若い年代のルパン三世像は、カリオストロやテレビスペシャルのイメージでしょうが、あれは割と「映画のジャイアン」的な面があります。


『ト或ル夫婦ノ日乗』 崎由けぇき

 109ページ、3コマ目が下ネタだったのか。揺のヘタレは、この反動なのか。

まんがタイムオリジナル2017年7月号

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まんがタイムオリジナル2017年7月号の感想

http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


らいか・デイズ』 むんこ

 「ガンバレとかじゃなく」 ガンバレ、デート、マッキーガンパレードマーチ)。


『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき

 やっぱり金太郎と認識されているんだ。


『ぎんぶら』 安堂友子

 「言うてはならぬ」 背景にあるのは太陽じゃなくて、理想のパンケーキのイメージなのね。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「水くさいじゃないか」 一見「息子に手玉に取られる小者の親父」の図式に見えるのですが、「腹心気取りでいるようが、七光りだけだぞ、と言っている親父」の図式とも解釈できます。

 「85歳までや」 町長だからスーツで仕事か、と思いましたが、作品全体の季節が夏から秋に移ったようですね。

 「不戦勝」 ここでの「攻める」が後の伏線に。

 「見抜き」 3コマ目の顔が暗くなっているのは、逆光のせい。頭の後ろには太陽があるため、後光がさしたような状態でもあるわけです。4コマ目のゆとりは、その後光を浴びているかたちですね。

 「バカの変換力」 お互いに、相手の表情をうかがう能力は低い。

 「ロマンスの予感」 1コマ目を見ると、これは同級生バトルなんだな、と再認識させられます。

 「うわの空」 ここでの「攻める」で前の伏線を回収。

 「息子の本音」 思考がダダモレなのが、今野守の小者っぽさを示す。

 「やってしまいましたなあ」 なかなかにツッコミ甲斐がありそう。

 「モチベーションの塊」 さすがの浦野かなめにも、若干のやつれの色が。

 「火に油じゃんじゃん」 バカ二人に挟まれて困惑顔の浦野。


北斎のむすめ。』 松阪

 オランダ商館長は、長崎出島から江戸参府し、江戸での定宿を、日本橋長崎屋源右衛門としていました。そのため、日本橋には蘭学者が多く集まっていたそうです。

まんがライフ2017年7月号

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まんがライフ2017年7月号の感想


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 父子の出入り禁止は、「仏の顔も三度まで」までということか。「仏の顔」というより「ボール系の顔」ですが。


『眠り姫と起こさない王子』 渋谷一月

 バトル編が開幕か? 投稿から始まった本作は、基本構想として、「召し使いの日常」を描き続けることを目的としていないはず。従って、そこからはみ出して、描きたい方向に疾走していくのは自然なことでしょう。


『白衣さんとロボ』 柴

 p88右 4コマ目のロボは、完全にプレイだ。ちなみに、新聞の八萬石は、千葉県にある広大な干拓地とのことです。

 p88左 1コマ目、ジョニーを見ているねこ。

 p89右 天上天下オイラー独尊。円周率の暗唱を、出生時からずっと休まずに、1秒間に4ケタのスピードで続けていたとしたら、現在では20億ケタ目くらいを唱えている計算になります。今のところ、円周率は20兆ケタくらいまで分かっているようなので、そこまででも17万年はかかりますね。

 p89左 白衣さん髪の毛を挟む。

 p90右 ロボの胴体内部は、スライドが可能。関節のないロボットの胴体は、バッテリーくらいしか入っていないのかな? と思いましたが、このロボは食事をするので、消化器官も入っていますね。ロボのジョニー対策では「C」が最も安全でしたが、ドラえもんのネズミ対策では、おそらく「C」が最も危険になります。「Chikyu Hakai Bakudan」(地球はかいばくだん)の「C」

 p90左 1コマ目と4コマ目で伸びるアンテナ。「つもり」とか「感情」に連動している模様。

 p91 目張り密室。推理小説のジャンルとして、目張り密室というものがあり、代表的な作品としては、カーター・ディクスン爬虫類館の殺人』、大山誠一郎『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』などがあります。今回のシチュエーションは、「テープによって目張りされた密室」「密室内に人間以外の動物がいる」「ガスの関与」などの点で、『爬虫類館の殺人』と類似しています。生きていてよかった。あと、猫とガスと密室は、シュレディンガーっぽくもありますね。


『アスクミ先生に聞いてみた』 後藤羽矢子

 事務用品が届きそうなタイトルの新連載。

 他の出版社では非常識な中指ポーズですが、最近の竹書房に限っては縁起がいい。

 後藤羽矢子も有料のLINEスタンプを作っておられますので、皆様よろしく。


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 社長の台詞のフォント指定は、どうなっているのだろう?


『ななこまっしぐら!』 小池恵子

 落語家は、扇子でおでこを叩くしぐさは、頻繁にはしません。どちらかといえば、幇間のしぐさなので、落語の中で幇間のキャラを演じる場合に、幇間のしぐさとして叩く場合はあります。例外として、三遊亭歌之介師匠は、新作落語のセルフ突っ込みとして、バンバンと叩きます。

まんがライフオリジナル2017年6月号

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まんがライフオリジナル2017年6月号

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/11780/


リコーダーとランドセル』 東屋めめ

 アルバートを呼ぼう。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

21皿目 おしゃれメニュー

 チーズ、小麦粉、牛乳、野菜とデンプン質を焼くという意味では、チーズフォンデュとドリアは、そう遠くないのかも。うどんドリアは、ドリアよりもグラタンに近そうですが。

 「串カツ二度づけごっこ」は、「ちゃんとチーズフォンデュを楽しめていますよ」というアピールと、「チーズが足りなくなったのは、妻のせいじゃないですよ」というアピールでしょうか。表面でチーズフォンデュを受け入れていない態度をみせるのは、その照れ隠しなのかなと。


22皿目 立ち食いそば

 ある種の「旅」としての、深夜の立ち食いそば。『わびれもの』のような孤独感(疑似的な)と、帰宅後のにぎやかさと。午前2時の立ち食いそば屋だと、顔なじみの常連とかもいたりするのかな。相手の事情の読み合いをするのは、なんだか楽しそうな気もします。


『願いましては』 碓井尻尾

 女子高生3人が、目まぐるしくボケとツッコミを入れ替わりながら驀進していく一方で、ゼロの『店長の憂鬱』化が止まらない。

まんがくらぶ2017年6月号

| 11:36 | まんがくらぶ2017年6月号を含むブックマーク まんがくらぶ2017年6月号のブックマークコメント

まんがくらぶ2017年6月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/11674/


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「ものは言いよう」 縦書き表記におけるアラビア数字の表現について、さまざまなパターンが試されたかたち。印刷会社の舌うちが聞こえてきそう。

 「メインイベントは」 小学生のエイプリルフールは、春休み中だから被害が限定的だったのか。河田にとっては、それが物足りなかったと。祝われる青木、呪われる6年2組。

 「さらにあかんやつ」 池田は、キャラ設定上、日光浴でも眼鏡を外せない。

 「春ですから」 クラス替えの直後が、小学生男子の発情期(未満)になるようです。4コマ目で、「ヒマな保健室」の記号となっている沢口。

 「半分で飽きた」 各部屋に監視カメラでもあったのでしょうか。

 「ブリティッシュだ!! 桃山」 小学生が校内に残れる「夕方」は、たぶん午後5時くらいまで。その9時間後は、午前2時。したがって、4コマ目の桃山は、1時間くらいドアを叩き続けていることになります。池田は、キャラ設定上、就寝中でも眼鏡を外せない。

 「評判」 2コマ目の田中先生はレアキャラ。4コマ目の沢口は、さげすむ目ではなくて、同類を見る目。


『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 このおじさん、実はナチュラル異性キラーなのでは? という気がしてきました。

まんがライフMOMO 2017年6月号

| 11:36 | まんがライフMOMO 2017年6月号を含むブックマーク まんがライフMOMO 2017年6月号のブックマークコメント

まんがライフMOMO 2017年6月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/11623/


ワンルームJK』 坂巻あゆむ

 ルームシェアのきっかけが、「壁が豆腐だから」というのは、割と新機軸なのでは?

 基本的に、モノローグのある人物が、漫画の主人公となる場合が多いのですが、この作品の場合には、石頭さんのような、広背さんのような。


白鳥さん閲覧禁止っ!!』 ひらふ

 竹書房小学館集英社とは、本社間の直線距離は、わずかに1km程度。しかし、両者を隔てるものは、なかなかに大きい。


博多女子は鬼神のごとく気が強か!? 』 山東ユカ

 パティスリーのモデルはここですね。


『ト或る夫婦ノ日乗』 崎由けぇき

 8ページで1本の4コマ漫画をやった感じ。


『金棘クレミーと王の家』 唯根

 右ページから左ページに読むのに、台詞は横書きという変則スタイルの本作ですが、台詞を読む順番も変則的で、フキダシが右か左かは関係なく、上にあるフキダシから読んでいくというルールになっています。

 ワイド4コマであるので、台詞を読む順番を把握するには、まずコマ全体を見渡して、フキダシの配置を確認する必要があります。

 そのために、流し読みが出来なくなって、通常の4コマとは、読むリズムが違ってきます。独自の空気感を味わうタイプのこの作品とは、相性が良いように思います。

まんがタイムオリジナル2017年6月号

| 11:36 | まんがタイムオリジナル2017年6月号を含むブックマーク まんがタイムオリジナル2017年6月号のブックマークコメント

まんがタイムオリジナル2017年6月号の感想


ラディカル・ホスピタル』 ひらのあゆ

 アルバイトだと、「次の日から戦力にならないと困る」ということはあるでしょうが、正社員としての雇用には、「時間をかけて教育するんで、なるべく長くいてね」といった意味もあるように思います。スタートダッシュが遅れても、10年くらいのトータルで戦力になっていれば、御の字という面もあるでしょう。


らいか・デイズ』 むんこ

 「もえろ いい女」 『燃えろいい女』が『萌えろいい女』に変換される時代がくるとは。

 「滲み出る」 シマリスくん(3コマ目)。


『きっと愛され女子になる』 瀬戸口みづき

 志摩さんの10代でのアルバイトが気になる。卓越したコミュニケーション能力と、壊滅的な不器用さが共存した場合、適職は何になるのだろう。


北斎のむすめ。』 松阪

 史実では、アメリカザリガニの日本への移入は1927年のようです。YEAH!

 初期においては、画家仲間は変人ばかり、姉は生真面目すぎで、お栄のキャラクターやボケっぷりを、しっかりと受けとめられる人物が少なかったのですが、吉原が登場するようになって以降、そういった人物の層が厚くなって、作品の読み応えが増したように思います。


『ぎんぶら』 安堂友子

 イヌとカエルが、どうやったら銃の引き金を引けるのかについては、いまひとつ想像できない。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「想定すべきだった」 容易に勤め先がみつかるくらいなら、町長候補などしていない、という初期設定。

 「朝早いのはつらいけど」 地方の豆腐屋さんは、人口が減っていくと非常に苦しそうです。仮に、1丁で100円の儲けが出せるとしても、月に60万円を儲けるには、6,000丁を売らなくてはならない。その場合、月に3丁買ってくれるお得意さんが、2,000軒くらいは欲しいわけです。販路は限定されており、スーパーの豆腐とも競合していくため、なかなか安泰ではないでしょう。

 「あやしい落差」 3コマ目は、打算を知らない綺麗な目。4コマ目は、たいして失敗を気にしていない綺麗な目。

 「一瞬の快楽」 くす玉の上げ下げが面倒かも。ただ、滑車などを使った昇降装置を作れる人材は、商工会には多そうです。商工だけに。

 「マイナススタート」 「採用しなくてよかった」は好印象のうちに入るのだろうか。少なくともマイナスの感情ではないよね。

 「言ったもん勝ち」 ハコを作ってからコンテンツを考えるというハコモノ行政。商品的には、青森の味噌牛乳カレーラーメンを連想させます。あちらも、札幌ラーメン店の味噌カレーラーメンに、高校生がノリで牛乳を入れてみたら、美味いと評判になって、そのうちに正式メニューに採用、といった由来らしく、「やったもん勝ち」という側面はあるようです。

 「まさに」 「みそチーズ油あげ」を串で食べるのは、ちょっと難しそう。スライスして箸で食べたいところですが、そうするとシェアが可能になって、売り上げが落ちてしまう。そこは、商魂なのでしょう。

 「認知の方向」 「たこやきうどん」は、「たこやき」+「うどん」なのか、「たこやき」+「やきうどん」なのか。大阪には前者を出す店が何軒かありますが、場所は、新大阪駅だったり、伊丹空港だったり。わりとあからさまに観光客向け。

 「実情」 4コマ目の顔は、従業員だからできる顔や、町長候補だからできる顔とは、少し違う気がします。何も考えていないけど、向き合っている顔。

 「残念ながらあまり」 商工会は、情報収集能力が極めて高い。

 「なにもしないをする」 商工会は、判断能力も極めて的確である。

2017-04-25

ファミリー4コマ誌の類似性に関する分析

| 01:08 | ファミリー4コマ誌の類似性に関する分析を含むブックマーク ファミリー4コマ誌の類似性に関する分析のブックマークコメント

1.はじめに

 まんがライフ2017年5月号の柴先生『白衣さんとロボ』に、以下のような内容がありました。

 白衣さんも分析を行っているようですが、個人的にも興味が出てきましたので、ファミリー4コマ誌の類似性に関する分析を、独自に行ってみることといたしました。

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2.調査の対象

 調査の対象は、2017年3月27日〜4月22日の期間に発売されたファミリー系4コマ漫画雑誌12誌としました。

 芳文社では『まんがホーム』、『まんがタイム』、『まんがタイムジャンボ』、『まんがタイムファミリー』、『まんがタイムスペシャル』、『まんがタイム』の6誌を調査しました。

 竹書房では『まんがくらぶ』、『まんがライフオリジナル』、『まんがライフ』、『まんがライフMOMO』の4誌を調査しました。

 双葉社では『まんがタウン』1誌、ぶんか社では『主任がゆく!スペシャル』1誌について、調査を行いました。


3.調査の内容

 上記の雑誌について、他誌への執筆がある作家の数を、雑誌ごとに整理し、その割合を比較しました。また、ひとりの作家が、調査期間中に4コマ誌に発表した作品の数についても、雑誌ごとに集計して整理し、その比較を行いました。

 さらに、その雑誌に執筆している作家が、その他に、どの雑誌に執筆しているかについて、傾向の調査を行いました。そのデータを使用して、掲載作家による雑誌の傾向を二次元のグラフに整理しました。


4.集計の方法

 上記の調査に用いる集計については、以下の方針で実施しました。

 1人の作家が、1つの雑誌に複数の作品を掲載している場合は、便宜的に、作品数を1つとしてカウントしました。

 他誌に掲載されている作品が、同一タイトルである場合については、別タイトルの場合と区別はせず、同じ方法で集計を行いました。

 ゲスト漫画については、連載作品と区別せずに集計を行いました。

 ショートストーリー漫画についても、集計に含めました。イラスト付きエッセイについては、集計外としました。


5.調査結果

5-1 他の4コマ誌に執筆している作家の数と割合

 雑誌ごとに、他誌への執筆がある作家と、ない作家をカウントすると、下図のようになりました。どの雑誌においても、他誌と共通する作家が10人前後いることが確認されました。

 これらのうち、『まんがタイムファミリー』、『まんがタイムスペシャル』、『まんがライフMOMO』の3誌については、他誌と共通する作家が10人を下回っており、全体と比較すると少ない傾向にありました。

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 他誌にも執筆している作家を、全体に対する割合として示すと、下図のとおりとなりました。全体的にみると、4割前後の作家が、他誌と共通していました。

 このうち、『まんがタイムオリジナル』、『まんがライフ』、『まんがタウン』の3誌については、他誌と共通する作家の割合が50%を超過しており、メジャーな作家を多く使っている傾向が確認されました。

 一方、『まんがタイムファミリー』、『まんがタイムスペシャル』、『まんがライフオリジナル』の3誌では、他誌と共通する作家の割合が40%未満となりました。

 『まんがタイムファミリー』、『まんがタイムスペシャル』については、若手作家の積極的な起用が、その理由になっていると考えられます。

 『まんがライフオリジナル』については、多少事情が異なっており、4コマ誌以外でも活躍するベテラン作家が多いことが、他誌と共通する作家の割合が低くなった要因と考えられました。

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 掲載作家の約4割が、他誌と共通しているということを、雑誌の類似性として、どのように評価するかは、難しいところです。

 個人的には、「予想より割合が低いな」と感じました。具体的なデータはありませんが、10年前ならば、もっと割合が高かったかもしれません。

 当時は、4コマ誌以外の発表媒体が少なかったため、専業の4コマ漫画家としてやっていくためには、4コマ誌に3作品前後の連載がないと苦しかったように思います。

 現在では、4コマ漫画ストーリー漫画を両方こなせる作家が増えていることや、発表媒体にWEBが加わったことによって、4コマ誌での連載数が少なくても、プロとして十分に活躍している作家が増えてきました。


5-2 掲載作家が執筆している作品数の集計

 それぞれの雑誌に執筆している作家が、集計期間の4コマ誌で発表した総作品数を集計すると、下図のようになりました。なお、同タイトルの作品でも、雑誌が異なれば2作品として集計しています。

 芳文社の雑誌と比較すると、竹書房双葉社ぶんか社の雑誌では、4作品以上を執筆している作家の割合が高く、全体の2割程度となっていました。これには、いがらしみきお先生と、竹書房での森井ケンシロウ先生の寄与が大きいです。

 また、3作品以上を執筆している作家の割合は、『まんがタイム』、『まんがタイムオリジナル』、『まんがライフ』で高く、全体の4割程度となっていました。これらの雑誌では、実績のある作家の作品を、比較的多く掲載している傾向がみられます。

 2作品だけを執筆している作家の割合は、『まんがホーム』、『まんがタイムジャンボ』、『まんがタウン』で高くなっていました。これらの雑誌では、新進気鋭の作家に、多くのチャンスを与えているかたちとなります。

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5-3 雑誌相互での作家の共通性

 各雑誌の執筆作家が、その他にどの雑誌に作品を発表しているかを集計すると、下表のとおりとなりました。表が細かくなってしまっており、申し訳ありません。表の赤い部分は、4作家以上が共通していることを示しています。

 芳文社の雑誌では、『まんがホーム』、『まんがタイム』、『まんがタイムオリジナル』の3誌において、多くの作家が共通していました。また、『まんがタイムオリジナル』については、竹書房の『まんがライフオリジナル』とも、共通する作家が多い傾向にありました。

 芳文社のその他の雑誌では、他誌との共通性は、それほど高くありませんでした。

 竹書房の雑誌では、芳文社と比較して、社内の雑誌で共通する作家が多いという傾向がみられました。また、『まんがライフ』、『まんがライフMOMO』の2誌については、ぶんか社の『主任がゆく!スペシャル』と共通する作家が多いことが確認されました。

 また、双葉社の『まんがタウン』についても、『主任がゆく!スペシャル』と共通する作家が多いことが確認されました。

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5-4 複数を執筆している作家のカテゴリー分け

 複数の4コマ誌に執筆している作家は、芳文社のみで執筆している作家、他の出版社(竹書房双葉社ぶんか社)のみで執筆している作家、芳文社と他の出版社のいずれにも執筆している作家、の3つのカテゴリーに分類できます。

 その分類について、敬称略、順不同で示すと、下表のとおりとなりました。

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5-5 雑誌ごとの傾向に対する主成分分析

 それぞれの雑誌における掲載作家の傾向から、主成分分析という手法で、各雑誌の特徴を二次元のグラフとしました。グラフ上で近い位置にある点については、類似性が高いとみなせます。

 掲載作家の傾向より、4コマ誌は4つのグループに分類できました。

 グループAに含まれるのは、『まんがホーム』、『まんがタイム』、『まんがタイムオリジナル』の3誌で、芳文社の比較的オーソドックスな4コマ誌です。ただし、『まんがタイムオリジナル』については、他の2誌との傾向の差異が多少みられました。

 グループBに含まれるのは、『まんがタイムジャンボ』、『まんがタイムファミリー』、『まんがタイムスペシャル』です。芳文社の比較的フレッシュな4コマ誌といえるでしょうか。このうち、『まんがタイムジャンボ』については、他の2誌との傾向の差異が多少みられました。

 グループCに含まれるのは、竹書房の『まんがくらぶ』、『まんがライフオリジナル』の2誌でした。この2誌では、比較的キャリアの長い作家が共通しています。

 グループDに含まれるのは、竹書房の『まんがライフ』、『まんがライフMOMO』と、ぶんか社の『主任がゆく!スペシャル』の3誌でした。今回の結果からも、『主任がゆく!スペシャル』と、『まんがライフ』、『まんがライフMOMO』に共通点が多い傾向が確認されました。なお、安西理晃先生は、この3誌に連載を持っています。

 まんがタウンは、グループBとグループDの中間となりました。比較的傾向の近い雑誌は、『まんがタイムスペシャル』と『まんがライフMOMO』となります。

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6.おわりに

 以上のように、4コマ誌では40%前後の作家が他誌と共通しており、雑誌によっては50%を超える場合もありました。

 一方で、掲載作家の傾向は、雑誌によって、かなり異なっていました。新人とベテランで打線を組む雑誌、中堅中心で打線を組む雑誌がありましたが、今回のデータによる分類は、事前の個人的な印象と、あまり遠くないものでした。

 今回の調査で、定期的に購読していない雑誌もいくつか購入しており、まだ読み切れてはいないので、今後が楽しみです。特に、『主任がゆく!スペシャル』には、気になる作家が多く、今後はチェックをせねば、と思いました。

柴 2017/04/27 16:50 こ、これは…お疲れ様です。

milmil01milmil01 2017/04/29 10:00 以前から、ちょっとやってみたかったことだったので、良いきっかけをいただけたと思っています。感謝を申し上げます。ツイートまでしていただきまして、本当にありがとうございます。

2017-04-22

まんがライフ2017年6月号

| 11:34 | まんがライフ2017年6月号を含むブックマーク まんがライフ2017年6月号のブックマークコメント

まんがライフ2017年6月号の感想


『白衣さんとロボ』 柴

 p81 エロスとタナトス

 p83左 人としてどうかという少女と、人としてどうかというロボット

 p84右 高柳健次郎

 p85左 人民が、すべて家電だ。機械の星だ。

 p86右 ロボも歯をみがくのか。鯖のみりん干しとか食べるものなあ。写真は、律儀に2枚とも貼ってある。


マンドラゴラさんとヒト科たち』 はずの都

 疑似科学よりは非科学のほうがマシだなあ。滝のそばで気持ちがいいのは、涼しくて景色がいいからだと思います。

 ワイド4コマで、上下コマ間の余白をなくした試みについては、スピード感は出るけれど、場面転換が難しくなると予想していますが、今後を見守りたいと思います。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 夏くん父子のカラオケは、いろいろとチューニングが面倒くさい。

ビッグコミックオリジナル2017年5月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2017年5月増刊号の感想

http://big-3.jp/bigoriginal/zoukan/index.html


『こはぜ町ポトガラヒー』 昌原光一

 時代劇というよりも、落語っぽいリアリティ


『まどいのよそじ』 小坂俊史

第21回 世代交代

 「無分別市」というのは、大喜利のネタになりそうなネーミング。北海道サーモンズのマスコットキャラも気になります。ストレートに鮭なのか。鮭をくわえた熊なのか。

 でもって、北海道サーモンズが、イクラ丼への伏線になる仕掛け。親へのうっぷんを、子で晴らす。

 過剰な盛り付けのイクラ丼が、あまりおいしそうでないのは、イクラの圧倒的で不気味なほどの存在感を、ここで印象付けるためでしょう。

 P220の大ゴマは、コマが大きいのにスピード感があり、間髪を入れないツッコミと感じられます。これは、1/3の大きさのコマに入る程度の情報量を、拡大コピーしているからでしょう。そのために、狭いコマを読むのと同じ感覚で、右から左へスピーディーに視線が移動していくことになります。また、コマでの情報が、上半分に集中しているため、視線が横方向に直線的に動くことも大きいですね。

 モチベーションを失うきっかけも、得るきっかけも、他人と少しずれていることは、プロスポーツ選手の資質のひとつなのかもしれません。

まんがライフオリジナル2017年5月号

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まんがライフオリジナル2017年5月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/11468/


『ちいちゃんのおしながき』 大井昌和

 「正解とはなにか」 馬油は、馬から取った油脂という意味なのに、熊本ラーメンに入れる馬油(マー油の表記法のひとつ)は、焦がしニンニク油の意味になる不思議。


『鬼桐さんの洗濯』 ふかさくえみ

 新連載。鬼のノルマに洗濯。


『山田さんと山田くん』 くりもとぴんこ

 アンコールゲストという枠で、この引きで終わらせるのは、山田さんなみの度胸。担当編集者とともに、勝負をかけている感じ。


『中年女子画報』 柘植文

 電車に乗っていても、戸田競艇場に向かう人は、明らかに識別できますからね。

 以前、赤羽の床屋に入って、特に注文をしなかったら、見事に競艇場のオッサンと同じ髪型にカットされたことがあります。赤羽のあたりには、この他に、競艇場仕様の帽子やジャンパーなど、一式が入手できる店が揃っているのでしょう。


『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ

 みっちゃんの上半身だけを見て、大学生でその服はやばいだろう、と思ったのですが、下半身もあわせて見ると、実はスタイリッシュでした。


『願いましては』 碓井尻尾

 「大ざっぱ」 やっぱりウクライナ紛争地帯だったりするのかな。

 「寝耳に水」 冷蔵庫に常時ビールを冷やしておく程度には母親思い。

 「二日酔い」 さすが「うっとうしい」のプロ。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

20皿目 朝ごはん

 「飽きた」という理由で「やめる」ことができるのは、個人としての活動の範囲まで、ということでしょうか。独身男性は「生活=個人としての活動」と思って生きてきたから、気を付けないと意識が変わらないんだな。

 朝食メニューにおける玉子、チーズ、ハムの順列組合せ感が、リアルで楽しい。コーンフレーク一択との対比も含めて。

まんがくらぶ2017年5月号

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まんがくらぶ2017年5月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/11427/


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「車庫とり囲み」 すべて1日の出来事なのか。「優遇されおって気にくわないんじゃ、ボケェ!」という負の感情は、恐ろしい速度で暴走しますからね。郵政選挙も、基本的にはそれでしたし。

 「厳しいほうへ厳しいほうへ」 フィクションの楽園を追い求めるあまり、現実が地獄に。

 「苦しみのない世界へ」 生きた死体。もう何も恐くない

 「百年の恋すらも」 男子のバカが加速するのも、春の陽気のせいか。

 「返品不可」 どうやってカプセルに充填したかには、若干の興味があります。

 「首はいかんぞ!! 桃山」 前門のトラップ、後門のまがつ神。

 「あるもんだなあ」 チョーク投げとチョークよけが、ともに競技化されているならば、合同練習ができますね。


『ケンタのペンギン日記』 新木南生

 鶏ではないとはいえ、鳥類の名前が「ケンタ」だと、ちょっとドキッとする。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 ひなみ父と、先代マスターには、なにか因縁がありそう。

まんがライフMOMO 2017年5月号

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まんがライフMOMO 2017年5月号

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/11295/


『晴れのちシンデレラ』 宮成楽

 くそウザい宗教看板を、若干連想させるメモ。


博多女子は鬼神がごとく気が強か!? 』 

 3回連載2回目。

 3回というのは、舞台装置から組み立てていくのには、あまりにも短い。次回を無難にまとめてしまうと、クライマックスが「烏賊刺し」ということにもなりかねないので、なんとか長期連載につなげて欲しいものです。


『針棘クレミーと王の家』 唯根

 4コマ漫画の1回あたりのページ数は、ワイド4コマでも8ページ程度。しかし、今回は16ページもありました。

 そのために、エスカレートしていく悪の妖精とのやりとりが、ページをめくっても、めくっても、いつまでも終わらず、逃げられずにつきまとわれているような、リアルな恐怖感を覚えました。

 どちらかというと、カメレオン形態よりも、パッチリ目形態のほうが怖いですね。


『漫画の森から女子高生』 美川べるの

 広告ページじゃなくて、ゲスト原稿という扱いなんだ。


『びわっこ自転車旅行記』 大塚志郎

 「日本最北端の地」のモニュメントが、2度も登場する4コマ雑誌は、おそらくMOMOだけ。

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まんがタイムオリジナル2017年5月号

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http://www.manga-time.com/link/data/magazine_09.html


『予行恋習カノジョ』 アジイチ

 早川くんは習志野さんが好きで、習志野さんは晃二くんが好きで、晃二くんは高野さんが好きで、高野さんは習志野さんが好き。四角関係なのに、不憫なキャラがいる。


『ねこにまたたび恋ばなし』 松田円

 在宅仕事をしている兄が、キーパーソンになるのかな?


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「先週知った」 先週知ったことは、とりあえず覚えていられる程度の頭脳。

 「まず馬を射よ」 地方の18歳は、置き土産として投票をして各地に散っていくのか。投票年齢の引き下げには、思わぬドラマチックな一面もあったのだなあ。

 「知りすぎたゆえに」 支持するしないは別として、とりあえず知人が集まってくれる程度には人望がある。

 「ほしかったのよ」 地方にいると、クレープを食べる機会はあまりない。しかし、都会に出ても、結局あまり食べない。

 「おしゃべりしている場合じゃねえ」 常に抜け道を用意しておくのは、兵法の基本か。

 「視聴回数12」 ネットだけに、熱湯コマーシャルなみのPR時間。

 「伝わった伝わった」 ある年代以上にとって、踊る選挙活動には、あまり良い思い出がない。

 「あの頃は」 一休さんタイム。

 「うるおい不足」 300人の生徒のうち、30人以上が参加というのは、かなりの高率。

 「知りすぎた女」 ガス抜きしたガスで自爆するイメージ。

 「とびきりのやつを」 3コマ目と4コマ目のポーズが同じになっているのが芸が細かい。


『きっと愛され女子になる』 瀬戸口みづき

 海外生活者が、ムール貝味噌汁を作る場合はあるようですね。アサリ類が入手困難な地域でも、ムール貝は比較的流通しているようなので。

 砂糖と塩の順番ですが、塩の後に砂糖を入れることで、染み込みが悪くなるということではないように思います。料理に使う砂糖の量は、塩の十倍となる場合もあり、塩の前に砂糖を入れても、やはり染み込みは悪いのです。

 塩と砂糖の順番は、味の調節のしやすさに由来すると考えます。甘くしてあるものに、塩味を加減して味を調節するのは容易ですが、塩味がついているものに、砂糖を加減して味を調節していくのは、それよりも難しい場合が多くなります。ピザハチミツをたらすときのように、アクセントとしての使用ならば難しくはありませんが、きっちりと甘みをつける日本料理では難易度が上がります。

 また、塩味は加えてひと混ぜすれば、すぐに味が安定しますが、砂糖の場合には、かき混ぜたコーヒーでも溶け残りが出るように、なかなか溶解せず、味が均一になるのに時間がかかります。

 味見をしながら、砂糖を調節するのは合理的でないため、最初に甘みを決め、あとから甘みに合わせて塩味を加減するのが、難易度の低い手段となるわけです。

 あと、これは言いたかった。静岡県なのに、『やまなし』。


『ぎんぶら』 安堂友子

 読み返してみると、確かに「口」からフキダシが出ているコマが多い。


『まんしゅう』 唯洋一郎

 「父子鷹」 『脳内フェスタ』の「プレミアム!」と、「プレミアムつライデ―」ネタが、まるかぶりをしたわけですが、気づいた編集部のてんやわんやに興味があります。

まんがライフ2017年5月号

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まんがライフ2017年5月号の感想


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛

 「頑丈な棚をお持ちで…」の4コマ目と「GOアンドGO」の2コマ目での、目の表情のコントラスト。前者の桜は散っており、後者の桜は舞っている。そして、少しだけ浮かぶ水玉。


ラーメン大好き小泉さん』 鳴見なる

 まる豊さんは和歌山ラーメンのお店です。和歌山にあります。和歌山大阪から1時間半です。弾丸ツアーです。


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 モスバーガーに例えると、海老カツバーガー、テリヤキチキンバーガー、ロースカツバーガー。

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『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 「2対1」 「菊池さん、まだいたのか」と思いましたが、彼女は、彼岸の非常識と、此岸の常識とを隔てる障壁なのでした。


『お姉ちゃんがきた』 安西理晃

 佐藤両々先生一家を、ちょっと思い出したり。


『白衣さんとロボ』 柴

 p125 4コマ漫画雑誌の相似性の分析は、後日やってみようかと思っています。もし面白い結果が出たら公表しますね。

 p126右 「いまなんて言いました!? 」の解が、きちんと二つある周到さ。

 p127右 3コマ目の長閑な風景で、アンテナのみの構図を一度見せているため、129ページ左の2コマ目では、意識が構図に向かわず、場の空気が印象に残ります。

 p128右 高度な科学技術で、マシン油と見分けがつかない。

 p128左 ロボは経営者

 p129右 白衣さんは君主。

 p130右 仏壇に供え物をして、線香をあげるのは、科学とか宗教とかには、あまり関係がない。死後に供養をしてもらえると思うと、死の恐怖が若干やわらぐタイプの人に向けた、いわばデモンストレーション。そういう人に見られていなくても、彼岸にぼたもちを供えるのは、定期訓練ですね。

 p130左 この台詞を『太陽の牙ダグラム』で覚えた世代


『だってヤンママ』 すみれいこ

 最終回。

 23年も続いているのに、軽快さと初々しさを失わずにいたのは、すごいことです。さすがに髪型には時代を感じますが。

まんがライフオリジナル2017年4月号

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まんがライフオリジナル2017年4月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat04/11184/


『猫喫茶いぬい』 みずしな孝之

 集中線や効果線がデジタルで作画できることを、最大限に生かした回。実に集中線11コマ、効果線5コマ。手描きだったら、アシスタントが死んでしまう。


『願いましては』 碓井尻尾

 「登場」 男所帯に女子高生を泊めるわけにもいかないから、ばーちゃんを呼ぶのは必然。副作用はありそうですが。

 「ショック」 自分のことより、他人のことを気にして、周りが見えなくなるのが、七瀬ちゃんの良い所であり、悪い所であり。


『白衣さんとロボ』 柴

 122ページ左 この掃除機も改造してあって、しゃべるのでしょうか。だとしても、自動で掃除する機能は、おそらく付いていない。

 123ページ右 機械の部品に、食パンの留め具があるのは、『ひとりぼっち惑星』と同じですね。

 123ページ左 柴だけに犬型(言ってはいけなかった気がする)。

 125ページ右 おもちゃのレゴに、バケットホイールエクスカベーターのセットがあるのですが、お値段55,900円。メカバカ向けのメガサイズ。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%82%B4-LEGO-Bucket-Excavator-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E8%BB%8A/dp/B06ZZ2DHD8/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1492828710&sr=8-2&keywords=%E3%83%90%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%AC%E3%82%B4


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

19皿目 おでん

 おでん屋は、大阪に行ったときに『たこ梅』に行くくらいですが、夏場でも、おでんメインで商売が成り立っているんだから、東京の店でもハズレはないのだろうなあ。

 これまでオープンカフェをDISること数知れずの夫先生、ついに敵地に潜入。

 ウーロン茶おでんだと、後でラーメンを食べても、さほどのカロリーオーバーにはならない気がします。おでんの後で麺類は、讃岐うどんでは定番だし。

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『よんこまのこ』 重野なおき

 「真剣勝負だよね」 明訓五人衆かな?

2017-03-09

まんがくらぶ2017年4月号

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http://4koma.takeshobo.co.jp/cat01/11140/


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「そのままのオレでいて」 少しも寒くないわ♪

 「怖いのは人間です」 災害時には、初心(単行本1巻のころ)に戻る教師たち。

 「はじけないバブル」 1987年、30年前か。掘り出しに集まるのは42歳だから、そうとう出席率は悪そう。受け取り手のないものを引き取るほうが、効率がいい金儲けかもしれません。レアなゲームソフトとかはあるかも。クソゲーすぎて、ぶん投げたやつ。

 「時を選ばぬ女」 こっちは真剣なのに、目の前で菓子パンの袋をあけられるのは、地味に精神的なダメージがでかそうです。反対に、こちらがやれば、気分はいいのでしょうが、後がこわいです。

 「8年後に会いましょう」 頬の赤みの理由に絶句。料理を始めるのは、ひとり暮らしがきっかけということが多いから、正統的な家庭料理より先に、酒のつまみ系を覚えておくのは、実用的なのかもしれません。実際のところ、現状の沢口の料理レパートリーも、その辺が中心なんだろうし。

 「長年の夢だ!! 桃山」 確かに、トイレは何かを注ぎ足し続ける場所ではある。

 「木なら安全」 「もう人を傷つけたくない」と恰好をつけていますが、おそらくはかすり傷。むしろ、牌を拾い集めるほうが面倒だったのかも。


『鳩子のあやかし郵便屋さん。』 雪子

 くだんのは…


『麻衣の虫ぐらし』 雨がっぱ少女群

 どんなジャンルでも、エロスとタナトス軸足はぶれない作家だなあ。

まんがライフMOMO 2017年4月号

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まんがライフMOMO 2017年4月号の感想

http://4koma.takeshobo.co.jp/cat05/11094/


『ついっとMARCH』 真島悦也

 冒頭でスマホを見ていたのがヒントだったのか。でも、このスマホ、小さい子よりも、さらに小さい。


『宮尾さんは生えている』 TOもえ

 通常のハーレム漫画は、主人公の鈍さにいらつくものですが、百合ハーレム漫画は、主人公の鈍さが微笑ましくて和みます。


『花乙女恋しきもの』 原田繭

 HAWAIIのつづりが間違っているあたりにも、「おとーさんが買う服」感が出ています。


『鋼鉄漫録』 安西信行

 さんざん突っ込まれているでしょうが、『まんがライフオリジナル』ではないです。『まんがくらぶオリジナル』が化けて出そう。

まんがタイムオリジナル2017年4月号

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『ぎんぶら』 安堂友子

 ターボエンジンなり、ジェットなりで、亀を飛ばしたくなるのは、日本の伝統文化でしょうか。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「いちばん近くから」 クリームソーダが、ゆとりの人生を象徴しているようです。

 「恐怖政治」 ヒートアップするかなめと、平熱のゆとり。しかし、より恐ろしいのは、平熱のほうであった。むしろ冷血?

 「理解ある両親」 この1本だけでも、どんな家庭で、どんな価値観で、ゆとりが育ってきたのか、ある程度理解できてしまいます。

 「町のピンチ」 結局、寿司はとった模様。そして、2コマ目のゆとりの意識は、寿司のみに集中。

 「つゆほども疑わず」 ゆとりの寿司桶は早々に空に。

 「この家のやりかた」 かなめにも読み切れない方策を、提示することが可能な一家

 「記憶力クイズなら」 髪をゆわかないゆとりは、一段とゆるいです。

 「最短記録」 フットワークの軽さと設営能力の高さ。

 「ゴシップ町長」 本当にすごいのは、問題と解答を用意したほうなのでは?

 「最高の演出」 読み切れなかった相手に対しても、2回目には読み切る能力を発揮するかなめ。

 「とびきり難しいやつで」 県クイズ大会は、かなめが仕切ったのでしょうか。


『きっと愛され女子になる』 瀬戸口みづき

 静岡県東部のキャバクラにしては、キャストのレベルが高すぎる(偏見)。

まんがライフ2017年4月号

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まんがライフ2017年4月号の感想


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 丼もののくだりで、「エスパー?」と思いましたが、たぶん、心の保ヶ辺さんと心の十越さんが、現実の保ヶ辺さんと十越さんにリンクして起きた現象ですね。


『白衣さんとロボ』 柴

 P69右 二人ぶん働くロボ、二人ぶん怠ける白衣さん。

 P69左 疎外感を感じているのに、二人の語らいのために、一人でお茶を淹れるというロボらしさ。

 P70 二人に増えたキャラが、どちらが学校に行くかでもめるのは定番ですが、とばっちりが、全部第三者に行くのは新機軸。

 P71右 やっぱり意識するのはこれ。白衣さんだらけ。

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 画力がないので、白衣さんバージョンは描けませんが、描くとしたら、白衣さんのイメージはこれ。ロボ子さんとロボ。

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 こんな感じ。

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 P72左 お菓子の袋が残っているので、ロボのみた夢ではないわけですが、白衣さんのみた夢の実体化であった可能性は、若干のこります。白衣さんの夢であれば、お菓子を食い散らかすくらいの所業は、おそらく可能。


『たにんぐらし』 murata

 日常感は素晴らしいですが、料理のシーンと食事のシーンが、ひとコマでもあったら、さらに伝わりやすかったように思います。

 ただ、この設定は、あまり掘り下げると、整合性をとるのが難しそうです。制服を着ているけれど、姉は学校に通っているのか、妹は保育園などに通っているのか、学校などに通える生活圏に住んでいるとしたら、なぜ関西弁なのか、など。


『紡木さん家の場合』 碓井尻尾

 「待たんかい」 1コマ目と2コマ目、絵だけ見れば爽やかイケメンなのに、実態は「人でなし」と「友もなし」。

ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号

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ビッグコミックオリジナル2017年3月増刊号の感想

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『まどいのよそじ』 小坂俊史

第20回 おひとりマンション

 後輩たちのモチベーションになる40歳

 小坂俊史先生の漫画では珍しい、恋心の描写と告白シーン。そして、40歳とは思えない下手くそな告白に、同年代とは思えない分かりにくいOK。たぶん、今まであまりしてこなかったであろう、中学生女子のような初々しい上目づかい。

 夫がついてきたというより、座敷童がついてきた、という感じでしょうか。引っ越し荷物が少ないから、引っ越しがし放題で、後に不動産屋を職業に選んだのかも。

 布団への一つ寝も、いろいろなニュアンスを含みながら、「これならスペース取らないね」という説得力も持っています。

まんがライフオリジナル2017年3月号

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『りふじんなふたり』 松田円

 アラフォー漫画からの先入観を裏切る、ゆるふわなパステル色の巻頭カラー

 単行本2巻がすでに発売中ですが、なにか、まだ序盤のような印象があって、本当の物語が、いまだ始まっていないような感覚が続いています。

 しかしながら、「何かが始まりそうなのに、実際は何も始まらない」こと自体が、アラフォーにとってのリアルであり、アラフォーメタファーでもあるのかもしれません。

 4コマ漫画としては珍しく、主人公は傍観者的であり、自分からは渦中に飛び込みません。良くも悪くも人生経験を積んできたからなのでしょう。


のみじょし』 迂闊

 みっちゃんが、ひと晩で使った炭酸水の量が気になります。


『みっちゃんとアルバート』 森長あやみ

 新連載。

 読み切り時代の物語を、違和感なく埋め込んで、ここから読み始めても問題が無いように配慮されています。今のところ、登場人物は、みっちゃんとアルバートだけですが、追加キャラが出るとしても、アルバートに甘い態度をとる人は、登場しないような気がします。


『よっけ家族』 宇仁田ゆみ

 親戚の子供をみているような、リアルタイム感と、時間の流れは速いな感。


『猫喫茶いぬい』 みずしな孝之

 コマにおいて台詞の占める割合が高いわりには、あまり情報量がないという印象。台詞に写植(正しくはデジタル入力文字になるのでしょうが)を使わないことのメリットとデメリットについて、考えてしまいます。


『願いましては』 碓井尻尾

 軽薄な父に、重厚な娘ができてしまい、父としての距離の詰めかたにうろたえて、方向性を誤っている感じですね。


『新婚よそじのメシ事情』 小坂俊史

18皿目 カレー

 タイトルバック、カレーのごはんの量がおかしいのが、男子の妄想っぽいです。

 さりげない展開に見せて、カレー幻想論 → カレーレシピ論 → カレー料理論 → 食肉文化圏論 → カレー文化圏論と移行をしていくので、なかなか油断がなりません。夫のカレーレシピは、2コマだけなのに完全再現が可能ですね。

 山口県カレーに鶏肉が多いという調査データは、株式会社ドゥ ハウスが、2010年1月28日に公表したものですね。女性254人へのアンケートによるもの。リンクはこちらとなります。

 ホームページ記載の内容には、都道府県分布については掲載していませんが、ダウンロードできるPDFには、参考として分布図の記載があります。

 参考にとどめているのは、サンプル数が254人と少なく、本来であれば、信頼性の高い都道府県分布を作るのが困難であるためです。

 しかし、実際に作成された図は、以下のとおりで、少ない回答数であるにもかかわらず、かなり明確な地域的傾向が示されています。図のうち、黄色が豚、青が牛、赤が鶏です。これは、実際の地域による偏りが、非常に大きいものであることを示唆しています。

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まんがくらぶ2017年3月号

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まんがくらぶ2017年3月号の感想

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『おじさんとポニーテール』 香日ゆら

 4コマ漫画ストーリー漫画とは、全く別のものだと思っていましたが、ワイド4コマの台頭で、一気にその境界があいまいになってきました。

 普通の4コマは縦に読むわけですが、ワイド4コマは、ストーリー漫画と同じように横に読んでいきます。したがって、視線の動きに関しては、ストーリー漫画とワイド4コマに違いはありません。

 さらに、幅が広いコマでは、構図が制約されることがあるため、ワイド4コマでは、コマを縦に分割して、読みやすくしている場合もあります。

 そうなってくると、「4段組みのストーリー漫画と、ワイド4コマとの境界は何か?」「そもそも境界はないのでは?」「境界という概念自体が必要ないのでは?」などと、いろいろ考えてしまいます。

 漫画の内容については、お菓子作りは上手いけれど、一度に作れるだけ作っちゃうのは、ママっぽいというより、男の料理っぽいなと思いました。


『せんせいになれません』 小坂俊史

 「積もり積もったもの」 雪だるまの中には、河田の死体が埋まっています。

 「3バカの名にかけて」 予想外のことをするのも面白い。予想どおりのことをするのも面白い。

 「これはポイント高いよ」 まあ、池田に義理チョコを渡しても、何の御利益もないので、神仏を介して御利益を回収するのは、合理的かも。

 「あー要るよね」 2コマ目の「ダジャレ」と4コマ目の「シャレにならない」がシャレになるという仕組み。

 「協力しよう」 カフェオレを頼む河田より、賞味期限切れのミルクを、半額で売りものにする沢口のほうが悪質。

 「ど根性だ!! 桃山」 吉沢やすみ藤子不二雄ドロンパ)→吉田戦車(ちくちくウニウニ)という豪華リレー。

 「かたりたがり」 和泉は、さらに子供たちに愚痴を語るのか、それとも、現在進行でSNSに書きこんでいるのか。


ぼのぼのs』 いがらしみきお

 イケウサがイケメンすぎる。

 今までの展開を、ここに回収していくのか。さすがとか言いようがない。


『ねーちゃんとオレとときどき先生。』 TOもえ

 標準品の海苔のサイズは、最大のもので19cm×21cm。ゆえに、海苔1枚で作る恵方巻きの長さも、最大で20cm程度となるのが普通です。

 海苔のサイズは、海苔すきの段階で決まるので、特別なサイズの海苔には、たぶん特別な機械が必要になります。昔であれば、海苔を手ですく枠の大きさが、ほぼ20cm四方であったわけですね。このあたりは、映画『この世界の片隅に』の世界にもつながります。


思春期コーヒードリップ』 裕木ひこ

 ひなみの表情の描写は繊細なのに、オーナーの表情の描写は、かなりテキトーなのが面白い。

まんがライフMOMO 2017年3月号

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まんがライフMOMO 2017年3月号の感想

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『ピヨピヨピヨ!』 七花

 四人の先生が、それぞれの個性で、子供たちに愛情を注いでいる感じが微笑ましい。

 打ち上げでの飲みものも、それぞれ大ジョッキ、中ジョッキ、カクテル、クリームソーダと個性的。中ジョッキとカクテルは、面倒くさそうな組み合わせだけど、おつきあいを始めたら、結構スピーディーに進みそうな感じもします。

まんがタイムオリジナル2017年3月号

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まんがタイムオリジナル2017年3月号の感想


らいか・デイズ』 むんこ

 「角」 角(つの)と思わせておいて、実は角(かど)というテクニカルなタイトル。


『きっと愛され女子になる!』 瀬戸口みづき

 佐東さんが、和服に割烹着という面倒な服装をしていながら、モテを指向していないことに「?」でしたが、母親と同じ格好をしているだけなんですね。スペックは高いけれど、レールを外れる行動力がないわけか。

 一方の塩原さんは、スペックは低そうだけど、やみくもな行動力があるわけで。互いにないものを持っているから、いいコンビになるのかもしれません。バディものっぽい展開も期待できそうです。


『ゆとりの町長』 小坂俊史

 「不信MAX」 いしいひさいち先生の堤義明パロディ漫画で、堤氏が同様のことをしていました。そこだけは実業家なみです。

 「むしろよく残った」 てっとり早く人口を2倍にする方法は合併ですが、たぶん人口の遍在化が進んで、過疎の地区はさらに過疎になる。

 「本当によく残った」 むしろ、残ったのは、甘い夢など見ないが、あえて逃げ場は作らない、というシビアな連中なのかもしれないです。

 「ラクしたいんです」 浦野かなめが登場。秘書専業で食べていけるとも思えないので、どんな裏の職業を持っているかも気になります。

 「そうそうそれそれ」 「私はツッコミ役じゃねえ!」とツッコまずにいられない難儀な性格。

 「憧れと現実」 心にない「この町大好きアピールかなー」が出発点。

 「あの人もきっと」 町を俯瞰することの意味。

 「お前もか」 4コマ目、何らかの事情で町に残らざるを得ず、町を出ていく連中をずっと見続けてきた人たちの顔。

 「泥沼の未来」 将来の展望にも飢えているが、なりふり構わぬエンターテインメントにも飢えている。

 「よく同じなどと」 浦野かなめのスペック:的確な分析力

 「敬語使いやがって」 町民は、だいたい同じ高校なんだろうなあ。


小森さんは断れない』 クール教信者

 段ボールロボットも、センス次第でしょうか。恵那とみうらに教わればよさそう。


『たよスポ』 王嶋環

 最終回。

 単純な言葉を超えるものを伝える人がいて、単純な言葉を超えるものを読み取れる人がいる。そのための言葉を紡ぐのも、記者の仕事なのかもしれません。

まんがライフ2017年3月号

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まんがライフ2017年3月号の感想


『動物のおしゃべり』 神仙寺瑛

 「23.5cm」「マオー降臨」 いずれも3コマ目が男の子の視点。


『めんつゆひとり飯』 瀬戸口みづき

 大根おろしと大葉をのっける手間に感服。日常的に料理をしていないと、この量の大根おろしのために、大根1/2本くらいは買わなきゃならないので。パックのもあるけど、安くはないし。


『エッセイまんが不適合者』 渡辺伊織

 渡辺先生の漫画は、総じて、ツッコミ役が優しくソフトな傾向にあって、そこが作家性でもあるのですが、エッセイ漫画を描くうえでは、それがハードルともなっていそうです。

 エッセイ漫画で締まった印象を与えるには、さらにドライでハードなツッコミを織り交ぜることが、より効果的なように思います。

 また、作品世界の骨格を分かりやすく伝えるためには、自分の主観的な視点だけにこだわらず、世界を突き放した客観的な視点も、ときどき入れておくのも有効かもしれません。主人公は自分であっても、必要なのは没入よりも客観視なのかなと。


『白衣さんとロボ』 柴

 P115 機械音声の人間、俺の目を見ろというロボット

 P116左 素早いキックは、言っている段階で、すでに反応が予測できていたためか。

 P117左 手足を失った達磨大師も、まさか頭と胴体をちぎられて、投擲されるとは思っていなかったでしょう。

 P118右 4コマ漫画では雪合戦の達人は大勢います。代表的なのは『らいか・デイズ』のらいか母でしょうか。2コマ目は、翌月のネタの原点なのかも。

 P119右 名称不明のこの巨人、昨年も名前が公開される前に融けていました。

 P120右 1コマ目の夕方が近づいている感が秀逸。