2010-07-26(月)
■Flashが使われ続ける未来とHTML5に置き換わる未来

ちょっと、Flashが使われ続ける未来とHTML5に置き換わる未来を想像してみました。
Flashが使われ続ける未来
デザイナーは、これまで使い続けたツールや過去に作ったFlash資産があるため、FlashでできることはFlashで使い続ける。
ツールでFlashをHTML5に変換できるようになるものの、Flashと完全に同じ動きにならないため、移行はためらわれる。
ブラウザごとの挙動の差異も問題になる。
Flashによる広告枠を提供しているサイトは、新たなHTML5での広告を提供する枠組みの採用がなかなか進まない。HTML5で広告を作っても一部のサイトでしか使えないため、Flashで広告が作られる。また、HTML5広告の埋め込み方もサイトによって異なる。
すべてをFlashに置き換えるコストを負う必要があるというほどには、Apple製品は普及しない。そのうちにiPhone/iPadでもFlashが見れるようになる。
立体視ディスプレイが普及するものの、HTML5では対応していないため、Flashが使われる。
HTML5はサイトナビゲーションのエフェクトで使われる。
HTML5でのアニメーションに置き換わる未来
最初はサイトナビゲーションのエフェクトで使われる程度だったHTML5アニメーションが、全体的に使われるようになる。
デザイナーは、こぞってHTML5対応ツールを導入し、HTML5を勉強し、過去のFlash資産を捨ててHTML5を使い出す。
FlashからHTML5への変換も普及し、高い再現率がある。
ブラウザ間での挙動の違いは、ほとんど問題にならない。
Flashによる広告枠を提供しているサイトは、こぞってHTML5に対応をはじめる。サイトごとのHTML5広告の埋め込み方も統一されている。
FlashがApple製品で見れないことも問題になり、移行のコストを払ってでもHTML5に対応がはじまる。
立体視など、新しいデバイスへの対応も、HTML5は積極的にとりこみ、各ブラウザで実装される。特許の問題もおこらない。
もうひとつのシナリオ、SVG
パソコン、スマートフォン、タブレットなど、デバイスによるディスプレイの大きさの差に画像を対応させるため、ベクターグラフィックであるSVGが使われる。
デザイナーは、画像をSVGに対応させるために、こぞってSVG対応ツールを導入し、SVGを勉強し、アニメーションGIF画像を置き換える形でSVGを使い出す。
Flashによる広告枠を提供しているサイトは、こぞってSVGにも対応をはじめる。SVGはファイル形式でもあるため、埋め込み方法も問題ない。
Apple製品でも見れることから対応も進む。
サイトのナビゲーションはHTML5
新しいデバイスへの対応はFlash
まとめ
SVGというのが、大きさの違うディスプレイに対応させるという必然性もあり、あとファイル形式でもあるので埋め込みに使いやすいということから、自然に移行ができるように思えます。
HTML5で実現する場合、Canvasやdiv要素などの操作になると思うのだけど、Flashアニメを使っていた部分を置き換えるにはちょっとおおげさすぎる気がします。小さなHTML5作品をどのように埋め込むかという方式も統一される必要があります。
あと、多くのデザイナーがFlashから別のものに対応していくというのも、かなりの時間がかかるのではないかと。
少なくとも、Flashが3年から5年でほとんど使われなくなるという未来は、ちょっと無理があるかなーと思います。
2010-07-22(木)
■Twitterのタイムラインを「世界」とおいてみたら何がいえるか

ちょっとハイデガーの本を読んでみたので、ハイデガーの言う「世界」をTwitterのタイムラインに当てはめてみたらどういうことが言えるか試してみました。
7月8日、7月11日にTwitterに投稿したそのままの内容です。ハイデガーについてちゃんと勉強したりしたわけではないので、批評はおてやわらかに。
Twitterのタイムラインを「世界」とおく(2010/7/8)
前提として「TwitterのTLは世界である」としよう。そう置いたばあいになにが言えるか。
世界のうちにいるためには、世界にはたらきかけて、世界からの応答をうける必要がある。Twitterでは、発言をポストして、その反応をうけることで、TLの世界のうちにいることができる。
Twitterでの反応は、直接的には@かRTかfavということになる。この場合「@ がない」ということなども反応のひとつということになる。
Twitterで発言をして@やRTなどの反応をうけることで、世界としてのTLのうちにいることができる。つまりはそうすることで、TwitterのTLが自分にとっての世界になる。
Twitterの中毒性(2010/7/8)
逆に、発言をしない場合、@やRTなどの反応は減っていく。そうすると、自分がTLの世界のうちから外れていき、徐々にTLが自分にとっての世界ではなくなる。
まったくTLも見ないでTwitterから離れるばあい、TwitterのTLという世界は、自分にとって見えなくなる。見えないのであれば離れていられる。
TwitterのTLの前にいながら、発言しないということは、自分がTLの世界のうちにいなくなるということ、TLが自分にとっての世界ではなくなることを目撃するということになる。
ということで、自分がTLの世界のうちにいつづけるため、TLが自分にとっての世界でありつづけるためには、Twitterに発言をポストして、TwitterのTLからの直接的な反応を観測しつづける必要がある。
これが、Twitterの中毒性につながる。かな。
Twitterでのテレビ実況について(2010/7/8)
ついでに、テレビの実況について考えてみよう。
テレビを見て、思ったことを書き込む。同時に同じテレビを見てなにかを書き込んだ人がTL上にたくさんいる。同じテレビを見てる人でTLが形成される。
同じテレビを見ている人でTLが形成されると、自分に対して@ やRTなど直接の反応がなくても、TLの世界のうちにいれる。TLが自分にとっての世界になる。
テレビの実況をすることは、発言をして@ やRTなどの直接の反応をうけるより簡単。つまり、TLが自分にとっての世界になって、TLの世界のうちにある状況を作りやすい。
ということで、テレビの実況もりあがる。
ところで、テレビの実況というとき、TLの世界のほかに、TLのほかのテレビという世界も必要になっている。テレビの実況TLがもりあがるためには、そのテレビを見てる人がたくさんいる必要がある。
ということで、世界の系統が複数あることになってきて、自分に書ける範囲をこえた。
Twitterでの時間性(2010/7/11)
タイムラインが世界であるとして、そのタイムラインは、他のユーザーをフォローすることで作られていく。
ところで、あるユーザーをフォローしたとき、そのユーザーの発言だけではなく、他のユーザーからそのユーザーへの@ 発言も新たに見えるようになる。
他のユーザーは自分がフォローする前にそのユーザーをフォローしてたということ。このようにタイムラインの形成には、前後関係がある。
前後関係があるということは、そこに時間があるということになる。
一方で、タイムラインへの投稿には、直接的な前後関係の依存がほとんどない。あったとしても、短い期間になる。ほとんどの発言は、忘れさられる。
フォローは、それをはずさなければそのまま蓄積されていく。前後関係をもったフォローの関係が蓄積されていく。ということで、タイムラインへの発言の積み重ねではなく、Twitterの時間性というのはフォローによるタイムライン構築のほうにあるんじゃないかと思う。
Twitterにおける「存在の意味」(2010/7/11)
ハイデガーの定義するように「存在の意味」が「時間性」なのであれば、Twitterにおける「存在の意味」というのはfollow関係の構築というということになる。
follow関係の構築が存在の意味であるのなら、follow関係をよく構築すれば、よい存在の意味を構築することができる。follow meなどで安易にfollow関係を拡大していけば、存在の意味が安易なものになる。
ということで、よいfollowのしかたはtwitter上での存在の意味をよくするために重要、ということになった。
まとめと参考文献
テレビの実況については、Twitterの外の「世界」との関係を持ち出す必要があります。いまのところ、そこまで書けるまでよくわかっていないので、今回はそこで止めました。
あと、一番大切なこととして、「存在」というときには「死」について考える必要があります。投稿がされなくなったら「死」なのか、アカウントがなくなったら「死」なのか、投稿者が死んだら「死」なのか、それを融合して考える必要があるのか、考える必要があります。
今回読んだ本はこれです。簡単な言葉遣いで書かれているので、読みやすいです。
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ハイデガー―存在の謎について考える (シリーズ・哲学のエッセンス)
- 作者: 北川東子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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もう少し勉強するなら、この本をはじめ、木田元さんの著作が評判がいいようです。
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- 作者: 木田元
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/01
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もちろん、元ネタを読むのが一番いいと思います。やる気のある人は読んじゃってください。
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- 作者: マルティンハイデッガー,Martin Heidegger,細谷貞雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1994/06
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読むときに、解説本を一緒に読むといいのかも。
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- 作者: マイケルゲルヴェン,Michael Gelven,長谷川西涯
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2010-07-18(日)
■プログラマとしてCPUとかの勉強するのにいい本があると思ったら

いままでハードウェアについて勉強する本としてCPUの謎を勧めてたのだけど、マルチコアが出るか出ないかという時期で、すこし情報が古いかなーと思ってもう少し新しい本を探してたのです。
そしたら、こういう本がありました。
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- 作者: 大原雄介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2006年ということで、CPUの謎と時期はそう変わらないとはいえ、やはり実際のマルチコア製品が出たあとということもあり、少し詳しくマルチコアについて書かれています。あと仮想メモリとかOSに関する部分も書かれていたり、仮想化技術の章まであったり、扱ってる範囲はなかなかいいです。
Intel、AMD、Microsoftといった企業の思惑までとりあげられてて、おもしろい。
ただ、見開きの左が文章で右が図という構成のわりには図のほうがスカスカなところも多く、説明不足な感じではあります。
なにより、「出品者からお求めいただけます」・・・orz
2010-07-16(金)
■ドリアンはいい匂いらしい

本屋さんに行って、たまたまドリアンの本を手にとって読んでみたら、実はドリアンというのはいい匂いと書いてあった。
くさいドリアンというのは、古いダメなドリアンらしい。
ドリアン売りが、ドリアンがくさいと思ってる観光客に、しめしめと古いダメなドリアンを売るということらしい。買った観光客も、「あぁやっぱりドリアンってくさいわね」と言ってある意味満足するから、両者の利害が一致するわけだ。
ちゃんと選ぶとドリアンはいい匂いで、それはかなりおいしいらしい。
他にも、ドリアン食べてたらどんどん店のおっさんがドリアンを割ってだしてくる「わんこドリアン」の話とか、全体的にこの本はおもしろそうだった。
連休ヒマで読む本がないなら、暇つぶしにいいかも。
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- 作者: 塚谷裕一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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あ、ドリアン食べたときのゲップはくさいらしいので気をつけて。
2010-07-15(木)
■7/24(土) 博多駅近辺でNoSQL会@博多やります

なんだかNoSQLという言葉も流行から定着という感じになってきました。
そこで、CassandraとかHBaseとか、NoSQLとして流行ってるものを勉強しようかと思います。
今回はgihyo.jpでCassandraの連載「Cassandraのはじめ方─手を動かして NoSQLを体感しよう」を書かれている電通国際情報サービスの大谷(id:shot6)さんに来ていただきます。
日時:2010年7月24日(土) 13:30-17:30
場所:未定(博多駅近辺)
料金:1,000円(学生無料)
※料金は、会場代として使います。余りが出た場合は懇親会に使わせていただきます。
申込み:atndのほうに参加登録をお願いします。その際、懇親会の申し込みについての記述もお願いします。
内容
■なんでNoSQLなの?
o 発表者:きしだ なおき
■CassandraによるNoSQLのはじめかた
o 発表者:大谷 晋平
o 所属:電通国際情報サービス(ISID)
■HBaseについて(仮)
o 発表者:@ueshin
■ほかのなにかについて(未定)








