[英] Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (略記:MEXT) 文部科学省は、日本の行政機関。略称は「文科省」。 旧文部省及び旧科学技術庁が統合して発足。教育、科学技術、学術、文化、およびスポーツの振興を所管する。 長は文部科学大臣。外局には文化庁・スポーツ庁がある。
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またまた、「デジタル教科書」のお話。 わかったよ、「デジタル教科書」の話は...と言われてしまいますが、令和7年4/29付の『読売新聞』朝刊に続報が載っています。新しい情報としては教育関係団体からの「デジタル教科書」に対する反応です。お付き合いください。 作業部会が、「中間まとめ」への各方面からの意見を公表したことはとても意義があります。現場からの意見だからです。ただ、最後の文部科学省の見解として「教科書の複数の提供を恒久的に続けることは難しい」としている部分にどうしても疑問が残ります。現場からの意見を尊重し、どちらか選択なら上記の意見から「紙」でしかありません。さらに、今までは「どちらか選択…
本日は、財務省の財政制度等審議会での指摘についてのお話。 まずは、下の記事をご覧ください。 (中略) (中略) (後略)下は元の記事のURL 財務省指摘「大学の設置認可審査も不十分」を検証~大幅な定員割れ15校・募集停止2校で想像以上にザル(石渡嶺司) - エキスパート - Yahoo!ニュース 「大学における授業の質が担保されていないのに、補助金を出すのはいかがなものか...」が指摘内容の骨子だと思います。あくまで、財務省の立場ではそういうことになるのでしょうね。あくまで金勘定をする部署ですから、費用対効果がなければ金は出さない。ただ、何に対して補助を出しているのか、冷静に考える必要があるの…
本日は「デジタル教科書」の是非をめぐる投稿の7回目。 ここ数日、この話題ばかりで恐縮です。『読売新聞』の特集の<下>が掲載されました。最後の回では、実際に「デジタル教科書」を作成する際の課題について掲載されています。まずは記事をお読みください。 まず、「デジタルありき」の姿勢の一つとして中央教育審議会作業部会での「国語の教科書の『横書き』もいいんじゃね(失礼)」の発言です。実は、日本語、アルファベットの縦書き、横書きについては理由があり、縦に読むと「横の線」が比較的多い日本語は瞬間的に「目に留まり早く読める」、英語はその逆であるから、日本語は「縦」、アルファベットは「横」となっているんだ、と大…
トランプ大統領 「教育省廃止」を指示する大統領令に署名 “多額の予算支出で学力向上に貢献していない”と批判 | TBS NEWS DIG (1ページ) (2025/3/20)。 いやぁ,トランプ大統領ってすごいな,と思った。ところが実は,筆者も同じことをすでに提案している(都道府県単位の教育指導要綱を提案--投資教育,英語教育,プログラミング教育,探求では地方に人が行かなくなる - jeyseni's diary 2025/3/1)。 なにしろ,この文部科学省が制定する教育指導要綱に従って教科書会社が厳密な検定を受け,この教育指導要綱に従って教員が生徒に教えるのだが,年々教える量が増えたり,逆…
昨日に続き、「デジタル教科書」の是非のお話。 この話題については6回目の投稿となります。「忍耐」でお付き合いください。 『読売新聞』の昨日の記事に続いて<中>の記事が掲載されました。今回の記事では、文部科学省と政府の「デジタル教科書」に関する現在までの流れについての紹介となっています。なるほど、と思える内容です。まずは、お読みください。 気になるのが、『「デジタル教科書」の導入を声高に叫び始めたのは、一部の政治家と財界人だった。』と『デジタルの導入ありき』の部分です。現在(いつでもそうですが)、国会でも「政治と金」の問題がクローズアップされていますが、それと無関係でしょうか...最近、といって…
こんにちは、ぱおたです。 ネットニュース等で見ている方もいるかもしれませんが、2025年度から、多子世帯(扶養している子供が3人以上いる世帯)の大学等授業料無償化が始まります。制度の開始が近くなり、申請方法等について少しずつ文部科学省から発表され始めました。 この制度が一体どういった制度なのか、対象者や申請方法について、現役奨学金担当大学職員として解説していきます。 現時点で分かっている情報に限りがあるため、今後変更があるかもしれません。ご了承ください。 制度の概要 多子世帯の考え方 申請方法 予約採用で「高等教育の修学支援新制度」の採用候補者になっている方の手続き 新規申請者(新入生・在学生…
「デジタル教科書」に関してお話 Part4です。 何回もこの話題で申し訳ありません。でも大切なことです。 2/14付『読売新聞』の「デジタル教科書」に関しての続報です。 (中略) 現在「中間まとめ案」です。「フリーズ、エラー」の問題は「最終案」までに解決されるのでしょうか。また「児童生徒が授業と関係ない操作に集中してしまう」問題は、「教員の適切な関与」に任されてしまうのでしょうか?学習の一番大切なことは、使う機器の操作や、操作に関する監督ではありません。教材の教え方です。教員の誰もが知っている真実です。それでなくても教員が忙しいことは周知の事実。そんな二次的なことに時間を使っている暇はないので…
支援の具体的な内容とは?支援額300万円の使い道 なぜインド人留学生なのか?日本人学生ではダメなの? 知られざる日本のAI人材不足の実態 インド工科大学とは?なぜ世界が欲しがる人材なのか 支援を受けた留学生は日本に残るのか?気になる定着率 日本人学生への支援は?現状と課題 「えっ、なんで日本人じゃないの?」「そんなにインドって凄いの?」 SNSを中心に、こんな声が広がっています。 文部科学省が発表した「インドからの留学生に年間300万円の支援を行う」という新しい政策について、みなさんも気になっているのではないでしょうか?🤔 💡 このニュースの重要性 実は、このニュースの裏には、日本の未来を左右…
本日は「デジタル教科書」問題の3回目。その後の動きとなります。 以下は1/22付『読売新聞』の記事です。 また、『神奈川新聞(1/22付)』には、1/21の作業部会では、委員から「紙とデジタルそれぞれの利点を十分生かす最適化を議論すべきだ」「デジタル教科書を使った授業実践ができる教師の力をしっかりつけることが重要だ」などの意見が出た、と掲載されています。 前半の意見は当然だと思いますが、デジタル教科書に関する懸念が払拭されていないのに、「デジタル教科書を使った授業実践ができる教師の力をしっかりつけることが重要だ」とはどういうことでしょう。今回も、現場の意見は聞かずに強引に導入するのでしょうか。…
小学校で使用されている英語のデジタル教科書 小中学校で使用されているデジタル教科書について、読売新聞は全国の小中校長188人にアンケートを実施した。デジタル教科書の今後のあり方を尋ねたところ、回答した校長の95%が「紙の教科書と併用する」ことを望んだ。文部科学省がデジタル教科書の使用拡大を目指す一方、学校現場では紙を支持する声が根強い現状が浮かんだ。 調査は昨年11月下旬~12月上旬、インターネットを通じて行った。47都道府県の小学校、中学校の校長会から各2人ずつ抽出した計188人を対象とし、162人から回答を得た。回収率は86・2%。 続きは⬇️ www.yomiuri.co.jp