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リテラシーと理解について考える

2011-03-11

カリフォルニア米の「リアル」

 経済学の素養もなく特に勉強しようという気持ちもないのでTPPについてはよくわからないのですが、農業技術者の「がん」さんのブログでふれられていた米の輸入について興味を感じたことを素人ながら調べてみました。(リンク修正しました)
 カリフォルニア生産者価格訂正しました。 
         
>アグリサイエンティストが行く 「やっぱり反対しておく、TPP」
 http://gan-jiro.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-9c8d.html
  
 で、この記事の基になったのはコメ農家の「こうめ」さんのこのブログの記事です。
>農家のこうめのワイン「わけのわからぬ TPP」 
>その1 http://ameblo.jp/vin/entry-10811196461.html
>その2 http://ameblo.jp/vin/entry-10812782737.html
>その3 http://ameblo.jp/vin/entry-10816439281.html
  
 ご存じの方も多いでしょうが昨年から今年にかけて日本の米の値段は考えられないぐらいに暴落しました、そこそこの品質の米が10kg2980円、安いものでは10kg2500円程度でも売られています。
 この値段だと既に普通の農家の生産コストを遥かに下回り、補助金が出ても利益がなく経営努力等ではどうにもならない原価割れの状態です。適正な価格は10kg4000円以上でしょう。
 米100gで190g強の御飯になります。お茶碗1杯強です(吉野家の並で260g)。
 集約化や効率化といっても殆どの農家にとっては日本で農業を行う以上は限界があります。
 北海道大潟村の大規模で効率化された稲作でも極端に安い米が作られないのがその証拠でしょう。
   
 そこにTPPによる米の関税廃止による輸入自由化が行われれば国内の稲作農業には致命的な打撃になるとの主張が農業界から起きています。最悪食料自給率が14%まで下落し、日本農業が壊滅するとの主張です。
  
 しかし元々TPPとは関係の無く食料輸入国で輸出の余裕も無く、国内米価が上昇中の中国の米を前提とした農林の算定に対する批判があり、こうめさんやがんさんはそれに対しアメリカからの輸入が充分に脅威ではないかとのお話のようです。

 興味が湧いたのは想定されている「カリフォルニア米」の品質と日本で無関税で販売された場合での実際の店頭価格です。

 輸入自由化推進の方も反対派の方も当然の様に安価で高品質な米が大量に流入することが想定されています。
 だからといってどのような味の米がどのくらいの量輸入され店頭で幾らで販売され得るのかの具体的な算定が見つかりませんでした。
   
 ネットで探すと全農出身の特定非営利活動法人生物多様性農業支援センター理事長をされている原耕造という方の算定が見つかりました。
      
NPO法人生物多様性農業支援センターBASC理事長 原耕造のブログ 「失われた17年 1992年の試算」
 http://d.hatena.ne.jp/harakouzou/20110218
 http://d.hatena.ne.jp/harakouzou/20110219/1298087303
     
 この方の算定によると無関税だと現地仕入れ800円/10kgのジャポニカ米が10キロ2000円以下(今の為替だと1600円?)での販売になるとの計算になります。この値段だと日本の稲作には大きな打撃が考えられます。
    
 しかし米の品種や品質ごとに味が違うのでしょうしそれによって仕入れ価格も違い、消費者の嗜好と実売価格によっては日本の米にも生き残る道があるのかもしれません。
      
 「消費者」の視点でカリフォルニア米の品種と食味と価格について具体的に調べてみました。
  
アメリカで手に入るお米
 http://www.jin.com/ryugaku/index.php?city=LA&id=13
>Ebisuya Japanese Market. (アメリカの日本人向けスーパーマーケットの米リスト)http://www.ebisuyamarket.com/rice.php
マルカイ(LAに13店舗を持つ日系スーパー)
 http://www.marukaiestore.com/c-192-japanese-rice.aspx
 ここにアメリカでの日本人好みの米のブランドが示されています。
  
 高級品として「田牧米クラシックコシヒカリブレンド )」「田牧米ゴールド(コシヒカリ)」「玉錦(ゆめごこち・こしひかりブレンド)」「かがやき(コシヒカリ )」「夢(ササニシキ)」「ひとめぼれ」。中級米で「ひかり米」「望(コシヒカリ )」。 
 安価なものでは「国宝ローズ (中粒米)」「錦(中粒米)」「BOTAN RICE」「鶴米」「雪花」。
 所謂日本品種の短粒米の他にも安価な中粒米もあり価格の幅も広く日本人の嗜好に基づく「品質」にも違いがあるようです。
    
研究者妻たちへ「アメリカのお米」http://www.kids-abroad.net/012662.html
   
>O.C. Kitchen
おすすめのカリフォルニア米ありますか
かがやきの輝き☆おすすめのカリフォルニア米シリーズ
田牧米ゴールド☆おすすめのカリフォルニア米シリーズ
  
 評判の良いのは「田牧米」というブランドの物、特に「ゴールド(コシヒカリ)」が評判が良く日本の高級銘柄米に近い評価があります。スタンダード品は日本の一般銘柄米程度の評価と考えられるでしょう。もう一つは「玉錦」というブランドがそれに続くようです。あとは「かがやき」も高評価です。
  
>田牧米(経営者の田牧一郎氏は福島県出身で「ゴールド」は自園のコシヒカリ
 http://www.tamakimai.com/
    
>窓@Berkeley
> 美味しいお米が食べたい…
http://blog.livedoor.jp/madoatberkeley/archives/1005265.html
>美味しいお米の記録(お米記録2)
http://blog.livedoor.jp/madoatberkeley/archives/1161657.html
>美味しいお米が食べたい…(お米記録3)
http://blog.livedoor.jp/madoatberkeley/archives/1283456.html
>美味しいお米が食べたい…(お米記録4)
http://blog.livedoor.jp/madoatberkeley/archives/1327411.html  
    
 「祭(コシヒカリ)」「あきたおとめ(あきたこまち)」「玉錦」「かがやき」が高評価。
 「国宝ローズ国府田ファーム版」「雪花」という中粒米も悪くは無いようです。

 当たり外れが有り冷めると味が落ちる事も有るそうですが高級品では日本の中級銘柄米に対し遜色の無い品質のものも有るようです。
  
 で、値段なのですが 2006年にそれ以前からみると倍以上に値上がりしています。
 カナダへの輸出が増えたともありますがアメリカヨーロッパでの「寿司ブーム」の影響かもしれません。
 その時期から比較的に高値で安定しているようです。
  
>おいでやす サンフランシスコへ 「カリフォルニア米」
 http://mayuchan.link-usa.jp/92.html
  
 2011年3月現在では15ポンド(6.8kg)20〜28ドル、基本的にはコシヒカリ品種などで日本人の嗜好に合う短粒米は15ポンド25ドル、中粒米だと15ポンド14ドルというのが相場のようです。
  
アメリカで買える一番おいしいお米(カリフォルニア米)はどれ?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1056676680
  
>Bay AlienTamaki Gold Rice 」(January 13th, 2011 サンフランシスコ在住の方)
>お米を買いにニジヤへ行ってきた。去年気に入って食べていた田牧米のクラシック($24.99/6.81kg)。今年はちょっとランクをあげて田牧米ゴールド($27.99)にしてみた。>http://www.bayalien.com/?p=6694
  
 アメリカの日本人向けののスーパーマルカイのほかJETRO(日本貿易振興機構ジェトロ)にも
日本産および日系企業現地生産品の小売での販売動向 2010年9月
>ブランド米の価格(15ポンド、約6.8kg)(単位:ドル)
玉錦(短粒米) 22.19  22.99  26.99
>田牧米ゴールド(短粒米) 26.49  23.99  26.99
http://www.jetro.go.jp/world/n_america/us/foods/trends/1009002.html 
 Amazonでもこのような値段。

  
 現時点のアメリカでの日本人好みの短粒米のアメリカでの小売の相場は1kg辺り3〜4ドルと考えることが出来ます。
 10kgあたり今の為替(80円台)で計算すると2400〜3300円という事になります。思いのほか安く有りません。
     
 アメリカの米の流通システムがわからないので原価や流通コストや店舗の利益率もわからないのですが日本より極端に「非効率」とする根拠も有りません。同じく日本の流通も分かりませんが上の原耕造氏のブログの算定の船便での輸入コストを参考に定温コンテナでの輸送を前提にし(10kg1000円強?)流通コストや店舗マージンを同じ位と仮定して組み合わせてみるとざっと素人計算して10kg3400〜4500円ということになります。
  
 相当乱暴な計算ですが現在の円高状態でコシヒカリなどの短粒米で3000円台後半から上で、中粒米だと2500円程度と考えられます。
 短粒種は今年の市場価格では中級クラス以上の銘柄米と変わらない値段です。余程の品質でもない限り競争力は有りません
   
 上記のこうめさんの書かれた「わけのわからぬTPP その2 民主党の某議員」に有る
関税撤廃されたカリフォルニア米相手なら内外価格差は3倍ほどあり、やはり米農業は壊滅します。
  
 については米一般の生産コスト自体はそれ位かもしれませんが日本人好みの米の販売価格はそれ程差は有りません。
 特にネットでも見かける「カリフォルニアコシヒカリが10kg740円」といった話の根拠は見つかりませんでした。
長粒米(インディカ米)を中心とした米の国際価格についての話をされているのでしょうか。
  
 「カリフォルニアコシヒカリが10kg740円」は今年の1月に池上彰氏がテレビで言われたらしいですが明らかな出鱈目です。既にデマが独り歩きしている状態です。1kg50円だとか話が膨らんでいます。マスコミ自体が不正確な情報を流布させると困ります。
 安価な中粒米の製造原価だと10kg740円位だと有るのでしょうがコシヒカリでは有りえません。
 アメリカでは60〜70%台の仕入れ原価が普通らしいとの話も有るようですがそれでも10kg2000円程です。
生産者価格は5割弱で1.5〜2ドル/kg程度のようです。1200〜1600円/10kg
    
カリフォルニアにおける大規模水稲作を. とりまく状況と農業経営の対応 東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授 八木洋憲
(23ページの「表5−2 カリフォルニアにおける短・中粒種米小売価格」に価格が書いてあります)

>30ページ「1)農業保護の程度」
>日本のPSEに占める比率が最も高い品目である米についても、タイ産の長粒種との市場価格差をもって、日本の米が非常に高いと判断される点は問題がある。例えば第五章で見たように、カリフォルニア産の中短粒種の店頭小売価格は13〜36ドル/20ポンドであり、これは茨城県産コシヒカリ(34ドル/20ポンド)と比べても、それほど安い価格ではない。
 http://www.jkri.or.jp/PDF/2010/sogo_58_yagi.pdf

※1ポンド = 453.59237 グラム 20ポンドで約9kg
        
 英語もわからず専門知識もなく正確に原価から積み上げた数字ではないので的外れかもしれませんが「カリフォルニア米の脅威」や「(米についての)アメリカ圧力」といったものは見つけられませんでした。
 農政側が危機感を煽るために都合の良い昔話を繋ぎあわせているのかもしれません。
 「日本の稲作の9割が滅びる(農林省)」は「トンデモ陰謀論」にも見えます。
  
 逆に自由化論者の云う「日本の食品価格が下がり消費者に利益がある」や「日本の稲作は国際競争力がない時代遅れで不効率な産業」とする主張にも根拠は見つけられませんでした。
 「経済」の人の主張やマスコミ報道は結論有りきのプロパガンダのように感じます。
 根拠もなく日本の農業生産者の経営努力不足を印象付け、支払うべき負担の責任を転嫁しようとする悪質な論法です。
 「農産物輸入自由化」が国民生活に利益が有るとも思えません。
   
 ジャポニカ米の生産適地はアメリカでも少なくカリフォルニアの一部のみですが現在は品不足のようです。
 その今現在価格が高騰中のアメリカでもジャポニカ米の生産は増加はしていないとされていて儲かるとは考えられていないようです。
 高値が続く中でも増産には至らないようで輸出の余力もないようにすら見受けられます。元々輸出の絶対量も多くはありません。
 短期間にカリフォルニア米の輸入が増大したり日本の市場を支配する可能性は低く思います。
 少なくとも日本での「カリフォルニアコシヒカリ」販売価格が現在の「円高」の為替でも10kg3000円以下になることは考えにくいです。
 アメリカ国内やその他の国で売れる価格より安く日本に売るのでしょうか。
 世界のどこで作っても日本型の稲作はコストが掛かるといえるでしょう。
 日本の農業は「高コスト」であってもそれ程「非効率」ではないと考えています。ですから必要な公的補助は存在すると認識しています。
 「ご飯」に向いた米は特別な条件と高度な技術に支えられた相当特殊な物のようです。
 
 申し訳ありませんが実際この記事は無知な素人によるいい加減な計算です。
 アメリカでのコシヒカリ等の生産コストの知識や情報も持たず、アメリカの稲作の補助金や目標価格等の割合や農業経営についての調査もしてはいません。アメリカでの短粒種の栽培適地や生産拡大計画の有無についても調べていません。
 流通や輸送コストについても間違っているかもしれません。アメリカで何らかの稲作についての状況の変化があるのかもしれません。
 現在の日本でも稲作農業補助金が出ていますが比べようと思いアメリカコシヒカリの稲作に幾らの補助金が出ているかも調べてもわかりませんでした。
 専門家の方によるより正確な算定がありましたらご教示いただけると有難いです。
  
 最初はもう少しカリフォルニア米の価格が安いように想定していて調べたのですが、思いのほか日本で通用するだろう品質の米が生産量も少なくなおかつ高額であることに驚きました。為替次第では日本での競争力は有りません。
 昔はアメリカの米が安く日本の米が今より高く大きな価格差は有りましたが現在では価格差は縮まりました。
 日本の稲作農業の効率化が進み(過ぎ)米の価格が下がったことも背景に有ります。
 品質も向上し今の日本の稲作がそれ程既得権益に胡座をかく業界では無いと云うことでしょう。
 大雑把にカリフォルニアコシヒカリの「生産者米価?」を計算してみるとキロ当たり2ドル、$120/60kg〜といった数字が考えられます。1万円弱です。
生産者価格は5割弱で1.5〜2ドル/kg(白米)程度のようです。日本での(コシヒカリとは限らない)取引価格は約13000円でプラス戸別補償のようです。アメリカ補助金はわかりません。 
      
 アメリカ側の高値が補助金等の公的補助の変化かその他の事情なのかはわかりませんが(水不足との話もある)現時点では脅威ではないかもしれません。
 この程度の価格差であるとすれば省庁か農協の「国産米100%使用」ステッカーの配布で外食産業での国産米使用店の差別化も可能で、稲作農業のダメージも限定的に見えます。
     
 「USAライス連合会」は日本に対し国産米との競合の恐らく少ない食味の全く異なる上記の中粒米「カルローズ」を売り込みたいように読めます。
http://www.usarice-jp.com/about/middle.html
 この品種は価格は安いのですが日本の「お米」とは全く食感も違い利用法も異なるため、影響がないとはいえないでしょうが壊滅的な打撃になるとは考えにくいです。
 炊いてから保温すると臭いが出やすいらしい輸入中粒米を白御飯に用いる利用法の「ブレンド」でも用いるのは難しいのでは。
   
カリフォルニア・ライス委員会
カリフォルニア米事情 http://www.omicnet.com/omicnet/report/past/archives/ca/ca-rice.html
>米不足@ワールドワイド http://www.kanshin.com/diary/1434702
オーストラリアの米作りhttp://www.jsm.vic.edu.au/sekai/school-syokai/sankoshiryo/12syakai/3/siryo/index.htm
>大旱魃下におけるオーストラリア米生産の縮小要因―マランビジー川流域における灌漑水の割当と水取引― http://www.nochuri.co.jp/periodical/norin/contents/5.html
オーストラリアにおける水事情
http://www.nilim.go.jp/lab/kikou-site/30info/data/2010_Australia-mitsuishi.p
>大規模稲作経営の実態と見えてくる課題 http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n0903re1.pdf 
      
>世界におけるジャポニカ米生産の現場に学ぶ 鳥取大学名誉教授  津野幸人
 http://worldfood.apionet.or.jp/web/4.htm
 アメリカあきたこまちについては単収462圈10a(1999年当時)という計算があります、カルローズだとその1.5倍。生産コストもその位は違うようです。
 日本の現在平均で米の単収は520〜530kg程度らしいです。日本の適地だと600kg近い生産量もざらにあります。
      
 こちらで見るとTPPについてはこの先ベトナムジャポニカ短粒米の生産が伸びるかもしれません。
>海外で買う日本米の値段についてお伺いします
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1221869082
        
>青森県産米輸出研究会現地調査の結果概要平成20年12月 1日
http://www.pref.aomori.lg.jp/release/files/2008/20931.pdf       
ベトナム ホーチミンの生活「ベトナムコシヒカリ

ベトナムで日本米のコシヒカリも売っているのですが、1Kg 40000ドンでベトナム産や日本以外の輸入米の2倍以上します。
>日本米の生産はメコンデルタのAn Giang省あたりで行われているのだそうですが、この辺りは2期作で冬春期の収穫はよいのですが夏秋期の収穫は品質も悪く効率も悪く、農家ではあまり利益が出ないそうです。おいしい日本米は年に1回しか取れないみたいですね。
 http://vietkon.blog73.fc2.com/blog-entry-97.html 
  


 日本人好みの米の品種はベトナムの通常の米の倍以上のコストが掛かるようでは有りますが、気候の問題で穂発芽等により高品質の「日本米」の生産はまだ未知数だそうです。
      
上記の田牧一郎氏はカリフォルニアの「日本米」稲作に限界を感じたのか(TPPに加盟していない)ウルグアイに可能性を見出しているようです。
http://www.farm-biz.co.jp/2006/07/01-103000.php#more
       
 ジャポニカ短粒米の値段については実質価格のこのような算定も有ります。
>高いお米 安いご飯「お米の自由化を考えるときに、確かめておきたいこと(6)、(あるいは最後)」

中国北京
黒竜江省コシヒカリあきたこまち \4,528 (有機米)
黒竜江省コシヒカリあきたこまち \3,483
黒竜江省コシヒカリあきたこまち \3,225
四川省コシヒカリ          \4,050 (有機JAS米)

アメリカフィラデルフィア>         <日本、札幌> 
田牧米ゴールド(コシヒカリ) :\4,409 vs. 新潟コシヒカリ:   \4,380
かがやき(コシヒカリ)     :\3,656 vs. 茨城コシヒカリ:   \3,980
かがやき(コシヒカリ)      :\3,656 vs. 北海道産ほしのゆめ: \3,250
国宝ローズ(中粒種改良米) :\1,864 vs. 比較対象となる中粒種無し
http://sunny-sapporo.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-2016.html

 調べてみると現実のカリフォルニア米についての事実に基づく情報が思いのほか日本では少なく、「敵」についての正確な情報も無く自分達の持つ「戦力」も把握せず戦うのは太平洋戦争当時から変わらない日本人の駄目な所では無いかとも感じました。
  
 中長期的に米の無関税輸入を認めるのが良いかはわかりません、アーカンソーなど他の産地の参入もあり得るのかもしれません、ただ現状での事実に関しては出来れば正確な情報に基づき議論すべきだと考えます。
            

【追記】カリフォルニアコシヒカリを購入実食しました。
>続・カリフォルニア米の「リアル」
http://d.hatena.ne.jp/settu-jp/20130909
         
【関連】
TPP参加国・交渉国の医療制度を調べてみる
http://d.hatena.ne.jp/settu-jp/20111119/1321633020        
>「国産小麦」について
http://d.hatena.ne.jp/settu-jp/20120606/1338957420   
 

がんがん 2011/03/12 18:05 拙ブログへの言及ありがとうございます。

今回、動揺していてチェックを怠り、対応が遅れましたことお詫びします。

毎度私に抜けている視点を提供していただきありがとうございます。

色々調べてみますと、農業に対する影響は限定的とのデータや主張も多くあるようです。その当たり、私のところでエントリを起こしたいと思っていますが、自分の意見をまとめるのにしばらく時間がかかりそうなので、少々お待ちください。

摂津国人摂津国人 2011/03/13 00:35  がんさん、こんばんは。わざわざコメント有難うございます。
    
 個人的な興味について書いているだけなので対応についてはご都合に合わせて戴いても何の問題は有りません。
 読んで頂いただけでも有難いです。
   
 がんさんはどうかわかりませんが、誤解される方が居るかもしれないので一応書いておきます。
 「農業に対する影響は限定的とのデータや主張」といった記事ではありません。
 「現時点ではカリフォルニア米を日本で無関税で輸入しても大きな脅威では無いのではないか」との可能性についてのネットで手に入るデータを示し、「論じる為の基本的な情報が足りないのは?」との主張です。「リテラシー」の記事つもりです。
  
 はっきりとは言いきれませんが農作物輸入自由化をして特に予算措置等を行わない場合「国産小麦」は壊滅すると思いますし、牛乳加工品と「国産牛」は大きなダメージを負う可能性はあると思います。

ドラドラ 2011/12/08 18:17 北カリフォルニアのコメ産地は水供給量に限界があり、水が十分にある年でも生産量は白米ベースで120万トンが限界です。また、中粒種のカルローズが一般的に栽培されており、日本の銘柄米(コシヒカリ、アキタコマチ、ヒトメボレ)は3万トン程度が契約栽培されているのみです。
従って現在の日本のコメ生産量が白米ベースで約700万トンであることを考えると、例え全量が日本に輸入されたとしても農水省が言うように日本の稲作が壊滅的になることは無いと思います。
因みにアーカンソーやルイジアナ等、所謂「南部州」は温暖で長粒種が中心です。中粒種も一部ありますが、カリフォルニア産と比較すると日本人の口に合う品質ではなく、日本向けに出ることはないと思います。

摂津国人摂津国人 2011/12/09 01:06  ドラさんこんばんは。コメントありがとうございます。
 貴重な情報を戴き感謝いたします。数字を探していたところです。
 お書き戴いた内容についてはこちらが調べた範囲でも妥当だと考えます。おそらく言われる通りだと思います。
   
 只、「新規開拓が可能だ」や「ヒノヒカリ、にこまる、南海166号のような新品種が出ればわからない」といった反論も想定されます。
 例えば>「TPPと食料安全保障: 世界のコメ需給の現状と潜在性 九州大学大学院農学研究院 教授 伊東正一」
 http://bbs1.agr.kyushu-u.ac.jp/foodsci/3_paper_Ito.pdf(pdfです注意) 
 この論文の15ページ「日本市場に向けたジャポニカ米生産の潜在性」では根拠はよくわかりませんでしたがアメリカでも短粒ジャポニカ種の増産が可能であるとしています。
 
 現実には福島出身の農業技術者でバイヤーの田牧一郎氏もアメリカでの短粒ジャポニカの増産を諦めウルグアイなどの生産にシフトしていて、収量や手間から見てコスト的に見合うアメリカでの生産は直ぐには考えにくいとは考えます。
 この部分やご指摘の点についての何らかの公的な資料を探しています。

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