B1角座ナイトイベント「Cステ」

行ってきました、初B1角座、話には聞いていたけど狭いなあ(笑)、建物の構造上のいびつな形だったり、明らかな見切り席もあったりするんですが、ただ椅子は昼公演などの大人向けにも使っている劇場だけあって椅子の座り心地などの快適性は高かったですね、ただ松竹のピラミッドについて、「Aステはビーイチ・ビーニ、Bステはビーサン、Cステはビーヨン・ビーゴ」という風に聞いていたんですが、これはその通りでしたねえ、ただそれでビーサンバトルより高い600円という入場料はどうなのかと言われると、それはB1角座の快適な椅子などの環境が補ってあまりある感じでした(笑)。

MC:ダブルダッチ

元ラインバックの西井さんと元スクラッチで福井のローカルタレントとして大活躍して、去年大阪に帰ってきた田中さんのコンビ、なんか世間的にいかにも松竹という感じのMCが結構僕にはツボにはまりました(笑)。

ヘンデルはグレテル 漫才「コンビニで万引き」

三人組なんですが、二人目と三人目のボケが順繰りで来る展開が平坦過ぎで、あまりにも並列的なボケが続く印象でした。1+

ドロップ 漫才「一日消防士」

印象に残るボケが全くありませんでした。消防士という設定もいかせていなかった感じ、あと若干ですが、声も聞き取りにくかった。1

グランドスラム 漫才「太ると困る」

というタイトルにしましたが、なんか話題がコロコロ変わりすぎていて、何の話しをしたいのか分かんない感じでした。1-

エドワードスイッチ 漫才「不良」

ツカミの挨拶は、ゴングショーだと確実にそれだけで二人は手を挙げる不快指数の高いモノ(笑)、なんかワチャワチャし過ぎで、baseによくいるbaseの客層を意識し阿りすぎて大失敗する感じに似てました。正直ここまでの四組の段階で、自分は困ったなあと思っていました(苦笑)。1+

チームやきそば 漫才「相方がヨゴレ→マンガのヒーロー」

ホストっぽい相方を“ヨゴレ”と追求していた人も、一つのボケのために頭の髪を“バ”の字に刈っているというヨゴレっぷりという所で、かなり沸点高く会場を暖めてくれたのですが、その一度きりのネタを引っ張ることなく、話題が変わって最後にオチで少し使っただけだったのはもったいなかったし、その後半のマンガの話しも弱かった上に、お客さんの世代を考えるとマンガのチョイスが古くて伝わっていなかった感じでした。明日から坊主になるのに申し訳ありませんでしたが、投票までは足りませんでした。3-

オープンスタンス 漫才「卒業式前、最後の授業」

漫才の会話部分からコント部分に入るまでの、他とは違うパターンを模索しているところが、それは対して効果的でなかったけど、色々と考えているところに好感を感じていたんですが、それがショートコント的なネタのブリッジだったという所で微妙にトーンダウンしました。ショートコントとしてもネタの並列的な部分は弱かった。「その涙の重さはもらえない」のフレーズは良かった。2

ピン芸人シロー☆ ショートコント「THE MOVIE」 投票

映画のBGMにのせて映画の名シーンパロディのショートコント、いやあもう関西のでっかちゃん、松竹のでっかちゃんですよ(笑)。もうこの時点でかなりでっかちゃんよりレベル高いかも知れないと思いました。3+

札幌マイスター コント「看護婦 病院の派閥」 投票

新体操の格好でもそうでしたが、男とは思えない脚線美がムカツク、衣装がムカツク、喋りがムカツクという素敵な現役大学生、病院内での「ドラえもん派閥とサザエさん派閥」の対立という、看護婦姿は格好だけのネタに展開しました。「ドラえもん」のオープニングソングをスペイン語版で歌う所は受けましたが、オチでもう一つ驚かせてくれたら、もっと上位だったと思います。3+

小森田洋志 コント「もったいないオバケ」

親からの電話注文で、もったないオバケが子供の所を訪問するというネタ、中盤から後半のラスト直前にかけて、設定と関係ないボケが展開されるのが、かなり中途半端になってしまった印象です。そういう設定自体は有りだと思うんですが、設定と関係ないところに流れるのなら、最初の設定に則ったパートでしっかり大きな笑いを取ってからでないと、台本の出来が悪いだけのネタのように取られるだけだと思います。ただどうもこの日の単独最下位だったらしいのですが、そういう出来ではなかったと思いますが、投票行動に結びつかないネタだったんでしょうね。中位ぐらいの出来はあったと思います。2

ファインスタント コント「喧嘩?」

いまこうやって振り返ると、前日にクラブで女の方が原因で絡まれたカップルの次の日の会話、という設定が理解できたんですが、ネタ中は何の話しをしているか良く分かんなかった、設定やボケに連続性が無く、ストーリーが入ってこなかった。1+

すとろんぐ 漫才「化粧水の訪問販売」

ここから女性コンビ、トリオが続きます。多分このネタはM-1か尼崎で見ているんですが、その時と印象はあまり変わりませんでした。技術はそれなりにあるけど、面白くない女性漫才師というのは、どうして個性を出そうとする方向性が、固定化された女芸人のパターンになるのでしょうか? 1

カーネリアン 漫才「新しいコンセプトBarを考える」

「駄菓子Bar」みたいな店の新しいのを考えるというネタ、ネタそのものは悪くないと思ったんですが、尼崎の予選で見たときはそう思わなかったんですが、ここもしゃべり方がいかにも女芸人でございという感じになっていたのが引っかかりました。尼崎ではそういう所がないのが良かったんですけど、ちょっともったいない感じ、もっとはっきりいうとオセロさんそっくりになってた。2-
ちょっと話しがずれますが、吉本の女芸人の系譜に置いて、海原やすよ・ともこや高僧・野々村以降の青空、アジアンの流れで革命的に変化したのは、いかにも女芸人でございますというような、口調とか漫才のテーマを持ってこなくなったんですよね、衣装にしてもそうなんですが、等身大の漫才をするという男性漫才師では10年ぐらい前からあった流れが、この辺でようやく女性芸人にも出てきたんですが、これは松竹に限らず吉本でもNSCやホルモンの人達見ていたら思いますが、この辺の流れが指導する側の人間がきちんと分かってほしいです。吉本も松竹も若手は最初みんなそういう方向で出てくるのは、きっと指導している人間が古いままなんでしょうね。

鳳仙花 漫才「パシュート」 投票

先の二組であげたのと同じ苦言がないことはないんですが、時事ネタを早速取り組んでくるところは、さすが365日連続漫才中であるなと思いましたが、スケートの格好をし出したら一人の服がめくれて背中が丸見えになるというハプニングも笑いに変えながら、なんかもう勢いに負けてしまって笑わされた感じでした。実は後半は構成も設定もかなり荒かったと思うんですが、そういうのを感じさせないぐらい前半に勢い付けていました。でもオリンピックのスケート競技はもう大抵室内競技場でやると思うから、突然に強風が吹いてくることはないと思います(笑)。1位は納得です。3+

いしまる 漫才「バイクを面白く改造する」

POISON GIRL BANDのネタとモロ被りのネタ、というか同じボケあったというのは、大阪ではスカパー!ぐらいでしかみれない東京芸人と被るのならともかく、このネタは全国放送の番組でもやってたネタだしなあ、ただPOISON GIRL BANDと違って、シュールというより展開やボケがかなりベタなので、笑いどころはこっちの方が多いというのは結構悩ましい感じでした。お笑いって難しいなと思うのは、レベルが低いからこそ分かりやすくてそっちの方が笑えることがあるというのが、語るときの難しさにありますね。2+

天満宮 漫才「チョコレートがもらえない」 投票

現役高校生、学生服でグダグダとした立ち話の漫才、計算されたグダグダ感が会場にも理解されていたのか、かなり大きく笑いを取っていました。ただ最後のオチ台詞は少しハプニングからか本当にグダグダだったように思いますが、それまでに作った空気が見事でネタの一貫に思った人も多いんじゃないでしょうか。4-

one and one 漫才「彼女を傷つけないように振る方法」 投票

少し一組だけ抜けている感じがしました。今月はダメでしたが、春までにはBステに上がるでしょう。もう少し格の上のステージでも通用するものがあると思うので、とりあえず月末の尼崎大賞は期待したいです。4+

ヴィヴィアン コント「クラブのママ」 投票

あれだけホステスの演技がハマっていて、女コンビで親父セクハラみたいな下ネタやり通したら、そりゃ笑うわ(笑)。4-

Fun Park 漫才「星座占い」

このコンビ、ここ数ヶ月で四回見てますけど、四回とも感想は中盤以降一気に弱くなるという印象です。なんか一気にグダグダとしてしまうんですよね、三分とか四分を引っ張れないのなら、どんなにその設定に引っかけて良いボケが一つや二つ浮かんでも諦めるべき何でしょうね。3-

総括

まあまず本当にビーヨン・ビーコだったなというのが最初の感想(笑)、いや本当に最初のブロック見たときは、何故自分はワッハに「笑いのパビリオン」を見に行かなかったのかと後悔しましたが、中盤で持ち直してくれて良かったです。どうもこの出番順は劇場側が後半に良いのが来るように決めているみたいですね。
レベルが低かった一番の要素は、漫才にしてもコントにしても並列的なボケのネタが凄く多かったこと、おそらく脚本とか構成とかをあまり考えずに、とにかく思い付いた良いボケをどんどん入れていってるから、構成が弱いネタのコンビが多いんでしょうね、経験不足ということなんでしょうが、ただワッハのインディーズの中でもさらに下の方の人と比べても、こっちは技術がなまじある分だけ余計に脚本や構成のマズイ部分が見えやすいというのはあると思いました。
baseのビーサンバトルと比べると、全体のレベルを比べるとお話になりませんし、ただ上位の二、三組は充分に通用するレベルがいて、その他十組前後は正直M-1一回戦レベルで、それとは別に三、四組、絶対にbaseには現れないような個性的過ぎる人たちがいるというバランスは面白いので、僕はかなり先が明るいライブのように感じました。イベント自体に将来性を感じることは出来ました。
しかし話しには聞いていましたが、本当にbaseと松竹で客が被ってないよなあ、パッと見渡してもbaseでも見かける顔って、自分の連れ以外にいなかったような気がするぞ(苦笑)、この吉本と松竹とケーエーでキレイに文化圏も客層も別れていて、芸人も客も一部を除いて交流がないというのは、ただでさえ小さい村社会でさらに商圏を小さく区切ってるのはマズイよなあと思います。
ただ吉本とは違う、お笑いを見る客層というのが確実にいることを我が目で確かめることが出来たのは何よりでしたし、それが目的だっただけに、今日は小さい劇場とはいえ補助席が出るぐらいの客入りで、新しい流れが出来ることを期待したいです。しかし角座の客席は快適だったなあ(笑)、そんなことを思う一方で音響ミスが二度ほどあったしタイムオーバー直前を示す照明も、なんかコントの場合は一瞬そういう演出効果のように思えたりするし、ちょっと運営とかスタッフということでは、プロの興行としての疑問が付いたとこもいくつかありましたが、とりあえず芸人さんに頑張りを要求するシステムになったんだから、松竹芸能の運営する側の人達も一層の努力をして欲しいです。とりあえずB1角座の公式サイトの更新はもっと早くしてほしい、少なくとも結果発表のページぐらいは早くしてください(笑)。ライブスケジュールの発表とか、そのチラシの配布とかももっと早くする努力をしてほしいです。

全面的に謝罪と感謝

こんなエントリー書きましたが……。

それでこそ俺たちの代表だよ(涙)、いや本当によくやってくれた、自分の間違いを訂正するのがこんなに嬉しいことはないです。だけどホンマに協会のエライさんは協会としての弔意を大きく形として示してくれないんでしょうかというのが、また改め募る……。

「WAZAsi ショウショウ×華丸大吉」

これは面白そう、というかうめだやbaseはもちろん、ルミネなどの他の東京での同種イベントと比べても一番良さそうな面子に自分は思える、華丸・大吉さんはもちろんですが、ショウショウさんも東京進出はルミネでの扱い見る限り大成功だったよなあ、ファンダンゴのカウントダウン番組での「関西ローカル漫才師モノマネシリーズ」を録画しておかなかったのは、今年一発目の痛恨の失敗でした。昇司・昇平時代から大好きで、2丁目劇場卒業させられてからうめだ花月が出来るまでの長い不遇、そしてうめだ花月での扱いには心を痛めていただけに、なんかまだ本人達は手探り状態のようですが、大阪時代を思えばいまの恵まれた環境は心からファンとして喜ばしい限りです。
(ココアフェス)

レイザーラモンHGの『YOUNG MAN』の編曲に玉井健二の名前が

なんかYUKIの仕事するようになっていこう、玉井くんの名前を色々な所で見るようになったのは嬉しい限りです。でも自分のCDもまた出せるチャンスを得て欲しいなあ。
(タスカプレミアム)

魅力ある選手を育てたい 野洲高校、山本佳司監督インタビュー 第2回

面白くて格好良いサッカーの監督インタビュー第二弾、甲子園や高校サッカー選手権が目標になっていることの歪さを指摘できる外野の人というのは重要ですし、野球界と違ってこういう人が外部から参入してくる門戸があるだけ、まだサッカー界の方が野球界より未来があると思う一方で、サッカー界もまだまだ全然こういう人材は足りていないと思います。ある意味、既得権の中にいた人じゃないから言えてることでもあるんですよね、この高校サッカーに対する違和感というのは、野球、サッカー、バレーボールと、ある程度学生スポーツがビジネスになり、既得権になっている業界の人が全てある程度受け止めて欲しいことだと思います。
指導者の暗黙の了解云々に関しては、日本のスポーツ界だけでなく、日本社会全体に言えることなんだろうなあ、なんかあっさりと凄いこと指摘していて、やっぱりこの人もただもんじゃないわ。
外国のクラブに移籍金が発生する形で買われるとか、有料の試合やってるんだから観客を沸かせないといけないという面白い話から、生徒達の進路の話まで濃密なインタビューです。
スポーツナビ

モウリーニョのインタビューはやっぱり面白い

ケロタカさんも書いてますが、やっぱりこの人最高だわ、この人の存在だけで充分にチェルシーのサッカーは魅力的で面白くしていると思います。
(すべてが蒼に染まるまで)

ジャイ子の本名が「不明」である理由

のび太スネ夫は流石にいないでしょうが、ジャイアンの本名は武ですが、まあでもこれでいじめられることはないか。
てれびのスキマ

躍進カーリングの隠れた「傑作」

カーリングに限らず、五輪中継の解説者は過剰に日本選手の応援団にもなっていないし、競技の魅力を伝えられる人が普段のスポーツ中継と比べて多いと思う、刈屋富士雄アナウンサーはちょっと調子に乗り過ぎな所も一箇所ありますが(笑)、それでもNHK勢は信頼できる実況だし、フジテレビの吉田伸男アナウンサーはこのトリノ五輪の実況アナウンサーの中のMVP級の活躍をしていると言えると思います。日テレや朝日のときのスタジオトークをなるべく見ないようにしていることもあって、今年のトリノ五輪中継はなかなか期待をポジティヴに裏切ってくれています。最も松岡修造とか上戸彩とか見続けていたら、全く違う感想になっていたのかも知れませんが(笑)。
Yahoo!スポーツ×スポーツナビ

世間はこんなにカーリングが女子チーム、そしてNHKのおかげで注目されているのに、相変わらず世間の空気読めてないなあ、この人。いやこの人に限らずスポーツライターで売れてる人って、世間の流れとか微妙に読み違えて変なこと書く人がポイントついて現れすぎだと思う、それって一番そういう仕事に大事なもんじゃないかと思うんですがねえ。

インド戦に長谷部先発濃厚/日本代表

これまでずっと招集されていてサブ組だった選手をいきなり差し置いてと、ジーコの序列って本当に良く分かんないんですが、それとは別に長谷部はチャンスをモノにしてもらいたいですが、こういう試合ってジーコジャパンは凡戦になりがちなので、何とか頑張って欲しいです。
(football weekly)

民主党ガセメールの新たな疑問

独裁政権の国家に例えられていても決して言い過ぎとは思えませんね、もはや民主主義国家の公党の姿を成していないとまで言ってしまっても良いんじゃないでしょうか? あとテレビ芸者やってる弁護士が、民主党寄りの発言をして、国政調査権の発動を主張していたけど、お前等は普段からそういう時は国家の権力の横暴とか言ってんじゃねえのかと、ホンマに恥さらしなことを言うのはいい加減にして貰いたいです。
(Irregular Expression)