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倒錯委員長の活動日誌 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

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2016-11-30

今回も「SAY YES」できなかったマスコミさまの振る舞い


マスコミがASKA車を破壊 エンブレム折り踏みつけ : J-CASTニュース

28日夕方頃、都内の50代男性の自宅付近をカメラなどを持参した群衆が殺到。男性が外に出ようとガレージを開けたところ一部が敷地内に侵入し、男性の自家用車の一部を破損するなどの被害があった。警視庁は器物損壊、建造物侵入の疑いがあるとみて調べを進める。


という記事はどこを探してもないんですけど、これってそういう話ですよね。

エビちゃんのときも思いましたが、あいかわらず懲りないな、マスコミさまのゼブラタイムは続いているな、と思うわけです。厳密な話をすればこのときのASKAは逮捕される前だったかもしれませんし、そして逮捕されたからといって何をしてもいいわけでもありません。

思うのですが、こうした報道にこそ「記者クラブ」みたいものが必要なのではないでしょうか。こんなの代表でひとりが前に出てきて尋ねればいいだけでしょう。「射ってたんですか?」「キマってたんですか?」「SAY YES?」で済む話です。そこに記者が集まったところで何の益もありません。

「報道として写真が必要」という話ですが、左からみたASKAの顔だって右からみたASKAの顔だって同じASKAの顔なのです。そんなに何枚も必要でしょうか。

「結果的に何も起きなかったが逮捕時に何か起きるかもしれなかったから集まった」という話は薬物事犯であるだけにわからなくもないですが、そうであるならばなおさら、ベンツを壊すというその「何か」を自分たちで起こしているんじゃ世話ねーな、と思うわけでした。


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2016-11-27

「いきなり結婚」で価値下落する恋愛はただの「趣味」になっていく?

先週放送されていたNHK総合クローズアップ現代」の「恋人いらないってホント?出現!“いきなり結婚族”」という特集が、一部で話題になっています。

内容は、「契約結婚」を題材にしてヒットしているTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を議論のきっかけとし、恋愛を経ない結婚「いきなり結婚」の在り方を特集したものでした。後半では、恋愛に対して奥手になりつつあるとされる若者世代にも触れていました。


なぜ「いきなり婚」が注目されているのか。ゲストの春香クリスティーンのコメントが印象的でした。

無駄が嫌なんですよね。

結婚までのプロセスの間に無駄がいっぱいあるなというか。

時間的にも、大人とかでも、何年もつきあって結局駄目だったっていう話を聞くと、やっぱり時間の無駄って嫌だなとか。

あと、お金もかかりますし、恋愛って、と思うとお金の無駄も嫌だなと思いますし、私の場合、感情の無駄というか感情の起伏、いちいち喜んだり、落ち込んだりする、そういう問題が省けるという意味では利点もあるのかなと思いますね。

そういう意味では、子どもとか、経済的な部分とか目標がはっきりしているところで、とっつきやすいのかなという気もします。

春香さんが指摘しているのは「時間」「お金」「感情」の無駄です。

たしかに前ふたつについてはうなづけるところがあります。結婚を希望する人にとって、恋愛が成就したからといって結婚までたどり着けるかわからないのは大いなる不安です。一人の相手とヨボヨボになるまで付き合って、夫婦になれなかったら最悪です。

デートでの出費もバカになりません。約10年前まだ女性と付き合ったことがないころ、友人に「いいんちょくん、恋愛ってね。お金がかかるんだよ?」と諭されたのを覚えています。実際にそうでした。

どれだけ時間とお金を投資しても、何にも残らないことだってある。いやむしろ、そういう風に泡と消えた恋愛のが大半でしょう。


ただし、春香さんがあげた3つ目の感情については、意見が分かれるところです。春香さんは「いちいち喜んだり、落ち込んだりする」ことを「無駄」と評しています。たしかに、恋愛は上手くいったときは無上の喜びを得られますし、一方で上手くいかなかったときは死の淵をさまようような絶望にもかられます。感情の振れ幅が特に大きい。その振れ幅が「無駄」だと言われたらそれまでですが、「それが面白いんじゃん!」という意見だってある。そうした感情が味わいたいから「時間」「お金」の浪費に目をつぶれる人もいるでしょう。

そう考えると「恋愛」は、実は「趣味」なのかもしれません。「恋愛」それ自体が面白いという人がいれば、そうでない人もいるわけです。つまり「読書」「映画」「美術鑑賞」「フットサル」などと同じ階層のカテゴリーとして、「恋愛」があるのではないか、と。「趣味・恋愛」は、相対的な「恋愛」の価値の下落ともいえます。「クロ現」では失恋のショックから恋愛の実践から離れ、ラブコメなどの「恋愛コンテンツ」の消費で満足する女性も登場しました。サッカー観戦とサッカーをすることが別個の趣味としてあるように、映画鑑賞と映画制作が別個の趣味としてあるように、「恋愛コンテンツ」と「恋愛」という趣味ですみ分けることになるのかもしれません。


時間やお金を浪費し、恋愛自体もそれほど楽しめないのならば、結婚したいからって恋愛にこだわるのはナンセンスですよね。昔ならば出会いが少ないといえましたが、ネットが普及して、出会いのチャンネルが増えたにも拘わず、結婚するには恋愛するしかないと考えるのはもはや視野狭窄です。だって考えてみてください。かつては当日まで顔も知らないような相手と結婚し、添い遂げた人だっていたのです。恋愛結婚がお見合い結婚に数で逆転したのは60年代、わずか50年あまり前です。番組のサブタイトルは「恋人いらないってホント?」と問いかけていますが、「恋人はいないけど結婚する」なんて実はそんな驚くことでもないんですよ。

恋愛結婚を絶対視する人からすれば、恋愛を経ないことについて「ドライだ」との誹りもあるかもしれません。けれど、結婚した後の生活はどちらにせよ実務、実務、実務の連続であって、ドライな現場の方が圧倒的に多いはずです。その在り方を何も結婚前から始めたっておかしいとは思えません。

さらに「契約結婚」といっても、そこに全く愛がないわけではない。ぼくは「逃げ恥」の原作は読みましたが、結局あれは「社内恋愛」と同じようなものだと思います。愛がないところからスタートした結婚も、一緒に過ごすうちに愛情……とまではいかなくても「愛着」は生まれるかもしれない。その昔ミスチルは歌っていました「愛はきっと奪うでも与えるでもなく気が付けばそこにあるもの」と。


愛はなくてもいい。そのかわり、結婚に対しては覚悟が必要かもしれません。

「私の中では結婚=覚悟です。(夫と)老後や介護、最後まで寄り添えることができるかということが結婚と考えていたため8年かかりました」

“野獣”松本薫「結婚=ハッピーではなく覚悟」 - 柔道 : 日刊スポーツ

愛はなくても家族は家族。そこで8年を費やすのはどうかと思いますが(子どもがいないかぎり、ぼくは離婚の1度や2度はしてもいいんじゃないかと思います)、相手の尿瓶を持ってあげる程度の「覚悟」は必要なのかもしれません。


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2016-11-17

有吉はなぜ”品のある”「エロオヤジ」なのか


先日、徳島の小学校の男性教師が引率した修学旅行先でデリヘルサービスを呼んだことがバレて懲戒免職になっていたことがニュースになりました。

バレたのは「サービス内容を巡ってトラブルになり、警察に通報された」ためだと報じられていますが、たぶん「本番」を要求したんじゃないかと思われます。あるあるです。


この件から派生して、先週の「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、有吉さんが風俗で本番を要求する行為を叩いていました。それがなんかかっこよかったのです。


一番ダサいからね。ヘルス行っていろいろ特殊なサービスやってもらってるのに。それはそこでしか味わえないことなんです。素人ができるようなことでないことをいっぱいやってくれる。

それなのに!

素人だろうが誰だってできるような本番を要求するなんてね、ナメてるよ風俗嬢を!

この直後、アシスタントのデンジャラス安田さんが「風俗嬢だけに舐めてる」と最低の合いの手を入れた部分は割愛します。


ぼく自身は残念ながら風俗は未体験ですが、この言葉、今までに聞いた「風俗客」の言葉として一番かっこよかったです(いや、別に風俗を語る人がかっこよさを求めてるわけじゃないと思うんですが)。

プロフェッショナルはその意味からして「素人にはできない行為ができる人」なわけですから、有吉さんが話していることはいわば当たり前の話なのです。けれど、ことに性風俗については誰でもできる「本番」が価値をもってしまう転倒した世界です。性風俗の「本番」だけは、誰にでもできて、それでいてほかの性サービスよりも「価値」をもってしまいがちです。

けれど、プロはプロで変わりありません。理性を失った客が「本番」の要求という一線を超えたとき、それは同時に「素人にはできない行為ができる人」であるプロフェッショナル、風俗嬢のプライドを蹂躙しているといえる。風俗嬢をただの「本番」相手とみなし、「プロ」の部分を否定しているわけですから。有吉さんの放つ「ダサい」とは、プロフェッショナルへの敬意の裏返しだと思います。

以前から、なんで有吉さんは下ネタをいっぱいしているのに、いやらしさがないのかと思っていました。おそらく、前提としてそこに品があるんでしょうね。年をとるならこんな「紳士的なエロオヤジ」になりたいものです。


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