YAMDAS現更新履歴

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2006-11-30

[][] 坂本龍一がヴォーカリストへの敵意とコンプレックスを語るインタビュー  坂本龍一がヴォーカリストへの敵意とコンプレックスを語るインタビューを含むブックマーク

ほぼ日刊イトイ新聞「矢野顕子について、坂本龍一くんと話そう。」が佳境を迎えたのに合わせたわけでもないだろうが、坂本龍一矢野顕子の離婚が正式に発表された。

このインタビューも面白い話が多いのに、なぜが当初ジャージ、食堂問題(なんじゃそりゃ)が噴きあがったりした。そういえば教授が毒舌はいてたインタビューがあったなと探してみた。

というわけで、「ロック問はず語り」2回目は、ロッキング・オン1989年11月号の坂本龍一インタビューを引用する。

この渋谷陽一によるインタビューは、ヴァージン移籍第一作『ビューティ』発表に合わせ行われたもので、彼が全面的に歌っていることにフォーカスした内容になっている。彼のヴォーカリスト観はどういうものか。

●うん。て言うことは、ボーカリストに侵食されてしまうポップ・ミュージックの構造みたいなものに対して……。

「うん、その非常な敵意はさ、こういう仕事始めてからずっとあった気がするよ。ボーカリストに対する敵愾心というのは」

●(笑)敵愾心ならびに競争心ならびにコンプレックスだと思うんだけど。

「そう。そうだよ、コンプレックスだよ。だからさ、ポップを始める前からさ、ほら、芸大行ってるじゃない。やっぱ声楽科っていうのはさ、バカでさ(笑)、デブでさ(笑)、頭悪くてさ(笑)、しょっちゅう頭蓋骨振らせるから知能指数低くてさ(笑)、下品でさ。声出すなんてクソするのとおんなじような感じじゃない。そういうの平気でやってるっていうのが、ほんと信じられなかったの」

無茶苦茶言うね、君。その自分が将来的に歌うことになると想像したかというツッコミに対しては、

「いやもう最も恥ずべき行為だと思ってた(笑)。人前で脱糞するよりも恥ずかしいでしょ、あれは(爆笑)。いまだにないですよ」

と言いたい放題。さすがだ。人前で歌うことと脱糞することどちらか選べと言われたら、ワタシはそりゃ歌うほうを選ぶが……

ビューティ

ビューティ

[] クリスマスプレゼントにオープンソースの贈り物はいかが  クリスマスプレゼントにオープンソースの贈り物はいかがを含むブックマーク

取り上げるのが遅れたが、MAKE のブログに面白い特集エントリがあがっていることを O'Reilly Radar で知る。

ギフトガイドというのはもちろんジョークだけど(かろうじてオープンソース・ビールはアリ……か?)、それにしてもよくまあこれだけオープンソース・ハードウェアを揃えたものである。

このリストに入っているもので、過去取り上げたものがいくつかありますな。

何よりハードウェアハック雑誌 Make をよろしく。しかし、日本版第2号のゲラはいつになったらあがってくるのだろう……

Make:08 Technology on Your Time (Make: Technology on YourTime)

Make:08 Technology on Your Time (Make: Technology on YourTime)

[] NovellオープンソースグループウェアのHulaプロジェクトを放り出す  NovellがオープンソースグループウェアのHulaプロジェクトを放り出すを含むブックマーク

最近の Novell というと、マイクロソフトとの提携以降、Samba チームが抗議したり、 ブルース・ペレンスが吠えたりUbuntu 創始者がちょっかい出したりゴタゴタしているが、こっちも痛い話ではないのか。

ワタシも何度か取り上げてきた(その1その2Hula Project から Novell がドサクサにまぎれて(?)手を引くみたい。

この件は、マイクロソフトの提携話とリンクしたものなのだろうか。そうだとしたら嫌だな。

[][] イギリスにおける音楽著作権保護期間は50年で現状維持  イギリスにおける音楽著作権保護期間は50年で現状維持を含むブックマーク

レッシグ教授も懸念していたが、イギリスにおける音楽著作権保護期間は延長されなかった。

これを受けて、diggBeatles music to be public domain, UK copyright stays at 50 という記事があがっている。パブリックドメインといっても2013年以降の話だが、お分かりのように現在の50年というのは作品発表後50年であり、著作者の死後50年ですらない。

先日 JASRAC のシンポジウムがあり、12月には「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」によるシンポジウムが開かれるが、イギリスの音楽著作権保護期間が適切かというと個人的にはどうかとも思うが、著作者の死後70年まで保護というのは論外だろ。

来週、山形浩生が文化系トークラジオ「life」に出演 来週、山形浩生が文化系トークラジオ「life」に出演を含むブックマーク

文化系トークラジオ「life」は、鈴木謙介氏の喋りが素晴らしくて、ポッドキャストをいつも楽しく聴かせてもらっている(今週の「バックラッシュ!?」は、結局出演者全員「左」という結論になって詰まらなかったが)。

今月はじめにあった山形浩生×仲俣暁生トークセッション後の打ち上げに、先週の「外伝」に出演されていたこの番組のプロデューサー氏も参加されていたのだが、こんなに早く出演の話がまとまるとは。山形浩生のフットワークの軽さは、桃井はるこの曲に「きみだけがポートフォリオ」とかいう詞をつけたりするのにも……アナタ少しは仕事選んだらどうよ(笑)

あとその打ち上げでは、山形さんと会うのもこれが最後かもと思うと感極まり、いくつか無礼なことを口走ってしまったのは消したい記憶である。

アメリカでは村上春樹の本がよく万引きされるらしい。その理由は…… アメリカでは村上春樹の本がよく万引きされるらしい。その理由は……を含むブックマーク

その理由を知りたい方は、「ロバとネコ」の11月17日分を読んでください。

確かに「よく盗まれる本」という切り口は面白い。村上春樹の本がそれにあたるというのも予想外で面白い。ただ、書店員が語る根拠を読んでも正直ピンとこないのだが、最近になって初めて彼の本を読んだワタシがどうこう言える話ではないか。

2006-11-27

[][] ピート・タウンゼントが語るキース・ムーンの真実  ピート・タウンゼントが語るキース・ムーンの真実を含むブックマーク

今週末実家に帰ったのだが、母親より部屋にたまった雑誌の整理を命じられた。

ここでの雑誌とは、1989年から2004年まで15年読者だったロッキング・オンのことを指す。今ネットを介して交友のある人で rockin' on に好意的な人がほとんどいないのであえて強調しておくが、自分が渋谷陽一を敬愛するロキノン読者であった過去を否定するつもりはまったくない……けど、15年は長すぎだわな(笑)

古雑誌の整理は悩ましい問題である。保存状態が特に良いわけでもないので、いっそのことそのまま捨ててしまおうかとも考えたが、それは思いとどまってせめてこの更新履歴のネタにして供養とさせてもらおう(水子かよ)。

やり方としては、読み直して気になったインタビューや記事などをビリビリ破いて持ちかえるというサルみたいな原始的な方法をとることにした。とりあえずこの週末かかって1989年8月号から1991年8月号まで破いてきた。これからボチボチ紹介していくが、まだ13年分……

というわけで前置きが長かったが、新コーナー「ロック問はず語り」第一回目は1989年9月号の The Who 再結成インタビューより。これはインタビュー誌に掲載された記事の翻訳である。

この間「家の中にストーカーがいます」で思い出したピート・タウンゼントの話を書いたが、これもこの号のインタビューを元にしたものである。今回読み直して細部が違っていたところは修正させてもらった。

ワタシはこのときの再結成ライブを FM で聴いて一発で The Who のファンになったのだが、このインタビューも含め「金のための再結成」と批判的な論調が多かった。それにピータンの深刻な聴覚障害もあり、まさかあれから17年経って新譜が出るなんて想像もできなかったな。

前回に続き、ピータンが語る天才キース・ムーンの話を引用しよう。彼はどういう人間だったのか。

愛を探しているはずなのに、それと正面から向き合うことから逃げ続けて、気がついてみたらもう手遅れだった――そんな風に哀れだったんだ、あいつはいつも人を笑わせようとしてたけど、いつも仕舞いには人を泣かせてしまう、そんな人間だったんだ。とても悲喜劇的だったね。

ピータン一流の詩的な表現だが、その彼が人を泣かせる段となるととんでもない有様になる。

でも、一度なんか、サンフランシスコで象専用の鎮静剤を八服、盛ってそれでもまだ生き延びた奴だったのになぁ。ただ、その時はさあ、もう身動きができなくなって、二日間、車椅子で過ごしたんだぜ。(中略)で、医者なんかキースを検診しててぶったまげて叫んだんだ。『この患者の心拍は三十秒に一回しかない! 臨床的に言えば、この患者は死んでるはずだ!』てさ。でも、キースはただ『うるせえ』と答えてさ。本当なんだよ、この話は。

無茶苦茶やな。そりゃ31歳で死ぬわ。

それでは映画『キッズ・アー・オールライト』より、キース・ムーンが死去する数ヶ月前の映像をどうぞ。

この "Won't Get Fooled Again" は、マイケル・ムーアが『華氏911』のエンディングで使おうとしてピータンに断られトラブルになったことがあった。ワタシはお前ちゃんと歌詞読んだのかよと思ったものだが、今年保守的なロックソング・ベスト50の輝くべき第1位に選ばれ、やはりピータンは激怒したそうな。

しかし、こういう映像を見ると、キース・ムーンジョン・エントウィッスルのリズムセクションの異常さが際立つな。

[] 音楽ジャンルを視覚化するMusicoveryがすごいので触ってみてください  音楽ジャンルを視覚化するMusicoveryがすごいので触ってみてくださいを含むブックマーク

digg で少し前に見つけていたのだが、そのときはなんかとっつきにくそうでサイトを眺めただけだった Musicovery を少し触ってみたのだが……これはすごい。

digg のタイトルにもわざわざ [MUST TRY] とついているのは投稿者の興奮のあらわれだろう。いろいろいじってみれば分かるので、とにかく触ってみていただきたい。

ウェブベースの音楽サービスというと Pandora が MSN Radio と連携するというニュースがあったが、もうホント日本の音楽業界も早くこうしたテクノロジーを受け入れてくださいよと思う。

歴史上のギークガール10選? 歴史上のギークガール10選?を含むブックマーク

Slashdot で知った記事だが、優れたギークである女性の業績を見ることは、理系を目指す女の子はなぜ増えないか問題に深い示唆を与える……ことは特にないですね(笑)

  1. エイダ・ラブレス(世界最初のプログラマ)
  2. ワレンチナ・テレシコワ(初の女性宇宙飛行士)
  3. グレース・ホッパーCOBOLの開発者、「バグ」の発明者)
  4. ダリル・ハンナ(なんで?)
  5. ロザリンド・フランクリン(DNA、ウィルスの化学構造の解明)
  6. メアリー・シェリー(『フランケンシュタイン』の作者)
  7. リサ・シンプソン(おいおい)
  8. マリ・キュリー(二度のノーベル賞受賞)
  9. Aleks Krotoski(何かで彼女の文章を読んだ覚えがあるが…)
  10. パリス・ヒルトン(氏ね)

リサ・シンプソンやパリス・ヒルトンといった受け狙いじゃなくてもラディア・パールマンとか現役の偉人が何人もいるだろうに。

[] 「坂口安吾映画祭」が開かれていた  「坂口安吾映画祭」が開かれていたを含むブックマーク

今年は生誕百周年ということでTシャツも作られたりした坂口安吾だが、「坂口安吾映画祭」が11月25日から12月1日までシアター・イメージフォーラムで開かれているとのこと。

五作品が上映されている。実はワタシこのいずれも観たことがないのだが、足を運べそうにないな。

以前雅多楽Blogで、映画版『不連続殺人事件』が傑作だが DVD 化されてないという話を読み、機会があれば観たいと思っていただけに残念である。

そういえばワタシが購入した角川文庫版の『不連続殺人事件』は、表紙に映画の1シーンが使われていた覚えがある。最近改装されたようだが。

不連続殺人事件 (角川文庫)

不連続殺人事件 (角川文庫)

2006-11-23

[][] Montrose  Montroseを含むブックマーク

Montrose

Montrose

忘れた頃にAmazon980円劇場。

本作はモントローズのデビューアルバムにして最高作とされ、サミー・ヘイガーがヴァン・ヘイレンのヴォーカリストだった頃は、彼が在籍していたバンドの代表作として紹介されることが多かった。

しかしヴァン・ヘイレンのような音を期待すると少し違うかもしれない。

アメリカンハードロックという言葉でくくればモントローズもヴァン・ヘイレンも同じ範疇に入るだろうが、本作のドライブしながらも抑制の利いた渋みのある音は、やはりヴァン・ヘイレンとは少し時代感覚が違う。

本作が今も聴かれ続けるのは、アメリカンハードロックとしてのパワフルさと爽快さだけでなく、押し引きがあり、なおかつ独特の渋みを持った音が今では貴重であること、なおかつそれが何よりカッコいいからだろうとワタシは思う。

[][] Peter Jennerは「音楽税」とは言っていないし、その主張は別にバカげてはいないのではないか  Peter Jennerは「音楽税」とは言っていないし、その主張は別にバカげてはいないのではないかを含むブックマーク

The Register における Peter Jennerインタビューを知ったのは digg だったか Slashdot だったか、これは取り上げようと思いながら時期を逸してしまっていた。

……と思ったら TechCrunch でボロクソに書かれていてチャンスができた。ありがとう。

件のインタビューを読んだ最初の感想は、最近では Lessig Blog でも忌々しげに名前が挙がっていた Andrew Orlowski って Wikipedia 叩きじゃない普通のインタビューもやるんだなということなのだが(笑)、それはともかくワタシは Peter Jenner の話はそんなにバカげてはないと思うのだが。

メジャーレーベルは音楽産業の現実を見失っている、iTunes などの曲単位でちまちま売っててもダメだ、ましてや DRM なんて論外、もっと薄く広くお金を取って資金プールを作らな……これって『デジタル音楽の行方』における「水のような音楽」モデルにとても近いのですな。

それにさ、Peter Jenner は「音楽税(Music Tax)」なんて言ってないんじゃん(日本版は引用部の訳文に勝手に「税」と補ってる)。「税金」と書くといきなり印象が悪くなってしまうし、インタビューでは(BBC のような)テレビ料金よりも安価でよりフェアにって言ってるじゃない。

Peter Jenner にしても別にレコード会社を救えと言いたいわけじゃない(と思う。ワタシが読み落としているトンチキな発言があるのかもしれんが)。「イノベーションへの意欲は無くなる」こともあるまい。共産主義じゃあるまいし、人気のあるミュージシャンはより多くの取り分が与えられるだろうに。

ここで『デジタル音楽の行方』の訳者あとがきを引用する。これは Peter Jenner の議論にもある程度あてはまる話だと思う。

 本書の原書はiPodの画面を模した表紙デザインになっており、iPod世代のマニフェストとも言えるが、本書のすごいところは、現在デジタル音楽配信サービスを主導するアップルの戦略のさらに先を論じていることである。それが本書で何度も登場する「水のような音楽」モデルである。レコード産業の死が音楽産業の死ではないと冷徹に語りながら、音楽ファンとして闇雲に自由を求めるだけでなくテリー・フィッシャーの『Promises to Keep』を援用して音楽産業に対する代替補償システムの経済合理性を論じ、また必要に応じた行政の介入の必要性を説く議論は本書の白眉と言える。(273ページ)

現在 YouTube や MySpace が直面している問題がまさにそうだが、それなりの規模になれば、後は代替補償システムや強制ライセンスにより「取り分」の落としどころをどうするかが重要であり、企業の論理だけで解決できなければ(例えば過去ケーブルテレビがそうであったように)議会や政府が介入するというのは別におかしな話ではない。

ただこの議論を日本に当てはめると、資金の共有プールの管理は J で始まる例の団体が第一候補となるし、あそこは透明性とはほど遠いところでもあるので、音楽ファンにはとても受け入れられないというのも確かだが。

もっといろんな論点を整理すべきなのだけど、疲れちゃったのでここまでにしておく。TechCrunch にも「本件については、また取り上げる予定」とあるので、またここで取り上げる機会もあるだろう。

[] 日本でもWordPressの隆盛(とMovable Typeの落日)が始まる?  日本でもWordPressの隆盛(とMovable Typeの落日)が始まる?を含むブックマーク

id:kanose さんの ARTIFACT 本家が、Movable Type から WordPress に移行していた。

WordPress が高機能なオープンソースのブログツールであることは知られていたが、何より日本語情報が不足していたため普及が遅れていた。しかし、加野瀬さんが書かれるように今年になって四冊の WordPress 解説書が刊行されている。一番良さそうなのは、WordPress Japan がクレジットされている『WordPress標準ガイドブック』だろうか。

Rauru Blog に「Movable Type の落日」というエントリが公開されたのは一年以上前だが、これに書かれる「言語の壁」が乗り越えられれば、日本も同じように続くのかもしれない。

さてアメリカの現状はどうかというと、KnowNow というベンダが WordPress のエンタープライズエディションを手がけるようで、Read/WriteWeb のエントリが詳しいがホスティングの分野では既に Wordpress.com が TypePad に追いついており、SixApart はますます苦しいのかもしれない。Blog Herald の「WordPressはエンタープライズに進出し、SixApartは暗い隅で泣く」という表現は煽り過ぎだろうが。

ジャック・ケルアックが『路上』について語るテレビインタビュー映像 ジャック・ケルアックが『路上』について語るテレビインタビュー映像を含むブックマーク

Boing Boing で知ったが、ジャック・ケルアックスティーブ・アレンのテレビ番組で代表作『路上』について語る貴重な映像が例によって YouTube にあがっている。

実はワタシ、ケルアックの動く姿というのをはじめて観た。最初に「ナーバスになってる?」と聞かれて「いいや」と答えているが、神経質そうな二枚目さんですね。『路上』について「三週間で書いた」、「これを書いたのは皆いずれ死んでしまうからだ」とか語っている。かっこいい。

こういうのを紹介しておいてなんだが、ワタシは『路上』にはそんなにピンとこなかった。彼のような放浪マインドがワタシにはないということなのだろう。車のエンジンを切って山道を下ってガソリン代を浮かした、という描写が何度もあったのは記憶に残っている(今の車でマネしちゃダメだぞ!)。仲間達への醒めた視点とか、あと終わり方もよかったけどね。

それより何より、アメリカのテレビ放送って50年代にはカラー放送だったんだな!

路上 (河出文庫 505A)

路上 (河出文庫 505A)

[] 人間嫌いを極めて人間的に撮った巨匠の死〜ロバート・アルトマンを偲ぶ  人間嫌いを極めて人間的に撮った巨匠の死〜ロバート・アルトマンを偲ぶを含むブックマーク

ロバート・アルトマンが死んだ。「久々にショックな訃報」といった声が多い。ワタシにしてももちろんショックだけど、でもよくやった、お疲れさん、と言いたい気持ちのほうが大きい。

栄光の70年代、挫折の80年代を経て、『ザ・プレイヤー』で見事復活を遂げた90年代以降堂々たる晩年だと思うからだ。歳を取ってへたる映像作家が多い中で、(『カンザス・シティ』のような文句なしの駄作もあるが)後退の気配を見せなかったアルトマンは尊敬に値する。アカデミーも特別功労賞を贈ったことでギリギリで面目を保ったのかもしれない。

彼の作品ではやはりカンヌを撮った『M★A★S★H』(asin:B0006TPERO)が最高作とされるのだろうが、ワタシの場合、アルトマン初体験だった(大学一年生のときだったなぁ)復活作『ザ・プレイヤー』(asin:B00005HKPM)の印象が鮮烈で、今も一番好きだ。

アルトマンは群像劇の名手と言われるが、個人的には『ウエディング』(asin:B0009V1D3I)のこってり感も好きだが、やはり復活後の『ショート・カッツ』が一番お勧めか。アカデミー脚本賞を受賞した『ゴスフォード・パーク』(asin:B000JU7JSW)は登場人物が二層構造になっており、字幕を追うだけでぐったり疲れるのが難。そうした意味で最高の音楽映画の一つに挙げられる『ナッシュビル』の DVD が出ていないのは惜しい。

あと『クッキー・フォーチュン』(asin:B00005HKWA)のような近作の軽めの作品もお勧め。『ロング・グッドバイ』は好き嫌いが別れるかな。

sota-ksota-k 2006/11/23 15:26 私も学生時代に映画館で観た「ザ・プレイヤー」が衝撃的で、今でも一番好きです。ティム・ロビンスが格好良かった。最近、ユーズドでDVDを購入したところです。
「ショート・カッツ」も良かった記憶があるのですが、DVDは出ていないんですよねぇ。

yomoyomoyomoyomo 2006/11/23 18:39 『ザ・プレイヤー』は最初から最後まで、頭の上から足の先までよくできた楽しめる映画で、ティム・ロビンスの出世作と言えるでしょうね
『ショート・カッツ』は今回調べてみて愕然としたのですが、本当にDVD出てないんですかね。ビデオはあるのに。今回の訃報を機に『ナッシュビル』も含め、DVD化してほしいところですし、『ザ・プレイヤー』も廉価盤がでるといいなぁ

suchisuchi 2006/11/24 13:32 おおおケラワックだ動いてる

yomoyomoyomoyomo 2006/11/24 13:43 朗読もかっこいいですよねぇ

sota-ksota-k 2007/09/17 22:24 今アマゾンで見たのですが、「ショート・カッツ」のDVD、11月に出るみたいです!

yomoyomoyomoyomo 2007/09/17 22:44 おおおっ、ホントだ!
http://www.amazon.co.jp/dp/B000VXXNCI/
素晴らしい。久しぶりに観直したら絶対発見のある映画だと思うので(3時間だしね!)、今から楽しみです。
情報いただきありがとうございます!

2006-11-20

2006 (C) Evgeni Dinev

墓石がネットワーク化されたお墓2.0 墓石がネットワーク化されたお墓2.0を含むブックマーク

Boing Boing で紹介されていた Cemetery 2.0。誰かが言い出すだろうとは思ったが、遂に出ましたな。

ネットと墓と聞いて思い出すのは山形浩生「メディアと怪談とインターネット」で書いていた「墓としてのWWW」だが、こちらはリアルの墓石、墓碑にデバイスをくっつけてネットワーク化しようというもの。GEDCOM という地理データに関する祖先探しのための規格があるんだね。

しかし、画像を見ると、このブツいかにも簡単に盗まれそうな……これぞ墓荒らし2.0?

[] WikiのUI考〜全ページに検索フォームを入れるべきではないか  WikiのUI考〜全ページに検索フォームを入れるべきではないかを含むブックマーク

ある方の mixi 日記に、Wiki サイトの UI について不満が書かれていた。それは検索専用ページにわざわざ移動してから検索する Wiki エンジンの作りについてで、例えば Wikipedia(MediaWiki)がそうであるようにどのページにも検索窓を置き、そのまま検索できるようにすべきではないかという意見である。

言われてみればもっともな指摘だ。日本で利用されている代表的な Wiki エンジンでは、サイドバーに検索窓が置かれているデザインになっているのは FreeStyleWiki だけで、PukiWikiHiki、そして YukiWiki などは検索ページに行かないと Wiki 内検索できないのがデフォルトみたい(間違っていたらすいません)。

『Wiki Way』にこれについて書かれてないかと数年ぶりに読み直してみたが、102ページに「Tip 4.12 どこからでも検索を行えるようにする」としてトピック化されていたのでそれを引用してみる。

検索フォームは、特定のページにだけあるように制限されてはいません。実際のところ、検索フォームは、([Search]などの)インラインマジックパターンの形で、よく訪れる入り口など、どのWikiページにも入れられます。Wikiにおいて、どこからでも検索機能を使えるようにする簡単な方法として、テンプレートにFindPageへの固定リンクを入れておくというやり方があります。

惜しい。せっかく「どこからでも検索を行えるようにする」としてインラインマジックパターンの話を書いているのに、最後には「FindPageへの固定リンク」という一歩後退したアドバイスをしている。検索の重要性を鑑みれば、テンプレートに検索フォームを入れるのはモダンな Wiki エンジンの UI に必須ではないだろうか。

[11月21日追記]:TransFreeBSD さんのコメントによると、FreeStyleWiki もデフォルトでは検索フォームがあるわけではないようです。失礼しました。

Second Lifeのオフィシャルガイドブックが刊行される Second Lifeのオフィシャルガイドブックが刊行されるを含むブックマーク

ロイターの支局開設IBM のプレス同時発表など大企業の参入が本格化する一方で、コピーボットの問題が持ち上がるなど注目があがり続ける Second Life だが、オフィシャルガイドブックが刊行されることを O'Reilly Radar で知る。遂に書籍も登場ですか。

CopyBot の問題は Rauru Blog が詳しいが、個人的には CopyBot 作成者に Baba Yamamoto という一見日本人な名前の人が含まれることが気になる。Baba も Yamamoto も苗字に多いので少し違和感があるが、この人日本人なのかな?

アメリカ中間選挙と帰還兵たちの変遷の物語 アメリカ中間選挙と帰還兵たちの変遷の物語を含むブックマーク

今回の米中間選挙において民主党が勝利したが、今回勝ったのは実は共和党以上に保守派の民主党候補者が多かったという話を聞くが、ヴェトナム戦争、イラク戦争を経てジョン・ケリー、ジム・ウェッブといった帰還兵たちの政治的変遷は何とも不思議に思える。

さて、AztecCabal はいつも読んで勉強させてもらっているが、一点だけ不満がある。採用されているテーマに起因するのだろうが、引用部が斜体で表示される。日本語のフォントでこれがやられるととにかく読みづらい。特にお好みというのでなければ、引用部を斜体で表示しないよう調整いただけないものだろうか。

[] トム・ウェイツの新作『Orphans』は豪華三枚組  トム・ウェイツの新作『Orphans』は豪華三枚組を含むブックマーク

Boing Boing で Cory Doctorow が珍しく Tom Waits's Orphans: moving, rocking 3-disc set という新譜についてのエントリを書いていて知ったのだが、トム・ウェイツの新作は三枚組とのこと。豪華だな。

Amazon を調べてみると日米同時発売のようで今のところ国内盤(asin:B000JBWXNM)のほうが米輸入盤(asin:B000ICLHIE)より安いので、素直に国内盤を予約させてもらった。

国内盤の解説を見ると完全な新作のような書きぶりだが、これまで彼のアルバムに収録されてない既発曲を含むし、オダギリジョーの解説がつくなんざレコード会社も狙ってきているね。でも騙されるな! トム・ウェイツはどう転んでもオサレじゃないぞ!(笑)

[] 「家の中にストーカーがいます」で思い出したピート・タウンゼントの話  「家の中にストーカーがいます」で思い出したピート・タウンゼントの話を含むブックマーク

「家の中にストーカーがいます」(最後まで読むべし)のように怖くはないが、似た感じの話をピート・タウンゼントがしていたのを思い出した。もっともピータンのことだから誇張しているのだろうが、先ごろ24年ぶり(!)の新譜(asin:B000IONLN6)を出したThe Who がアルバム『Who Are You』asin:B000002P2V)を制作していた頃の話。

当時キース・ムーンがアルコールとドラッグの中毒状態だったため、ピータンは彼を連れアルコール中毒更正会に出向いたことがあった。更正会の人間は一通りの所見を終えるとピータンのほうに向き直り、「で、君は典型的なアルコール中毒症だね」と言い切った。

思いもよらぬ言葉に憤慨し、ピータンはスタジオで「俺が酒を断ってキースの世話をしてるのに、アル中更正会の奴ときたら俺をアル中呼ばわりしやがって!」とぶちまけた。しかし、そこにいた人間は皆困惑したような表情を浮かべるばかり。気持ち悪くなってピータンはひとりひとり問いただしてみたが、どうも要領をえない。終いには運転手をつかまえて「俺は酒を止めてるよな」と聞くと、「ええ、お帰りのとき以外は」との答え。

「なんだって?」「だってスタジオからの帰り、必ずバーに寄ってウォッカを一瓶あけているじゃないですか。皆あなたがおっしゃる『禁酒』は、スタジオでは酒を飲まないことだと思ってますよ」

以下は余談だが、キースのしまらないドラミングに我慢を重ねていたピータンの堪忍袋の緒が切れた頃のある夜、キースからピータンに電話攻勢があった。電話といってもおやすみを言うぐらいなのだが、何度も電話がかかってくる。十回目あたりでキースがすすり泣きだした。

「なあ、ピート、俺のことは信用してくれてるよな? 信じてくれてるよな?」と泣きつくキースに、ピータンは答えた。

「ああ、お前のことはちゃんと信じてる。でも、やっぱりお前はバカだ」

キース・ムーンは、『Who Are You』発表後まもなくオーバードーズにより死去した。

映画『キッズ・アー・オールライト』(asin:B000244TH4)より。そんなシリアスな状態には見えないが、確かにキースはドラミングの衰えを変顔で隠しているように見えなくもない(笑)

DryadDryad 2006/11/20 01:45 いつも拝見しております。Second LifeのCopyBot問題について、これに乗じてクリコモの布教とかどうなんでしょうか?

yomoyomoyomoyomo 2006/11/20 01:55 Second Life内で作ったものについてCCライセンスを指定する方法が定まることが前提になりますね。CCはSL内でのイベントを既に何度も行っているくらいですし、それについて誰か考えていると思いますが
しかし、それの遵守まで仮想世界的に規定してしまうと、まさに「コードは法」になりますね

DryadDryad 2006/11/20 03:27 > CCはSL内でのイベントを既に何度も行っている
なるほど。オンラインゲーマーとしてもCCに関心を持つ者としても、今後の動きに期待したいと思います。「コードは法」の実践としても面白そうですね。

GomadintimeGomadintime 2006/11/20 09:41 こんにちは。
家だと使っているのはLinuxなんで、読みにくいとは気付きませんでした。変えておきます。

maningmaning 2006/11/20 11:03 GEDCOMフォーマットは、「地理データに関する規格」ではなく、引用されている「Cemetry 2.0」にも書かれているように、祖先探し(墓石探しも含む)のための共通フォーマット(GEnealogical Data COMunication)で、モルモン教会(the Church of Jesus Christ of Latter-day Saints)が支援して開発したものです。

yomoyomoyomoyomo 2006/11/20 21:04 >Dryadさん
よく考えてみると「Second Life内で作ったもの」は、CCライセンスの適用想定外のものも多いので(家そのものとか)、簡単な話ではないように思えてきました。うーむ…

>Gomadintimeさん
わがままを聞いてくださりありがとうございます。

>maningさん
ちゃんと読んでないのがバレてしまいました。エントリのほうに訂正を入れさせてもらいました。
ご指摘ありがとうございます。

2006-11-17

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録安田理央、雨宮まみ『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること』を追加。ようやく読む時間が取れた。

なんか最近、本サイトは読書記録の更新ばかりではないかと思われるかもしれないが、読書記録の更新はまだまだ続きます(笑)

[] 『デジタル音楽の行方』への反応 その43  『デジタル音楽の行方』への反応 その43を含むブックマーク

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

久方ぶりに『デジタル音楽の行方』への反応である。刊行から一年になるまで続けられそうでよかった。

今回は「むらやまんの日記」の "Less Than Jake"と"The future of music" より。

先週から読みふけってます。かなり示唆に富んでて面白いのです・・が!!何でかしらないけど読むのに時間がかかる・・・。訳本だからしょうがないのかもしれないんだけど、一文一文が長い!一回読んで、え?どういうこと?ってまた読んで・・・って繰り返してると全然読むスピードがあがらない。

読みにくいとしたら、それは訳者の責任が大きいのだろう。長すぎる文章は適度に切るように心がけたつもりだが、そう感じられたのなら申し訳ない。

[] ロック小言ジジイの憂鬱〜エアギターといえばジョー・コッカーだろが!!  ロック小言ジジイの憂鬱〜エアギターといえばジョー・コッカーだろが!!を含むブックマーク

エアギターが世界的な盛り上がりをみせている……のかは分からんが、エアギターで演奏できる「シャツ」まで開発されたとはまったく驚きである。

この熱いエアカルチャーは、エアセックスエアガムといった新しいムーブメントにも波及しつつある(そうなのか?)。

しかし、ワタシは不満である。エアギターのオリジネイターがしかるべき敬意を受けていない。Wikipedia の「エア・ギター」の項目(英語版日本語版)を見てもそれについての記述がない!

いや、ワタシにしても厳密に最初に誰がやったかは知らない。しかし、これを最初に世に知らしめた人間なら、自信を持って言える。ジョー・コッカーである。

今では洋楽ファンでも名前を知らない、知っていてもかろうじて「『愛と青春の旅立ち』のテーマ曲をデュエットしてた人でしょ?」なのかもしれないが、この人もドラッグで身を持ち崩さなければ、ヴァン・モリソンと並ぶ白人ソウルシンガーとなっていたかもしれないのだ。

彼の全盛期のパフォーマンスが見れるとなると、やはり映画『ウッドストック』(asin:B000FFP2BM)になる。この歴史的フェスティバルにおいて、彼は大観衆を前に堂々エアギターを披露した。

YouTube のほうには、"The day the air guitar was born in 1969." というコメントがついていて笑えるが、本当に素晴らしい歌声である。一方で、今改めて見ると、エアギターというより、単にちょっとアブナい人(以下略)

この鮮烈なパフォーマンスに対し、ローリング・ストーン誌はその年のクリティックポールで、ジョー・コッカーをベストギタリスト賞に選出したという話を渋谷陽一のラジオ番組で昔聞いた覚えがあるが、その真偽は知らない。

[][] クリエイティブ・コモンズのライセンスを採用した世界の10のネット音楽レーベル  クリエイティブ・コモンズのライセンスを採用した世界の10のネット音楽レーベルを含むブックマーク

iCommons の Global Sounds というエントリで知ったのだが、CC ライセンスを採用したネットレーベルって結構あるんだねぇ。

しかし、You Are Not Stealing Records ってすごい名前だな(笑)。こういうリストに日本のレーベルが入らないのは少し寂しいですな。

[11月18日追記]:なんだ、Creative Commons Japan で当該エントリは翻訳されていますな。

[][] ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国  ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国を含むブックマーク

もう DVD が出るのか。取り上げるの遅すぎ。

ヘリコプターがニューヨークの夜景を映すオープニングから何とも気分が盛り上がるが、この映画はビースティ・ボーイズの2004年10月にマジソン・スクエア・ガーデンでのライブを収めたものである。

本作に関しては、カメラを渡された観客50人が撮影した映像を使っていることを画期的なことのように言う人がいるが、ワタシはそうした見方には与しないし、この手法にも懐疑的である。梅田望夫じゃあるまいし、勘弁してくれよ。

確かに本作では観客が撮影した映像がうまいフックになっているところはあるが(ライブ中小便に行く奴!)、やはりキモは正規の撮影クルーによる映像であり、少し装飾過多なところを感じるものの、ステージ上のスクリーンをうまく取り込んだ編集を含め遊び心を感じさせる良い仕事をしている。

そして何より本作が優れているのは、ビースティーズのライブ自体がすごく良いヴァイヴに満ちた、"Three MC's And One DJ" の真髄を堪能できるものだからだ。現時点での彼らの最新作である『To the 5 Boroughs』(asin:B00021LRWM)も好きなアルバムだが、アダム・ヤウクの声がすっかり老化していたのがひっかかった。本作ではそのあたりが不思議に気にならなかった。

アンコールでバンドセットに戻った時点でラストに演る曲は読めるのだが、分かってはいても "Sabotage" にはもう無茶苦茶白熱する。普段冷静そうな西田さんがキーボードを弾くことを放棄してひたすら鍵盤の上にジャンプする気持ちが良く分かる。

アダム・ホロヴィッツは偉大だ。

田中康夫は後世、地方行政における同和事業の見直しに先鞭をつけた政治家として評価されるということはないか 田中康夫は後世、地方行政における同和事業の見直しに先鞭をつけた政治家として評価されるということはないかを含むブックマーク

作家としても政治家としても田中康夫に対して特別な興味はないのだが、J-CAST ニュースの「大阪市「過去と決別」 同和事業に「大ナタ」」を読んで、ふとそういうことを思ったりした。

2006-11-15

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[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録村上春樹『風の歌を聴け』を追加。

ようやく一冊読んでみた。まだまだ先は長い。

今日の画像も Wikimedia Commons より。ウィリアム・アドルフ・ブグローの『渇き』である。

[] アメリカにおけるSNSの歴史情報を集めたWiki  アメリカにおけるSNSの歴史情報を集めたWikiを含むブックマーク

少し前に「「ソーシャル・ネットワーク(ネットワーキング)・サイト」という用語」を訳した danah boyd の social network site history というエントリーで、SNS の歴史情報を集めた Wiki のことを知る。

もっと情報が揃ってから紹介しようと思ったが、O'Reilly Radar でも取り上げられちゃったのでね。時系列を押さえるのに便利そうだ。

先ごろ日本上陸を果たした MySpace をはじめ、orkut や Facebook といった定番だけでなく mixi のページもできている。

[] 日本オリジナルのWikipedia解説書が刊行されていた  日本オリジナルのWikipedia解説書が刊行されていたを含むブックマーク

Wikipedia ウィキペディア 完全活用ガイド

Wikipedia ウィキペディア 完全活用ガイド

驚いたねぇ。ワタシはかつて Wikipedia Hacks を予想したが、こういう本が先に出たか。

Wikipedia といっても英語版と日本語版でははっきりいって質量ともに明らかに差があるので、日本オリジナルの解説書だとそれに起因するズレは回避できるだろう。

[] 想いと表現の間で肩にゼリーをのせ君がもっともこわがることをしよう  想いと表現の間で肩にゼリーをのせ君がもっともこわがることをしようを含むブックマーク

こないだのルー・リードの偏屈オヤジぶりについてのエントリriko さんがブックマークされていて、それを見て今更ながらハタと思いあたった。

この方のダイアリーの「想いと表現の間」というタイトルは、Between Thought and Expression じゃないか。

これはルー・リードが在籍したヴェルヴェット・アンダーグラウンドの三枚目(asin:B000002G7G)に収録された "Some Kinda Love" という曲の一節である。90年代はじめに編まれた彼のアンソロジー、並びに詩集(asin:4309201911)のタイトルにも冠せられている。特に前者に "Some Kinda Love" が収録されていないことを考えると、このフレーズの価値の高さが逆に分かる(もっともそのアンソロジーの日本盤には、『思考と象徴のはざまで』という誤訳の襤褸が着せられてしまったが)。

烏賀陽弘道さんも「文学に肩を並べるロックだってある」でこのフレーズを称えている(でも、惜しい。"Between thought and expression, lifetime lies" ではなく "Between thought and expression lies a lifetime" が正しい)。そうだよな、ワタシもこれからは Between Thought and Expression を座右の銘にしよう。

しかし、である。ワタシがルー・リードが死ぬほど好きなのは、彼の歌詞が文学的だったり哲学的であったりするからだけでなく、それと張り合う闇もあるからだ。

"Some Kinda Love" に関して言えば、「思考と表現の間に人生がある」、「愛の種類に上下はない」という必殺のフレーズと、最後の「肩にゼリーをのせてごらん/君がもっともこわがることをしよう」から「赤いパジャマを着て調べてごらん」にいたる極めていかがわしい歌詞が一曲の中で見事に拮抗、共存している。

それがこの曲をスリリングなものにしているとワタシは思うし、特にその背徳的な部分は聴いていてゾクゾクくる。そうした意味でワタシがこの曲をヴィスコンティの『イノセント』や谷崎潤一郎の『瘋癲老人日記』と同列に評価しているのは以前書いた通りである。

[] ハンナとその姉妹  ハンナとその姉妹を含むブックマーク

ハンナとその姉妹 [DVD]

ハンナとその姉妹 [DVD]

ウディ・アレンの映画は結局ニューヨーカーでないと分からないんだよね」などとしたり顔で書く人がいる。日本人に。

そうなのかもしれない。例えば、この映画に出てくるような感謝祭には必ず全員が集まるような家族が実際どれくらいいるか分かるかと言われるとワタシなど口ごもるしかない。

しかし、たとえそうでもワタシはウディ・アレンの映画は大好きだし、陳腐な書き方になるがそれはやはり彼の作品が普遍性を獲得しているからだろう。彼のモラルを信用しないところ、言うなれば手段のためになら目的を選ばないところが特に好きだ(逆ではない)。

『ハンナとその姉妹』はその彼の頂点の一つであり、いろいろあっても最後は中流の幸福に戻っていく感覚は、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(asin:B00005HXWL)など後の作品でも反復されることとなる。本作におけるマイケル・ケインの女性観をまったく身勝手と思う人もいるだろうが、ワタシ個人に当てはめて考えるなら、実際あんなものである。

本作を観ていると、同じくウディ・アレンの『ブロードウェイと銃弾』(asin:B00005HXWM)の終わり近くでニヤリとする場面があるのだが、本作と『ブロードウェイと銃弾』の両方でダイアン・ウィーストがアカデミー助演女優賞を獲得しているというのはすごい偶然だね。

2006-11-14

[] モンティ・パイソン・レアリティーズ コレクターズBOX  モンティ・パイソン・レアリティーズ コレクターズBOXを含むブックマーク

先週、Joel on Software の「Javaスクールの危険」が翻訳されて話題になった。この中でモンティ・パイソンFour Yorkshiremen スケッチが引用されており、モンティ・パイソンとハッカー文化の関係に思いを馳せてしまうが、Joel Spolsky はらしからぬ凡ミスをしている。Four Yorkshiremen スケッチはテレビ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』で披露されたことはないのだ。

本 DVD はモンティ・パイソン名義になっているが、パイソン結成前にメンバーが携わった二つのテレビ番組を収録したものである。

一つはジョン・クリーズとグレアム・チャップマン(ちょっとだけエリック・アイドルも登場)による『At Last The 1948 Show』、もう一つはエリック・アイドル、マイケル・ペイリン、テリー・ジョーンズによる『Do Not Adjust Your Set』である。残るもう一人のパイソンズであるテリー・ギリアムも後者に参加しているが、本 DVD に収められた回には彼の仕事は入っていない。

番組のマスターテープが残っている回が全部でないとか、何より全編白黒なのに時代を感じてしまうが、プレパイソンの番組は『How to Irritate People』しか見たことがなかったので、「『At Last The 1948 Show』は DVD 一枚に収まるのに水増ししてないか?」とか思いつつもこの DVD 四枚組はありがたい。『空飛ぶモンティ・パイソン』すら絶版だった頃を思えば天国だ。

これを観ると若々しいパイソンズの姿に感激するとともに、この段階で彼らのコメディーの方向性が大体定まっていたことが分かる。それは『At Last The 1948 Show』のほうが顕著で、例えば冒頭に挙げた Four Yorkshiremen スケッチはこの番組で初めて披露されたもので、この時点で完成していた(1948バージョンもパイソンバージョンも YouTube で動画が観れるので興味がある人は検索してみてください)。

一方『Do Not Adjust Your Set』は、完成度は少しだけ落ちるが、その分 The Bonzo Dog Doo-Dah Band のコミックソングがとてもチャーミング。子ども向け番組として制作されたが、再放送を観るために職場から早退する人が増えたという話もさもありなん。今の目で観ると、この番組における人気コーナー Captain Fantastic はつまんないのだが、テリー・ジョーンズの解説を聞くとその理由が分かる。

やはりあの6人が揃い、シュールでマジカルなコメディが完成するのは必然だったのだ。

[] Web 2.0サミットにおけるWiki関係の動き  Web 2.0サミットにおけるWiki関係の動きを含むブックマーク

偏屈オヤジの話を書いていたら取り上げるのを忘れていた。Web 2.0 サミットにおいて Wiki 絡みの発表もいくつかあったみたい。

インテルが SuiteTwo というエンタープライズ向けのブログと Wiki の組み合わせソリューションを発表している。要は Movable TypeSocialtext の組み合わせなのだが、こういうのを見ると tDiaryHiki を組み合わせた製品というのは早すぎる試みだったことが分かりますな、id:essa さん。

あと Answer.com が FAQFarm という MediaWiki で構築された FAQ 集積サイトを200万ドルで買収したとのこと。Answer.com というと Wikipedia との提携で知られるが、それだけでは足りなかったのかな。

FAQFarm は実は初めて見たのだが、こうした Wiki サイトが数億円レベルで売れるなんてすごいもんだ。

[] クリエイティブ・コモンズ理事の法学者によるシェイクスピア作品の真の著者を探求するミステリー小説  クリエイティブ・コモンズ理事の法学者によるシェイクスピア作品の真の著者を探求するミステリー小説を含むブックマーク

Boing Boing のエントリが詳しいが、クリエイティブ・コモンズの理事にしてデューク大学法学部教授であるジェイムズ・ボイル『Shamans, Software, and Spleens』に続く単著は、何と19年前に書き始められたという『The Shakespeare Chronicles』という小説とのこと。

もちろん彼が書くのだからただの小説なわけはなく、そもそもシェイクスピアはかの作品群の真の著者ではないというテレビ番組の模擬裁判の弁護をやったときに着想を得たらしく、ミステリー、歴史ものであると同時に現代の著作権を巡る問題、それこそ thinkcopyright.org が取り組んでいる問題にも関わる作品なのではないかしら。

例によって本作品もクリエイティブ・コモンズのライセンスが指定されており、Lulu.com より電子ブック版と書籍版を購入できる。

The Shakespeare Chronicles

The Shakespeare Chronicles

[] 真にオープンなLinux携帯電話を実現するOpenMokoプロジェクト  真にオープンなLinux携帯電話を実現するOpenMokoプロジェクトを含むブックマーク

Slashdot で知ったのだが、最新 Linux カーネル上で動く(少しのドライバを除いて)すべてオープンソースからなる GPS 携帯電話が実現しつつあるようだ。

記事を読む限りなかなか立派そうだが、よくここまで作り上げたものだ。LWN の記事によると、この OpenMoko プロジェクトには、Netfilter のリーダーであり、gpl-violations.org の活動でも知られる Harald Welte がかなりコミットしているとのこと。この人も多彩な才能の人だねぇ。

[] ロバート・フリップ先生によるWindows Vistaの起動音  ロバート・フリップ先生によるWindows Vistaの起動音を含むブックマーク

ロバート・フリップWindows Vista のためにレコーディングを行ったことは今年のはじめにお伝えしたが、正式に彼の音が使われることが発表された。フリップ真理教信者を自認する当方としてはまことに慶賀の至りである。

これで Vista を起動するたびに「21世紀の精神異常者」のイントロが流れ出したら最高なのだが、もちろんそんなことはない。大正おかん座の「Robert Fripp による Windows Vista 起動音」で紹介されている XP と Vista の比較音声を聞いてみると、全般的に控えめになっただけという気がしないでもないが、気のせいだろう。

しかし、フリップ先生も Vista チームを称えながらも、マイクロソフトからのお金を何に使うか聞かれ、「新世代 iPod を買う」と答えるひねくれたユーモアが健在で安心した。

なんかワタシが好きになるミュージシャンって大抵性格が歪んでいるような……これも気のせいだろう。

ワタシは当分 Vista を買う予定はないが、音声ファイルだけ Vista のものを XP に置き換える方法ってないものかしら?

[] この狂った世界に生きるということ  この狂った世界に生きるということを含むブックマーク

最近 Coverville 経由で知って買った CD 二枚組のコンピレーションをずっと聴いている。

Inspired

Inspired

それこそ60年代から最近にいたるまでの色んなカバー曲を集めたディスクで、オリジナルが有名曲か、カバーバージョンのほうが有名か、あるいは両方とも有名な曲ばかりなので、洋楽が好きな人なら大体楽しめる内容だと思う(こういうのが1000円ちょっとなのに、邦楽の CD に3000円出す気にはなれないね)。

このディスクの中で特に素晴らしかったのが、Michael Andrews と Gary Jules による "Mad World" である。

この曲は Tears For Fears の1983年の初ヒット曲だが、映画『ドニー・ダーコ』(asin:B00018GY3S)で使われた Gary Jules のバージョンは、2003年のクリスマスに全英チャート一位を獲得し、Wikipedia によるとその影響で発売から12年が経っていた TFF のベスト盤が再チャートインするという椿事が起こったとのこと。

確かにこの映画に見事にマッチしているが、いかにも初期 TFF 的だと思っていた、思春期特有の外界への違和と不信と恐れ、そして孤独感を歌った歌詞が、普遍的でなおかつ貴重なものだったということか。

最近はネットでニュースを見ていても、いじめで自殺とかそういうのばかりが目についてしまう。確かにこの世界は狂っているのだろう。でも、それが分かるとして、それ以上何を伝えることができるかと考えるとワタシは途方に暮れてしまう。

pandeiro_jppandeiro_jp 2006/11/14 15:11 そうなんですか!
Movable TypeのエントリからSocialtextのキーワードに対してオートリンク貼られたりするってことですかね!?

yomoyomoyomoyomo 2006/11/14 21:37 >Movable TypeのエントリからSocialtextのキーワードに対してオートリンク貼られたりする

そうなるとはてなダイアリーのような気もしますが(笑)、そこまで密接なものでないとしても、単に二つ組み合わせる以上の何かがあるのでしょうね

x79xxxx79xxx 2007/01/17 11:38 windowsの起動音は簡単に変えられますよ。コントロールパネルからサウンドとオーディオデバイス→サウンドタブです。

2006-11-13

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[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録小川洋子『博士の愛した数式』を追加。

じきに更新できなくなるかもしれないので、できるうちにしておこうということで今週は更新頻度をあげさせてもらう。

さて、今日の画像も Wikimedia Commons より。ウィリアム・アドルフ・ブグローの『小川の畔にて』である。

[] ルー・リードがなぜかWeb 2.0サミットに登場して偏屈オヤジぶりをいかんなく発揮  ルー・リードがなぜかWeb 2.0サミットに登場して偏屈オヤジぶりをいかんなく発揮を含むブックマーク

chic さんに振られてしまったが、ワタシも Lou ReedWeb 2.0 カンファレンス改め Web 2.0 サミットに登場したことについては、Boing Boing のエントリで知って何じゃそりゃと思っただけで済ませていた。

そもそも今回ルー親父が登場したのは AOL の CEO である Jonathan Miller の引きだったらしいが、二人のつながりが「太極拳仲間」というのが何か笑える。

しかし、chic さんが紹介している SFGate の Web 2.0 Walks on the Wild Side や Justinsomania の Lou Reed 2.0 を読むと、ちゃんと音を聴かない客に「お前ら駄弁っててもいいけど、俺は20分しか演んねぇぞ」と言い放つは、嫌がらせのように音量を上げて体調最悪のティム・オライリーを発狂状態に追い込むは(ちょっとウソ)、アンコールを10分以上待たせておいてやらないはとなかなか極悪なものだったようだ。

大体、いきなり『Magic And Loss』のオープニングという地味な曲から始める(動画を見ると心底楽しくなさそう)意地の悪さは、雨に濡れた大観衆を凍らせた数年前のフジロックでもおなじみだが、きっとこの人最後の "Sweet Jane" も、ファンサービスというより「お前ら、これぐらいしか知らんだろ」と冷笑を浮かべながらの演奏だったに違いない。ホントこの人のロクデナシぶりは変わらんな。最高だ。

さて、今回の Web 2.0 サミットは全般的にエッジが失われてしまっていたという評価をいくつか見かけた。Ben Metcalfe のようにルー親父のステージを今年の Web 2.0 サミットの象徴のようにとらえる声があったくらいで、詳しくは Read/WriteWeb のまとめあたりを参照くだされ。そりゃメジャーになればそうなっても不思議はない。

[追記]:Tim O'Reilly は Correction: Just Having Fun と抗弁している。

[] イベントの重要性〜はてなフォトライフはコンテストなどやるとよいのではないか  イベントの重要性〜はてなフォトライフはコンテストなどやるとよいのではないかを含むブックマーク

Creative CommonsFlickr 上でフォトコンテストを開くことを告知している

このコンテストはただの酔狂ではなく、Creative Commons の募金集めキャンペーンの一環であり、こういうのを見ると定期的にイベントを開いて座を賑わわせることの重要性を感じる。

rikuo さんがはてなフォトライフの画像容量についてソフトバンクモバイルの広告風に説明しているが、ソフトバンクモバイル同様に苦しさを感じずにはいられない(もちろんそれを踏まえてのネタのチョイスなのだろうが)。

もちろんここで容量を増やすというのがもっとも正攻法な対応だが、(弱点はあれども)特色のある画像が集まるコミュニティが育っていることを喧伝する手もある。そうした意味で、はてなフォトライフもコンテストとかのイベントを開き、ユーザに対して区切りをつけていくとよいのではないかと思った。そうしたイベントは、うまくオーガナイズすれば主催側が望むコミュニティに誘導する契機にもなる。

とにかく技術が優れていれば受け入れられると思っているが、実際にはそのサービスは他を圧倒するものでもなんでもなく、例えばはてなフォトライフだと Flickr のようなコミュニティなどまったく作り出せていないのに一部マスコミに Web 2.0 の代表的企業と分不相応に持ち上げられるところにそうした力量を期待するのは酷なのだろうが。

あとこれはコンテストではないが、以前「今年末YouTube大賞なんてどうだろう」と書いたが、どこかやらないかな。絶対受けると思うんだけど。個人サイトの目線で見れば、今年は何と言っても YouTube の年だったわけで。

[] 借力さんの新企画、wikiHow的ハウツー共有を目指す「百手」  借力さんの新企画、wikiHow的ハウツー共有を目指す「百手」を含むブックマーク

「自己流のテクニックやワザを共有するウィキ」を掲げる「百手」を借力さんが立ち上げている。

この Wiki を作ったきっかけは借日記で読めるが、確かに wikiHow って気がつくと本当にすごいサイトになっているからねぇ。

百手もそれに追いつくような、あと個人的には借力さんのところの他のページ同様ユーモアに溢れる楽しい共有場になることを期待する。

とりあえずしゃっくりを止める方法はワタシも知りたい。

モンティ・パイソンがアルファベット順なら、ドリフターズは…… モンティ・パイソンがアルファベット順なら、ドリフターズは……を含むブックマーク

モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズが腸癌で闘病中であることは既にお伝えしたが、見事回復を遂げたとのことで、嬉しさに涙するやら、記事に一緒に写っている23歳の恋人にちょっとむかつくやら。でもさ、"miracle recovery" と評されるということはやはりよほど……

しかし、実のところワタシはエリック・アイドルの言葉を信じていたのでテリジョンは大丈夫だと思っていた。それはグレアム・チャップマン死去の後に言った、「パイソンズはアルファベット順に死んでいくんだ」というものである。

これは以前にも書いたことだが、これをドリフターズにあてはめるとあいうえお順ということになるのだろうか。確かに今のところその通りで、少し前に加藤茶の緊急入院のニュースを聞いたときはその法則(ワタシが勝手に言ってるだけだが)を思い出してヒヤリとしたものである。

2006-11-09

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[] あらためて著作権保護期間延長に反対する  あらためて著作権保護期間延長に反対するを含むブックマーク

以前にも書いているし、当方のサイトを見ていれば当方の主張は自ずと分かるはずだが、それでも改めて著作権保護期間の延長に強い反対の意志を示したい。

Think Copyright というサイトが本日公開の予定。

今回発足した「著作権保護期間の延長問題を考える国民会議」は、全員が保護期間延長に反対というわけではないが、三田誠広や松本零士の著作権に関するアレな発言が日本の創作者の総意などと思われる事態はとりあえず避けることができそうだ。

ああした発言を見ていると、「歳は取りたくないものです」といった中村光夫的な嫌味のひとつも言いたくなるが、今回の国民会議には別役実のようなキャリアのある高名な劇作家も加わっている。決して年齢の問題ではないのだ。

ところで上に挙げたリンク先の文章を書いていたり、名前が出てくる人たちが執筆している新刊『あたらしい教科書 <9>コンピュータ』(asin:4903267458)において、「クリエイティブ・コモンズ」の項目を担当しているのは、実は不肖ワタクシである。

編集部の注文として、青空文庫の話も入れてくれというのがあり、最初それに疑問を感じたりもしたが、この項目を「日本の文化庁も、著作権法が定める著作権保護期間を現行の50年から70年に延長する方向で検討を進めていますが、青空文庫はこれに反対する声明を発表しています」という文章で終わらせることができたのは今にしてみるとよかったかもしれない(字数の制限のため、厳密さを欠いた記述になっているのをお許しください)。

余談であるが、先週末は金髪だった津田大介氏が黒髪にチェンジしていて驚いた。

あと、今日の画像も Wikimedia Commons より。

[] ローレンス・レッシグも登場したクリエイティブ・コモンズ・ジャパン主催のセミナー動画が公開  ローレンス・レッシグも登場したクリエイティブ・コモンズ・ジャパン主催のセミナー動画が公開を含むブックマーク

さて、そのクリエイティブ・コモンズであるが、タイミング良くというかクリエイティブ・コモンズ・ジャパンが9月に開催したセミナーの動画が公開されている。

当方もレッシグ教授の文章を「クリエイティブ・コモンズの価値」「クリエイティブ・コモンズとWeb 2.0」と最近立て続けに訳しているが、このセミナーは後者の文章に深く関係しているので、動画の公開はとてもありがたい。

[] ソフトウェア特許に批判的な立場から書かれた解説本  ソフトウェア特許に批判的な立場から書かれた解説本を含むブックマーク

Math You Can't Use: Patents, Copyright, and Software

Math You Can't Use: Patents, Copyright, and Software

先月 Slashdot にブックレビューが公開されているが、本自体は今年はじめに刊行されたものである。

確か以前にもこの本のタイトルを目にしたような……と記憶を辿ると、この本の第6章が著者の Ben Klemens の許可を得て Groklaw で公開されていたんだった。

「ソフトウェア特許について考える」にこの問題を考える上で役に立つ情報がまとまっているが、本書はソフトウェア特許に対して批判的な立場を取る場合に有効な足場となる本になるかもしれない。こうした立場をはっきり表明した解説書は貴重なので、誰か訳さないかなと思う。

Web 2.0にまつわる10のウソ Web 2.0にまつわる10のウソを含むブックマーク

Web 2.0カンファレンスWeb 2.0サミットに改名?)にあわせてこういう記事が出てますな。

裏の意味まで知りたければ原文を読んでね。

  1. 我々は前回のドットコムバブルから教訓を学んだ
  2. Web 2.0はバブルじゃない
  3. Web 2.0はコミュニティと共有がすべて
  4. オンライン広告がすべてを賄う
  5. Web 2.0サイトはとても使いやすいので、僕の母親だって使える
  6. アナリストも今では当てになる
  7. SNS が多すぎるなんてことはない――若者達はいつだって新しいものを試したがっている
  8. 我々のサイトはまだベータ版なんだ
  9. 我々のサイトは他のどことも違っている
  10. 我々は新たなパートナーと Google で一緒に働けるのを楽しみにしている

ネタ元は Scripting News

[] MediaWikiの使い方を解説する動画集  MediaWikiの使い方を解説する動画集を含むブックマーク

以前にも Wiki の操作を動画で教育する試みを紹介したが、こちらは対象となる Wiki エンジンが MediaWiki、そして利用されている動画共有サイトは Google Video である。

やはりこういうのこそ動画共有サイトの有力な使い道に違いない。その素晴らしさがあまり理解してもらえず歯がゆい思いをしている Wiki エンジン作者の人は、動画を見せてみるというのはどうだろう。

合気道日本館創始者にして有名料理店経営者な人による日本の田舎料理についての本 合気道日本館創始者にして有名料理店経営者な人による日本の田舎料理についての本を含むブックマーク

Rebecca Blood さんのところで、「日本の田舎料理の伝統芸」と題した本が紹介されていた。レベッカさん、なかなか乗り気である。

著者と思しき人が嬉しそうな表情を浮かべて表紙に写っているが、この Gaku Homma って何者なんだ?

著者名で検索すると、この本の他はいずれも合気道の本である。不思議に思って更に調べてみると、同一人物らしい。へーっ。

米国日本レストラン6000店の中で、開店わずか4年にして米国トップ5に入るまでになった著者自身の店「DOMO」。

ってホンマかね(ダジャレ…)。確かにこの人は合気道日本館の創始者にして日本料理レストラン DOMO のオーナーみたい。

少し前に海外で正しい日本食を広めるために農水省が認証制度を検討しているといったニュースがあったが、この人の本がそうした趣旨にかなう日本料理をアメリカに広めるものなら良いね。

2006-11-06

2006 (c) Joaquim Alves Gaspar

[][][] YAMDAS更新、もしくはクリエイティブ・コモンズWeb 2.0ツール?  YAMDAS更新、もしくはクリエイティブ・コモンズはWeb 2.0ツール?を含むブックマーク

Technical Knockoutクリエイティブ・コモンズとWeb 2.0を追加。Lawrence Lessig の文章の日本語訳です。

先週に続いてローレンス・レッシグの文章を訳したわけだが、今回の文章の内容が CC と Web 2.0 の関係についてのレッシグ先生の意見を知りたかったのと、そこで扱っているのが来日時のセミナーの話と日本発のサイトだったからである。まぁ、こうした翻訳をするのが CC-JP の役割だと思わないでもないが、例によって原文をコメントアウトしているので、誤記、誤訳があったら指摘してください。

この文章に Willustrator 作者として神原啓介さん(id:kambara)のお名前が登場する。ワタシが氏のことを知ったのは、森山和道の「ヒトと機械の境界面」だったか。

昨年2月にはてなを訪問したとき、当時まだ正社員でなかった神原さんに初めてお目にかかった。はじめ彼が加わってその前年よりも更に手狭になっていたオフィスに絶句し、そして目の前のかんばらさんが当方とまったく口をきいてくれなかったのに少し殺伐とした覚えがあるが、自分だって人見知りのため、「あ、この方が」と思いつつ声をかけられなかったのだからお互い様である。

神原さんは先月、未踏ソフトウェア創造事業において「天才プログラマー/スーパークリエータ」に認定されている。素晴らしいことである。これからもご活躍されるに違いない。

さて、この三連休は、山形浩生しなもんへの愛を確認した週末だった。思わず人間と同列に並べてしまったが、しなもんさんの手術がうまくいくことを心より祈っている。犬も尿管結石になるのな……

今日の画像も例によって Wikimedia Commons より。

[] 今週開かれるカンファレンスについて(Web 2.0とWeb 2.2、携帯電話におけるオープンソース 今週開かれるカンファレンスについて(Web 2.0とWeb 2.2、携帯電話におけるオープンソース)を含むブックマーク

今週はオライリー主催の Web 2.0 カンファレンスが開かれるが、それにあわせて Web 2.2 カンファレンスも開かれるとのことで、お約束とはいえ笑ってしまった。Web 2.0 には Windows Live がスポンサーになっているが、Web 2.2 はマイクロソフト本体がスポンサーになっている。なんで?

これ昨年は Web 2.1 だったのな。バージョンアップしているわけだ(笑)

あともう一つ今週開かれるカンファレンスでは、アムステルダムで携帯電話分野におけるオープンソースを対象としたカンファレンスについて報じる LinuxDevices の記事が気になった。

顔ぶれはなかなか豪華で、それだけ本格的な市場になったということだろうが、この分野には Symbian OS というビッグプレイヤーがおり、一方で Windows CE 6 はカーネルのソースを100%パートナーに提供するというニュースもあり、なかなか難しい戦いを強いられているのではないか。

[] ジミー・ウェルズがウィキメディア財団の代表の座を降りる  ジミー・ウェルズがウィキメディア財団の代表の座を降りるを含むブックマーク

Wikipedia の創始者ジミー・ウェルズが Wikimedia 財団の議長の座を降りるが、理事会には残るとのこと。へーっ!

ジミー・ウェルズというと、最近では Wikipedia に広告を入れる話を改めて否定するエントリを自身のブログに書いているが、うっかり喋ったことが Wikipedia の方向性のように報道されたりするのにうんざりしたのかもしれない。今回の件は突っ込んで調べてないので、実際のところは知らないが。

[] ロケットブームの『シャイニング』パロディーと映画史上最も怖い100のシーン  ロケットブームの『シャイニング』パロディーと映画史上最も怖い100のシーンを含むブックマーク

旧聞に属するが、10月31日分の ROCKETBOOM が、ハロウィン特別編としてスタンリー・キューブリックの『シャイニング』のワンシーン(YouTube)のパロディーをやっていた。

これで思い出したのは、少し前に digg で知った映画史上最も怖い100のシーンを選んだページ

キューブリックの『シャイニング』からは、一つの映画では最多の6つのシーンが選ばれており、問題のシーンも61位に入っている。

しかし、このシーンは怖いというよりも、何か恐ろしいことが起きるのではないかと身構えていると着ぐるみの男が紳士にナニをいたしているところを目撃してしまうというかなりヘンなシーンなんだよね(もちろん彼らも幽霊なのだけど)。

HERRRREEEEEE'S JOHNNY! もそうだが、『シャイニング』はキューブリックのブラックユーモアが要所で炸裂している映画だと思う。

このあたりについては以前にも書いたことがあるが、そのブラックユーモアがどこまで日本の観客に伝わったかは謎である。あと件の100選の中で最も順位の高かったダニーが幽霊に出くわす場面で、アメリカ人がこの双子の姉妹二人が並んだ構図を見て何を想起するかとか。

「シャイニング研究のための覚え書き」を検索したところ、ワタシが最初にこの構図の話を知った高橋周平の『映画の見方が変わる本』が一発ででてきた。ありがとう、chic さん!

まぁ、ワタシ的にはあの映画ではタイプライターの原稿の場面が一番怖かったですな。

[] フィリップ・K・ディックの伝記映画がもう一つ製作中?  フィリップ・K・ディックの伝記映画がもう一つ製作中?を含むブックマーク

フィリップ・K・ディックの伝記映画というと少し前にも読んだが、それとは別みたい。その話にしても、タイトルからしてホントかよと思ってしまったが、AztecCabal で紹介されている映画化の話の場合、監督がテリー・ギリアムという巨大な不安要素(笑)があるので予断を許さない。

浅倉久志さんの『ぼくがカンガルーに出会ったころ』にもディックの変人ぶりのエピソードが少しだけ紹介されていたが、伝記映画になるだけの人なのは間違いないだろう。

ディックというと、『スキャナー・ダークリー』が日本でも12月16日から公開される。日本版公式サイトもできているが、プロダクションノートのページに『暗闇のダークリー』という記述が複数箇所あり、笑ってしまった。それただの暗闇やん(笑)

kambarakambara 2006/11/07 01:36 うわわ、すいませんでした>少し殺伐
まさかそのころyomoyomoさんに名前を知られているなんて思いもしなかったもので。。

yomoyomoyomoyomo 2006/11/07 01:49 いえいえ、お気になされず。あのときは職場全体に厳しさが漂っていてたじろいだのを覚えています。そしてそれが技術系ベンチャー企業のあるべき一面なのだと思います。
今後の神原さんのご活躍をお祈りします。

raurublockraurublock 2006/11/08 19:45 むしろロスト・イン・ラ・マンチャ的方向を期待してしまうのはギリアムファンとして間違ってますか?
ところで Jimbo 会長辞任のニュースには私もびっくりして、最近いろんなチェックをサボってた間に浦島太郎になってしまったのかとびびってたんですが、やっぱりみんな寝耳に水だったんですね。

yomoyomoyomoyomo 2006/11/08 19:57 >ロスト・イン・ラ・マンチャ的方向

そ、それは…(笑)。ギリアムの映画の中で『バロン』を最も評価するワタシですが、あのファンタジーのあり方とディックの現実/非現実感覚とはまた違いますからねー

それはそうとRauru Blogの更新がまた活発になってきて、ファンとしては嬉しいです。早く一時期の当代最強レベルまで回復してWikipediaもバッサバッサと斬ってくれるともっと嬉しいです(無責任)

2006-11-02

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[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録浅倉久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』を追加。

渋谷のブックファーストに著者のサイン本が売ってあった時期に渋谷に行く機会があったのに、忙しくてブックファーストまで足を伸ばせなかったのは腹立たしい思い出である。

今日の画像も Wikimedia Commons より。

[] GoogleがJotspotを買収! …もしかして、Yahoo!はまたしくじった?  GoogleがJotspotを買収! …もしかして、Yahoo!はまたしくじった?を含むブックマーク

Google による Wiki サービス企業 Jotspot の買収が昨日のトピックだったわけだが、TechCrunch にもあるように、およそ半年前は Yahoo! が買収するのではというウワサがあった。

しかし実際には Google による買収の歴史の新たな1ページが加わったわけである。YouTube に続き、またしても Yahoo! は有望株を買い損ねたのではないか。

Jotspot というと eBay への Wiki 導入を手がけている印象が強かったのだが、Steve Rubel は「Socialtext と違って JotSpot はエンタープライズ分野から離れつつあり、オンラインコンシューマのほうに向かっていたからよいのではないか」と分析している。

CNET Japan の記事で Joe Kraus の所信表明が読めるが、Jotspot がそのまま Google Wiki になるというよりも、彼らの Wiki 技術が Google のウェブアプリケーションのコラボレーションエンジンとなることを想定しているようにも読める。

これについてはいろいろ推測も可能だが、今回の買収については好意的な評価が多いようだ。もっともこの手の話は、ぴったり! な組み合わせに見えても案外うまくいかない事例も結構あるので成功が約束されているわけではないのだけど。

『Binary Hacks』に寄せて 『Binary Hacks』に寄せてを含むブックマーク

『Binary Hacks』刊行のニュースにはものすごく驚くとともに盛り上がるものがあったが、目次を見て、うひゃぁ、こりゃ3章で挫折だなと情けなくなった。

しかし、オライリー・ジャパンのページからダウンロードできるサンプル PDF で読める川合史朗さんによる「本書に寄せて」が感動的な文章だったので、購入することにした(追記:買わなくて済んだ。高林さん、ありがとうございます)。

川合さんの文章の前半は『Joel on Software』の「漏れのある抽象化」、後半は同じくオライリーによる『Make』につながるものである。特に後半から伝わるハッカー魂に触れたとき、本書成立のきっかけとなった「Binary 2.0カンファレンス2005」の面白さを心底嬉しそうに昨年末にお目にかかった際に語っておられた水野貴明(id:mizuno_takaaki)さんを思い出した。

ワタシの場合、こうした低レベル技術はきつい仕事の記憶とセットになっているきらいがあるのだが、そこで好奇心と技術を心底楽しむ姿勢を貫けるのがハッカーなのだろう。本書もその精神に満ちた本だろうと思う。

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

[] クリエイティブ・コモンズOpenCourseWareコンソーシアムに参加  クリエイティブ・コモンズがOpenCourseWareコンソーシアムに参加を含むブックマーク

クリエイティブ・コモンズに関する最近のニュースでは 3.0 ライセンスのドラフトが公開されたのも大きいニュースだろうが、個人的にはこの OpenCourseWare Consortium への参加には期待するものがある。

以前ワタシも日本の大学のオープンコースウェアについて調べたことがあるのだが、教材の利用条件の記述が大学毎に結構違うのはどうなんだろうと思ったものである。少なくとも国立大学では統一できないかと思うのだが、CC-JP がコミットして、クリエイティブ・コモンズのライセンスがここら辺でデフォルトに……というのはムリか?

[] 今もっとも個人的に尊敬するはてなダイアラー、それは……  今もっとも個人的に尊敬するはてなダイアラー、それは……を含むブックマーク

「将棋」という暴虐的にマイナーなジャンルを真正面から取り上げ、『イノベーションのジレンマ』を引き合いに巧みに語り、また「梅田望夫」や「羽生善治」といったはてな受け、一般受けする記号に頼ることなく被ブックマーク100越えを達成した id:ryozo18 さんである。

これと比べたらワタシの将棋についての文章、例えば「将棋の消費について」など日曜日から風呂に入ってない id:kiyoheroである。

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