YAMDAS現更新履歴

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2007-04-27

[][] YAMDAS更新、もしくはOSI代表のGPLv3評  YAMDAS更新、もしくはOSI代表のGPLv3評を含むブックマーク

Technical KnockoutGPLv3はアップデートする価値がありそうだを追加。Michael Tiemann の文章の日本語訳です。

八田真行さんも書かれているようにちょっと先走りな内容かとも思うが、もうこれからドラフトが大幅に変更されて GPLv3 になることもないと思うし、何より現 OSI 代表であるティーマンの見解なので訳してみた。例によってバタバタの作業だったので、誤記、誤訳を見つけたら連絡ください。

今では rms に続くフリーソフトウェア財団の顔である Eben Moglen が、GPLv3 成立後に理事を退任する意向を示しているが、GPLv3 とともにいろいろ区切りがつくのかもしれないね。

YouTubeで公開されているGoogle講演会動画 YouTubeで公開されているGoogle講演会動画を含むブックマーク

Google では話題の新著の著者や著名人を招いた講演会が行われているのは有名である。その動画は Google Video で公開されていたように思うが、AtGoogleTalks というユーザ名で YouTube でも公開され出したみたい。

ワタシがここらで取り上げた本の著者の名前もちらほら。

他にもヒラリー・クリントンやジョゼフ・スティグリッツやスティーブ・ウォズニアクといった有名人の講演もある。

[] オープンソースハードウェアとWebサービス連携目覚まし時計Chumby  オープンソースハードウェアとWebサービス連携目覚まし時計Chumbyを含むブックマーク

Slashdot で話題になっているなと思ったら、Make Blog 日本語版で翻訳されていた。

ワタシとしては「Chumbyの誕生」を訳しているので Chumby に目がいくが、いろいろあるんだね。

Chumby というと Tech-On! の記事(全文読むには要登録)で Chumby 社の Chief Executive Officer が、

ラジオ付き目覚まし時計はどこの家庭にもあって,インテリジェント性に乏しい機器の代表例だ。朝起きる時と寝る前に必ず見ている機器だが何十年と変化がない。我々はこうした機器にこそインターネットの恩恵を導入したら面白いと考えた

と語っていて、この発想は面白いと思った。

[] Thunderbird 2.0に必須な拡張機能は何か  Thunderbird 2.0に必須な拡張機能は何かを含むブックマーク

これも Slashdot で知った記事。

先ごろバージョン2が公開された Mozilla Thunderbird だが、そういえば Firefox と比べるとお勧め拡張機能の話題が少ないような気がする。

サブのノートに入っている Thunderbird をバージョンアップしたら、この記事で挙げられているブツを試してみようかな。

[][] Gorillaz最後の活動となる映画をテリー・ギリアムが監督?  Gorillaz最後の活動となる映画をテリー・ギリアムが監督?を含むブックマーク

いまや blur 本体よりもビッグになったデーモン・アルバーンのプロジェクト Gorillaz だが、映画を作り活動を終了するつもりらしい。

それだけなら、ふーん、で終わるのだが、その映画の監督としてテリー・ギリアムの名前が挙がっているのにおっとなった。

他の記事を読むと、必ずしも監督というわけでないかもしれないみたいだが、正直近作は低調な印象があるので、このプロジェクトが良い転換になればと思う。

[] ルー・リードの新譜とスティーリー・ダンの来日公演情報にかなりガッカリした  ルー・リードの新譜とスティーリー・ダンの来日公演情報にかなりガッカリしたを含むブックマーク

以前にもお伝えしたルー・リードの新譜だが、なるだけ事前情報を入れないようにして購入した。

ジャケットに書かれていたルー親父の文章を見て嫌な予感がしたのだが、本当にただの環境音楽で驚いた。正直がっかりである。だから、この夏はこのアルバムでなく『ベルリン』のツアーを行うのだな。

asin:B000LW9Q9I:detail

アサマシしといてなんだが、はっきりいって買うことはないです。脱力版 Metal Machine Music という本人が聞いたら激怒間違いなしのフレーズが浮かんだよ。

そしてこれも以前お伝えしたスティーリー・ダンの来日公演だが、この夏ブルーノートだったところを改装してオープンするらしいビルボード・ライヴこけら落としの一環になるらしいのだが、お代が二万円前後という情報を知り凍りついた。

女友達を誘って二人で4万2千円、あそこは飲食もするからおよそ5万円……それだけあったら旅行ができるわい!

しかも一日二回公演の一回の70分程度のステージでその値段なんだよね。いつの間にニッポンはバブルに再突入したのかね。とほほ……

2007-04-25

[][] 祝フェイス・ノー・モア再結成! マイク・パットンのオナニー大王語録  祝フェイス・ノー・モア再結成! マイク・パットンのオナニー大王語録を含むブックマーク

Hotwire News(4月23日)によると、Faith No More が来年再結成するらしい。

フェイス・ノー・モアというバンドは、初期にはかのコートニー・ラブも在籍しているが、マイク・パットンが加入した『The Real Thing』(asin:B000002LHA)でブレイクを果たし、その次の『Angel Dust』(asin:B000002LRX)で頂点を極めた。活動当時はミクスチャー・ロックと呼ばれていたが、その中でもメタル寄りだった印象がある。

今回の「ロック問はず語り」は、ロッキング・オン1991年2月号のマイク・パットンのインタビューを紹介する。

前述の通り、マイク・パットンは遅れてバンドに加入したが、既にミスター・バングルという猟奇変態バンドで活動していた。その音を聴いて彼をリクルートしたバンドの面々は、やってきたのが身だしなみのきちんとしたフィットネス大好きで酒を一滴も飲まない健康優良児なのに驚いたそうだ。

しかし、一方で彼はポルノの貪欲なコレクターという顔も持ち、このインタビューでもそれに加えてオナニーへのこだわりを嬉々として語っている。

俺なんか初対面の人と特にオナニーの話をするのが大好きで、本当に初対面の人とするにはうってつけの話題だと思うよ。勿論、オナニーの話題がどれだけ面白いかってことを認めるにはどうしても怖気づいちゃう人もいるけどね。でもね、オナニーを通すと、心底その人を知ることができるんだ。

このインタビューがあまりに強烈だったため、日本ではマイク・パットンは「オナニー大王」と称されるようになる。

しかし、考えてみればワタシも津田大介id:ozric)やタクヤさんと初対面の飲み会において、オナニーの話題で盛り上がった覚えがあるな……

ステージでオナニーするのもいいアイディアだな。でも、今のバンドの連中とは絶対にやってみようとは思わないね。っていうのは連中は俺みたいな、筋金入りのハード・オナニストじゃないからなんだ。

Wikipedia 日本語版のマイク・パットンのページには「また、ステージにおいて飲尿や自慰などの行為も時として行う」と堂々と書いているが、さすがにこれはウソじゃないの?

[4月26日追記]「飲尿パフォーマンスは93年4月の日本公演でやったという記事を見た」というブックマークコメントをいただいた。

オナニーやポルノの話題になると饒舌なマイクだが、ロックバンドのつきもののグルーピーの存在はまったく理解できなかったそうだ。

でもなぁ、だからってどうしようもないし、女の子達を帰れ、帰れって門前払いにして、『今日の晩は俺、オナニーすっからさ』とも言えないしさ

飽くまでオナニーかよ! 本当に面白いこと言う人だが、彼が接点を感じる人間ってどんな人なんだろうか。

通りをうろついているロクでもない奴等とか大量殺人犯とか、歪んだ人間だな

ノーコメント。

ポール・グレアムのY Combinatorの強かな戦略と恐るべき野望 ポール・グレアムのY Combinatorの強かな戦略と恐るべき野望を含むブックマーク

客観的に評価すれば、ハッカーであると同時に(それ以上に)起業家であり投資家であると言った方がよいだろう。おそらく、彼のレベルのハッカーはそこそこいるけれども、彼のレベルの起業家・投資家はめったにいない。相対的に評価して(イメージとしては世の中で何番目のハッカーか、あるいは起業家・投資家か)みれば、そういうことになるだろう。

ページが存在しません - Zerobase

取り上げるのが遅れたが、このエントリのように投資家としてのポール・グレアムにもっとみんな注目すべきだ。以下、Shiro Kawai さんから教えていただいた話を受け売りさせてもらう。

Paul Graham は、現在はハッカーというより戦略的な投資家である。Y Combinator が脅威なのは、彼らが選定した技術系スタートアップに属する若者たちを20〜30人くらい集めて3ヶ月、別会社でも週に一度は必ずディナーをともにして密度の濃い時間を一緒に過ごさせることである(ネット企業の成功者がゲストで呼ばれたりもする。参考)。

つまり、そうしたスタートアップに属するハッカーたちが議論を戦わせる創造的な時間を共有させ、その結果名刺交換に汲々とする業界パーティなど比べ物にならない濃い一生もののネットワークができる。

しかも Y Combinator はそれを年二回サイクルで行うので、スタートアップ同士の横のつながりだけでなく、縦のつながりもできる。

Y Combinator はシリコンバレーの次代の核を種の段階で押さえていることを目指しているが、ポイントはその時点ではシードマネーはすごく安く済むこと。一社に賭けるのではなく、MIT、ハーバード、スタンフォード、バークレイといった一流どころの大学に属する(を卒業した)トップクラスの学生が切磋琢磨するスタートアップを支援するのだから効率も良い。

Paul Graham の最終的な野望は何か。それは Nerd による世界征服である。それが Y Combinator Children により達成される日が来るかもしれない。

[] 最近のAsterisk情報(特設サイト、自営FMCシステム、日本オリジナル解説書)  最近のAsterisk情報(特設サイト、自営FMCシステム、日本オリジナル解説書)を含むブックマーク

日経 ITPro にオープンソース IP-PBX の Asterisk特設サイトができているが、最近驚いたのは高橋隆雄さんの連載の「第18回 携帯電話とAsteriskをつなげる」で、携帯電話網との接続もサポートするんだな。これで自営 FMC システムが可能になるじゃない。

高橋隆雄さんというと、『Asterisk徹底活用ガイド』が刊行されたばかりである。

Asterisk徹底活用ガイド

Asterisk徹底活用ガイド

Asterisk 解説書では、本日『AsteriskによるIP-PBXシステム構築ガイド』も刊行される。

AsteriskによるIP-PBXシステム構築ガイド

AsteriskによるIP-PBXシステム構築ガイド

今年の夏はアメリカで Asterisk 本がいくつか刊行されるが、それに先んじた形になる。

[] CBSテレビのYouTubeでの動画公開とYouTubeの検索機能への不満  CBSテレビのYouTubeでの動画公開とYouTubeの検索機能への不満を含むブックマーク

ワーナーユニバーサルといったレコード会社による YouTube での動画ファイル公開を紹介してきたが、全米三大テレビネットワークのひとつ CBS も、CBSCBSNewsOnline という二つのチャンネル(他にもあるかも)で動画を公開していた。

とりあえず来月日本でも公開されるボラットが、デヴィッド・レターマンの番組に登場して趣味を語り、なぜか演奏するベックのバックで踊る映像をどうぞ。

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今回も思ったのだが、1ユーザで数百から数千の動画を公開している場合、そのユーザ限定で検索をしたくなることが多い。ユーザ名がユニークならそれを検索キーに入れることで大体絞れるが、"CBS" のようにありきたりだとその手もうまくいかない。

大体、Google という検索の雄に買収されたというのに、YouTube の検索機能ってシンプルなままというか機能の粒度があらいままなんだよな。

実は今でも上に書いたことは簡単に指定できるのかもしれないが、そうでないとしてもこれはわざとそうしているのではないかとワタシは勝手に睨んでいる。

青森県田舎館村の田んぼアートを今更知る 青森県田舎館村の田んぼアートを今更知るを含むブックマーク

これを知らないのはワタシだけなのかもしれないが、Rebecca Blood さんのところで青森県田舎館村の田んぼアートを知る。

特に平成15年度のモナリザ平成17年の写楽、そして平成18年の風神雷神と田植えから絵ができあがるまでの画像はすごいな。そして今年度は葛飾北斎の富嶽三十六景とな。

Rebecca Blood さんは、アメリカのミネソタ州出身の田舎館村の国際交流員の方のブログで知ったのか。いやー、知らなかったよ。

yukichi99yukichi99 2007/04/25 01:38 Google VideoからYoutubeが検索できるようになっていますよ。ヴィデオの長さやレーティングなどで絞れるようになっています。

yomoyomoyomoyomo 2007/04/25 01:59 Google Videoから検索できるんですか! それはまったく思いつきませんでした。やはりいずれは統合予定なんですかね

practicalschemepracticalscheme 2007/04/26 11:38 おお。モナリザは絵をそのまま田んぼにしてますが、写楽になるとちゃんと視点方向から投影して、撮影位置からきちんと見えるように進歩してますな>田舎館村

yomoyomoyomoyomo 2007/04/26 19:49 >写楽になるとちゃんと視点方向から投影して、撮影位置からきちんと見えるように進歩してますな

なるほどー、確かにモナリザは写楽などと比べて平板に見えますが、視点方向からの投影がポイントだったんですね。

ytakenakaytakenaka 2007/05/03 10:24 グレアムの投資家(透視家?)としての先の見通しは読んでみると確かに脅威ですね。一方の先ではgoogleの様な脅威もあるけど、ネットの世界はハッカーによる支配が進みそうですね。

彼のやってるycombinatorの掲示板なんてもそうだけど、彼らの実績もあって、自然にその匂いを嗅ぎ分けて人が集まってくるのでその中で本当に良質なネットワークの構築も可能ですね。ネットだけではなくて、リアルの方でのネットワークを強くしているのも凄いなぁ。

また、ycombinatorの掲示板の処理速度の速さも実は驚いています。あれは暗黙のうちにハッカーとしての実力も誇示し続けてるし、実績も含めて人が寄ってき易くなってますね。

もし、グレアムに対抗?したネットワークを作ろうとなれば、その人が実力を誇示して、実績を見せた上で人が集まってくるようにやらないと難しそうですね。

yomoyomoyomoyomo 2007/05/03 12:23 >もし、グレアムに対抗?したネットワークを作ろうとなれば、

以前Shiroさんが、Y Combinatorに選ばれている人たちはポールに似た人たちになっていると指摘されていましたが、そうした意味でポールとは違ったタイプの起業家が、YCと同じモデルを適用することも可能ではあります。
ただご指摘のようにハッカーとしての実力を誇示できないと、そういう人たちは集まってこないかもしれませんが。

2007-04-23

[] ユニバーサルがYouTubeに3500近くの動画を公開していた  ユニバーサルがYouTubeに3500近くの動画を公開していたを含むブックマーク

こないだワーナーブラザースレコードがYouTubeで700曲以上のビデオを公開していることをお伝えしたが、上には上がいた。

Universal Music Group が、これを書いている時点で3489曲のビデオを公開しているではないか。ふひー。

この数字になるとざっとリストを辿るだけでもとんでもない時間がかかるが、U2、スティービー・ワンダー、ボブ・マーリー、エアロスミスエミネムカニエ・ウェストジャック・ジョンソンマリリン・マンソン、ベック、トム・ぺティ、ウィーザーなど挙げていくとキリがないリストができあがる(なにせ3500曲近くですから)。

折角なので、その中から通常のプロモーションビデオ以外の映像を選んでいくつか紹介させてもらう。堂々と紹介できるのはありがたい。

まずはプリンス殿下。1985年の名作『Around the World in a Day』asin:B000002L7R)の中でも "Paisley Park" と並んで好きな曲のラスヴェガスでのライブ。

お次は秘密のコードが隠されている新譜『Year Zero』(asin:B000O178BY)が出たばかりの Nine Inch Nails

この曲に関してはジョニー・キャッシュのバージョンがあまりにも有名になってしまったが、オリジナルは1994年の『The Downward Spiral』asin:B000001Y5Z)を締めくくる名曲。

バックに流れる映像を観て、『死の王』を思い出した。

ニューオリンズファンクを代表するバンドであるネヴィル・ブラザーズの代表作である『Yellow Moon』asin:B000002GIF)のタイトル曲。

ハービー・ハンコックとジョン・ハイアットが加わった豪華ライブなのだが、ラストが少しとはいえ切れてしまうのは残念。

これはワタシの好みで入れさせてもらった。今年再結成するらしいスクイーズの代表曲。

この曲でキーボードを弾いているジュールズ・ホランドが、(『ジュールズ倶楽部』でおなじみ)英国音楽界を代表する名士の一人になるなんて当時は夢にも思わなかったろうね。

いつの間にか箸にも棒にもかからない存在になってしまったが、それでもブライアン・アダムス『Reckless』asin:B000002GGU)が、青春の輝きに満ちた名作である事実に変わりはない。これには reikon さんも同意してくれるだろう。

この曲はその『Reckless』に収められた、ちょうど当時復活したばかりのティナ・ターナーとのデュエット曲。

言わずとしれたパブリック・エナミーの代表曲だが、このビデオははじめて観た。レコード会社が Uncensored なバージョンを公開するなんて面白いね。

これは同名ライブアルバムasin:B0007X6ST2)の PV ではあるのだけど、ライブだし、久しぶりに観たら音がかっこよかったので。再結成ポリスはいつ来日するんだっけ?

バンドにはブランフォード・マルサリス、オマー・ハキム、ケニー・カークランドがいて、ベースのダリル・ジョーンズは現在ではストーンズの準メンバー。

2003年発表の彼らのデビューアルバム『Fever to Tell』asin:B00008VOQM)からのシングル曲。

こうしてライブを観ると、本当にユニーク、というかヘンなバンドだなと思う。カレン・Oの声の調子は悪いが、スタッフに暴力をふるう姿が妙に笑えるのでよしとする。

最後はニルヴァーナ。『MTV Unplugged in New York』asin:B000003TB9)に収録されたデヴィッド・ボウイのカバー。

[] FreeMindの新バージョン、マインドマップ児玉サヌール  FreeMindの新バージョン、マインドマップ、児玉サヌールを含むブックマーク

実は今頃になって MindMap を仕事場で使い始めているのだが、アプリは FreeMind 0.8.0 を使っている。新バージョンは確実に進化を遂げているみたいなので、いずれ使ってみよう。

ただ、ワタシの場合、未だ白紙を前にすると固まってしまうので、買ってあった『Life Hacks PRESS』asin:4774127280)の児玉サヌールさん担当分を読みながら描き方を学んでいる段階なのだけど。

児玉サヌールさんというと、遂にこの名義で雑誌デビューを果たした模様。田中ばびえさん(id:babie)とのコンビということで、どっちが攻めでどっちが受けか気になるところだが、騙されるな! これは雑誌というメディアを利用した転職活動2.0に違いないぞ!

ブラム・コーエンが語るInternet Archiveのビジネスアイデア ブラム・コーエンが語るInternet Archiveのビジネスアイデアを含むブックマーク

BitTorrnet の Bram Cohen が「僕な、めっちゃおもろいこと思いついてん。archive.org って過去のウェブを検索できるようにすれば金儲けできるんじゃね?」と語っている。

コメント欄で Archive-It を紹介している人がいるが、かつて Internet Archive もこれを実現する Recall サーチエンジンに取り組んでいたはずなんだけど、今はどうなっているんだろうね。

確かに過去のある時点でのウェブ検索ができるというアイデアは面白い。清澄日記5.0が提唱するウェブ研究も、例えば3年前、5年前、8年前、と過去のある時点を切り取れる検索エンジンがあるとすごくスムーズになるだろうし。

[][] アカデミー賞ドキュメンタリー短編賞作品がクリエイティブ・コモンズに!  アカデミー賞ドキュメンタリー短編賞作品がクリエイティブ・コモンズに!を含むブックマーク

1998年のアカデミー賞(『タイタニック』の年ですな)でドキュメンタリー短編賞を受賞した『A Story of Healing』Wikipedia)がクリエイティブ・コモンズのライセンスを適用することとなった。アカデミー賞受賞作品ではもちろん初めてである。

派生禁止なので改変は自由ではないが、既に動画サイトで公開されている。レッシグの『Free Culture』asin:4798106801)にも映画の権利関係が複雑になっている話が出てくるが、そうした流れを考えると今回の決定が大きな一歩であることが分かる。

後者のエントリで、『不都合な真実』がこれに続くか? という話があるが、これの監督がクリエイティブ・コモンズの理事なのを受けている。でも、こっちはさすがに難しいだろうね。

[] 秒速5センチメートル  秒速5センチメートルを含むブックマーク

秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX

秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX

新海誠監督(ワタシと同年生まれなんだね…)の作品を観るのはこれがはじめて。

この映画を感情移入して観るのは男性だろう。人生之コンコルド錯誤なワタシに関しては言うまでもないが、加野瀬未友さんも「純度100%のドラッグなみの出来」と書く第一話が特にすごかった。

アニメとしては、駅のホームだとか、電車の連結部分とか、おー、ウィルコム端末だぜとか細部の描写が印象的だった。もっと余裕をもってロングショットで見せてもいいんじゃない、と思う箇所がいくつかあったけど。あとこの映画に関しては、フィルム上映でないほうがよかったと思う。

第三話になると男の語りがうざく居心地が悪くなるのだが、これは本作を貫くテーマである「一途な想い」というものが、実は多分に自己愛であることを表現しているのだとワタシは思う。

ハッピーエンドでなくても、大人になった二人に再会させて、ポエムでも語らせれば本作のドラッグ度は確実に上がったろう。しかし、新海誠は作品としての完成度を落としても自己愛の自覚を優先したんじゃないかしら。

ただ、本作のクライマックスである、山崎まさよしの "One more time, One more chance" がバーンと流れ出した瞬間、なんとワタシは「プッ」と吹いてしまった。

チュートリアルが憎い…

kdmsnrkdmsnr 2007/04/23 00:38 バ、バレてる

yomoyomoyomoyomo 2007/04/23 00:44 一年後の連載終了時に結果が出てますでしょうかね(笑)

2007-04-19

[][] ロッキング・オンは投稿雑誌だ!  ロッキング・オンは投稿雑誌だ!を含むブックマーク

15年間愛読していたロッキング・オンのバックナンバーを漁って面白い文章を紹介するコーナー「ロック問はず語り」だが、これまでは取り上げる素材がインタビューに偏っていた。

しかし、ロキノンが他のロック雑誌と一線を画したのは、読者からの投稿によってなりたっていたことだろう。もっともワタシも、坂本多聞のインサイドアウトの「ブログをはじめとする参加型メディアの歴史はそれほど古くはない。渋谷陽一氏と橘川幸夫氏らが始められたロッキングオン」という文章を読んで、そうそう、ロキノンといえば投稿原稿だったよなと思い出したのだが。

ワタシが購読し始めた頃は、確か原稿用紙一枚あたり4000円の報酬で本文原稿を募っていた。ワタシも愛読者として一丁書いてやろうか、と思わないでもなかったが、今になってみれば原稿が載ったりしなくてよかったと心から思う。だって、当時は本名と住所が堂々と掲載されていたんだもの。

さて、今回は rockin' on 1991年9月号(表紙はレニー・クラヴィッツ)の投稿原稿を取り上げる。まずは一條和彦氏の文章を紹介したい。

こないだ本屋でロキノンの最新号を手にとったのだが、この当時から現在までずっと本文原稿を書いている人となると、この一條和彦氏と松村雄策氏しかいなくなっているようだ。

余談だが松村雄策氏というと、実はこの号はビートルズ論争が本格化することとなる「小林信彦氏に答える 『ミート・ザ・ビートルズ』の疑問点」が掲載された号である。

話を戻して一條和彦氏だが、文化系トークラジオ Life の黒幕プロデューサーはせがわ氏や孤高の編集王モーリ氏(id:mohri)など彼をリスペクトするメディア関係者は少なくない。

それでは氏の本文原稿「世界の果てで、うんこツンツン ダイナソーJRはズタズタ人生の血管注射である」から、当時高校生だったワタシが強い衝撃を受けた箇所を引用させてもらう。

 彼女の家を出て、飲みに行く。体調がわるいのか、彼女にしては珍しく、仕事がうまく進まないのだのと文句を言っている。僕は彼女の話をききもせず適当に相槌を打っている。それでも彼女は一所懸命に話をする。退屈になったので、このところ練習をしていた究極のアホ顔をして、ふひぇふひぇふひぇと卑屈に笑いながら、"ちんちんだなあ"とか"黄金のふぐり"とか一人言を言う。すると、なぜか彼女は急に泣き出してしまう。

「何で泣くの? 何にも悲しくなんかないじゃないか。ねえ、フェラチオする? フェラチオすると元気になるぞお」。彼女は真っ赤な目でキッと僕を睨んでいる。「そんなので一体誰が元気になるのよ!」と抗議するので「僕のちんぽこ」と答えると、彼女はあきれはてたように僕を一瞥して飲み屋から走って出ていってしまう。

氏の本職が美術史の研究家で、大学の講師などをやられているのを知ったのは実はごく最近で、本当に椅子から転がり落ちそうになるほど驚いたものだ。

ロキノンがこういうキチガイズム溢れる(失礼)文章ばかりだと思われても何なので、シリアスな原稿も紹介しておこう。以下、広瀬陽一氏の「犬死礼賛 ボブ・ディランは本当にあなたを笑ってくれたか?――映画『われに撃つ用意あり』によせて」からの引用である。

 部屋の隅には、回りの家具とまるで不釣り合いな金属製ロッカーが置いてある。中にはイタリア、ベレッタ製の上下二連元折式の散弾銃が収まっている。いわゆるショットガンだ。そして装弾ロッカーには7.5号の散弾がいま現在125発入っている。(中略)誤解なきよう言っておくと、無論、猟銃所持許可証がなければこういうことはできない。たとえ警察官であってもだ。しかし、所持許可を持つ前と後で人格が変わるわけもない。私の日常は相も変わらずだ。ただ、そこには闇がぽっかりと口を開けている。六畳間と硝煙の匂いは対極にあるのではなく、確かに繋がっている。

 以前は、尾羽打ち枯らした後が肝心なんだと思っていた。またそう言い続けてきた。長い下り道を延々と歩き続けた後に、どんな光景が訪れるのかと。しかし、今は全く違う。私の夢は――たった一つの夢は、炎天下の中、爆死で生を閉じること、それだけである。

……………これは本当にロック雑誌なんだろうか。

[] 5人目のビートルズは誰なのか  5人目のビートルズは誰なのかを含むブックマーク

こういうのって「ビートルズの5人目」じゃなくて「5人目のビートル(ズ)」って言うよね普通。というのはともかく、5人目のビートルズが Neil Aspinall だというのは欧米では一般的な認識なんだろうか。

Wikipedia を調べてみると、ズバリ Fifth Beatle というページがある。何人も候補者がいるようだが、一つだけ確かなのは、ピート・ベストの人生が悲惨だったということだ。

個人的には5人目のビートルといったらジョージ・マーティン以外考えられないのだけど、そういえばジョージ・ハリスンも生前、「ほら、5人目のビートルズってのがいるだろ、20人くらい」と皮肉を言っていたっけ。

「○人目の×××××」というと他にもいくつかある。

6人目のローリング・ストーンズ
イアン・スチュアート(ピート・ベストより遥かに恵まれていたが、それでも可哀相になる)
7人目のモンティ・パイソン
キャロル・クリーブランド or ニール・イネス(ワタシはキャロルだと思う)
4人目のYMO
松武秀樹

あたりだろうか。

[] ファントム・オブ・パラダイス  ファントム・オブ・パラダイスを含むブックマーク

ワタシは舞台にしろ映画にしろ未だ本作の元ネタである『オペラ座の怪人』を観たことがないので、それと比較してどうというのは分からないのだが、『オペラ座の怪人』だけでなく『ファウスト』も入っている。

本作はブライアン・デ・パルマの出世作の一つだが、このタイプの作品を以後は作ってない印象がある。本作の陳腐スレスレなところで見せる音楽のかっちょよさとダイナミズムは、彼の他の作品にはないものだ。

しかし、『サイコ』を意識したシャワーシーンや画面二分割といったサスペンスの演出は紛れもなくデ・パルマのものであり、結局女ってキモメンの愛なんか一顧だにせず金のあるイケメンに喜んで尻尾振るんじゃん! という非モテの悲哀を感じさせる脚本も彼らしいと思ったが、これは『オペラ座の怪人』もそうなのかな。

伊藤一長長崎市長暗殺事件について 伊藤一長長崎市長暗殺事件についてを含むブックマーク

本島等の銃撃の過去があったので、第一報を聞いたときもあまり驚くことはなく、個人的には不謹慎にもサラリーマンNEOの放送の方が気になった。

今回もてっきり右翼による狙撃だと思い込み、どうして伊藤一長が狙われるのだろうと不思議に思っていたら山口組系暴力団幹部による犯行とのこと。何かウラがある可能性がないではないが、交通事故や公共入札などを巡る市とのトラブルの延長線上の悲劇と考えて間違いないだろう。

当方は主に NHK を見ていたが、被爆地の市長というのがクローズアップされるのは仕方ないとしても、事件直後に犯人が拘束され上記の情報が明らかになってからもそればかりなのには閉口した。ましてや事件を飽くまで反核運動に結び付けようとする朝日新聞の社説は、原爆に伯父を殺されている当方から言わせてもらえば、単に胸糞悪い。

一夜明け、伊藤一長が死去しているのを知り、父親が夕食後の散歩に出た際に伊藤一長を載せた選挙カーが町内を巡る音を耳にしたことを実家に電話して聞いたとき、当方が生まれ育ち、そして今も両親が生活する中心地が銃弾により切り裂かれたことを遅れて実感し、自分でも意外に思うほど強い怒りと脅えを感じた。

事件現場はまさに長崎駅前である。三年前に新春呆談を行った魚民はすぐ近くで、さらに書けば当方の実家も程近くにある。

普段は平和な街なのに、安穏とした土地なのに、近年どうしてここで惨劇が繰り返されるのか。「今後は長崎出身とは言えなくなった。誰かが尋ねれば当分は福岡生まれか熊本生まれと言うしかない」などと恥ずかしいことを言うわけにもいかない。でも、どうしてなんだ。

長崎市民として、故人のご冥福をお祈りします。

ozricozric 2007/04/19 07:31 ロッキング・オンって本当に良い雑誌ですよね!

ozricozric 2007/04/19 07:31 活字でロックする!

yomoyomoyomoyomo 2007/04/19 07:55 ワタシはロッキング・オン読者だったことを誇りに思います! ……ただ15年は長すぎですなぁ

seasidetownseasidetown 2007/04/19 18:07 『教科書には〜』のp78とp277もたまには読み返してください!!11

yomoyomoyomoyomo 2007/04/19 20:46 ぬぬぬ! ロッキング・オン4号(!)から渋谷陽一の文章が引用されてますね! みんな、『教科書には載らないインターネットの歴史教科書』買おうな!

2007-04-16

[] 『スローターハウス5』には何回「そういうものだ。」が出てくるか  『スローターハウス5』には何回「そういうものだ。」が出てくるかを含むブックマーク

前回から半年以上のブランクを経ての「世界文学全集」第四回目は、先日84歳にして死去したカート・ヴォネガットの代表作『スローターハウス5』である。

こないだも書いたが、この小説はワタシにとって特別な作品である。が、これを初めて読んだときの第一印象は、正直「なんじゃこりゃ」だった。特に連祷のように繰り返される「そういうものだ。(So it goes.)」には面食らった。

しかし、それはただやみくもに繰り出されるのではなく「死」と符合していること、そしてそれが本作を覆う戦争の後遺症としての失語感覚の表現であり、さらに書けば過去、現在、未来を飛びまわされる時間旅行が、戦争体験のフラッシュバック、PTSD の表現であるのに気付くのに時間はかからなかった。

そして、この本はワタシの愛読書となった。実家に帰るたび、枕元にある文庫本を手に取る。いつどのページから読み始めても、すぐに作品に没入できる。

そのようなワタシにとってかけがえのないこの作品に関し、一つ素朴な疑問がある。

この小説に何回「そういうものだ。」が出てくるか、ということだ。

アホかと言われそうだが、読んだ人は誰でも一度は考えるんじゃない? ……と思ったが、例えばカート・ヴォネガット非公式ページカート・ヴォネガットFAQにもそういう項目はない。

折角なのでこの機会にちょっとネットを調べてみた。まずは Wikipedia の Slaughterhouse-Five ページ。

There are about 106 "so it goes" anecdotes laced throughout the story.

おいおい、"about 106" って逃げないでくれよ。

ティム・ヒルデブランド『ヴォネガット白書』に収録された「カート・ヴォネガットのイマジネーションについて,私が知っている二、三の事柄」(池田博明氏訳)には以下のようにある。

スローターハウス5』には丁度百回「そういうものだ」がある。

続いて小林充信氏の『スローターハウス5』研究「第2章 反復」から引用。

この小説でもっとも目立つ反復は“So it goes.”である。数えてみたところなんと103回もくりかえされていた。

……三つとも数字バラバラじゃん!(笑)

そこでワタシもこの週末を使って『スローターハウス5』を再読し、「そういうものだ。」の回数を数えてみた。使ったのは、実家から持ち帰った文庫本で、2001年7月15日の19刷である。

で、その結果だが……本文中95回までしか数え切れませんでした。他のページに文句つける資格ないっす。すいません……

でも、久しぶりに本書を頭から最後まで読む機会ができて、個人的には無駄ではなかった。本書は紛れもなく反戦の書である。一方で戦争はなくならないという認識、ドレスデン爆撃という圧倒的な体験によるニヒリズムも抱えながら、本書はたまらなく哀しいまでに可笑しい小説である。本書はまだ古びてはいないよ。

そういえば仲俣暁生さんは本作の映画版について書かれていたが、ワタシは未だ観ていない。今度、レンタル屋を探してみようと思う。

また一方で frenetic diary によるとヴォネガットの本は少なからず絶版になりつつあるようだ。まだ読んでない本がいくらでもあるのに、これは困った傾向である。

いずれにしても、ヴォネガットさんにさよならを言うのはまだ早いのかもしれない。

Web 2.0は死んだ」ではなく「Web 2.0の無垢の終焉」「Web 2.0の中年化」なのか 「Web 2.0は死んだ」ではなく「Web 2.0の無垢の終焉」「Web 2.0の中年化」なのかを含むブックマーク

もっと前に取り上げるべきだったが、Om Malik が面白い文章を書いていた。Google Maps の新機能 My Maps などを受けて David Galbraith が The Day Web 2.0 DiedWeb 2.0 が死んだ日)というエントリを書いたのを受けて Om Malik がおおよそ以下のように諭している。

Web 2.0 の話でこれまで重要だったのは API、マッシュアップ、低コストなインフラ、そして広告ビジネスモデルを基盤とする消費者に大方無料で提供される構築アプリだ。思うにこれはフリーラブのヒッピーの段階である。2006年の秋にサンフランシスコで開かれた Web 2.0 カンファレンスはさしずめウッドストックだった。

優れたものがたくさん登場し、イノベーションも花開いたけど、今は Google や Amazon といった API を普及させた大企業が支配権を取り戻そうとするもっと現実的な段階に入ろうとしているんだ。

そしてエントリの最後を、「私としては、これを『無垢の喪失(End of Innocence)』と呼びたいね」と締めくくっている。

この話題については John Hagel の Complacency and Web 2.0 も参考になるが、ワタシが Om Malik の文章を読んで思い出したのは、山形浩生「インターネットの中年化」である。可能性に満ちた青春時代は終わり、安定と肥大化の退屈な中年期を迎えるのは、企業にしろ何にしろ不可避なのかもしれない。

そして一方で、何か気に入らないことがあればすぐに「終わった」、「死んだ」と騒ぐ人がいるが、上に書かれるような不可避な中年化かもしれないし、その人が見えてないところで支配の幅を広げているかもしれないというのは考えてみたほうがよい。

[] Wikiの日米でのビジネス展開の比較  Wikiの日米でのビジネス展開の比較を含むブックマーク

先週企業向け Wiki である WikiNote の販売を始めたベリタス・コンサルティングの記事が ITmedia Biz.IDITpro に出ている。

個人的に面白いと思ったのは後者で、Wikiが「日本版SOX法対応プロジェクトに向いている」という切り口はまったく思いつかなかった。

ITmedia Biz.ID の記事で Wiki 普及の問題として Wiki 記法が挙げられているが、ここでも何度も取り上げている SocialText や Jotspot など WYSIWYG 編集画面を備えた企業向け Wiki ソフトウェアは既にあるので、日本でビジネス化する人たちにも頑張ってほしいところ。

海外の Wiki 事情は、Read/WriteWeb の The World Of Wikis というエントリが参考になる。挙げられている Wiki エンジン、サイトの多くはここでも紹介済のものだが、企業による無料 Wiki ホスティングの選択肢が日本より多そうだ。

bitweaver という TikiWiki ベースのオープンソース CMS のことははじめて知ったかも。kosby's Blog のレポートを読む限りかなり豪勢な内容のようだ。

あと全然関係ないのだが、最近知った Wiki サイトで最も呆れながら感心したのは、乳首が見えるwikiである。

[5月8日追記]:Read/WriteWeb のエントリの日本語訳「広がり続けるWikiの世界--何に使われどこへ向かうのか」が CNET Japan で公開されている。

藤沢周平の遺族のアレさ加減に見る著作権者の過保護の弊害 藤沢周平の遺族のアレさ加減に見る著作権者の過保護の弊害を含むブックマーク

著作権保護期間延長問題を考えるフォーラムの公開トークイベント vol.2 の主役は、神発言連発の三遊亭圓窓師匠だったようだ。

注目すべきは、著作権者である遺族の意向を過度に保護することの弊害である。ITmedia岡田有花は日和ってちゃんと書いていないが、落語化の構想をテレビで語っただけで抗議してきた藤沢周平の遺族の事例は重要な示唆を含んでいると思う。

あまりに反発を受けたためか著作権保護期間延長賛成派も封印しているように見える「遺族の心情」論だが、遺族が芸術作品の流通を妨げる事例は実は今でもいくつもある。一例を挙げるなら、コッポラとルーカスが製作総指揮、『タクシードライバー』のポール・シュレイダーが監督をつとめ、カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞の評価を受けながら三島由紀夫の遺族の意向により日本公開できない『Mishima: A Life In Four Chapters』がある。

例えば太宰治タイプの創作者の作品が、遺族に心労を与えるケースは容易に想像できる。しかし、現状を鑑みるにアイデアレベルの抗議を許容するまで著作権者を過保護し、遺族が著作権を財産視する風潮が好ましいことにはワタシには思えない。

藤沢周平の遺族については、Moleskin Diary 2.0 の『兄 藤沢周平』書評などでいくらか事情を知っていたが、藤沢周平ラブで映画化された作品も必ず観に行くワタシの父親は知ってるのかな。

[追記]id:shiranuiブックマークコメントに対して

公開トーク参加してないけど、藤沢氏の件はテレビで公にする前に一言という儀礼のことかも知れないので遺族がアレかは保留するです。三島氏の件は著作権ではないのでは(名誉権?)

だから、落語家がテレビに出て「自分が落語化するなら……」と語る(別に製作発表などではない)のまで事前に話に通すのが「儀礼」というのは明らかにおかしいだろ。あと「三島氏の件は著作権ではないのでは」って、ワタシもそんなこと書いてませんが?

[4月23日追記]著作権保護期間延長問題を考えるフォーラムに、三遊亭圓窓師匠の発言に関するNHK担当者からの事情説明並びに映像の削除要請が追加されているので、そちらも参照の上でご判断ください。

[] ドナルド・フェイゲンのソロ三部作がDVDボックス豪華仕様でリリース  ドナルド・フェイゲンのソロ三部作がDVDボックス豪華仕様でリリースを含むブックマーク

Rhino の再発盤というと恐るべき執念を感じさせるものが多いが、(近年は極端ではなくなくなっているとはいえ)完璧主義で知られるドナルド・フェイゲンの音作りに応えた豪華なパッケージングである。よく分かっている。音楽業界はもっとこの会社をを称えるべきだ。

Nightfly Trilogy: Nightfly / Kamakiriad / Morph Cat

Nightfly Trilogy: Nightfly / Kamakiriad / Morph Cat

しかし、DVD フォーマットということは、リージョンコードの問題により↑はうちの DVD プレイヤーでは再生できないのだろうか。

Rhino だからブックレットも力が入ったものだと思うので、今年8月のスティーリー・ダン来日までぐらいに日本盤がリリースされるとよいのだが。

[] ウディ・アレンの隠れた傑作『マンハッタン殺人ミステリー』の廉価版DVDが発売される  ウディ・アレンの隠れた傑作『マンハッタン殺人ミステリー』の廉価版DVDが発売されるを含むブックマーク

C級映画が並ぶ中にウディ・アレンの映画が入っていて目を疑った。しかもそれが彼の隠れた傑作『マンハッタン殺人ミステリー』となればなおさらだ。

マンハッタン殺人ミステリー [DVD]

マンハッタン殺人ミステリー [DVD]

この映画は、ミア・ファローとのパートナー解消とその後の裁判沙汰のスキャンダルに隠れる形となってしまったが、『アニー・ホール』、『マンハッタン』などの代表作をものにしたダイアン・キートンとのコンビが復活したアレンのファンにとって貴重な作品である。

以前 NHK BS で放送されたインタビュー番組でも、ダイアン・キートンの出演作は観るようにしていると語っていた覚えがあるが、やはり彼女はアレンにとって特別な存在なのかな。

2007-04-13

Everything was beautiful, and nothing hurt Everything was beautiful, and nothing hurtを含むブックマーク

f:id:yomoyomo:20070413001247j:image

気ちがいじみた考えが、ビリーの頭に浮かんだ。そこにある真実は彼を驚かせた。それはビリー・ピルグリムにふさわしい墓碑銘となるにちがいない――また、わたしにとっても。

以前にも書いているが、カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』は、ワタシにとってレイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』や色川武大の『狂人日記』に匹敵する特別な作品である。

ヴォネガットが既に80台半ばなのに気づいたとき、彼が死んだら悲しいだろうなと思った。その彼が死んだ。とても悲しかった。そういうものだ。

上の挿絵を見直したときはちょっと泣きそうになった。

「何もかもが美しく、傷つけるものはなかった」

そうあってほしい。さようなら、カート・ヴォネガット

ポール・グレアム『マイクロソフトは死んだ』反応集 ポール・グレアム『マイクロソフトは死んだ』反応集を含むブックマーク

Paul Grahamマイクロソフトは死んだ(とその解説)への反響の大きさはある程度予想していたとはいえ、やはり驚いた。

前者は当サイトの文章で三つ目となるブックマーク数400超えを達成した。はてなブックマークポイントをくださった方に感謝する(オレのことか? と思ったアナタ、そうアナタです。お一人だけでしたので)。

今回は特にブログなどでの言及が多かったので、以下主だった反応を淡々と紹介させてもらう。見落としているものもあったら申し訳ない。

個人的には、Paul Graham が手がける Y Combinator、並びにそこから投資を受けたスタートアップに興味を示す反応がなかったのは残念だった。まあ、それは仕方ないのだけど、Shiro Kawai さんから大変面白い話を伺ったので、そのあたり(Kawai さんも以前に少し書かれてますが)についてまた機会があったら書くかも。

AppleがMSのトドメを刺したという意見は、現状は保留・・・・MSの場合は何年掛けようとも、幾ら赤字が出ようともやり続けるだけの資金力(最近はAppleも豊富な資金力があるが)があるわけで、音楽配信ビジネスもまだまだ大きなうねりがありそうだと感じる。

違うよね。

マイクロソフトは最初から死んでて、死んだまま生きてるのが恐ろしいんだと思う。

Windows 1.0、IE、XBox。

すでに死んでるから、これ以上死ねない、なのに生きてる、怖い。

きっと世界にもそんな人がたくさんいて蜜月が成り立ってる。

あとから振り返れば、IBMを脅かすことになるMSはIBM絶頂期の1975年に生まれ、MSを脅かすことになるグーグルは、MSの絶頂期である1998 年あたりに生まれていたのだけれど、グーグルが絶頂期になると思われる2010〜15年あたりに、グーグルを脅かすことになる企業が産声をあげることになるのかもしれないとも思う。

いや、今年から来年が絶頂期なので、その企業は産声をあげているのです。その名前は……

まさか自分の翻訳が2ちゃんねるまとめブログで取り上げられる日が来るとは思わなかった。

実は9日の夜、珍しくベンジャミンから電話があった。何かと思ったら、「おい、ニュー速+でスレが立ってるぞ」とのことで、一気に脱力してしまったのだった。

これまで重要だと考えられてきた標準の環境(Windows の世界)から、別の標準(Unix の世界)へと転換しつつあるのかもしれないですね。

はてなのもちおマンセーな人はこういう文が好きみたいだけど。

でも彼の認識しているリスク − マイクロソフトが起死回生の復活を遂げて、「マイクロソフトは死んだ」と先走ったことを口にしたPaul Grahamが笑いものにされてしまうというリスクは、意外と高いのではないかと私は思います。

いずれにしてもこれを書いた人はロクな奴じゃない。

Paul GrahamのMicrosoft is Deadを yomoyomoが翻訳したマイクロソフトは死んだがなかなか面白い。

呼び捨てかよ! と思わずパソコンの前で突っ込んでしまったが(笑)、ポール・グレアムと同等に扱ってもらったということか?

邦訳を読んだ後で /. での反応を見ると、いまどきここに集まってくるのは文盲か、あるいは昔を懐かしむことしかできないじじぃばかりなのか、と思えてしまう。そういう意味ではサプライズだった。マジびっくりした。

それがスラドクオリティ。

Microsoft の脅威にさらされるべき人間とは、すなわち Microsoft のソフトウェアに依存する生活を送っている人間のことである。

私が異を唱えたいと思っているのは、Graham が再三言っている「desktop is over」という事。

Microsoft が敗戦処理にやっきになっている間、漁夫の利を得たのはGoogle です。しかしMicrosoft を殺した犯人とまでは呼べないのではないでしょうか。Microsoft がコケタのは、あくまでWintel の相棒であるIntel が(熱処理に)失敗したから。

簡単に書けばつまらない普通の大企業になったというだけものことだ。そしてそれはたぶん今もマイクロソフトの筆頭株主であり、前CEOのビル・ゲイツが望んだことなんだ。

さらに日本に目を転じると、危機感どころかパラダイス鎖国実施中の印象すらある。確かに日本ではヤフーの強さは圧倒的だ。しかしそれを言えばPC-9800シリーズだってそうだったのだ。

Yahoo! のほうは既報の通りオープンソース CMS のカンファレンスを開催したりして Geek 層とのつながりを保っているように見えるが、ヤフーのほうはどうだろう。

盛者必衰に沿って言うならば、五年後にPaul GrahamによってGoogle is Deadというエントリが書かれる可能性を誰も否定できない。

というか、そういうことを思ってほしいんじゃない?このエントリは。

Y Combinator が出資した Reddit の Aaron Swartz は、The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件の中で、「恐竜同様、いずれ Google も滅びる」と書いておりますな。

彼は数の論理についてよく理解していて、限りなく「マイクロソフト的」だと思った。「ブラウザの外」ではまだこの論理は有効である。

ジョブズが戻る前のAppleは事実上死んでいたし、同じ頃NeXTも死んでいた。死んだはずのNeXTとAppleが一つになって、一体どうしてAppleは蘇ったのだろう。

ここ数週間なぜか更新頻度があがったが、来週からは元に戻ると思います。

2007-04-12

[] ティム・オライリーが提唱するブロガーの行動規範の続報  ティム・オライリーが提唱するブロガーの行動規範の続報を含むブックマーク

先日お伝えしたブロガーの行動規範(code of conduct)の件だが、Tim O'Reilly が続きの長文エントリを書いてドラフトを公開しており、Slashdot など各所で話題になっている。

しかし、ブロゴスフィアの反応を見ると、必ずしも評判がよくない。主だった批判はブログヘラルドのエントリから辿れるが、他にも Dave Winer は予想通りとしても Boing Boing で Cory Doctorow までが不快の念を表明していたのは意外だった。

ワタシ自身は前回書いたように効力は期待できないが、一つのガイドラインとしてあってもいいんじゃない、という立場である。実際に行動規範がまとめられた Wiki を見ると、少し条項が変わっているのが分かる。

[] 青木靖さんによるG.M.ワインバーグのブログ翻訳  青木靖さんによるG.M.ワインバーグのブログ翻訳を含むブックマーク

以前青木さん自身によるコメントがあったが、『コンサルタントの秘密』などでおなじみワインバーグ先生の二つのブログの翻訳が始まっている。

ブックマークコメントを見るとワインバーグ先生の文章なのに気づいていない人が多いようなので念のため紹介。

[] 入れてはいけない(?)Firefox拡張機能トップ10  入れてはいけない(?)Firefox拡張機能トップ10を含むブックマーク

Slashdot で知った記事だが、お勧め Firefox アドオンの情報はよく共有されるが、その逆は盲点かもしれない。

この記事で挙がっている10選は以下の通り。

FasterfoxTabbrowser Extensions のように問題が以前より指摘されてきたものもあるし、Adblock のように機能的には優れているのに大人の事情でリスト入りしているものもある。

Firefox というと、最近はてなダイアリーを閲覧するのに妙に時間がかかり、hatenabar を無効にしたらこの現象は出なくなったのだが、これはうちだけの問題だろうか。なんか最近 Firefox 全般調子が悪いのでうちだけの可能性が大だが。

『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』の著者の新刊『イノベーションの神話』 『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』の著者の新刊『イノベーションの神話』を含むブックマーク

こないだ Etech について書いたときに紹介し忘れていた。

日本でも『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』(asin:4873112990)の邦訳が出ている Scott Berkun によるもので、この講演は新刊『The Myths of Innovation』の内容に沿ったものである。

The Myths of Innovation

The Myths of Innovation

『イノベーションの神話』というタイトルはキャッチーだね。おそらく本書も早くにオライリー・ジャパンより邦訳が出ると思う。

なお、adaptive path にもこの本について語ったインタビューが掲載されている。誰か訳さないか?

そうそう、関係ないがオライリー・ジャパンというと、雑誌 Makeブログ日本版が始まってるね。

[] 史上最もヘンなミュージックビデオリスト  史上最もヘンなミュージックビデオリストを含むブックマーク

Digg で知ったエントリだが、ワタシが史上最高のミュージックビデオだと確信する驚異の "Come To Daddy" をはじめとして、Aphex Twin × Chris Cunningham のビデオが三本も入っていて笑ってしまった。

他にもコメントしたいビデオがいくつかあるが、OK GO というとトレッドミル・ダンスがよく取り上げられるが、個人的には "A Million Ways" の無意味な振り付けの複雑さ(これ覚えるだけですごく時間がかかったのではないか?)とベースのハゲを中心にするというコンセプトの秀逸さのほうが好きである。

2007-04-10

[] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

Technical Knockoutマイクロソフトは死んだ:解説を追加。Paul Graham の文章の日本語訳です。

言うまでもなく「マイクロソフトは死んだ」の解説というか要約というか釈明というか。

訳が分からないところはそう書いているが、いつも以上に拙速ベースで訳したので、誤訳に気づいたら指摘してください。修正しますので。ひどく疲れたのでとりあえず寝させてください。

あと、ワタシ自身は Windows ユーザです。以上。

2007-04-09

[] YAMDAS更新、もしくはポール・グレアムによる「マイクロソフトは死んだ」宣言  YAMDAS更新、もしくはポール・グレアムによる「マイクロソフトは死んだ」宣言を含むブックマーク

Technical Knockoutマイクロソフトは死んだを追加。Paul Graham の文章の日本語訳です。

遂にポール・グレアムの文章を訳した! うちのサイトにはWeb 2.0についてのインタビューがあるが、これはワタシでなく八木の野郎の訳なので、今回が初めてなのだ。翻訳首狩人を自称する当方としては、新しい首を狩れて嬉しい限り。

それにしてもタイトルがタイトルというか、いろんな人(特に id:ogijun さん!)が反応したくなる内容を含む文章である。

ただ Slashdot で原文を知り、慌てて訳したものなので(だって彼の文章はぼやっとしてるとすぐ誰かが訳し始めるんだもん)、誤記、誤訳が入っているかもしれない。いつものように原文をコメントアウトしているので、おかしなところを見つけたらメールなりコメントなりでお知らせください。

[] リチャード・ストールマンがGPLv3ドラフトについて語る最新インタビュー  リチャード・ストールマンがGPLv3ドラフトについて語る最新インタビューを含むブックマーク

Slashdot で知ったが、rms 御大が Groklaw のインタビューに答えている。

音声は聞いていないが、ハンマーで叩き潰すような質問の否定(DRM 条項などというものは存在しない)、インタビュアーへの逆質問(一体君は GPL のどのバージョンについて質問してるんだ?)といった強硬なところはいつも通り。お元気そうで何より。

満を持して出た GPLv3 ドラフト第三版については、これまで dis りまくっていたリーナスが態度を軟化させる一方で、特許条項について「ポイズンピル」と批判する声もあり、やはり一筋縄にはいかない。

Allison Randal の O'Reilly Radar におけるマイクロソフト/Novell 提携対応Apache ライセンスとの互換性についての考察も読んでおく価値がありそうなのだが、ワタシは頭が悪いものでライセンスの細かいところを評価するのはどうも……

[][] 自由な音楽の利用を促進する音楽配信サービスicaster  自由な音楽の利用を促進する音楽配信サービスicasterを含むブックマーク

以前クリエイティブ・コモンズのライセンスを採用した音楽配信サービスとして Magnatune を紹介したことがあったが、同じく CC ライセンスを採用し、楽曲のプロモーションとその自由な利用を目指す icaster のことを、その主催者の方に紹介いただいた。

Podcast journal でも既に紹介されているが CC ライセンスを自覚的に採用する国内の音楽配信サービスとなればこれは応援しないわけにはいかない。

サービスの認知と楽曲の集まり、集客と楽曲利用の増加、そしてサービスの向上のサイクルがうまく回ればと思う。

[] ワーナーブラザースレコードがYouTubeで700曲以上のビデオを公開中  ワーナーブラザースレコードがYouTubeで700曲以上のビデオを公開中を含むブックマーク

調べものをしていて、ワーナーが YouTube に公式ページを持っているのに気づいた。

すごいのは公開しているビデオの数で、これを書いている時点で749本である。マドンナ、クラプトン、ニール・ヤング、レッチリ、グリーンデイ、ディペッシュ・モード、R.E.M. といったメジャーどころから、どうしてこんなのまでと首を傾げたくなるのまでぶちこんでおり圧巻である。

レコード会社がビデオを公開してくれると、個人サイトでも堂々と紹介して、読者に好きなビデオを見てもらえるのでありがたい。というか、プロモーションというのはそういうものだろう?

この膨大なリストの中から一つ選ぶなら、ワタシの場合迷いなくドナルド・フェイゲンの "New Frontier" である。

これはフェイゲンのファーストソロアルバム『The Nightfly』の曲で、ビデオは彼が少年期を過ごした50年代後半〜60年代前半の郊外というアルバムコンセプトを映像化した優れたもので、最後のハッピーエンドもチャーミング。

ドナルド・フェイゲンの最高傑作というとロック史的には Steely Dan の『Aja』なのだろうが、ワタシは『The Nightfly』が自分でも不思議になるくらい何から何まで好きである。

THE NIGHT FLY

THE NIGHT FLY

8月には Steely Dan が来日する。今回こそ最後かもしれないのでフェイゲンに会いに行くことになるだろう。

[] フレーミング・リップスのYouTube公式ページとアルバムのブロードウェイミュージカル化  フレーミング・リップスのYouTube公式ページとアルバムのブロードウェイミュージカル化を含むブックマーク

レコード会社だけでなく、アーティストが自ら YouTube でビデオを公開する例も OK GO の成功後増えてきたが、良いことだと思う。

ワタシがワーナーの公式ページから辿って調べていて見つけたのは The Flaming Lips である。

Hotwire News(2007年4月2日)によると、彼らのアルバム『Yoshimi Battles the Pink Robots』が、テレビドラマ『ザ・ホワイトハウス』の製作総指揮兼脚本であるアーロン・ソーキンによりブロードウェイミュージカル化される計画が進行中とのこと。

Yoshimi Battles the Pink Robots

Yoshimi Battles the Pink Robots

フレーミング・リップス側も全面協力するようだが、両者とも政治的にはっきりリベラルなのでそうした点でもウマが合うのだろう。

『Yoshimi Battles the Pink Robots』はタイトル曲のビデオの不潔さが気に入らず(どうしてメリケンが日本人を撮るとああなるのか)、アルバムも何となく買いそびれていた。

しかし "Do You Realize??" のフルバージョンを初めて観て、そのマジカルで美しく不気味な、いかにも彼ららしいビデオにちょっと感動してしまった。

Napster に入ってると、こういうとき即座にアルバムを聴ける。当たり前だけど "Do You Realize??" をはじめとしてちゃんとした音環境で聴いたほうが感動の度合いは大きい。ありがたいことである。

[] グーニーズはグッドイナフ  グーニーズはグッドイナフを含むブックマーク

空中キャンプにおける映画『グーニーズ』についての文章(その1その2)が素晴らしくて、思わず今週末 DVD をレンタルしてしまった。

グーニーズ 特別版 [DVD]

グーニーズ 特別版 [DVD]

グーニーズ』は公開当時映画館に観に行ったのだが、さすがに細部はほとんど忘れていていた。今この映画を観直して、アクションアドベンチャーの傑作などというつもりはない。欠点も多い映画である。でもそれだけじゃないんだよね。

しかし、これと『スタンド・バイ・ミー』の比較というのは、言われるまで思いもしなかった。付け加えるなら、『グーニーズ』には80年代アメリカの不況が物語の背景になっているね。両方ともにコリー・フェルドマンが少年役で出ているのに気づいたのも、遅すぎるとはいえ収穫だった。

2007-04-05

[] キャシー・シエラ殺害脅迫事件その後  キャシー・シエラ殺害脅迫事件その後を含むブックマーク

ここでも簡単に取り上げた Kathy Sierra に対する殺害脅迫事件は先週ブロゴスフィアを揺るがす大騒動となり、彼女と同じく妻が誹謗中傷されたことにショックを受けた Robert Scoble がブログの更新を一時停止することを表明したり各所に波紋を呼んだ。

Kathy Sierra が、自分に対する誹謗中傷を先導、黙認したとして名指しした四人の有名ブロガーの中に、ブログや CGM に至るまで精神的な支柱となってきた The Cluetrain Manifesto日本語版)の共著者として知られ、『ゴンゾー・マーケティング』(asin:4798101877)の邦訳もある Christopher Locke が含まれていたことに当惑した人は多かった。

その Chris Locke が "Rageboy" のニックネームに恥じない非妥協的反応を見せたためにどうなるかと思ったが、今週に入り二人は会見し、その模様が CNN ニュース(!)で伝えられた。

数日に渡る話し合いの後二人連名による声明が発表され、事件は収束に向かった形である。

声明文を読むと(CNN の映像にもあるように)二人の会見は友好的に行われたようだが、問題の投稿を行ったのか誰かは分かっておらず(なんで?)、また二人の意見には大きな隔たりも残っているようだ。声明文その他についての Kathy Sierra の投稿も参考まで。

で、ここからが重要なのだが、Kathy Sierra は今回の一件が自由でオープンな意見交換を制限するのに利用されるのを懸念している。

That said, Chris and I are in complete agreement that it would be tragic if this incident were used as a weapon by those who would limit free and open exchange. My desire is for much more open debate on this issue, not legislated limits.

上にリンクした CNN の YouTube 動画にも以下の注釈が付されている。

Notice the end of the video... where they specifically say that censorship is not the solution

日本でこういう問題が起きた場合(実際起こっているが)、規制や検閲を強化しろという話に必ずなる。毎日新聞の「ネット君臨」を引き合いに出すまでもなく、新聞やテレビも喜んでそういう論調を取るだろう。その点 CNN は立派だと思う。

[] ティム・オライリーが提唱するブロガーの行動規範  ティム・オライリーが提唱するブロガーの行動規範を含むブックマーク

Tim O'Reilly がキャシー・シエラとクリストファー・ロックの会見を仲介したらしいが、今回の問題を受けブロガーの行動規範を呼びかけている。

ただ個人的には、こうした規範が今回のような事件を防ぐことはないという Tony Hung の意見に同意する。規範をはなから守るつもりもない輩が誹謗中傷を行うのだから。

とはいえこれからブログを始める人が、自分を戒めるために意識することに意味がないとも言えないだろう。

  1. 自身の言葉だけでなく、ブログに寄せられるコメントにも責任を持つ。
  2. 悪意のあるコメントに対する寛容度を決める。
  3. 匿名コメントの削除を検討する。
  4. 荒らしはスルー。
  5. オフラインで対話を行い、直接話すか、さもなくばそれができる仲介者を見つける。
  6. ひどい振る舞いをしている人を見たら、黙っていない。
  7. 面と向かって言わないようなことはオンラインでも言わない。

うーん、自分の行動に照らし合わせて合致しない項目があるね。

そうそう、オライリーといえば、先週 ETech があったと思ったら、もうすぐ Web 2.0 Expo 2007 だ。せわしいね。

[追記]:「荒らしはスルー(Ignore the trolls)」というのは荒らしコメントを放置しろというのではなく、荒らしの挑発には乗るなという意味だと思われる。

[] デヴィッド・ワインバーガーの新刊『Everything Is Miscellaneous』  デヴィッド・ワインバーガーの新刊『Everything Is Miscellaneous』を含むブックマーク

Christopher Locke と同じく The Cluetrain Manifesto の共著者であり、件の CNN のニュースにもコメンテータとして登場していた、ブログ Joho the Blog でもおなじみ David Weinberger の新刊が5月に出る模様。

既に公式サイトもできている。やはり Web 2.0 以降のあれやこれやがテーマになっているのだろうが、各界の名士たちによる推薦文を読んでも何の本かはよく分からないのだが(笑)、Wikipedia のページを読む限り、いわゆる Folksonomy、Social Tagging からセマンティック・ウェブ方面の話題ということだろうか。

[] 『Wikinomics』の邦訳はどこから出るのか  『Wikinomics』の邦訳はどこから出るのかを含むブックマーク

ワタシも刊行されるに紹介をしている Wikinomics だが、栗原潔さんのコメントによると少なくとも翔泳社からは出ないことは確実なようだ。

個人的には栗原潔さんの訳で読みたかったが、いずれ邦訳が出るのは確かそうなのでよしとしよう。

Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything

Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything

2007-04-04

山形浩生の『新教養主義宣言』が文庫化 山形浩生の『新教養主義宣言』が文庫化を含むブックマーク

新教養主義宣言 (河出文庫)

新教養主義宣言 (河出文庫)

山形浩生の初の著書『新教養主義宣言』が文庫化され、Amazon によると本日発売のようだ。この本に関しては、「勝手に新教養主義宣言」というページが役に立つ。

以前から書いていることだが、ワタシはサイトを始めてから(少なくとも)最初の三年間に書いた文章はどれひとつ残す価値のないゴミクズだと思っていて、この本の読書記録を読んでも同じ感想を持つのだが、そうした質の問題はまったく抜きにしても、この文章が何を書きたいのか自分でもさっぱり分からない。ただこの人を愛していたのだなというのは分かる。

現在はどうかというと、実はまだ二階にいるのです。

[][] EMIのDRMとの決別は「水のような音楽」への大きな一歩か  EMIのDRMとの決別は「水のような音楽」への大きな一歩かを含むブックマーク

もう散々話題になった EMI と Apple の DRM に関する合意のニュースだが、とうとうここまで来たのだなと感慨深かった。もちろん今後の売り上げいかんでは、この英断も反故にされてしまうのかもしれないが、今回の発表は二つの意味で(氷室京介も推薦する!『デジタル音楽の行方』が描く未来に合致するものだ。

デジタル音楽の行方

デジタル音楽の行方

まず一つは言うまでもなく DRM との決別。『デジタル音楽の行方』において DRM は「デジタル貞操帯」と揶揄され、繰り返し先がないと断じられている。しかし、その根拠は至極当たり前のものだ。

 消費者は、自分達が買うものにあれこれ指図しようとする試みに一貫して抵抗してきた――不思議なことではない。あなたが車を買った後に、自動車メーカーが運転できるところとできないところに口を出したら、どんな気持ちになる? あるいは、本を買った当人だけが本を読めて、友達や家族に渡すことができないと出版社が命令したら、人々はその出版社に何と言うか想像できるだろうか? 購入後の遠隔支配こそがDRMの肝である――そしてそれこそが、DRMが端的にうまくいかない理由でもあるのだ。(231ページ)

もう一つは既存のサービスを残したままで、新しい DRM フリーの高品質サービスが提供されること。手軽にアクセスできる安価な水道水がある一方で、より質を重視する人にはそれより値がはるミネラルウォーターも提供されるという「水のような音楽」モデルじゃないですか。

しかし、である。『デジタル音楽の行方』は、現在この市場の支配的プレイヤーであるアップルのビジネスモデルの先を描いた本である。つまり今回の発表は、結果的にアップルの一人勝ちを崩すことになる可能性があるというのが面白くも恐ろしいところだ。

[] BitTorrent創業者インタビューに見るP2Pビジネス最前線  BitTorrent創業者インタビューに見るP2Pビジネス最前線を含むブックマーク

記事内容の面白さに比べてあまり注目されていないような気がするのだが、BitTorrent(法人のほうね)のブラム・コーエン CEO とアシュウィン・ナビン社長という二人の創業者に日本のメディアが話を聞いたというのは他に知らない。

天才ハッカーにしてアスペルガー症候群の Bram Cohen が CEO でどうやって会社を切り盛りしているか以前から疑問だったのだが、やはりもう一人の創業者がやり手ビジネスマンタイプだったのね。

日本だったら法人化して大手映画会社と契約どころか逮捕されているんじゃないかと思いそうになるが、この記事を読むと彼らが自覚的に批判をかわすべく対処し、ビジネスを成立させているのが分かる。

少し前に TechCrunch に過去の人呼ばわりされた上に失脚と報じられた(そしてそれは誤報だった)Bram Cohen だが、今年に入ってのインタビューなどを読んでも、まだ会社を離れることはなさそうだ。

[] インプレスWeb 2.0本がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開  インプレスのWeb 2.0本がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開を含むブックマーク

伊藤穰一のブログでも紹介されているが、インプレスよりまた Web2.0 本が出る。

個人的にはこの手の Web 2.0 本はもう食傷なのだが、この本が偉いのは、WEB2.0の未来 ザ・シェアリングエコノミーというタイトル通り、サイトにおいて原稿をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されるということ。

しかもそのライセンスは BY-NC という書籍としても刊行されている原稿にしては自由度が高いもので、それもポイントが高い。

テリー・ジョーンズの汎英国的ブラックユーモアに乾杯 テリー・ジョーンズの汎英国的ブラックユーモアに乾杯を含むブックマーク

テリー・ジョーンズは直情家のウェールズ人にして頑固一徹の左派であり、上の記事でも紹介されている激烈なブッシュ、ブレア批判本『Terry Jones's War On The War On Terror』(asin:1560256532)を著しているから不思議ではないが、さすがモンティ・パイソンというべき汎英国的ブラックジョークが炸裂しまくっている。

パイソニアンであるワタシ的には、彼が半年前は腸癌で闘病中で、奇跡的な回復を遂げてからそう間もないことを思うと、彼が元気なのがとにかく嬉しい。

彼の文章を読んで思い出したジョークがある。

昔、アフリカに赴いたある宣教師がたどり着いたのは、人肉食の伝統を持つ部族の集落だった。しかし、部族の人たちは思いのほか友好的で、宣教師を集落に迎い入れた。

ある日宣教師は、自分たちの世界の話をしようと、当時ヨーロッパ中を巻き込んでいた第一次世界大戦のことを人食い族に聞かせた。兵器の破壊力の向上による甚大な戦死者の話を聞くと、人食い族の男は宣教師に尋ねた。

「そんなに人を殺して、どうやって食うんだ?」

宣教師は文明人としての誇りを持って答えた。

「我々は人肉を食べないんだよ」

それを聞くと、人食い族の男は呆れたように言った。

「食いもしないのに、むやみやたらに人を殺すなんて、西欧人は何と野蛮な連中なんだ」

[] 今宵、フィッツジェラルド劇場で  今宵、フィッツジェラルド劇場でを含むブックマーク

今宵、フィッツジェラルド劇場で [DVD]

今宵、フィッツジェラルド劇場で [DVD]

昨年11月に死去したロバート・アルトマンの遺作である。

彼が得意とする大人数の(豪華)キャストによるアンサンブルスタイルにして音楽劇というファンとしては堪えられない作品なのだが、そうでない人たちにはどうだろう。「単に年寄りたちがだらだら喋って歌うだけの映画じゃん」で済まされるのかもしれない。

本作を覆う死というテーマについてこくのある描き方をしていないのを批判する人がいるかもしれないが、無理にドラマを見せることにこだわらず、同じ音楽劇でも『カンザス・シティ』の失敗の轍を踏むことを逃れていると思う。アカデミー賞名誉賞のプレゼンターとしてメリル・ストリープとリリー・トムリンもやっていた複数の人物を同時に喋らせる手法に代表される、自由で即興的な演出は紛れもなくアルトマンのもので、本作ではある種の痴呆的な感覚も加わり、一種の舞台劇ではあるけれども、テレビドラマなどには還元し得ない映画的時間を堪能できた。

近作では、ゴールデン・グローブ賞他の監督賞をとり評判の良かった『ゴスフォード・パーク』が、ヘレン・ミレンが偉大な女優であることを知ることができた収穫はあったものの、字幕スーパーを読んでいると頭が破裂しそうになるため今ひとつのれなかったワタシにとって本当に嬉しい映画だった。

何より本作の生みの親であるギャリソン・キーラーをはじめとしてみんな素晴らしい歌声を披露しているし、リンジー・ローハンの使い方も悪くない。

アルトマンはまだ映画を撮るつもりだったようだが、本作のとてもきれいで晴れやかなエンディングは、観客の心の中でアルトマンへのお別れの気持ちと重なり、ちょっと出来すぎのようにも思えるが、そうした映画人がいてもいいではないか、誰であろうロバート・アルトマンなのだから。

「老人の死は悲劇ではない」そうあってほしい。

chdchd 2007/04/04 13:10 「実はまだ二階に……」受けました。

yomoyomoyomoyomo 2007/04/04 19:24 大変ごぶさたしております。楽しんでいただいて何よりです。

2007-04-02

[][] YAMDAS更新  YAMDAS更新を含むブックマーク

yomoyomoの読書記録ブルース・シュナイアー『セキュリティはなぜやぶられたのか』を追加。文句なく優れた本でした。

関係ないですが、TBS ラジオで名前が読み上げられてしまったようです。

O'Reilly Emerging Technology Conference 2007レポート記事一覧を読んで O'Reilly Emerging Technology Conference 2007レポート記事一覧を読んでを含むブックマーク

先週開催された O'Reilly Emerging Technology Conference だが、参加された日本の方のレポートを一覧できて非常にありがたかった。

時間のない人は、とりあえずは「ざっくり全体概要とTim O'Reilly氏基調講演のメモ」を読んでおくとよいのではないか。

ワタシも取り上げていたアーサー『暗算の達人』ベンジャミンのセッションは、マジックショーのような面白さだったようだ。

ワタシも「Chumbyの誕生」という文章を訳した Chumby今年も注目を集めたようね。日本でも誰か使用レポートを書かないものか。

あと「geek向けのWebベンチャー起業講座」を読み、本題と離れたところで一つ気になったことがある。

ガイ・カワサキの本って、小田嶋隆さん翻訳の『徹底的に敵をヘコます法―ビジネスを優位に導く“狂騒”戦略』(asin:4478330581)、『神のごとく創造し、奴隷のごとく働け!―ガイ・カワサキのビジネス革命ルール』(asin:4478330832)の後、長らく邦訳が出てないんだね。

「geek向けのWebベンチャー起業講座」でも推薦されている現時点での最新刊『The Art Of The Start』は邦訳されないのだろうか。

The Art of the Start: The Time-Tested, Battle-Hardened Guide for Anyone Starting Anything

The Art of the Start: The Time-Tested, Battle-Hardened Guide for Anyone Starting Anything

[] Wikiの破壊行為は匿名ユーザばかりが行うわけじゃない?  Wikiの破壊行為は匿名ユーザばかりが行うわけじゃない?を含むブックマーク

Wikipedia で荒らしなどの vandalism(破壊行為)をやらかすのは通りすがりなどの「匿名ユーザ」が大半というのが定説になっているが、それは実は違うというエントリを Angela Beesley が書いている。

Wikipedia における破壊行為についての調査結果を受け、Angela Beesley も自身のページに関して、これまで182回に及ぶ悪意のある編集のうち、その半数近くが登録ユーザによることを書いている。

Wikipedia の場合ユーザ登録に紐付けとなる情報を要求されないのがこの一因だと思う。先日宴席で朝日新聞社の方と Wikipedia と匿名性について話すという眩暈がするような機会があったのだが、ユーザ登録に(無料サービスのでない)メールアドレスを求めるのが、連絡の容易さの点でも妥当なのではないかという意見を述べさせてもらった。

[] DRMはオンライン音楽のイノベーションを可能にするか?  DRMはオンライン音楽のイノベーションを可能にするか?を含むブックマーク

Slashdot で知った記事で、ワタシ自身は DRM には一貫して反対の立場だが、この記事でも iTunes をはじめとするオンライン音楽の主要プレイヤーの DRM 戦略(と DRM を採用しないサービスも)を分析し、

Perhaps in the context of online music sales, “innovation” is really providing customers with more choice in the form of compatibility across operating systems and devices, broad file format options, and customer-driven pricing mechanisms. If that is the case, DRM-based stores aren’t the ones doing the innovating.

という厳し目の結論になっているが、まあそうでしょうなぁ。

[] 映画史上10大最低場面をYouTubeで観る  映画史上10大最低場面をYouTubeで観るを含むブックマーク

Digg で知ったエントリ。

『エクソシスト』、『遊星からの物体X』、『スキャナーズ』、『ゾンビ』、『時計じかけのオレンジ』、『バッド・テイスト』、『ブレインデッド』といったキラ星のようなリスト(ウィリアム・フリードキンデヴィッド・クローネンバーグスタンリー・キューブリック、そしてピーター・ジャクソンといった巨匠の作品だしね)の中に、邦画から唯一『殺し屋1』が入ってますな。

『National Lampoon's Van Wilder』という映画だけ知らなかった。これはコメディ映画みたいなのだが、個人的にはこれが一番きつかった。おえっ。

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