バンダイより発売された、アニメ『ドラゴンボールZ』を題材とするスーパーファミコン用対戦格闘ゲームのシリーズ。
以上の3作品がある。
地上と空中に分かれた戦闘フィールドと、キャラクターが互いに離れると画面が真ん中で分割されるデュアルスクリーンシステムが特徴。これにより、接近しての肉弾戦のみならず、遠距離から放つかめはめ波といった『ドラゴンボールZ』ならではのバトルが再現できるようになった。かめはめ波などの大技は「デモ必殺技」と呼ばれ、デモシーンの演出が付く。受ける側もガードしたり、かき消したりすることが可能。
エネルギー弾やデモ必殺技は、溜めた「気」を消費して使用する。気は時間経過で自動的に溜まっていくが、特定の操作を行うことで、気を早く溜めることができる。
全キャラクターに隠し技が用意されている。第1作目では、孫悟空のみ「メテオスマッシュ」という空中に蹴り上げて地面に叩き付ける派手な隠し技が用意されていたが、第2作目以降はキャラクター全員に同様の技が用意されるようになった。
荒削りな面もあったが、後の『ドラゴンボール』のゲーム化作品に大きな影響を与えた。