ヒジャブ

’（手違いで、予定稿段階で16日に公開してしまいました。申し訳ございませんが、再掲いたします。） 一昨日、中国（中共）の服装規制について触れました。 「中華民族の精神に悪影響を与えたり、感情を傷つけたりする」衣服やシンボルを身につけたり、他人に身につけさせたりした人は拘束され罰金を払わされる規定が設けられるというものです。 いかにも権威主義国家だなあと、変に納得していましたが、よく考えると、「自由と民主主義」を重んじるはずのフランスなんかも、主にモスリム（イスラム教徒）を対象と服装規制があるようです。 まず、教育現場では、宗教色を持ち込ませないとの理由で、ヒジャブ（頭髪を覆うスカーフ）は、20…

寒い日が続くので、灼熱のイメージの写真をご覧にいれましょう。アメリカのデスバレー。夏になると40度を超える日が続きます。でも、乾燥しているので、影に入れば涼しいですよ。 先日の中日新聞に「技能実習 宗教配慮道半ば」というタイトルの記事が出ていました。「外国人技能実習制度」で日本にやってきたイスラム教徒のインドネシア人の方達が、文化や宗教の違いを巡って、日本人の無理解に苦悩している様子が報告されていました。 イスラム教徒の女性はヒジャブと呼ばれるベールを着用することが宗教的な義務とされています。また、一日に5回、メッカに向かって礼拝を行ったり、特定の期間に断食を行うことも、イスラム教徒としての大…

こんにちは 2022年9月にマレーシアに行ってきました。 マレーシアはイスラム教を国教とする国で、街を歩いているとヒジャブやアバヤといった髪の毛や身体を覆い隠す格好をしている女性を多く見かけました。また、ユニークな建物だなと思って見てみるとモスクがあったり、そこら中でイスラム教の文化を感じることができました。 今日はクアラルンプールにある最も古いモスクのひとつである【スルタン・アブドゥル・サマド・ジャメ・モスク】というモスクに行ってきたお話を紹介します。 まず名前が長すぎて何と呼んだらいいのやらと思いましたが、【Masjid Jamek Sultan Abdul Samad】という名前でジャメ…

皆さま、こんにちは。 皆さまもご存じだと思いますが イランでは”Morality Police”が 若い女性がヒジャブをちゃんと着けていなかった事で拘束し、 その後亡くなった事に関して 若者たちがイラン政府に対して 抗議活動を行っています。 とうとう最高指導者ハメネイ師が 出て来るところまでエスカレートして来ています。 www.trtworld.com ハメネイ師の発言は 外圧に晒されているイランの 窮状を訴えたに等しい。 これに対して 圧力を加える各国は容赦ない。 www.aljazeera.com 相変わらずの この敵視政策だが 特段、現・米政権の支持率上昇に 繋がっていない。 graph…

今日は退職手続きをしに本社へ行ったので、久々に通勤電車に乗った。 そして会社近くの神社で夏越の祓の茅の輪くぐりもしてきた。 hugkum.sho.jp これで上半期の穢は落とせただろう。 東京の街を久々に歩いて「あ！日傘が必須だった」と思った。 最近外に出ていないからそんなことすら忘れていた。 日焼け止めのことも、日傘のことも、帽子のことも。 帰宅したら、腕や肩がひりひりと痛んだ。なんという凶暴な日差しだろう。 これはもう、イスラム教やヒンドゥー教みたいな布が必須なのでは、と思った。 一時期フランス人が毛嫌いしていたあのヒジャブ。 中東やインドや東南アジアとか暑い地域ではなんだかんだこれは合理…

2021年8月20日（fri）はいっ。こんばんは〜。2日続けて銅像の投稿をしようと思ったけれど、それだと面白く無いよね。今日はイスラム教徒の友人が出来たから、少しでも理解しようと思い「ヒジャブ」を調べてみた。というハナシでもしようかな。このブログは僕の思考の整理や備忘録、そして少しでも何かを発信する力を身に付けられればなぁと思い活用させてもらっているよ。まず僕がヒジャブを見た時の第一印象は「違和感」だよね。日本に住んでいるとヒジャブを被った女性は中々見ないし、何なら宗教というものが身近に存在している訳でもない。表現が難しいんだけど日本では信仰というのは蔑んだ目で見られるし、機会的にも視認するこ…

自由なファッションを求める女たち フランス、アルジェリア、ベルギー、カタール、ムニア・メドゥール監督 ９０年代の首都アルジェ、女子大学生のネジュマはファッション・デザイナーを夢見ていた。ナイトクラブで自作の服を売っていたが、街ではイスラム原理主義者たちによって女性はヒジャブを着るようにというポスターが町じゅうに貼られていた。 女は家に閉じこもり、男に従うものだった。ネジュマはアルジェリアに愛着をもっており、海外移住を拒否した。 ある日、ネジュマと仲の良い姉リンダが黒いヒジャブの女に殺される。寮では食事の中に性衝動を抑える臭化カリウムが混入されていた。 ネジュマたちはそんな現実に戦いを挑むように…