イスラム教徒のこと。アラビア語。英語表記"muslim"。女性はムスリマ。
ムスリムになるには(原則的には)簡単で、二人以上のムスリムの前でシャハーダ(信仰告白)をすればよい。ちなみにシャリーアには棄教という概念は無い。しかしこれは原則論であり、実際にはムスリムをやめて他の宗教に改宗した人間は数多い。
また、シャリーアではムスリム男性は異教徒、とりわけキリスト教徒やユダヤ教徒の女性と結婚できるが、逆にムスリム女性が異教徒と結婚することはできない。しかし、シャリーアは決して完全に守られているわけではなく、歴史上数多くの緩和措置がとられてきた。
世界を構成している「多様性」として、しっかり理解しなければいけないと思うのが「イスラーム」です。非常にわかりやすくフラットに「イスラーム通史」が理解出来ます。 イスラームの歴史 - 1400年の軌跡 (中公新書 2453) 作者:カレン・アームストロング 中央公論新社 Amazon 【私の思い】※書籍レビューより抜粋 世界宗教として君臨するイスラーム。現在、ムスリムは一六億にのぼり、キリスト教徒に次ぐ。ムスリムの考え方や行動様式は、理解しづらい部分も多く、対テロ戦争が進行するほど、欧米や日本からの偏見は強まっている。本書は、世界的宗教学者がイスラームの一四〇〇年におよぶ歴史を概観。誕生から国家…
「ムスリム」とはイスラム教徒の人たちのことです。 イスラム教及びイスラム教徒について理解を深めることは、これからの社会を生きていく私たちにとって非常に重要なことです。 なぜなら、世界全体のムスリム人口は増加の一途をたどり、2100年には「キリスト教徒」を抜いて世界最大の人口規模になることが予測されているからです。 「英語」が重視されるのはその話者数*¹が世界最大だからです。 だから世界中の人が必死に勉強して使用するのです。 *¹母語話者ではなく「話者」です。母語話者ですと中国語が最大の人口規模を誇ります。 だから私たちはイスラム教についても理解を深める必要があります。 言語と宗教は異なります。…
「ハリーム」 コーランの内容よりもスパイスの内容が気になってしまうムスリムの奥深き神秘です。
オスマン帝国時代にヨーロッパ諸国に与えられた特権 国民にはオスマン帝国領内での居留の自由や通商の自由などが認められた 1535年にスレイマン1世によってフランスに与えられたのが最初のカピチュレーションでのちにイギリスやオランダなどにも与えられた そもそもが、もともとはイスタンブールを交易地として香料や織物、ブドウ酒などの国際商品取引を円滑にするために、外国人商人にカピチュレーションを与えていた つまりこれは弱さからくる譲歩ではなく、単に「ムスリム以外は『自分たちの問題は自分たちで解決しろ』という原則」を拡大したもので、いつでも廃止できたとされている。 しかし19世紀に入ってオスマン帝国がヨーロ…
末端まで思想溶解した「革マル派」中央官僚一派 ㈠「イスラミック・インター-ナショナリズム」を原理化した岩倉・片桐論文(前回掲載) (二)中洋・アラブ世界プロレタリアの「西側先進国階級闘争の放棄」への幻滅を共有した黒田 確かに「イスラミック・インター-ナショナリズム」なる用語をプロレタリア・インターナショナリズムとの対比において使用したのは黒田である。しかし黒田はこの用語を、岩倉や片桐が使っているようにプロレタリア・インターナショナリズムを超える――少なくとも中洋・アラブ世界において――意味合いを持ったものとして使っているのであろうか?黒田は「終焉の端緒」においてどのような意味内容において「イス…
末端まで思想溶解した「革マル派」中央官僚一派 目次 (一)「イスラミック・インター-ナショナリズム」を原理化した岩倉・片桐論文 (今回掲載) (二)中洋・アラブ世界プロレタリアの「西側先進国階級闘争の放棄」への幻滅を 共有した黒田 (三)黒田の「文明史観」への転落とプロレタリア階級との決別 (四)岩倉・片桐による黒田の代弁 「革マル派」中央官僚一派の機関紙「解放」の購読しているとある友人から「『解放』2827号に相当に酷い詩が掲載されているから、読んでみて」との連絡があった。指定された五ページには、「大地行代(女性?)」署名の「世界の変革へ」と題する詩三編が掲載されている。何れの三編も詩として…
とりあえず吐き出させてほしい。 私は約10年前に仕事でシンガポールに来た。 私の仕事は接客業。 シンガポールに観光にきたお客さんの日本語スタッフとしての対応。 日本の長期休み、GWやお盆、年末年始は鬼のように忙しくなり、朝7時に来ても深夜2時まで帰れなかったり、 定期的にそんな忙しい日々が続く仕事だった。 私はその仕事が大好きで、天職だと思っていた。 ローカル社員もいい人たちだが、何よりもその日本語スタッフは海外で切磋琢磨する同じ日本人として、同僚を超えた家族のような存在として、支えあっていたし、 長く働く人は余計そのきずなが深まり、逆にすぐに去る人はその環境に合わなかった、ただそれだけだった…
「予想に反して」文化人類学の本。 私は単に中国のムスリムについて知りたかった。 この本を読んでいて思い出したのは、レヴィ゠ストロースの「悲しき熱帯」であった。 それはこんな感じで始まる。 「私は旅や探検家が嫌いだ。それなのに、いま私はこうして自分の探検旅行のことを語ろうとしている」(中央公論社) 「中国人ムスリムの末裔たち」は、ミャンマー(ビルマ)へ行く過程が、語られている。その恵まれた(と私は思った)境遇や、立場、あるいは才能に対して、「何て私はこんなに不運なのか」と語られて、鼻白むが、それこそが魅力なのだ。 ミャンマーでの6ヵ月間の研究の間、3歳(滞在中に4歳になる)息子さんとの生活。 旦…
私は今日、朝に起きてモスクに行きました。 そこで礼拝をして、スリランカの人に声かけてもらって、いろいろ教えてもらいました。 しかも、ヒジャブまで付け直してもらって、ピンも貰っちゃいました ムスリムの人は優しい…ありがとう🙏 うちの恋人がムスリムで、私も結婚してムスリムになって、初めてモスクで礼拝したんだけど、めっちゃ人多いねーって感じでした。 多分大阪だったら列に並ばないと入れなかったかも。 今日はイード。 と言っても、普段より豪華な食事をするだけで、きっと現地では盛り上がってるのかもしれない。 今日はビリヤニを作りました。 いつもカレーは作ってるんだけど、ビリヤニは特別の日にしか作らない。 …
こういうニュースが流れてきました。 同性どうしの結婚が認められていないのは憲法に違反するとして、北海道在住の同性カップルが国を訴えた裁判で、3月14日、札幌高等裁判所は、憲法では同性どうしも異性間と同程度に婚姻の自由を保障しており、今の民法などの規定は憲法に違反すると判断しました。 憲法が「両性の合意」云々と書いてあるという文字解釈はさておいて、婚姻という制度や家族制度自体をどうとらえるかという、憲法より上位の国民のコンセンサスの問題だと思うので、法律家が云々する問題と違うような気もしますが、裁判おこされたら、何らかの答えをだすしかないのが裁判官の辛いところ。 私個人としては、動物本来備わるオ…