「停戦」をめぐる帝国主義国家権力者たちの醜悪な抗争 「ネオナチのジェノサイドを終わらせる」という名分で2022年2月に開始されたプーチンのロシアによるウクライナへの侵略戦争。「特別軍事作戦」という名の全面戦争は、すでに3年にわたり、両国兵士たちのみならず市民たちの夥しい血が流れた。米欧の帝国主義諸国にそそのかされ・支援されてロシアに挑んだウクライナのゼレンスキー政権は、もはやロシアにたいする抗戦の限界を露呈し、〝死に体〟と化しつつある。だが今なお、ウクライナ東部のドンバス地方およびウクライナ軍が逆侵攻したロシアのクルスク付近で、両国軍の激しい地上戦闘が、そしてミサイルやドローンによる相互の爆撃…