ベトナム戦争に抗議した曲「花はどこへ行った」で知られるフォークシンガー。 1919年5月3日生まれ。 1940年代から活動を始め、「天使のハンマー」「ターン・ターン・ターン」などを作曲。 賛美歌だった「ウィ・シャル・オーバーカム」を、60年代の公民権運動を象徴する歌として広めた。 ボブ・ディランや、ブルース・スプリングスティーンらが強い影響を受けたと公言している。 2014年1月27日、死去。
おはようございます。今日もバーズ、「ターン・ターン・ターン」です。 youtu.be To everything (Turn, turn, turn)There is a season (Turn, turn, turn)And a time to every purpose under heaven A time to be born, a time to dieA time to plant, a time to reapA time to kill, a time to healA time to laugh, a time to weep To everything (Turn, tu…
「どうして巡礼なんてするんだ? それを回していればいいだろうに」私は男のもっているマニ車を指して訊ねた。 すると男はいかにもつまらぬ質問をするやつだというように、ぶっきらぼうにこういった。「功徳があるからさ」 *** このところ、カントリーブルースつながりというか、フォークつながりというか、カウボーイたちの来し方行く末をさがしている。とりあえず50年代のカントリーを図書館で借りて聞いているのだが、おもいのほかスライドギターもはいっている。たぶんラップスティールで、なんならハワイ音楽の親戚のようにも聞こえる。 ちょいちょい3拍子の曲がでてくるけれど、ブルースやロックには6/8や12/8はあっても…
前回のつづき。 krokovski1868.hateblo.jp ブルースにおけるホーボーが南部のアフリカン・アメリカンたちだったとすると、フォークにおけるホーボーの主流は、オーキー、すなわち砂嵐のために他州へ仕事をもとめたオクラホマのひとたちだった、ということでいいのだろうか。そういえばアメリカン・フォークの元祖といわれるウディ・ガスリーもオーキーであるが、そういうことなんだろうか。 そのガスリーのファンだったのがピート・シーガーで、このひとはハーバード大中退というから、まあインテリ・ホーボーとおもっていい。このふたりをひきあわせたのはアラン・ロマックスであり、ロマックスは当時ガスリーとレッ…
前回のつづき。予約していたライ・クーダーとタジ・マハールの新作がとどいた。 krokovski1868.hateblo.jp *** 『Get On Board』(ライ・クーダー&タジ・マハール、2022年) ザ・おっちゃん音楽。貨物列車でウキウキ。タイトルは「乗っていきな」というほどの意。 ピート・シーガ―、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス、ドク・ワトソン、そしてサニー&ブラウニー。当時マッカーシズムのただなかにリリースされていた音楽を、ふたりとライの息子ホアキン・クーダーが再訪した作品。 これもはずかしながら、タジ・マハールとライ・クーダーのつながりをながいあいだ知らずにいた。ずっとべつ…
今日の1枚は、これまたブックオフで入手したピート・シーガー(Pete Seeger)のレコードです。タイトルは『The Bitter And The Sweet』で日本語のタイトルがなんと『民謡の神様』となっています。 中村とうようさんの解説を読むと、このアルバムがピート・シーガーの日本で最初に紹介されたレコードだそうです。時は1963年です。私がまだフォークソングという言葉も知らない頃です。 ピート・シーガーと言えば日本ではウディ・ガスリーと共にフォークの元祖として崇められています。この後、ジョーン・バエズやブラザース・フォー、ピーター・ポール&マリー(PPM)などの登場によって、日本でもカ…
同じ職場で働く支援員さんは、私を含めて4名。 気持ちの良い人ばかりです。 さて、先日はバレンタインデーでしたね。 私は全く気にもせず、意識に昇るのは翌日の年金支給日の方、という心持ちで過ごしておりました。が、しかし・・・私以外の3人はそれを意識していらっしゃったようです。 それぞれの方からプレゼントをいただきました。 お一人からは手作りのパウンドケーキ。 もうお一人は、わざわざ柚子の種を仕入れて作ったという手作り保湿剤。バレンタインだからとはおっしゃらなかったけれど、タイミングがその日だったので私はそう受け止めました。 そして、もうお一人はホットチョコなるドリンクを!! 私はもらいっぱなしだよ…
ピート・シーガーを讃えて「花はどこへ行った」(Where have all the flowers gone?) をジョーン・バエズが歌う 今こそ、この曲を「歌詞の意味」とともに youtu.be 子供の頃から今に至るまで「大好きだった曲」は山のようにありましたが、 私にはひとつだけ後悔があります それは「歌詞の意味」を考えることなく、ずっと音楽を聴いてきたことです 洋楽が子供の頃から大好きで、 つまり、英語の言葉の意味が分からないので、 全ての曲を、まるでインストルメンタルのように聞いていたわけです 愚かなり 素晴らしい曲の中には、歌詞あってこそ完成する素晴らしい曲もあり、 今回の「花はどこ…