東京都荒川区にある、素盞雄大神(須佐之男命)と飛鳥大神(事代主命)を御祭神として祭っている神社。「おてんのうさま」とも呼ばれている。延暦十四年(795年)、現在瑞光荊石と呼ばれている石が光を放ち、そこから翁の姿をした二神が現れて神託を告げたことから、この二神を祭るために作られたといわれる。
元禄二年(1689年)松尾芭蕉が「奥の細道」の出発の際に参拝したといわれ、境内には松尾芭蕉の石碑がおかれている。
例大祭(天王祭)は、二点棒の神輿を左右に大きく振る「神輿振り」で知られる。日ごろから体を鍛えていないと、かなりこたえる。