伏見寺田屋にて坂本龍馬と三吉慎蔵が幕府の捕吏に襲われたときに、お龍が危機を二人に知らせた。 画像は、2018/9/2放送 「西郷どん」より このときの風呂場からの馳せ報知のお龍の姿を直接知っているのは、お龍本人、一緒に風呂にいた殿井力子、目撃した龍馬・慎蔵の計4名と、数人の幕吏に限られる。 ⑴ お龍 ①『千里駒後日譚』 明治32年11月5日付土陽新聞 川田雪山 「風呂の外から私の肩先へ槍を突出ましたから、私は片手で槍を捕え、態と二階へ聞こえる様な大声で、女が風呂へ入って居るのに槍で突くなんか誰だ、誰だと云ふと、静かにせい騒ぐと殺すぞと云ふから、お前さん等に殺される私ぢやないと庭に下りて濡れ肌に…