埼玉県の県庁所在地。さいたま。
平成13年(2001年)5月1日に浦和、大宮、与野の三市が合併してできた。
平成15年(2003年)4月1日に政令指定都市に昇格。
全国13番目の政令指定都市。県庁舎及び市役所は、旧浦和市にある。
2005年4月1日、岩槻市が岩槻区として加わった。人口、118万人。全国で第 9位。(2005年 4月現在)
国の出先機関等がある「さいたま新都心」は、旧与野市地区(操車場跡)に存在する。
また,浦和地家簡裁も,さいたま地家簡裁へ名称変更した。
県庁所在地であるさいたま市は、内陸県(海なし県)にある最大規模の都市であり、内陸県唯一の政令指定都市でもある。
また全国で唯一、ひらがな名称の県庁所在地である。
埼玉県は日本一市の数が多い都道府県でもある(市の数:39市)
日本の首都である東京の都心部から北に約20-30 km、関東平野の中央部に位置する。県内の区分は埼玉県の南中部。
首都である東京から最も近い県庁所在都市である。
関東平野に位置する、全域が台地及び低地からなる。荒川の近い市西部に低地が広がるほか、元荒川や芝川、綾瀬川などの中小河川周辺に谷状の地形がみられる。市中央部・東部はこのような低地・谷地を除けば市の北方から市南部に連なる大宮台地上に位置する。主な河川は殆どが北から南に流れており、東西に並列している。
当市の気候はケッペンの気候区分に基づけば温暖湿潤気候 (Cfa) に属するが、本州の太平洋側に一般的に見られるように夏季に比べ冬季の降水量が少ない。冬季の降水量の少なさと最低気温の低さは、東京23区や横浜市、千葉市といった近隣の沿岸部諸都市と比べ、より顕著である。アメダスのさいたま観測点(桜区にある)における1979年から2000年までの22年間の記録によると、年平均気温は14.6℃、年間平均降水量は1338.0mmである。
面積は埼玉県内では秩父市(面積:577.69km²)に次いで2番目に広い面積を持っている。
東北新幹線と上越新幹線が分岐し、多くの在来線の路線も交錯、また東北自動車道、東京外環自動車道などの高速道路も通過する首都圏北側の交通の要衝といえる。市街地は浦和駅、さいたま新都心駅、大宮駅といった東北本線沿いの、南北に細長い地域を中心に広がっている。