Agatha Christie (1890-1976) ミステリ作家。アガサ・クリスティー/アガサ・クリスティ/クリスティー
1890年イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1920年に「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。1976年85歳で死去。
その作品は長編66編、短編、戯曲、あわせて100以上にのぼり、世界中で聖書とシェイクスピアの次に読まれているといわれる。特に有名なのは<名探偵ポアロ>シリーズと<ミス・マープル>シリーズ。
「全速前進よ、ストリンガーさん!」 『ミス・マープル 船上の殺人』 "MURDER AHOY!" マーガレット・ラザフォード,ストリンガー・デイヴィス,チャールズ・ティングウェル1964/ジョージ・ポロック 名探偵マープルが 今度は海で大暴れ! ってなお話。 www.youtube.com マーガレット・ラザフォード版 マープルシリーズの 4作目です。 ミス・マープル/船上の殺人 [DVD] 楽天市場 Amazon Yahooショッピング by カエレバ ▼おさらい zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com zuzz.hatenablog.com この作品…
最近、クリスティーを読んでいます。 学生の頃にも数冊読んではいたのですが、 霜月蒼のアガサ・クリスティー完全攻略で興味がわき、 読んでは おもしろいな? と思っています。 「鏡は横にひび割れて」では、犯人にも被害者にも共感はしないのだけど、 それまでの描写で、この人ならそうするなと納得できてしまって、 「アクロイド殺し」では、全然知識のない状態で読みたかった! と思って (登場人物が麻雀をしているところにちょっと驚きました)、 これから読み進めるのが楽しみです。 アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 (クリスティー文庫) 作者:霜月 蒼 早川書房 Amazon www.hayakawaboo…
「殺人犯役なんてできないわ」 『ミス・マープル 最も卑劣な殺人』 "MURDER MOST FOUL" マーガレット・ラザフォード,ストリンガー・デイヴィス1964/ジョージ・ポロック 殺人事件の 真犯人を追いかけて マープルさんが 劇団に潜入するお話。 www.youtube.com ミス・マープル/最も卑劣な殺人 [DVD] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング 原作は アガサ・クリスティーの 『マギンティ夫人は死んだ』。 マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazo…
離島に所在する大邸宅へ共通点がない老若男女が集められた。声掛けは大邸宅に住む夫婦。集う物、皆、面識はない。時間が経つにつれ一人、またひとりと命を奪われていく。大邸宅の部屋には共通する詩が飾られている。その詩をなぞるかのように怪死していく面々。生存者は果たして…… 1939年にイギリスで発表された推理小説の名作であり、時代を超えて読み継がれてきただけでなく、これまで何度も映像化されてきました。 引用: 名作は名作を生む! 「"そして誰もいなくなった"的な小説5選」 | カドブン よくある謎解きであればネタやトリックを小出しにしていく手法を使い視聴側を盛り上げていく予想を立てる。しかし、アガサ=ク…
今回取り上げるのは、映画化もされたアガサ・クリスティーの『ねじれた家』(1949)である。本作はその「意外な真相」によりとりわけ知られているが、記述・叙述の面でも、この作家の美質が示されている。いやむしろ、ミス・ディレクションという叙述面に注目した場合、彼女の作品中でも指折りの複雑な絡み合いが本作には存在する。この記事では、本作にどのようなミス・ディレクションが存在し、また相互に関係し合っているか、という点にフォーカスして論じる。 参照するのは田村隆一訳(ハヤカワ・ミステリ文庫、1984年)である。 *原書を参照して、訳文等を一部改変する可能性がある。 【以下、本作の真相と興趣に触れる。】
「やるべきことはわかってます。 私が自分で捜査するわ!」 『ミス・マープル 寄宿舎の殺人』 "MURDER AT THE GALLOP" マーガレット・ラザフォード,ストリンガー・デイヴィス 1963/ジョージ・ポロック マープルさんが 遺産をめぐる 殺人事件の 謎にせまるお話。 www.youtube.com ミス・マープル/寄宿舎の殺人 -アガサ・クリスティーの『葬儀を終えて』[DVD] / 洋画 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング 原作は アガサ・クリスティーの 『葬儀を終えて』。 葬儀を終えて〔新訳版〕 (クリスティー文庫 エルキュール・ポ…
アガサ・クリスティーの『満潮に乗って』(1948)を久々に読み返した。この作品は優れたトリックと叙述上の技巧を含んだ傑作であるが、同時に、ナラトロジーで言うところの「焦点化」に関して、探偵小説というジャンルにおける興味深い問題をも提起している。ここでは取り分けてその焦点化の問題を詳しく追求する。 第1節でまず叙述上の技巧を扱う。ミス・ディレクションを軸とした本作独自の記号を見た上で、「焦点化」の問題を立ち入って検討する。第2節でトリックおよび犯罪全体の構図を考察する。本作をクリスティーのある作品系列のうちに位置付けることが、この節の目標となる。 *参照するのは恩地三保子訳(ハヤカワ・ミステリ文…
皆さん、こんにちは。 3連休明けは労働意欲が著しく低いですね。何度も気分転換するうちに夕方になってしまいました。これはまずいと焦りつつ、息子のお迎えをして、仕事をやっつけます。 【アクロイド殺し】アガサ・クリスティ作の古典ミステリーの代表作は今読んでも面白い 【アクロイド殺し】アガサ・クリスティ作の古典ミステリーの代表作は今読んでも面白い 作品概要 あらすじ おすすめ あわせて読みたい 「オリエント急行の殺人」 和食器のお店~13-Tableware アクロイド殺し (ハヤカワ文庫) [ アガサ・クリスティ ]価格: 1056 円楽天で詳細を見る // オススメ度;★★★★ 再読度;★★★★ …
そして誰もいなくなった:アガサ・クリスティー著のレビューです。 ☞読書ポイント 感想・あらすじ ハヤカワ文庫 アガサ・クリスティープロフィール 合わせておすすめ 映画 ☞読書ポイント 今ではメジャーになったクローズドサークルミステリー。その原点とも言える作品なのではないかと思う内容。殺人事件が進む中、逃げ出せない孤島の閉塞感。時代的にもちろんネット環境もありません(怖)推理しながら1ページごとに不安が募る世界を堪能してみて。 そして誰もいなくなった (クリスティー・ジュニア・ミステリ 1) 感想・あらすじ 推理小説が苦手なのですが、今回「王様のブランチ」で、ミステリー作家の先生方がおススメして…
今回はアガサ・クリスティー円熟期の佳作、『愛国殺人』(1940)を取り上げる。この作品は傑作・秀作とまでは言えないにしても、この時期に典型的な叙述の技巧、及びトリックを見ることができる興味深い作品である。以下、叙述とトリックという、その二つの面から本作を検討する。 参照するのはハヤカワ文庫版(加島祥造訳、2004年)である。 【以下、作品の真相に触れる。】
逢坂冬馬待望の第二作 2023年刊行作品。作者の逢坂冬馬(あいさかとうま)は1985年生まれの小説家。デビュー作は2021年のアガサ・クリスティー賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』。同作は翌年の本屋大賞を受賞。直木賞の候補作にもなるなど、各方面で話題になった。 『歌われなかった海賊へ』はそんな逢坂冬馬、待望の第二作ということになる。デビュー作がこれだけ評価され、話題になってしまうと第二作に対しての読む側のハードルは上がってしまう。書く側のプレッシャーは相当のものがあったのではないだろうか。 ちなみに、前作同様に表紙イラストは雪下まゆが担当している。一枚絵が早川書房のサイトで公開されていたので引用…
今年の2月は閏年で29日まであった。先月から1冊増え、13冊。 1.ディーノ・ブッツァーティ 脇功訳『タタール人の砂漠』岩波書店(岩波文庫) www.iwanami.co.jp 生真面目な将校ジョヴァンニ・ドローゴの生涯を描いた小説。配属地にて砂漠の民(タタール人)のいつ来るともしれない襲撃に「備え」ながら日々を過ごすドローゴと周囲の人々−変わらない人、変わっていく人−の姿を淡々と描く。主人公の一生分の時間を追う作品は久々に読んだので、ページ数に対して読後感は比較的重め。 軍人たちを主な登場人物に据えていながらも、派手な戦闘シーン等はない。むしろ、世の中にさまざま出ている小説というものの中でも…
特に何かしたわけでもないのに2月が終わりました。 今月は29日しかないから仕方ないですね!! 早速、この1箇月を振り返るとしましょう。 ◆日々の目標 ●健康維持増進 健康の為には食事に気を使い、定期的・継続的に運動する。これだけです。 ・身体(運動・体格) 起床後ストレッチポールなどを利用して10分ほど肩背中腰回りを中心にしたストレッチは継続してます。起床のタイミングによっては、夕方の時もありますが、ほぼ毎日実施しています。 また、雨でも降らない限り、買物を兼ねて1時間程度歩いています。結果として週5程度でしょうか。神戸特有の結構な坂道なので上り下りが大変です。 またこのウォーキング中にある公…
自分のその時の気分で時間を自由に使えるようになって幾星霜。 しかし、全てが楽しい訳じゃない。 掃除・洗濯・買物・食事の用意等々の日常家事はやらないと後々面倒なことになるから仕方なくやっているだけ。 でも、それ以外は基本的に楽しい。 以下、箇条書きにしてみる。 はぁはぁ、ぜいぜい、ひぃひぃ言わない程度の運動。 毎日の買物を兼ねたウォーキング、20回ぐらいのスクワットなどの軽い筋トレ、ストレッチポールを利用したストレッチ。 リタイア後は昼夜逆転のひきこもり生活だと思っていたが、週5~6は外出している。しかも、ナンヤカンヤで毎日1時間半近く何らかで身体を動かしている。 想定外すぎる。 バイク バイク…
前週の飲み会三回(うち一回は仙台)でヘロヘロになってしまい、本を買えずまた読めずの週であった。 ■買った本(含む届いた本) ・ルーシー・ワースリー『アガサ・クリスティー とらえどころのないミステリの女王』(原書房)・中村融編『星、はるか遠く』(創元SF文庫)・James Ronald, Murder in the Family・Arthur Porges, These Daisies Told・Arthur Porges, The Devil and Simon Flagg ルーシー・ワースリーは『イギリス風殺人事件の愉しみ方』などの訳書がある歴史家。本書は「アガサ・クリスティーの画期的な伝記…
12月10日、日曜、晴れ。アガサ・クリスティー大先生の「オリエント急行の殺人」を読んだ。最初に読んだのはもう何十年も昔のこと。ときどき読みたくなって棚から取り出してしまう。3回は確実に読んでいる。10回はいかないくらいだ。アガサ・クリスティー大先生は情報の扱い方が上手で、登場人物が多くなっても、読みやすさは変わらない。おそらく、文庫で出ている作品はほぼすべて読んでいる(はず)。好きな作品を挙げると「オリエント」「そして誰もいなくなった」「ゼロ時間へ」「春にして…」。普通である。「ナイル殺人事件」もいい。オリエント急行は謎解きが終わったあとで探偵ポアロが「じゃそういうことで。さよなら」とあっけな…
2023年10月。一城さんが旅立たれた事を私が知ったのは数日後だった。そして先日※四十九日を迎えたと気が付き、もの悲しい気持ちが再び込み上げ…手を合わせたくなる。アニメ・吹替などの声優活動以外に、歌手としてレコードデビューや現役女優としての活躍をされていた事を、今更知る事となった。顔と名前が一致しなくとも…皆一度はどこかで触れているのではないかと思われる。ここ数日足跡を振り返っていた…。 ※四十九日については、後半で掘り下げたいと思います。 ★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 視聴した作品は… 101匹わんちゃん ★🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟 原題=One Hundred and One Dalmatians…
諸君、ここにある読書の記録を残そうと思う。 すぐ影響される幼女、しょぐです。今回読んだのはこちら。 アクロイド殺し (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,羽田 詩津子 早川書房 Amazon アクロイド殺し(どシンプルなタイトルだよな) あのアガサ・クリスティーってわけよ。そして誰もいなくなったが近所の図書館にはなかったのでこれならあんじゃん!!て借りた。 3時間で読み終わるくらいでした。や~~~ハラハラした。ミステリーは最初ダrッルいんだけど佳境の面白さが尋常じゃねぇ。 なんとなく外国有名ミステリーって敷居高くて読んでこなかったんですが、愚かだった。心を入れ替えます。翻訳家は偉…
2023年11月8日放送の『水曜日のダウンタウン』を見ました。今回は企画1本の日でした。 「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ めっちゃしんどい説」第2弾です。
★ジョーン・ヒクソン氏は1927年に舞台デビュー。1940年代にアガサ・クリスティー氏の舞台に出演。その頃から「ミス・マープル」の演じ手として切望されていたという説があります。(※残念ながら…叶わぬままアガサ・クリスティー氏は85歳で亡くなった(1976年)数年後にテレビ放映が始まる)彼女達が同じ時代に生きたと知り、胸が熱くなりました。実年齢で76歳~90歳頃まで演じていたと推測される今シリーズ。等身大の女性を生き生きと賢く演じていらっしゃいます。 長閑な小さな村で季節を感じられる庭いじりを楽しみ、好きな編み物をして余暇を過ごす…。そんな穏やかな暮らしの反面、クロスワードパ…
Agatha Christie(1890.9.15~1976.1.12)の文庫本は早川書房に限らないので各社纏めて7月23日付(113)に示して置いたが、新書は殆どが7月25日付(115)に見たH・P・Bなので、他社から出た次の1冊は含めなかった。これは先月家人が持ち帰っていたので何処にあったか分らない。 ・角川小説新書(角川書店) アガサ・クリスティ/松本恵子訳『情婦』昭和三十三年三月五日 初版印刷・昭和三十三年三月十日 初版発行・定価百二十円・219頁 なお Amazon で表示される書影はどう見ても文庫版で、装画も異なる。角川小説新書版は中川一政風の婦人画である。角川文庫版の書影は少なく…
・五十嵐貴久・ ・三浦しをん・ ・誉田哲也・ ・井上靖・ ・横山秀夫・ ・J.D.サリンジャー・ ・大江健三郎・ ・佐伯泰英・ ・内田康夫・ ・道尾秀介・ ・村田沙耶香・ ・辻仁成・ ・成田良悟・ ・鎌池和馬・ ・三木一馬・ ・住井すゑ・ ・柚月裕子・ ・片岡義男・ ・藤原伊織・ ・瀬名秀明・ ・内田百閒・ ・ホルヘ・ルイス・ボルヘス・ ・有栖川有栖・ ・鈴木光司・ ・柴田錬三郎・ ・池澤夏樹・ ・生島治郎・ ・宮下奈都・ ・森絵都・ ・荻原規子・ ・あさのあつこ・ ・石田衣良・ ・川上弘美・ 「その他作家」で個別化できるほど情報が集まっていない小説家が影響を受けた・好きな映画のリスト。 …
クリスタル殺人事件 初公開1980年 監督:ガイ・ハミルトン 原作:鏡は横にひび割れて 原作者:アガサ・クリスティ BSで放送されていたので録画して視聴。 アガサの小説でこんな題名のお話あったっけ?と思ったら『鏡は横にひび割れて』が原作でした。 そして、ミス・マープルが大好きな『ジェシカおばさんの事件簿』のアンジェラ・ランズベリーさんだったので2度びっくり! 字幕だったので脳内で森光子さんの声で吹き替え(笑)ミス・マープルだけど山岡久乃さんではない。 movies.yahoo.co.jp 原作も好きな作品だし、イギリスで製作されたドラマ版もお気に入り。 犯人も動機も犯行方法もすべてわかっている…
日曜はたつののガレリア アーツ&ティーにて演劇鑑賞 劇団わからんちゃん公演 アゴタ・クリストフ作 ジョンとジョーアゴタ・クリストフ、アガサ・クリスティーをもじった芸名かと思ったらハンガリー出身の作家らしい版権の許可を取ろうと思ったがなかなか返事が無く、今回は無料での公演余裕ぶっこいてたら通常公演分は満席、追加公演が昼間にあるという事なのでレー探取り付け作業中のG650で出動 席に座って、ワンドリンク別だったので膝の上にコーヒー載せて、こぼさないかヒヤヒヤしながらいただいてここも公演中は撮影禁止、シュールなんだか深イイなんだかよくわからない話 カーテンコールは撮影可 高校の後輩が旦那様を連れて凱…