冷蔵庫を持たずに暮らしている、稲垣えみ子さんのことは、存じ上げておりましたが、きちんと本を読んだのは、初めてでした。(アフロヘアに警戒していました)おもしろい!すばらしい!!もっと早くに、手にとるべきでした。『寂しい生活』より 以下、抜粋。何かを手に入れることは、何かを失うこと。「あれば便利」は、いつの間にか「あって当たり前」になる。生きていくために必要なものはほんのちょっとしかない。奪い合えば足りない、分け合えば余る。ハル&ナホ、夕飯を食べながら、今ごろ、えみ子さんは、暖房のない部屋で玄米と味噌汁と、干し野菜や糠漬けを、おいしく食べてるのかなーと想像しています。折りにふれて読み返したいと思い…