「いつかピアノを弾いてみたい」そう思ったこと、ありませんか? でも、楽譜が読めないし、独学は大変そう…とあきらめてしまった人も多いはず。 そんな気持ちをやさしく後押ししてくれそうなのが、ジェイムズ・ローズ著、稲垣えみ子訳の『ピアノが弾けるようになる本』です。 2025年7月にマガジンハウスから出版されたばかりの新しい入門書で、初心者に寄り添ったアプローチが話題になっています。 1日2小節ずつ、6週間の冒険 この本の大きな特徴は、いきなり全部を詰め込むのではなく、毎日ほんの少しずつ進めるという点。 具体的には、1日2小節、約45分の練習を6週間続けることで、最終的にバッハの前奏曲が弾けるようにな…