読売ジャイアンツの高橋由伸を指す。
由来については次の2つの説がある。
(1) 02年に採用されたOP戦用のユニフォーム(袖だけ黒くなっているタイプ)を着た
高橋由伸の姿を見た松井秀喜が、「パンダみたい」と言ったこと。
(2) 漫画「ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん」(94〜03年 河合じゅんじ)の作中で
キヨハラに「パンダタカハシ」と呼ばれたこと。
パトカーのことを指す。走り屋などがよく使う隠語。
白と黒の塗装がパンダを連想させることより。
イタリアの自動車メーカーFIATが発売する大衆車。
1980年に発売された初代はジウジアーロがデザイン。2003年にベルトーネデザインの現行モデルに移行。
食肉目 ジャイアントパンダ科またはクマ科 学名 Ailuropoda melanoleuca
中国四川省南西部の険しい山脈地域にのみ生息する、黒と白の愛らしい動物。中国語では「大熊猫」。
尻尾は黒いと思われがちだが、白い。
本来は肉食動物なのだが、肉食動物にとっては非常に消化の悪いタケ・ササを主食としている(このため、飼育する上でパンダのエサ代は非常に高くつく)。
タケ・ササ類ならば無分別に食するというわけではなく、種類・樹齢・部位によって選別して食べる習性がある。
摂取量の1/6の栄養しか得られないため、一日に体重の半分近い量を食べる。また、一日に食事に14時間もかける。
稀に小動物を捕食することもあるという。
エネルギー効率が非常に悪いため、無駄な動きをほとんど取らない(人を威嚇した直後に寝てしまった例もあるほど)。
争いを回避するため、原則的に繁殖期以外は他の個体との接触を徹底的に回避するように行動している。
全身から特有の匂いを出しており、樹木に体をこすりつけたり、尿を振りかけたりするなどマーキングをよく行う。
従来の分類学では「分類困難」な種であったが、近年の遺伝子分析ではクマ類に近い動物とされている。
同じく笹を食するレッサーパンダは、従来近縁種とされていたが、遺伝子分析の結果、収斂進化で類似した生態を行っているだけであり、分類学上は遠い種とされる。
愛くるしい見た目と、無駄な動きを避けるための緩慢な動作から、一般に温厚な生物と思われているが、
タケの稈をかみ砕く強力なアゴとクマ由来の獰猛さを持ち合わせており、必ずしも大人しい動物ではない。
元より繁殖能力がかなり低く、その生息数は非常に少ない。
さらに生息国である中国の経済発展と共に住処の竹林の分断が進み、一層頭数を減らしている。
そのため絶滅危惧種として国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている。また中国政府もその保護と頭数回復に注力している。
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