以前、「なぜイヤな記憶は消えないのか」 という本を読んだ。 なんで読んだかって、私が嫌な記憶ばかりに囚われ苦しかったからだ。 きっと私の脳内にも、楽しいことや嬉しい記憶はあるはずなのに、嫌なことばかりが思い出されるなんて私はまさに「生きづらい人代表」。 (今は少しはましになったかな、という感じだが) 今回、上田晋也さんのエッセイを読んで、 昔話にツッコミを入れ始めた時は、「そんなとこまで突っ込んでたら全てが気になって生きづらいでしょうよ」と、上田さんもこちら側だと思っていたが、読み進めるとそれは全くの逆で、上田さんの頭には楽しいことばかり記憶されていた。 ネットで本の存在を知り、周りがそんなお…