知るだけでいいともに生きていることを 羽を大きく広げて空を舞う、空の王者・オオワシ。その貫禄ある姿に、誰もが目を奪われる。 利尻島の向かい側、道北の日本海沿いにも冬を越すためにオオワシがやってきていた。 このあたりは風力発電所が多く、道路の脇には圧倒されるほどの風車が立ち並ぶ。 バードストライクで命を落とすオオワシやオジロワシの数も多く、対策もされているけど事故が相次ぎ、先月終わりから、この場所、幌延町の風力発電所の日中の運転が停止されたという。 彼らは人間の活動が原因となって絶滅の危機に瀕している。 死因の多くは風力発電をはじめ、列車事故、鉛中毒、感電など。列車事故と鉛中毒はエゾシカの増加に…