アナトリア西部の都市。サカルヤ川上流のポルスク・チャイ平原の南西端に位置する。中世、ゲルミヤン君侯国の中心都市として栄え、後にオスマン朝の支配がおよんだ。同じアナトリア西部のイズニクとならんで窯業が盛んであった。 紀元前からの都市 ゲルミヤン君侯国 オスマン朝支配下のキュタヒヤの町 キュタヒヤ陶器 参考文献 紀元前からの都市 キュタヒヤは古い史料にはコティアエイオン、コティアイオン、コティアエイウム、カティヤイウムという名称で記された。 紀元前8世紀にアナトリアで建国されたフリュギア王国の都市であり、その後はペルシアのアケメネス朝、続いて紀元前4世紀にはマケドニアのアレクサンドロス3世の支配下…