L'Orfeo
イタリアの作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)のオペラ作品。 1607年に、自身が楽長をつとめたマントヴァ宮廷で上演された。 全5幕からなり、ギリシャ神話に登場するオルフェオとエウリディーチェの夫婦愛を主題とする。 バロック・オペラの名作として、今日でも人気が高い。
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》 [DVD]
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0歳~1歳の育児で一番悩んだ育児グッズ…それがベビーカー選びです! どれもこれも素敵で、決められないよ~ 私が選んだのは、アップリカのラクーナクッションフリープラスと、セカンドベビーカーとしてサイベックスの「オルフェオ」。 この記事では、実際にオルフェオを使って感じた口コミやレビュー、後悔ポイントまで、正直にまとめました。 ▶ 比較記事はこちら:ラクーナクッションとオルフェオの比較レビュー marin-mama.hatenadiary.jp (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){ar…
夏のベビーカーでのお出かけって、ほんとに大変ですよね。気が付いたら、赤ちゃんの背中がびっしょり…💦 かといって、抱っこ紐にすると赤ちゃんもママもお腹が汗だくになってしまいます。 うちの子も、おなかにあせもができてしまいました… そんな時に気になるのが、韓国発のエアラブ(airluv)。風が出るベビーカーシートで、夏のお出かけでも赤ちゃんの背中をさらさらに保ってくれます! でも、私が使っているのはサイベックスのオルフェオ。 コンパクトにたためるのがオルフェオのメリットだけど…エアラブをつけたらどうなるの? そんな疑問があったので、実際に取り付けて&たたんでみた感想をシェアしますね🌼 (funct…
2月17日 キム・セロンさんの訃報を聞いて、打ちひしがれている。心よりお悔やみ申し上げる。 あの激しくてせつない、ときには愛らしい演技をもう見られないと思うと残念。 生まれて初めて見た韓国映画が、キム・セロン&ペ・ドゥナ主演の『私の少女』で、それ以来韓国の映画を見るようになり、キム・セロンの新作をいつも心待ちにしていた。 不祥事で引退同然になっても、いつか戻ってくると思っていた。 『私の少女』で、彼女の演じる中学生が、年上の女性ペ・ドゥナにあこがれて、彼女に私淑することで地獄から這い出して、生き延びるきっかけをつかんだのと同じように、現実を生きる彼女にも、そのように、生きるための灯台となるよう…
モンテヴェルディの舞台は初めて。音だけ聴いていてもさっぱり良さがわからなかったのだけれど、舞台で見るとなかなかどうして面白かった。濵田芳通とアントネッロによる演奏の『オルフェオ』、兵庫県立芸術文化センターの中ホールで。バロックオペラといっても、ヘンデルのようにレシタティーヴォとアリアがはっきり分かれているのではなくて、歌いながらどんどん劇が進行していくので、中だるみしなくて退屈しない。感情の起伏と揺れが激しく、婚礼での無礼講のどんちゃん騒ぎから冥界の王の厳かな命令まで、過剰なほどの豊かな表現だった。とりわけ、メリスマというのだったか、一つの母音を引き延ばしながら華麗に装飾的に音を転がすやり方、…
出産準備で最も悩んだ育児グッズのひとつがベビーカー選びでした。高額なアイテムだからこそ、失敗したくない。でも、選択肢が多すぎてわからない…。 私が最終的に選んだ流れはこんな感じです: 出産準備でアップリカの「ラクーナクッションフリープラス」を購入 子どもが1歳になったときに「オルフェオ(サイベックス)」をセカンドベビーカーとして追加購入 私は、実際にどちらも買って愛用しています!そんな1歳ママがレビューとして正直な感想と比較ポイントをまとめます! 最初に購入:ラクーナクッションフリープラス(アップリカ) 選んだ理由 メリット デメリット セカンドベビーカー:オルフェオ(サイベックス) 選んだ理…
カール・グース『オルフェウスとエウリディケ』 エウリディーチェを失って、どうしよう 今回は、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第3幕の後半、最終回です。 亡き愛妻エウリディケを取り戻すべく、冥界に降りたオルフェウス。 その音楽の力で冥界の神や怪物たちの心を融かし、『地上の人間界に戻るまで、決して妻の顔を見てはならない』という条件つきで、妻を返してもらいました。 しかし、地上に向かう途上、自分を抱きしめるどころか目も合わせない夫に、妻は疑念と不信感を募らせます。 追及と泣き落としに耐えかねたオルフェウスは、ついに振り返って妻の顔を見てしまいます。 すると、掟を破った罰で、エウリディ…
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー『エウリディケを冥界から連れ戻すオルフェウス』 試される、忍耐 今回は、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第3幕の前半です。 死んでしまった愛妻エウリディケを、エリュシオンの野でついに取り戻したオルフェウス。 しかし、まだこの楽園は冥界です。 愛の神アモールとの約束は、地上の人間界に戻るまで、決して彼女の顔を見てならない、という厳しい掟。 幕が開くと、オルフェウスはエウリディケの手を引き、顔は見ないようにしながら、暗い洞窟のなかの迷路のように曲がりくねった道を急いでいます。 何も知らされていないエウリディケは、どうして生き返ることができたのか、…
音楽の力を讃える音楽 今回は、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕の後半です。 亡き愛妻エウリディケを取り戻すべく、生きた人間が決して行ってはいけない冥界に降りていったオルフェウス。 襲いかかる恐ろしい復讐の女神たち、地獄の怪物、亡霊たちを、悲しみに満ちた歌で鎮めます。 心無き者の心さえ動かす、音楽の力。 この神話は、遥か古代から、音楽が神秘の力を持っていたことを示す物語です。 そして現代人も、音楽の力によって生かされている、といっても過言ではないでしょう。 これは音楽によって音楽を讃えるオペラなのです。 死者の楽園、エリュシオンの野 さて、地獄から脱したオルフェウスは、いつ…
カラヴァッジョ『愛の勝利』 神を呪う、神の子 今回は、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第1幕の後半です。 結婚したばかりの愛妻、エウリディケを失った、オルフェウス。 エウリディケを悼み、オルフェウスを慰めようとする友人の羊飼いやニンフたちを遠ざけ、独り新妻の墓の前で悲嘆に暮れます。 彼女への追慕の情は募るばかり。 諦めようとしても諦めきれません。 ついに、彼は怒りを発し、このような酷い運命を課した神々を恨み、非難します。 彼は、神の血を引いていますが、神ではなく、不死でもなく、人間なのです。 愛する人をすぐ奪うくらいなら、なぜ与えたのか。 あの若さで死に至らしめるなんて、酷すぎ…
古代ギリシャの壺に描かれたオルフェウス 音楽の神、オルフェウス神話 オルフェウスの母カリオペ それでは、マリー・アントワネットのピアノ教師でもあった、グルックのオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』第1幕の幕を開けます。 題材は、よく知られたギリシャ神話、『オルフェウス伝説』です。 オルフェウスは、ギリシャ語に近い発音でオルペウスとも呼ばれます。 太陽神アポロンと、芸術の女神たち、ムーサ(英語でミューズ)のひとり、カリオペとの子ですが、アポロンは名義上の父で、トラキア王オイアグロスとの子、との説もあります。 ともあれ、太陽神であるとともに、音楽の神でもあるアポロンと、ミューズ9人姉妹の長女で、…