今日の朝刊に「訪日消費、初の8兆円超」の記事があった*1。記事によれば、外国人観光客等の宿泊や買い物などの消費額(速報値)が8兆1,395億円となったよう(観光庁発表)。8兆円を超えたのは10年(2014~2024)の統計開始後初めてで、これまでの最高額は”2023年”の5兆3,065億円だった。このうち、京都市も多くの観光客を迎え、大きな恩恵に浴したと思われるが、オーバーツーリズムによる混雑など多くの問題が顕在化したことは言うまでもない。 同紙の1面には、この記事に対応するかのように、「混雑が常態化」とする小さな記事があり、観光客でごった返している『嵐山』付近の写真が掲載されていた。聞くとこ…