赤や橙色をした、非常に強力な毒を持つ毒キノコ。
汁液に触れると皮膚が炎症を起こす。食べると下痢、嘔吐、運動障害などの症状が出るほか、小脳に後遺症が残ることもあるなど、その毒性は非常に高い。致死量は3g(約1本分)。
冬虫夏草の「ベニナギナタタケ」とよく似ているため、誤って触れたり食べたりしてしまうこともあり、注意が必要。「カシノナガキクイムシ」が食い荒らした木の根元によく出てくる。
1999年に新潟県で、2000年に群馬県で死亡例が存在する。また、2011年には滋賀県内の森林で異常発生していることが報告されている。