カラーベスト

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 本当に悪徳訪問業者が多くてですね。今回も「屋根の一部が飛びそうになっている」と言われたお宅に行ってきましたよ。屋根材は化粧スレート(カラーベスト)でした。 隣の家からだって見えないような小さな修理箇所はあるけど。 築25年で一度も塗装していないということで、コケやらなんやらがしっかり着いていて、滑る滑る。めちゃくちゃ怖いです。ざざっと全体を見たけど、飛びそうなところなんてありません。訪問してきた業者は「近く作業していて見えた」という、圧倒的な悪徳業者フレーズ発したそうですが、いったいどこから見えたのやら。もしかして隣の家からだとしても…

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 雨漏りをなんとかしてほしいということで、常滑市内のお宅に行ってきました。瓦屋根の雨漏り箇所を特定し、対策を話していると「実はこっちも」ということで、カラーベスト(化粧スレート)の屋根についても相談されました。 カラーベスト(化粧スレート) カラーベストの屋根の軒先がボロボロになっていて、雨どいも落ちてしまっている状態。もう軒先だけでなんとかできるレベルじゃないかもしれないですねーと話し、どうせ何かするなら、瓦に葺き替えたほうが良いですよという提案をして、瓦にするメリットを伝えました。 カラーベスト(化粧スレート)の部屋は暑い！ 瓦のメ…

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 カラーベスト葺きになっている屋根の点検に行ってきました。が、ひどいものでした。 棟際では釘が出ていてコーキングでごまかしてあります。 ここも。 ここもなんてコーキングも無し。 もう、見れば見るほどひどい施工。カラーベスト自体も、元々もろいので、けっこう割れています。もう塗ってどうとかするレベルではないので、板金でのカバーを提案することにしました。 なんかもう、がっかりしちゃうんですよね。そもそもカラーベストって耐久性が低いものなのに、さらに施工までレベルが低いって、お客さんを馬鹿にしすぎです。最低限のことはやってくれよ！ってことです。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 カラーベストを板金でカバーする工法。 築20年くらいのカラーベスト葺きの屋根に板金屋根材を葺いています。カラーベストはそれ自体の寿命が短く、定期的な塗装が必要で、さらに断熱性能がゼロに近く、決して良くない屋根材であることを認識した人から、何か良い方法がないかと相談され、年に1軒か2軒程度ですが、砕いた天然石を吹きつけた板金屋根材を、カラーベストに被せて施工するんです。それを葺くと塗装の必要がなくなり、断熱性能も上がるので、ちょっとお高いんですけど、僕はオススメしています。ほんとは瓦のほうがさらに良いんですけどね。 板金を切りまくって水…

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 某大手ハウスメーカーの屋根の点検に。 某超大手ハウスメーカーで30年前に建てたという家の屋根点検に行ってきました。その家の屋根は和型瓦の土葺きで葺かれていて、瓦の部分はほんの少しの補強と、漆喰の塗り直しを後日ということで落ち着きました。 当時の最新屋根材をすすめられたけど…。 当時の某ハウスメーカーの営業担当は「瓦じゃなくて、最新の屋根材にしたほうが、安くていいですよ」と言ったそうです。30年前の「最新の屋根材」というのが何のことかはわかりませんが、おそらく化粧スレート(カラーベスト)だと思います。それを亡くなったご主人の強い希望で和…

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 海沿いのまち・常滑 僕の住む常滑市は南北16キロにわたって海に沿っている細長いまちです。正確には海上空港である中部国際空港の海岸線も追加されるので、30キロ近くになるかもしれません。常滑の場合、西側に海があり、冬には強烈な西風、平常時で風速10m/秒の風が吹くので、海岸沿いの建物に与える影響も小さくありません。 海の隣の家 潮風が屋根材に与える影響は大きい。 海沿いのまちで、冬の西風で吹きつけるのは風だけではありません。風に乗って潮水が飛んできます。なので、板金屋根なんてひとたまりも無いことは想像に難くないと思います。また、化粧スレー…

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 家を建てるとき、35年ローンを組む人が多いと思います。頭金をあんなに入れたのに、毎月、こんなに払いながら35年。なんて長いんだ…。と思いますよね。30歳で家を建てたとしても65歳になっちゃうんだから、そりゃあ長いです。 僕は屋根屋なんていう仕事をやっているので、新築時の屋根で瓦を葺くこともあれば、修理や葺き替えで屋根に上がることがあります。そのときにお客さんと話していて、よく話題になるのが「家の10年はあっという間」だということ。 屋根が瓦で葺かれている場合、新築の次に屋根屋が屋根に上がるのは、何事も無ければ早くて20年以上、後になり…