1998年 東映配給
瀬戸内の田舎町を舞台に、“カンゾー先生”と呼ばれた一人の医者と彼を取り巻く様々な人々との人生模様をアイロニカルに描いたドラマ。
監督 今村昌平 原作 坂口安吾 脚色 今村昌平 天願大介
柄本明 麻生久美子 Jacques Gamblin 世良公則 唐十郎
カンゾー先生 [DVD]
引用元:amazon.co.jp 終戦間近の瀬戸内海に浮かぶ島での話 小さな開業医を営んでいる赤城(柄本明)は、何でもかんでも肝臓炎と診断するという理由で、島民から「カンゾー先生」と呼ばれていた しかし、赤城は肝臓炎について1500もの実証データを基に研究し、軍医による誤った方針でブドウ糖の使用が制限される中、研究を続け確信に迫っていく そんな中、「少しはまともな仕事をする様に」と頼まれて看護婦として雇ったソノ子(麻生久美子)が、近所にいた脱走兵を赤城医院に匿ってしまう 聞けばそのオランダ兵・ピート(ジャック・ガンブラン)が「ドクトル、ドクトル」と呻いているのを聞いて、治療が必要だと思ったと言…
ww.youtube.com モテキ 映画版の麻生久美子 ja.wikipedia.org カンゾー先生
近年は映画『シン・ゴジラ』(2016)や『万引き家族』(2018)などでも存在感を示す名優・柄本明。その柄本の21年前のインタビューを以下に引用したい(朝日新聞のPR誌「暮らしの風」の “わが青春の一枚” 欄に掲載されたもの)。この当時は今村昌平監督『カンゾー先生』(1998)の主演に急遽抜擢されたころであった。
麻生久美子が、先月NHKの情報番組「あさイチ」に出演したとき、映画『カンゾー先生』(1998年、監督:今村昌平)のことを話していたのでDVDで見直してみた。坂口安吾「肝臓先生」を原作にした喜劇映画。英語のタイトルは、Dr. Akagiである。舞台は終戦間際の岡山県の小さな漁師町。どんな病気でも肝臓炎と診断してしまう開業医・赤城医師(柄本明)は、町の人たちから「カンゾー先生」と呼ばれながらも頼りにされる町医者だ。そんな赤城医師だが、実は東大卒で留学経験もあるエリート。肝臓炎に危機感を抱いた赤城は、日々の診療の傍ら肝臓炎ウィルスの研究に没入していく。本作では、赤城を取り巻く人々が、戦時中にもかかわ…
「カンゾー先生」は、見ごたえのある映画だった。 日本を代表する監督のひとり、今村昌平(1926年9月15日 - 2006年5月30日)の1998年の作品。 この映画では町医者の赤城風雨(通称カンゾー先生)を演じた柄本明が日本アカデミー賞主演男優賞を得たほか、麻生久美子が体当たり演技で、同賞最優秀助演女優賞と新人賞などを受賞した。「麻生久美子作品を振り返るシリーズ」?で見た。 ・・・ 昭和20年夏。戦時下の岡山県日比が舞台。 町の海岸を、開業医・赤城風雨(柄本明)がひた走りに走る。 よく全速力で走ると思ったら、赤城は父の代からの家訓である「開業医は足だ 片足折れなば 片足にて走らん 両足折れなば…