【視線の先にいたのは】キツネとのすれ違いと、再会したイタチ 今回もホンドキツネの撮影を目指して、前回の出没ポイントへと向かいました。今日はどんな姿を見せてくれるのだろう——そんな期待を胸に、自転車を走らせます。 すると、張り込みポイントの手前で、ふと何かの視線を感じてスピードを緩めました。明るい時間帯にもかかわらず、ただならぬ気配。自転車を静かに止め、カメラを手にして視線を感じた方向へと目を向けると…… そこには、やはりキツネがいました。 お互いの姿がはっきりと確認できる距離。こちらに気づいているのは明らかでした。すぐに撮影を試みましたが、枝が密集していてうまく写らず。少し位置を変えた瞬間——…