「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」 隣家の少女の告白×未解決の一課失踪事件。 二つの繋がりは、本当の恐怖のはじまり・・・
2016年6月公開。松竹、アスミック・エース配給。 監督:黒沢清 脚本:黒沢清、池田千尋 原作:前川裕 出演:西島秀俊、竹内結子、香川照之、東出昌大、川口春菜 / 藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、最所美咲、笹野高史
クリーピー 偽りの隣人 西島秀俊 Amazon ダメだ。 なんで、なんで、 となってしまう。 この、いーーっとなってしまうように、撮っている映画なんだろうなぁ。 精神的に、なんでそうなるの?なんで行くの?とか、なんで家にあげるの?とか、思ってしまっていた、終始、んーーーーとなってました。 製作者の思うツボです。 クリーピー 偽りの隣人 西島秀俊 Amazon
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会 白石和彌監督が、櫛木理宇の原作小説を映画化した『死刑にいたる病』。24人もの殺人を犯した榛村大和(はいむらやまと)から、たった1件の冤罪事件を証明する事を託された、大学生の筧井雅也(かけいまさや)が、次第に社会の闇に飲まれる衝撃作です。 本作で特徴的なのは、家庭や社会にコンプレックスを抱いた人間の、人心を掌握し意のままに操る榛村というキャラクターです。榛村役の阿部サダヲが、感情を失ったような、爬虫類を思わせる不気味な榛村を演じており、同じ白石和彌監督作品の『彼女がその名を知らない鳥たち』で演じた、陣冶とは違う、恐ろしさがあります。 榛村のような、…
おはよう御座います。 前回の投稿でスクショを載せました。あまり閲覧数は変わりませんでしたが、ちょっと新規の読者ご来訪があって、喜んでおります。すぐ逃げて行かないよう努力しょうと思ってるんですが…。 それで、窒素。みなさんは空気中に窒素がどれほどの割合で存在しているのか、ご存知ですか? 約8割。ついで2割が酸素。もうこれで、ほぼ100%ですが、ほんの僅か、0.03%が二酸化炭素。 いや…、素人ですが、この二酸化炭素を減らすって…。 あまり声高に言いませんが、温暖化の原因を疑問視する意見は前からありました。しかし、世界がどういうわけか、これを標的に環境問題を論じています。 僕は正直とっても馬鹿らし…
「すばらしき世界」で役所広司はやっぱり素晴らしいな(過大評価されてる渡辺謙より何十倍も名優)と再認識したとこから「キツツキと雨」を見て「CURE」、そして黒沢清祭りへ。こんな立て続けに邦画を見るの久しぶり。そして一度見たけど全く忘れていた「クリーピー」を見ながら、香川照之はああいう得体の知れない変質者にぴったりの顔だなと思い、竹内結子がもうこの世にいないなんて信じられない気持ちになった。 2/21(日)N案件;リサーチ2/22(月)映画ニュース翻訳;J案件;N案件2/23(火)映画ニュース翻訳;リサーチ;N案件2/24(水)映画ニュース翻訳;リサーチ;N案件 Netflix映画「キツツキと雨」…
香川照之さんがご出演の「すし歩き」さん。海なし秘境でお寿司屋さんを探す山梨の旅、序盤の会話がおもしろかったです。 香川照之さんは、元々は無口な方だったらしいですね。昔を知る方からすると、香川さんの本質は映画「クリーピー」とのお話。修学旅行でも、バスの座席に一人、黙って座っていたと話されていました。唐沢寿明さんのおしゃべりに憧れて、40代くらいから話せるようになったそうですね。興味深いエピソードでした(^-^) 『クリーピー 偽りの隣人』予告編 - YouTube動画 www.youtube.com あぶない隣人役。今日の過酷なロケも、「最後にはクリーピーになるかも」といったタカトシさんのボケが…
【過去の原作つき作品 (3)】 黒沢「キャスティング的にも、もしその(原作通りの)構成でつくったら、重要そうに出てくるけど途中でどうでもよくなるって人に誰をキャスティングすればいいのか。一流の人だと見ている人は拍子抜けで、無名の人だとそりゃそうだよねってなって、なかなか難しい。 『予兆』(2017)では、東出(東出昌大)さんが演じるおそろしい役は、ずばり宇宙人ですね。最初に高橋洋のプロットでは途中で乗り代わって、とりついてる宇宙生物が別の奴に乗り代わる。長い物語でキャスティングはどうするの? 同じキャラですよっていうけど、キャストが明らかに違うから。東出さんが女装するわけにいかないし。東出さん…
【過去の原作つき作品 (2)】 黒沢「(『楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家』〈2005〉)粛々と取り組んだんですけど(原作に)絵があると難しい。キャスティングは絵の通りにいかないですが、蜘蛛の巣など美術はマンガに似せてつくるけど、マンガ通りではない。愛好者から見るとまがいものかな。
映画好き・漫画好き・アニメ好きな私は、すーぐに「おススメ作品レビュー」が溜まってしまうので、どこにどんな記事があるのかわかりにくい!! という事で、、前回の『Netflix おススメ作品まとめ』に続いて、U-NEXT版も作っちゃいました♪ 膨大な作品の中から、「これ見て欲しい!! 損はさせないから!!」という作品を一気に紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね^^ 📝それぞれタイトルをクリックすると、詳しいレビューに飛べます^^ 全てを紹介しきれないので、この記事では サスペンス ミステリー サイコスリラー 系の作品に絞って、紹介しています^^ アニメ版やロマンス版など、後に紹介したい…
仏題:Le chemin du serpent 監督&脚本:黒沢清 原案:黒沢清『蛇の道』(1998) 製作:小寺剛雄 製作会社:CINÉFRANCE STUDIOS 音楽:ニコラ・エレラ 撮影:アレクシ・カビルシーヌ 編集:トマ・マルシャン 製作会社:CINÉFRANCE STUDIOS 制作&配給会社:KADOKAWA 製作国:フランス、日本、ベルギー、ルクセンブルク 上映時間:113分 公開日:2024.06/14 黒沢清監督自身による『蛇の道』(1998)のセルフリメイク。うろ覚えだけど、フランスに出資してもらってセルフリメイクするなら?と選ばせてもらってこれを選んだ……と言ってた気が…
ここ最近視たけどブログに書かなかった映画のひと口批評(´_ゝ`) ◆『フルスロットル』昔視たけどすっかり忘れててもう一度視直した。途中から思い出したけど勢いスゴイのとポール・ウォーカーを偲んで最後まで視た。 ◆『ベイビーわるきゅーれ』邦画はこれくらい緩い方がいい。ラバーガールの大水さんが出てるのでプラス1点。 ◆『サム=サマンサ』90年代によくあったトランス物のマンガ読んでるような懐かしい感覚。ナタリー・ネップって人知らなかったが、彼女の美しさが前提の映画やね(´_ゝ`) ◆『トランスフォーマー』シリーズ作品ありすぎて、どれを視ててどれを視てないのかすでに分からん(´_ゝ`)この最初の作品も視…
こんにちは。皆さんは今年一体どんな曲を聴いて日々を過ごしましたでしょうか。世間では色々な曲たちが流行ったことでしょう。。自分はガールズグループやボーイズグループは多すぎて、もうどれが一体何やら分かりません。ジャニーズだった人たちとか、韓国系とか、秋元康系とか、人数もグループの数も多すぎて混乱するばかりです。GLAYとかラルクが流行っていた頃はまだシンプルだった気がするんですが、でもあの当時も校長先生が「今の歌は歌詞が何言ってるか分かんなくて、みんなで一緒に歌える歌じゃないッ!」と朝会でぷりぷり怒っていた記憶があります。あれから20年以上経ちましたが、、、Creepy Nutsとか、難しすぎてみ…
昨日の『プレバト!!』の俳句コーナーに、書評家の三宅香帆が出ていて驚いた。 何だかうれしい、と思った自分にも驚いたし、番組を見ながら彼女が1位であれ、1位であれ、とドキドキしたのも久しぶりだった。 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (ディスカヴァー携書) 作者:三宅香帆 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 三宅香帆の『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』。 タイトルそのまんまの文章術本。電子書籍で読んだらおもしろくて、ソフトカバーから新書になったタイミングで紙でも購入していたのを思い出…
『クリーピー 偽りの隣人』、観たわよ。 実際にありそうで、どこか他人事とは思えない怖さがある映画だったわ。 ストーリーの緊張感や、終始漂う不気味な雰囲気に引き込まれたものの、描かれていない部分が多くて、腑に落ちない感覚も残ったのよね。 それでも、俳優陣の迫真の演技が見どころで、最後まで目が離せなかったわ。 偽りに隠された隣人の恐怖 主人公の高倉(西島秀俊)は元刑事で、現在は大学で犯罪心理学を教える研究者として働いているの。 彼は妻の康子(竹内結子)と共に新しい住宅地に引っ越してくるんだけど、隣人である西野(香川照之)の存在が徐々に不穏な影を落とし始めるのよ。 西野は一見すると普通の隣人に見える…
<ドラマ><サカー> 08:00-08:15 NHK 連続テレビ小説・おむすび 第7週「おむすび、恋をする」 *1.4% *2.6% 10:00-10:30 EX* 題名のない音楽会「60周年記念企画⑧世界遺産のある街・宗像で奏でる音楽会~前編」…世界遺産に登録された福岡県・宗像大社へのロケ映像と共に反田恭平 13:05-13:50 NHK 光る君へ(43)輝きののちに 三条天皇(木村達成)に異変を感じて、道長(柄本佑)は譲位を迫るも、まひろ(吉高由里子)は父・為時(岸谷五朗)と再会し 17:00-18:00 NHK 大相撲九州場所「七日目」▽土俵人生を振り返る 湊川親方(元大関・貴景勝) 1…
3女を見る時の、長女の表情が色々物語ってて笑った。【紅門 -べにもん-】 2005年 - アメリカ - 90分原題: Red Doors 監督: ジョージ・アリー キャスト: CAST--- ツィマー ジャクリーン・キム セバスチャン・スタン 中国系アメリカ人一家を描いたインディーズコメディ映画。 3姉妹の複雑な恋模様と生き甲斐を見失って自殺を試みようとしてるパパを中心とした家族の再発見の物語です。 監督&脚本が女性なのもあって女性がメインのストーリーだったものの、ほぼ無言なパパの哀愁漂う存在感が印象的な映画だった。 パパが消えた後やラストでみんなが集まった時など、円卓…
夢beansスタッフてぃんくる 夢beansのアクセサリー作家です。 研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。 スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。身長153cm骨格タイプ:ウェーブパーソナルカラー:イエベ・スプリングパーソナルスタイル:ロマンティック *2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら 日本のハロウィンについて考えてみました ハロウィンとハロウィーン 夏の暑さが和らぎ、朝晩涼しくなってくる頃からショップやお菓子屋さんなどではだんだんハロウィンモードになってきます。明日はハロウィン 🎃もう街はハロウィン一色ですね。先日のkikiちゃんのブログ…
<ドラマ><サカー> 08:00-08:15 NHK 連続テレビ小説・おむすび 第4週「うちとお姉ちゃん」[字] 月曜から金曜までに放送した今週の「おむすび」を15分に凝縮したダイジェスト版 *5.4% *9.6% 08:30-09:00 CX* まもなくMLBワールドシリーズ開幕戦・ドジャース×ヤンキース *7.4% 13.1% 09:00-13:00 CX* MLBワールドシリーズ第1戦・ドジャース×ヤンキース 4H 10:00-10:30 EX* 題名のない音楽会「3曲でクラシックがわかる音楽会~パガニーニ編」…「悪魔に魂を売って超絶技巧を身につけた」と言われているほど超絶難しいヴァイオ…
この作品は、第97回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品に選出されているという。1回観た感じで、この作品ならアメリカでの受けはいいんじゃないかと思った。どうも国内の観客の評価は(想像した通り)イマイチのようだが、アカデミー賞受賞の可能性もないではない。 ヨーロッパ、とりわけ黒沢監督の人気の高いフランスなんかと、アメリカとではその作品の好みも異なるのではないかと思っていたが、先日アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での黒沢監督作品の評価が、高評価順にリストされていたのを目にした。以下の通りである。 94%高評価『CURE』(97) 94%高評価『トウキョウソナタ』(0…
★★★ 2024年10月6日(日) MOVIXあまがさき3 黒沢清が映画を撮るうえで好きなことばかり詰め込んだらしい。でも、考えてみたら好きなことなんて今まで散々やってきてるわけであるから結果、なんだか黒沢映画の出涸らし集大成みたいに見える。 一応主人公は理解の及ぶ人間だけど、後は須く箍が外れた人間ばかりで、それはそれで結構なんですけど、半端に社会性のリアリティを付与しようとして皮相にも黒沢の非社会性が露呈されてそっちの方が気持ち悪い。荒川良良のバイト先の上司が菅田を説得する台詞。なんやねん青年部とか、いつの時代ですか。赤堀雅秋の中小企業の社長。何百万もする医療機器を数千円に買い叩かれて、いく…
以前、レビューを書いた「クリーピー~偽りの隣人~」の原作著者が放つ、戦慄のサスペンス・スリラー、『イアリー 見えない顔』。 クリーピーがとっても私の好みだったので、「これは!!」と思い鑑賞しましたが、、もっと早く観れば良かった!!! おもしろい!(そしてまたwowowドラマ。) 隣人のヒトコワ系は、どんなホラーよりもゾッとしますね。。ちょっとネタバレ有で紹介していきますので、是非ご覧くださいね^^ ⚠️私はカナダ在住なのですが、よく「どうやって、日本のドラマや映画観てるの?海外からでも、日本の動画配信繋がる?」と、聞かれます^^確かに、日本の動画配信サービスって海外からだと繋げません💦(日本国…
監督のクセから読み解く 名作映画解剖図鑑作者:廣瀬純彩図社Amazonスティーブン・スピルバーグ、クエンティン・タランティーノ、 ウェス・アンダーソン、トニー・スコット、クリント・イーストウッド、 小津安二郎、山中貞雄、大島渚、相米慎二、黒沢清、 アルフレッド・ヒッチコック、エリック・ロメールといった 12人の映画監督ごとに作品に共通する部分を解説したもの。 有名な映画監督の定番の手法に注目する視点は面白いが、 解説文を読んで「なるほど」と思うためには 該当する画面の映像がパッと思い浮かぶほど 結構な作品を観ている必要があるし、 共通点と言うよりこじつけに感じる部分もある。 また、観たことがな…
一条真也です。日本映画「Cloud クラウド」をT・JOYリバーウォーク北九州で観ました。Jホラーの巨匠とされる黒沢清監督のサスペンス最新作で、第81回ヴェネチア国際映画祭と第49回トロント国際映画祭に出品され、第97回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表にも選出されています。しかし、ネットでの評価が非常に低いので鑑賞を躊躇しましたが、予想に反して、すごく面白かった! 次の展開がまったく読めない状態が持続し、これほどサスペンスフルな時間を満喫したのは久々です。 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「『クリーピー 偽りの隣人』などの黒沢清監督が、現代社会に潜む集団狂気を描いたサスペンススリ…