唸る構図、虜になる歌や口上。凛とした品があるスーパーヒロイン映画 今朝の1日1映画は『緋牡丹博徒 花札勝負』(1969年 日本)を鑑賞。 緋牡丹博徒の第3弾。 明治中頃、"緋牡丹のお竜"こと女侠客・矢野竜子闇討ちで殺された父の仇を求めて賭場を流れ歩く。 名古屋の西之丸一家にたどり着いたお竜は、西之丸一家と金原一家の抗争に巻き込まれ…。 縄張りをめぐって対立する2つの博徒一家の息子と娘が恋仲という“ロミオとジュリエット"の博徒版。 加藤泰監督の演出は格調高く、傑作といわれた作品です。 お話としては、弱きを助け、悪を懲らしめる「スーパーヒーロー」の図式。 女性版なので「スーパーヒロイン」ですね。 …