USBは、もともとはパソコンの周辺機器をつなぐための規格で、マウスやキーボードなどスピードの不要な接続用だった。汎用性が高まり、ディスプレイ以外の機器はほぼすべてUSBで接続できるようになった。接続スピードがどんどん速くなり、最新のUSB3.0規格ではハードディスクよりもアクセス速度の速いSSD(半導体メモリー)の接続にも使われるようになっている。 それぞれの機器には、転送速度を実現するための回路が組み込まれているのは確かである。しかし、コネクタに直結するのならともかく、多くの機器ではケーブルで接続する。 ところが、このケーブルによって接続スピードが遅くなることが多い。特に、機器を新しくしたと…