アート・ブレイキーのキャリアを振り返った時、核となるのはジャズ・メッセンジャーズでの活動であることは間違いのないところですが、その一方でドラムやパーカッション等打楽器アンサンブルを生かした音楽への探求も忘れてはいけないところです。ディスコグラフィー的には1957年の「オージー・イン・リズム」、翌1958年の「ホリデイ・フォー・スキンズ」、1962年の「ジ・アフリカン・ビート」といずれもブルーノートから発売された3作品がそれに当たり、どの作品もコンガ、ボンゴ、ティンパニ等8~9人もの打楽器奏者が参加し、打楽器アンサンブルを生かした新たなジャズの可能性にチャレンジしています。 ただ、それらの試みは…