十脚目長尾亜目サクラエビ科サクラエビ属。英名[Sakura shrimp, Spotted shrimp]
サクラエビ科は世界で35種ほど知られているが、漁獲対象とされているのは日本のサクラエビのみで、プランクトン性の動物が資源としてこれほど利用されている例は他にない。
生きているサクラエビの体は透明で、そこに赤色素胞が散在している。
茹でられると不透明となり、体色は桜色となるところから命名された。また、桜の咲くころに獲れることからともいわれている。
素干し・釜揚げしたものものを干したエビは合成着色料の赤色102号で色付けされているため、さらに鮮やかな朱色をしている。
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