現代社会は、スピリチュアルの世界で「風の時代」と表現されるように、人類史上未曽有の量の情報が風のように拡散し、魂の火を消し飛ばすほどに荒れ狂っている時代です。 本来、私たちが言葉を紡ぐとき、自らの魂の火(霊=ひ)と繋がり、世界に向かって自らを語っていく――― 内なる思いを、外なる思いと共鳴させ、対象と一体となる体験をしていくことが人間的な「対話」であり、それができない限り、ヒトはヒトのまま哺乳動物として死んでいくしかありません。 現代人に無気力や抑うつ傾向があるのは、情報を咀嚼し、消化し、内なる魂の火と練り合わせて、言葉を発すること。そして返ってきた言葉を、また咀嚼し、消化し・・・という「一体…