バックパッカー。 著作や雑誌連載も多数。 本名は斉藤政喜(さいとうまさき)。1961年3月生。 「シェルパ」とは、ネパール高所に暮らす少数民族で、ヒマラヤ登山の案内などで知られている。 斉藤氏が雑誌連載を始める際、編集部の意向でペンネームをつけることになり、以前同氏がヒマラヤトレッキングをしていたことにちなんで「シェルパ族のいる方から来た男」程度の意味で、編集部がこの名を考案したというのがその名の由来。
シェルパ斉藤さんが過去13年にわたり宿泊した山小屋145軒の滞在記。 最近発売した本だけど図書館で貸し出し予約していたら通知がきたので早速借りてきました。 ここ最近は日帰り登山ばかりなので山小屋は素通りしてしまうけれど山小屋独自の特徴や主人の性格、食事などいろいろと興味深い読み物。 滞在した山小屋は主に北アルプスや八ヶ岳、南アルプスが中心。自分がこれまで泊ったことのある小屋も。。。 ちなみに過去に泊まったことのある山小屋とその印象。 ・常念小屋(北アルプス)20年以上前に初めて止まった山小屋。寝床はギュウギュウ詰めでまさに人が互い違いに折り重なるように寝る感じで山小屋に泊まるのはもうやだなと思…
自分が移住した街にはアウトドア雑誌や山梨県の地元新聞社に稿をよせているライター氏が住まわれている。彼はバックパッカーとして日本中、いやアパラチアントレイルやオート・ルートをはじめとした海外のトレイルもバックバッキングで歩きそれを紀行として記事にされていた。その雑誌は自分が十代のころからの愛読書だった。 この街に引っ越して早い段階でライター氏が自分で建てたログハウスを訪れた。そこには旅人小屋と称し、彼と同様に徒歩や自転車などで旅をする人が安く泊まれる小屋もあった。又奥様がカフェを営まれている。僕はそこに彼が初めて出版した文庫本の第一版や幾つもの単行本を持って行った。サインをしていただいた。夢心地…
えー、懐かしいな。彼は嬉しそうに手に取り奥付を見た。これ、初版だね。1992年。第一作の初版か。良く持ってましたね・・。 ハイキング、縦走、テント泊、テレマークスキーでの登山、サイクリング・・・。これらの趣味をひとくくりにするのは容易ではないが纏めて言えばアウトドア趣味と言えるだろう。それを充実させるために多くの趣味が派生する。ギアとしての自転車、絵画、写真、アマチュア無線など。それはあたかも大きく枝分かれし辺りを緑色に染めるようなブナの樹の如しだ。秋には紅葉し冬には落葉し新緑には燃える。ブナは季節ごとの表情が豊かだが絶えず変わっていく。同様に個々の派生した趣味の重みもまた時に変わるものだが、…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 東北から愛知県へと帰るには、通常は東北道から埼玉・東京を経由して東名というルートと、磐越道で新潟へ抜け、北陸道-長野道-中央道と繋ぐルートを選ぶことが多くなります。 こんな感じ。 ところが令和5年の盆休みは後半に台風が日本を直撃し、関西を縦断して日本海を北東に進むコースだったので、北陸を経由すると風が強く、横風に弱いキャンピングカーで走るのは危険な可能性が出てきたので、北陸道を使うの案はナシに。かと言って、東京に近づいていくのはUターンラッシュの渋滞に巻き込まれる可能性があるので、これも避けたいところ。 東北から帰るルートは意外とこれ…
久しぶりに夢中になって真夜中まで一気読みあげる本に出会った。 その本は、「あのとき僕は (シェルパ斉藤の青春記)」斉藤政喜 著(しなのき書房)。 還暦を迎えた著者が、少年時代から旅するライターとして自立するまでの自身の成長をエッセイにまとめた本。 小説のように展開する逆境にもめげず、いつも前向きで自分の気持ちに正直に人生を切り拓いていくパワーが爽快だった。 内向きな私の生き方とはあまりもに真逆な生き方。 だからこそ、とても新鮮で爽快だった。 さらに、冒険や旅をするアウトドア派でありながら、心の奥に秘めた優しさとロマンティストでとても感性が豊かな、レコードでいえばA面とB面の両面が同じくらい充実…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 ひまわり市場に引き続き、こちらも久しぶりのシェルパ斉藤さんちに遊びに行ってきました。 シェルパ斉藤邸。 あ、違う。これは庭に建てた竪穴住居だ。あんときは面白かったな。で、シェルパ斉藤さんちはこっち。 京子さん(奥様)がやってるカフェ、チームシェルパはこれ。 チームシェルパ 旅人は泊まることができる小屋や五右衛門風呂もあります。 旅人小屋 五右衛門風呂 斉藤さんちに来たのは1年半ぶりくらいかな?そんときは斉藤がいなくて、コーヒーを飲みながら京子さんと話して、たぶん乗鞍あたりに向かったはず。 goo.gl アウトドアの世界では有名な作家さ…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 先日からテレビの民放各局で、アニメ『スーパーカブ』の放送が始まりました。 supercub-anime.com 画像は公式HPより あらすじ「朝目を覚ましそそくさと朝食を済ませ、お弁当を用意し家を出る。親はいない、お金もない、趣味もない、友達と呼べる人も将来の目標もない、「ないないづくし」の女子高生「小熊」。そんな彼女がたまたま立ち寄った場所、「バイクショップ」。そこで出逢ったのは古びた1台のバイク、後に小熊の生活を一変させる「スーパーカブ」だった。」このあらすじを読んだだけでグッとくるね…。 スーパーカブという、名機なのに地味なこと…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 僕がブログ(当時はアメブロ)を書き始めた2016年。うちには大学生の南歩が下宿していました。南歩はアウトドア系旅作家?、シェルパ斉藤さんの次男。先代犬・小雪が繋いでくれた縁で、斉藤さんも卒業した日本福祉大学に合格した南歩がうちに下宿することに。アウトドアの世界では超有名な人の息子がうちに住むことになるなんて、人生って不思議で面白いもんだと思ったものです。 南歩は斉藤家の割(笑)には真っ当な職業を目指し、2021年の春に、晴れて理学療法士の国家試験に合格(現時点では予定)し、新宿のでっかい病院への就職も決まりました。ってことで、挨拶に来…
トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の瓦葺き師・竹内です。 2トンダンプで八ヶ岳の麓まで日帰りしました。往復で540キロくらい。 中央高速を挟んだ山々は紅葉真っ只中。『運転に集中』という看板が目に入りますが、それでも景色を観てしまいます。 12時半くらいに到着したのはここ。いつものシェルパ斉藤さんち。 何回来たのかわからないくらい来ていますが、今回は留守中にも関わらず、僕の予定がパンパンなので、無理矢理お届け物に。 とりあえず黒ラブのセンポに挨拶。 猫のポノとハチも。 お届け物を降ろして、外のテーブルに行くと、そこにありました。 京子さんからの封筒です。中身はお駄賃の『2021年のお月さま手ぬ…
シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記 「シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記」掲載している山小屋 「シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記」Amazonでの購入はこちら 「シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記」楽天市場での購入はこちら シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記 インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は、斉藤政喜氏が文・写真、神田めぐみ氏がイラストを担当した雰囲気まで伝わる立体的な間取りイラストをオールカラーで完全収録した一冊「シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記」を2024年7月17日に発売した。 「シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記」は、全国の山小屋の中から、著者…
ぶらり世界裁判放浪記 原口 侑子幻冬舎 ぶらり世界裁判放浪記作者:原口 侑子幻冬舎Amazon 四大法律事務所に勤務していた弁護士は、ある日、バックパックひとつで世界放浪の旅に。アフリカから小さな島国まで世界131カ国を放浪し、裁判をひたすら見続けた。豊富な写真と端正な筆で綴る、唯一無二の紀行集。 詳細を読む 読書メーターブクログ 未来のソフィーたちへ:「生きること」の哲学 ヨースタイン・ゴルデルNHK出版 未来のソフィーたちへ: 「生きること」の哲学作者:ヨースタイン・ゴルデルNHK出版Amazon 世界的ベストセラーの哲学小説『ソフィーの世界』の作者が、いまこの惑星に生きるすべての人にスト…
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 (8/5~8/11 全86冊) *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 8/18・8/25 号 2 冊音楽雑誌と政治の季節 戦後日本の言論とサブカルチャーの形成過程 山崎隆広 青弓社 3,960異様!テレビの自衛隊迎合 元テレビマンの覚書 加藤久晴 新日本出版社 1,980 ◆女性自身「今週のあなたを開く本」: 8/20・8/2…