このキーワードは海軍制服としての解説です。
海軍水兵、水夫の制服。
イギリス海軍(Royal Navy、王立海軍)が1628年に使い始め、正式採用は1840年ごろと言われている。現在に近いデザインものがイギリス海軍に採用されるのが1857年である。以後世界中で採用されている。日本においては日本海軍が1872年に採用した*1。戦後の海上自衛隊(JMSDF)でも採用されている*2。ロシア海軍の例を除いて、基本的に下級船員の制服で、重要ポストの人は別の制服である。セーラー服のセーラーとはSailorで船乗りを意味する*3。
現在のデザインは1846年9月2日、母のヴィクトリア女王(ハノーヴァー王朝第6代君主)のヨットに乗った当時のイギリス皇太子エドワード7世が着た服が元となっている*4。海に落ちた場合、簡単に脱げるよう工夫されていると言われている。
海に落ちた時などを考えて、水を吸いにくく、体温を奪いにくいものが使われている。
帽子はセーラー帽と呼ぶ。最大の特徴としてつばがない。