お寺にいると、数々の「善い」ことのような「呪い」がたくさんある。あまりにも美しく爽やかに、時に威厳をもってあちこちに点在するので、そこで暮らしていると、いとも簡単に呪いにかかってしまう。少なくとも私はそうだった。 呪いにかかるというより飛び込んでしまうという方が合っているかもしれない。 Dive into the NOROI. (別に英語にしなくてもいいんだけど、あまりの暑さにちょっと湿気を取りたいと思って…。すいません。) その呪いの一つが「私たちはお仏飯(ぶっぱん)で暮らしている」というものだ。 お寺に住めるということは、お檀家さんあってのこと。私たちはお布施で暮らしている。法事の時などに…