先月「能動的サイバー防御」関連法案が成立し、昨年成立し先月施行された「重要経済安保情報保護活用法(セキュリティ・クリアランス制度)」もあって、徐々にサイバー空間での安全保障についての法制が整ってきた。まだまだやるべきことは多いのだが、政府の体制面でもこの7月に噂されてきた改革が実施される。これも上記法律に定められている内容だ。 国家サイバー統括室が7月にも発足 防御法成立 政府は相次ぐ攻撃に体制整備急ぐ - ITmedia NEWS これまでの内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)を発展的に改組して国家サイバー統括室とし、事務次官級の内閣サイバー官を置くことになる。NISCのセンター長は…