さて、哲学と呼ばれるものにあまり接することがなかったのはなぜだろうか。 そうしたものを読むべきだ、という雰囲気がまず周りにまったくなかったこともあるだろう。 哲学を読んでいる、というひととは、いままでの人生で一人も会ったことがない。 これが普通のことなのか、あるいはそうしたことを人は人にいわないものなのか。 同じく、日常生活で絵を描いています、というひととも(こちらから例えば工房や教室にアプローチしない限り)ほとんど会ったことがない。一緒に美術館でも行きますか、という関係は全くない。 (もちろん版画工房の仲間と行くことはありましたが) 先般行った16キャラクターでは、私の「仲介者」という性質は…