作家の五木寛之氏のライ麦の根の話には驚きました。このライ麦の根から本当のことが起こっているのだと思いました。ここから真実の根が伸びているのだと。だが、今まで わたしは 地上の「花」しか見ていなかった。そんな気になります。すこし長くなりますが、五木寛之氏のこのライ麦の根の話をそのまま掲載いたします。 *「五木寛之 語りおろし全集」の第9巻CDの五木寛之氏の話より「いろは」が再構成しました。----------------------------------------- ある本で読んだ例なんですが、非常に印象深く残っているエピソードがあります。それはアメリカのアイオワ州立大学のビットマー という…