★★★☆☆ あらすじ 戦争の英雄としてソ連の国家保安省(MGB)のエリート将校だった男は、ある事件がきっかけで左遷されてしまい、以前から気になっていた幼児連続殺人事件を本格的に調べ始める。137分。 感想 冒頭でいきなりソ連とウクライナの暗い歴史に言及するので、タイムリー過ぎて軽く動揺する。ただその後は触れられなくなるのであまり本編とは関係ないのかなと油断していたら、最後につながってきた。戦争は終戦となれば終わりなのではなく、その後も人々に影響を及ぼしつづけるものなのだなとつくづく思う。それは体験者だけでなくその子供にも引き継がれてしまう事もあり、そう考えると戦争がまったくの過去の出来事と言え…