1905年のドレスデンに端を発する、 ドイツ文化圏での、前衛芸術運動。
表現主義は、ぬるま湯的な印象主義に対抗し、 作り手の感情を直接作品叩き付けようとした。
関連のありそうな項目 ダダイズム 前衛芸術 ナチス
この項目は不正確です、補足していただけますと幸いです。
YouTubeのLINE動画を観てると、1人の👩声優が何人もの老若男女を演じ分けるコト多い 変幻自在の女声のうち、一体どれだけ 心に響く音を届ける匠の技 活動弁士の沢登翠さん - YouTube 活弁映画『瞼の母』弁士澤登翠 - YouTube 無声映画の活弁になれるだろー(・・? 澤登翠女史と聞けば
たぶん分離派は、角の建築である。 分光と鏡像である見開きは、平面にも施された。 参考 「分離派建築会」 田路貴浩 編
今週のお題「自分にご褒美」。と言うことで、ここ2ヶ月英語の勉強を頑張っている僕は、己のご褒美に映画『ばるぼら』を観に行った。このブログでその感想を綴ろうと思う。 この映画は手塚治虫の漫画を原作にしており、その息子が監督をしている。そして何と言っても、『恋する惑星』などで知られるウォン・カーウェイ監督とコンビを組んでいた、クリストファー・ドイルが撮影監督を担当しているのだ。
投稿日:2023.09.29 どーも、MOMOです。ゴッホピカチュウのカードが話題になっているので、ちょっとだけまとめてみました。 ゴッホとは ゴッホピカチュウのカードとは メルカリ等で高額転売されているゴッホピカチュウのカード X(旧Twitter)でのゴッホピカチュウカードへの反応 ゴッホとは ゴッホという名前を聞いたことがない人はいないくらい有名な画家ですが、改めてゴッホを検索してみるとWikipediaには以下のように説明が書かれています。 フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(オランダ語: Vincent Willem van Gogh、1853年3月30日 - 1890年7月29…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヒンターラント」(2021)です。 映画は1920年、オーストリア・ハンガリー帝国将校として参戦そして敗北し、ソ連の捕虜としてシケた機帆船に乗って黒海からドナウ川を下ってウィーンに到着した元刑事ペーター(ムラサン・ムスル)は帰国する。国では赤色革命が進行中の有様で、目を覆う有様、妻のいるアパートに行くが妻は実家に戻ったと聞かされる。そんな中、一緒に帰国した戦友の元兵士が拷問されて惨殺される。心身共に疲れ果てたペーターだったが、かってのウィーン警察の同僚、いまでは偉くなっていたが、と共に猟奇殺人事件の捜査を始めるの…
田舎者の男が都会の女と恋に落ち、妻の殺害を企てる。 『サンライズ』は1927年の映画。監督F・W・ムルナウ。脚本はカール・メイヤー。主演はジョージ・オブライエンとジャネット・ゲイナー。 第一回アカデミー賞の芸術作品賞、主演女優賞、撮影賞を受賞。 ムルナウはドイツ表現主義の代表的映画監督。ただ現実を写実的に撮るのではなく、様々な特殊効果を使って人物の感情を語ろうとする。1927年にはすでにこういう演出が存在したのかと驚かされることうけあい。 『サンライズ』は『キートンの大列車追跡』と同じく、「行って帰ってくる」物語だ。アクション映画的な『キートンの大列車追跡』に対して、こちらはサスペンスでロマン…
日本初の本格トーキー映画。ご近所トラブルが幸せを生む? 昭和初期のほのぼのとしたホームコメディ。 製作:1931年 製作国:日本 日本公開:1931年 監督:五所平之助 出演:渡辺篤、田中絹代、伊達里子、横尾泥海男(でかお)、他 レイティング:一般(どの年齢の方でもご覧いただけます) ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆(ほんのチョイ役) 庭で鳴く猫 名前:なし 色柄:黒っぽいキジトラ?(モノクロのため推定) ◆技術革命 2023年夏、全米映画俳優組合と、米脚本家組合が同時にストライキを行い、トム・クルーズが新作のプロモーションで来日する予定が中止になったりと、波紋を呼びました。この記事の公開時点…
一条真也です。東京に来ています。11日の朝、TOHOシネマズ日比谷で映画「ドラキュラ/デメテル号最期の航海」を観ました。ユニバーサルのダーク・ユニバースの流れを汲むと思われるモンスター映画の最新作で、なかなか面白かったです。ドラキュラの造形にはちょっと驚きました。 ヤフー検索の「解説」には、こう書かれています。「ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』のエピソードを実写化したホラー。ルーマニアからロンドンへ向かう船の乗組員たちが、船内に出現した吸血鬼によって恐怖にさらされる。監督は『MORTAL モータル』などのアンドレ・ウーヴレダル。『サバイブ 極限死闘』などのコーリー・ホーキンズ、『ウ…
▼画餅に描かれているもの(ブログの枕短編) 今回は公演数が多くなりましたので、ブログの枕は短編にしています。さて、今年の中秋の名月は9月29日(金)ですが、過去のブログ記事でも触れたとおり、中国から「玉兎」伝説が日本に伝来し、月を意味する「望月」が「餅付き」を連想させることから、月では兎が薬草ではなく餅を付いているという伝説にアレンジされて一般に広まりました。そのためか日本人には月の表面の模様(玄武岩が黒く見えている部分)が餅を付いている兎の姿に見えてきますが(認知バイアス)、どうやら外国人にはカニの姿や女性の姿などに見えるそうなので、「眼に見えているもの」(知覚)と「脳に見えるもの」(認知)…
昨日『ドラキュラ/デメテル号最後の航海』を見て、またぞろヲタクの吸血鬼熱が再燃。 笑 今日はヲタクの長年に渡るドラキュラ・フリーク史を振り返り(^.^;、「ドラキュラ映画&ドラマ5選」をご紹介しましょう❗ ★『吸血鬼ドラキュラ』 (主演/クリストファー・リー) ヲタクが子どもの頃、ドラキュラ…と言ったらパッとクリストファー・リーの顔が浮かぶくらい、世間への浸透度が凄かった。 193センチの長身(一説には196センチとも)、英国軍人の父とイタリア名門貴族出身の母を持つ毛並みの良さと相まって、血塗られた貴族の末裔たるドラキュラ伯爵はまさに当たり役❗長身でもリーは、「大男、総身に知恵が回りかね…」と…
(Hinterland,2021) 第一次世界大戦でソ連の捕虜となって二年間抑留されたのち、戦友たちとともに復員した主人公ピーター・ペルクだったが、戦後のウィーンはすっかり様変わりしていた。皇帝は廃位され、帝国は崩壊。街では労働者たちがストを叫び、その足下では目から光の消えた傷痍軍人たちが物乞いをしている。ピーターもまた妻を失い、途方に暮れてしまう。そして帰国直後からピーターの戦友が次々と殺される事件が発生する。遺体はいずれも死後に猟奇的に装飾され、なにかのメッセージを伝えようとしているようだった。要するに『セブン』ですね。その暗号を解読すべく、元敏腕警部のヘクターが捜査現場に復する。要するに…
あいにくの雨だったけど、美術館なので、へっちゃら。涼しくて助かった。 大塚国際美術館を堪能しました。 とにかく、美術史上の重要絵画は全てある感じ。 ランダムに並べるのではなく、ちゃんと中世から現代まで年代順に、色々なテーマとかのグループごとに展示されてて、見応えある 受胎告知の部屋とか ヤン・ファン・エイクのヘントの祭壇画!! もう行けないだろうけど、現地まで見に行きたかったよ… 『アルノルフィーニ夫妻像』はわりと小さい。 サイズ感分かるの楽しい。 セガンティーニも良かった。結構大きい。 エゴン・シーレ ギュスターヴ・モロー。サロメもあった ↑今日はジョットー見てるのが、とても楽しかった。なん…
観客それぞれのホイットニーリテラシー…通称「ホテトシー」によって見方が180°変わる逆さ絵トリック! ~心なしかポスター写真も逆さ絵に見えてきたSP~ 2022年。ケイシー・レモンズ監督。ナオミ・アッキー、スタンリー・トゥッチ、アシュトン・サンダース。 エンダああああああああいっ…嫌あ!!!…いやああああ!いや!いやあーっ!エダッ…いやあー!! あーしんど。忌まわしき悪魔の祭典たる祇園祭も終わったんで、ようやっと安寧を取り戻しつつあるオレの日常in四条って感じ。7月15日は宵々山。四条近辺が軒並みホコ天となり、屋台露店が立ち並ぶため、必然的にバカが湧きやすいっていうか、だから祇園祭の中でもバ…
一条真也です。ここ数日で、ブログ「Pearl パール」、ブログ「ヒッチハイク」、ブログ「ヴァチカンのエクソシスト」、ブログ「オールドマン」で紹介したホラー映画を立て続けに観ましたが、『ホラーの哲学』ノエル・キャロル著、髙田敦史訳(フィルムアート社)という本を読みました。本書の原著は1990年に刊行されています。著者はアメリカの哲学者・美学者。1947年生まれ。ニューヨーク市立大学大学院卓越教授。元アメリカ美学会会長。著書多数。待望の邦訳である本書は、分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍する著者による、ホラーの哲学の初めての体系的著作です。 本書の帯 本書の…
ついにGhostのライブの日です! 今回は最前列を取るのがいろんな要因で難しかったのですが、ライブに行く前に近隣の公園のビアガーデンでドイツのGhostファンの友達とまったり過ごしたりと楽しかったです。 ライブの写真は多くなりそうなので二つに分けようかな。この記事はライブ開始前までで、ライブ内容のみのレポートは別にします。
DOOR III [DVD]田中美奈子Amazon 1988年に高橋伴明監督によりヒットした『DOOR』というスプラッター・ホラーがあり、続いて高橋監督は1991年にVシネ『DOOR II』を撮っているのだけれども(わたしはどちらも観ていないが)、なぜか5年後に特に内容的に引きずってはいないようなのにタイトルだけ引き継いで、この『DOOR III』が黒沢清監督によってVシネとしてつくられた。この時期、黒沢監督は1992年の『地獄の警備員』以来劇場映画は撮っていなくって、『勝手にしやがれ!!』シリーズなどVシネ中心の活動をされていた。 この作品の翌年1997年には黒沢監督は『CURE』を発表して…
時代劇が前衛だった-牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄 作者:古賀重樹 淡交社 Amazon 国立映画アーカイブや京都府立文化博物館の所蔵している画像資料多し。わかりやすい。 日本映画の青春記。それぞれに面白いけれど、一番興味深かったのは今まであまり知らなかった衣笠貞之助の項。 自分の中の衣笠監督は「地獄門」の監督であり、女形出身だけに山本富士子などの映画の女性の所作に秀でているというイメージ。 「狂った一頁」や「十字路」などの前衛的な初期作品をまだ観てなかったが、ドイツ表現主義を一杯吸い込んだこの頃こそ、海外でも評価されていたのだということにやっと周回遅れでたどり着く。「十字…