01 財閥解体を進めるため、持株会社方式の強化を通じて、巨大企業の分割や企業集団の再編を行った。 ✕「持株会社」を「解体・禁止」することを通じて財閥解体。なお、「持株会社」は日本版金融ビッグバンの進展にともなって、1997年に「解禁」された。この点は注意が必要。なお、以下、この日本経済の歩みは、各文に「戦後復興期」とか「高度経済成長期」とか時代設定を付けないが、それぞれの時期ごとのものとして判断してほしい。 02 持株会社を解体・禁止し、株式所有の分散化が図られたが、最終的に分割されたのは少数の大企業であった。 〇少数の大企業=「財閥」という連想ができれば、正しいと判斷できるが・・・そうでなけ…