「ドーダの近代史」鹿島茂 著2007年6月30日 第1刷発行朝日新聞社 松岡正剛さんと佐藤優さんの「読む力」の中で通俗本だけど、面白いとして挙げられていた一冊。 megureca.hatenablog.com 松岡さん曰く、”幕末の尊皇攘夷から征韓論を経て、西南の役にいたった「説明しにくい事態」の原因を、いままでにない視点から追求するというかなり面白い通俗本です。水戸学や西郷隆盛、中江兆民、頭山満らが、「ドーダ、まいったか」という風にいつのまにか自分を取り巻く状況や思考に自己満足する論理にはまり、しだいに超然として言ったのだと叙述されていく 。”と。 2007年の単行本だが、もともとは、「一冊…