作家・評論家。
神戸生まれのユダヤ人と称するイザヤ・ベンダサンの著書、『日本人とユダヤ人』の翻訳者として衝撃的にあるいは華々しく世に登場した。
しかし「日本人とユダヤ人」の著者は山本七平本人であった事が後に明らかになる。
(詳しくは「日本人とユダヤ人」のキーワード説明を参照)
その後、多くの日本人に「日本人」「日本教」について鋭く問題提起を行ったり、
砲兵少尉としてフィリピン戦に従軍した経験を基に書かれた「一下級将校の見た帝国陸軍」「ある異常体験者の偏見」等で日本人組織論を取り上げている。
平成3年12月10日午前8時30分、膵臓癌により東京・千代田区四番町の自宅で死去。