2025年明けて2日、新宿バルト9でニック・カサヴェテス監督『神は銃弾』を観てきました。 「暴力の詩人」と呼ばれる(そしておそらく女性作家であると言われている)ボストン・テラン小説の映画化ですが・・・「このミス」原作とかどうでもいいくらい換骨奪胎された禍々しく重いアクションスリラー快作でした。これに比べると『ファーナス/訣別の朝』がアットホームなファミリー映画に思えます(大好きな作品ですよ)。 『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター役で、なんともいけ好かない貴族剣士が没落して人間的に深みと味わいのある戦士に変遷していく素晴らしい演技をしていたニコライ・コスター=ワルドーが主役です…