The Happening
朝8時33分。異変はマンハッタンのセントラル・パークで始まった。やがて東海岸を中心に、大量の人々が自殺し始める。高校の生物の教師エリオットは、妻と同僚らと共に脱出を図るが。 シャマラン初のR指定となったゴア描写も話題となったパニック・スリラー/ホラー映画。
*1:Rated R for violent and disturbing images.
──その頃、女子たちが宿題に勤しんでいた裏側で。 理事長室は、あまりにも暑かった。 【理事長室:エアコン設定28℃(高め)】 静かな室内。 だが、空気はねっとりとまとわりつくような暑さ。 理事長── 椅子に深くもたれかかり、両足を机に乗せ、 片手には白地のうちわ。 服装はまさかの、 ブラトップキャミにハーフパンツ。 理事長「……あ〜〜……暑いわ…… 誰もいない夏休みって、こんなに……暇なのね……」 (ぱたぱた、ぱたぱた) ※注:理事長は暇ではない。 やるべき書類仕事は机の左に未開封のまま積まれている。 【思い出しニヤニヤ】 理事長「……あの子たち……今ごろ、宿題で苦しんでる頃かしら……ふふっ」…
──翌日。 宿題を前に、ふたたび談話室に集うせいらとひばり(アホ組)。 【ひばり、ひらめく】 ひばり「ウチらだけじゃ限界あるッス……なら、増やせばいいッスよ!」 せいら「“三人寄れば文殊の知恵”ってやつね! よし、りりあを召喚するわよ!」 ビデオ通話、即発信。 【りりあ、画面に現る】 りりあ「ぴろりろり〜ん♪ 召喚されましたぁ〜♡」 せいら「りりあ、宿題の進捗どんな感じ? 同士よね、きっと」 ひばり「ウチらと一緒に沈んでる仲間だと信じてるッス……!」 りりあ「ん〜〜?ここはぁ〜、これをこうやってやればちゃんと解けるんだよぉ〜」 ノートに書き出す。 解説が、めっちゃ的確。 【アホ組、凍る】 せい…
──海旅行から帰ったその日。 一同、昼過ぎに寮へ帰着。 りりあはそのまま帰宅し、残るメンバーは、ぐったりと布団と同化していた。 ──そして、数日後。 【談話室】 まだまだ夏休みは序盤。 しかし、現実はもう目の前にあった。 夏休みの宿題。 談話室のテーブルには、ノート、プリント、ドリル、そして── アホ組(せいら&ひばり)の奮闘があった。 せいら「うっわ……これ1ページ解くのに何分かかるのよ……!」 ひばり「そもそもウチら、致命的に数学に向いてないッス……!」 2人とも、アホではあるが律儀に計画通り進めようとしていた。 決してサボらない、誠実なアホ。 【優等生組】 その頃、同じ寮の部屋では── …
──翌朝。 チェックアウトの前に、一行は朝食会場へ向かっていた。 【理事長の気まぐれ】 玲音「……本来ならば、朝食はお部屋に運ばれてくるのですが」 理事長「でも、こっちの方が楽しそうでしょう?」 → それだけの理由でコース朝食→ビュッフェ形式へ強制変更。 一同「理事長、自由すぎ……」 【ビュッフェ会場にて】 ズラリと並ぶ、名前も読めない料理の数々。 ・光沢のあるソースに包まれた何か ・ふわふわのパン(だが種類不明) ・ごはん、だけはわかる ・みたことのない卵料理 玲音「……ブッフ・サレ・リ・ド・ヴォ……? 牛肉っぽいことだけは分かりますが……」 ひばり「どれもこれも、名前わからんッスけど…… …
──枕投げ戦争が終わり、布団にもぐりこんだ少女たち。 湯冷めもせず、眠気もまだ来ない── いまこそ、女子会トークの時間。 【トーク開始】 ひばり「いや〜〜〜、こういうの憧れてたッスよね〜〜! 修学旅行っぽい夜トーク!」 せいら「恋バナとか、やっちゃうわけ〜〜?」 りりあ「ドキドキするのぉ〜〜〜♡」 玲音「“女子トーク”……あこがれていました……!」 みう「じゃあじゃあ、最初の質問ですぅ〜〜〜 初恋、いつでしたか?」 【初恋トーク】 せいら「幼稚園のとき、イケメンの園児がいて……!」 ひばり「ウチ、小学校でバトル鉛筆くれた男子ッスね〜。 完全に惚れたッス」 りりあ「わたし、ケーキ屋さんのおにーさ…
ャットニップ1号、緊急事態!しおれた原因と解決策を徹底解説 【この記事はどんな人におすすめ?】 ・キャットニップを種から育てている人・植物栽培初心者で失敗やトラブルに不安がある人・キャットニップの発芽や成長の様子をリアルに知りたい人 1. キャットニップ1号、突然のしおれ事件 2. 発芽ゼロかと思いきや…!?2つ目の芽が登場 3. 現在の成長の様子とちょっとした不安 4. 栽培を通して感じたこと まとめ 関連記事はこちら SNSリンク このブログでは、信頼できるパートナーと提携し、おすすめのアイテムをご紹介しています。リンクを通じて購入すると、運営のサポートになります。いつも応援ありがとうござ…
──旅館の夜。 布団は敷かれ、浴衣姿の乙女たちが揃ったその瞬間。 誰が言い出したか、もう覚えていない。 「枕投げだ」 それが、戦(いくさ)の始まりだった。 【開戦】 せいら「いくわよぉぉぉっ!!」 ぽふっ!勢いのわりに威力ゼロ みう「ひゃあ〜〜っ!くすぐったいですぅ〜〜っ♪」 座布団でガード ひばり「くらえッス!!ギャルの魂こめた一撃ッ!!」 枕が直撃、せいら撃沈 りりあ「まくらまくら〜〜〜!!」 なぜか布団ごと担いで突進。それはもはや武器ではない。 【玲音、覚醒】 玲音「ならば、私も……」 構えが異常に本格的。 ・投げのフォームはトルネード投法 ・回避は剣道のフットワーク ・命中精度は軍用ド…
──湯気も落ち着き、泡も引いて── みんな、浴場の縁に座ってぽへ〜っとしていた。 【湯上がり談義】 みう「おふろ……しあわせぇ〜〜〜〜♪」 玲音「芯まで温まりました……これぞ旅館の贅沢ですね」 ひばり「ふぃ〜……もう溶けそうッス〜……」 りりあ「おゆになっちゃいそうなのぉ〜〜〜」 ──そのとき、自然と視線がひとりに集まる。 理事長。 【ささやき始める“研究会”】 せいら「ねぇ……理事長って、何歳なの……?」 ひばり「そっスよね……健康体ギャルのウチより、なんか……ピチピチしてるッス……」 みう「はだ、ツヤツヤですぅ〜〜〜」 玲音「……お胸も、あれは……自然のものなのでしょうか……」 せいら(小…
──旅館の夜。 一同、大浴場へ向かう。 【道中】 廊下を歩きながら── 全員、すっかり普段のテンションに戻っていた。 ひばり「ちょ、なんスかこのシャンデリア……昭和の金持ちの遺産ッスか?」 りりあ「おトイレも、なんか……ひろすぎて落ちつかないのぉ〜」 せいら「天井、たっか……え、何メートル……?」 みう「床が、ふわふわしてて……たぶん、高級なやつですぅ〜〜〜」 玲音「……これは文化財レベルの調度品では……?あっ、触らないでください、りりあさん!」 【脱衣場】 ──そして、いよいよ脱ぐ時。 りりあ「ぬぎぬぎ〜〜♪」 ひばり「スポーーーン!」 みう「うふふ〜、すっぽんぽんですぅ〜〜〜♪」 → ため…
──豪華すぎる旅館。 そして、逃げられない“現実”。 6人の少女たちは、 申し訳なさで涙目になりながら、チェックインカウンターの前に立っていた。 【チェックイン】 スタッフ「お名前を……」 せいら「あっ、えっと、あたしたち……あの……予約とかじゃなくてっ……!」 ひばり「えっと……理事長が……いや、あの……!」 スタッフ「お連れ様でいらっしゃいますね。お部屋、すでに整っております」 一同「…………はいぃぃぃ……」 (全身で“場違い”という言葉を受け止めながら、首を垂れる6人) スタッフ「では、お荷物をお預かりいたします」 玲音「……リュックだけなので……ありません(半泣き)」 【そして、大部屋…