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フォクトレンダー

(アート)
ふぉくとれんだー

Voigtländer
一般的にはコシナが販売しているカメラ及びレンズのブランド名。
カメラメーカーとしては既に撤退済みであるものの、世界的に屈指の老舗光学メーカーである「フォクトレンダー」のブランド使用権をコシナが借り受けている。
ライカマウント互換のカメラ、レンズ及びアクセサリー、M42マウント一眼レフ、各種カメラマウント交換レンズを販売。コシナブランドで販売していた低価格カメラシステムとは一線を画する高級、高性能カメラシステムとして人気がある。

フォクトレンダーの歴史

1756年 ウィーンで起業。1800年代から眼鏡や測定機器等を製作。
1807年 フォクトレンダーの独占商品となるオペラグラスを開発。
1841年 カメラ製品第1号「肖像撮影用新ダゲレオタイプ装置」販売。
1852年 本拠地をウィーンからドイツ・ブラウンシュヴァイクへ移転。
1925年 化学工業会社の大手シェリング社が株主として参入。経営の活性化。
1929年 スプリングカメラ・ベッサ登場。スプリングカメラ・ペルケオ、二眼レフ・スパーブ、35ミリカメラ・ビトー等を販売。
1950年 プロミネント、ビテッサ等を販売。一眼レフ・ベッサマチック、ウルトラマチック発売。
1956年 シェリング社がカールツァイス財団に株式譲渡。カールツァイス財団のグループ企業に。
1965年 ツァイス・イコン・フォクトレンダー販売会社設立。
1969年 フォクトレンダー、ツァイス・イコン社に吸収合併。
1971年 ツァイス・イコン、カメラ事業撤退。フォクトレンダーの商標と生産設備をフランケ&ハイデッケ社(ローライ)に譲渡。
1974年 フランケ&ハイデッケ社(ローライ)からフォクトレンダーVSLシリーズ、VF101、VF135などを販売。
1981年 フランケ&ハイデッケ社倒産。フォクトレンダーの商標権がドイツの流通業者プルスフォト社に移転。
1999年 株式会社コシナ、プルスフォト社から「フォクトレンダー」ブランド使用権の契約を締結。
コシナ・フォクトレンダーブランド1号カメラ、BESSA-L発売。同時にライカLマウントレンズ2本発売。
2000年 ライカLマウント互換レンジファインダーカメラ、BESSA-R発売。
2001年 ライカMマウント互換レンジファインダーカメラ、BESSA-T発売。
BESSA-RをライカMマウント互換とした、BESSA-R2発売。BESSA-R2S、BESSA-R2C販売。
2003年 M42マウント互換カメラ、Bessaflex TM販売。
2004年 7月エプソンR-D1発売。ブランド使用権にデジタルカメラの記載が無かった為、エプソンブランドでの発売となった。
ライカMマウント互換の絞り優先AEカメラ、BESSA-R2A,R3A発売。
2006年 スコパー25mm F4、カラーへリアー75mm F2.5 SL、BESSA-Tの製造を中止。
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